透明な道標 Final
それは…ある日突然の通達だった…
『枢木スザクを皇帝直属の騎士、ナイトオブラウンズに任命する。』
既にルルーシュの騎士となっていたスザクに対して来た…皇帝からの勅命だった。
誰もが驚いた。
いくら皇帝でも既に使えるべき主の決まっている騎士をその主の騎士を解任して…解り易く云うと横取りすると云う事など…
ただ…ブリタニアはその地位、身分、能力全ての力が上の者に下の者は逆らうことが出来ない。
アリエス宮の中は騒然となったし、ルルーシュに近しい異母兄姉妹達も驚きを隠せずにいた。
ルルーシュはその勅命に…愕然として言葉も出ない様子だった。
確かに…スザクの働きは目覚ましいものがあった。
ルルーシュと組んでの任務は…それこそ、失敗した事がない。
でも、それは、ルルーシュがいたからこそ…これは、ルルーシュ以外の誰もが認めているところだ。
「お父様…一体何をお考えに…」
いきなりの勅命にルルーシュを異母姉と独占したがっていたナナリーもその一言が口を吐いた。
あれ程、ルルーシュとスザクが仲良くしているところを見るたびにスザクに対して容赦のない嫌味をぶちまけていたユーフェミアもこの勅命には思うところがあるようだ。
「ちょっと…一人に…してくれ…」
ルルーシュの口から出て来た一言がそれ…
スザクも呆然としている状態で…
ルルーシュがこんな状態でふらふらとしていたら、何が起きるか解ったものではない。
「待って…ルルーシュ!」
部屋をふらふらと出て行こうとするルルーシュの後をスザクが慌てて追いかけるが…
「一人にしてくれ…」
その一言を置いて、パタンと扉が閉まってしまった。
相当、精神的ダメージが大きいもよう…
と云うか、いきなりの父親のこの嫌がらせに近い様なナイトオブラウンズの任命…
恐らく、スザクの祖国の日本なら大喜びしそうだ。
これまで、様々な形でルルーシュの力になっていた日本が…今はルルーシュの見方ではないと云うこと…
ルルーシュの中での理解はそれだ。
実際問題、第11皇子の騎士よりも、皇帝の騎士の方が色々とメリットが多いに決まっている。
自分のお気に入りの…アリエス宮の中庭の…大きな木の下…木の幹に背中を預けて座り込んだ。
いきなりの父である皇帝からの勅命…
確かに、母の身分が低いし、皇帝にとっても貴族にとっても足るに足りない皇子であることは解っているけれど…
それでも、既に主の決まっている騎士を突然、皇帝の騎士に…などと云う勅命は前代未聞だ。
そんな、一気に高い地位に就いたりしたら…スザクは…
「僕になんて…構ってくれなくなる…」
スザクはルルーシュが見つけた…ルルーシュだけの騎士…
ルルーシュの中ではそんな風に思っていたのに…
でも…そんな自分の中の思いを簡単にぶち壊して、覆せる力のある者がいる事を…改めて思い知った。
ルルーシュは…スザクの主で、スザクの恋人…
でも…ラウンズになったら…スザクは皇帝の命令には絶対従わなくてはいけないし、スザクだって、ルルーシュに構っている時間などきっとなくなってしまう…。
きっとアリエス宮からも…
今回のことは…
流石のマリアンヌも驚いていた。
「陛下!これは何のお戯れです?」
こう云う時に、アポなしで皇帝の私室に乗り込み、その皇帝に掴みかからんばかりに詰め寄ることが出来るのは…
ブリタニア皇帝の后がたくさんいると云っても、マリアンヌくらいだ。
さっき、皇帝の騎士での中の最高位であるナイトオブワン、ビスマルク=ヴァルトシュタインを蹴散らして来たところだ。
物凄い形相に…流石のブリタニア皇帝、シャルル=ジ=ブリタニアも一歩引いてしまう。
しかし、すぐに皇帝の威厳を取り戻す。
「突然儂の部屋に乗り込んで来て怒鳴りつけられるのは…お前くらいだな…マリアンヌ…」
「誤魔化さないで下さい!どこの世界に自分の息子の騎士を横取りする皇帝がいると云うのです!」
今回のことはマリアンヌとしても、流石にただの戯れ…として笑って見過ごす…と云うわけにもいかない。
自分の息子が、決して云わない我儘を云って選んだ騎士を…皇帝がその権力を持って取り上げようとしているのだ。
「ここにおる…」
しれっと答える皇帝の顔面に対してマリアンヌが鉄拳を加える。
恐らく、これも…マリアンヌだから許されること…
流石に謁見の間に馬で乗り付けて来るだけの后である。
「ふざけるのもいい加減にして下さいね?陛下?」
どう見ても黒い笑顔にしか見えない顔を皇帝に向けるマリアンヌ…
流石にこれ以上ふざけた事を云っていると命の危険を感じたらしい。
しかし…その理由も相当ふざけていることに違いないのだけれど…
「ルルーシュが…」
少しいじけた様にシャルルが口を開き始める。
「ルルーシュが?」
怒り心頭のマリアンヌがオウム返しに自分の息子の名前を口にする。
「ルルーシュが…あの日本人の小童とばかり…一緒にいるから…。最近では…ナナリーも儂のところに来てくれん…」
シャルルのその一言に…
マリアンヌのこめかみには思いっきり青筋が立っていて…そこからは『ピキキッ』と云う音が聞こえて来そうだ。
「陛下…そんな理由の為に…ルルーシュの騎士を?ラウンズに?」
引き攣った黒い笑顔に…
シャルルは『ひぃぃぃぃっっ』と云う表情を見せる。
「あ…あの小童をラウンズにすれば…ひょっとして、あの小童に会う為に…王宮に来てくれるかもしれないじゃないか…」
この皇帝…
顔は結構恐ろしげな顔をしているが…
結局、子供達が反抗期に入り始め、中々構ってくれなくなって…
その中でも、母親の身分を気にしているのか…中々会いに来てくれない最愛の息子に会う為に講じた、苦肉の策だったと云う…
単純にルルーシュに会いたいと云う…そんな理由の為にそんな策を講じたのだ。
マリアンヌが拳を握り締めてふるふると身体を震わせている。
古今東西、時代を動かすのは女と云うが…
恐らく、神聖ブリタニア帝国でもその、古人の言は通用するらしい…
「そんなに怒らないでよ…マリアンヌ…」
そこに割って入って来たのは…シャルルの兄で、様々な事情で王宮月の魔術師となり、子供の姿のままシャルルと同じ年数を生きている…V.V.だった。
子供の姿であっても、シャルルと同じ年数を生きている相手だし、現在のマリアンヌにそこまで気を使っていられるだけの余裕はない。
「V.V.!あんたは黙っていなさい!」
これが謁見の間であれば、確実に不敬罪で、シャルルが庇ったとしても罪を免れない態度だ。
これは、今ここに、この3人しかいないから出来る会話だ…
それに、シャルルやV.V.もマリアンヌが怒ると相当怖いことは解っている。
解っていて何故、こんな事をやらかしたのか…と、問われれば、恐らく、先ほどシャルルが口にした理由が出て来るだろう…。
「ちょっと待って…。シャルルがあんまり可哀そうだったから…。それに、僕も久しぶりにルルーシュと遊びたかったし…」
V.V.の言葉にマリアンヌは『どいつもこいつも…』と云う表情は隠せない。
二人とも、いい年こいた…ぶっちゃけおっさんだ。
「だからって…なんでスザクをシャルルの騎士に?これまで半分くらいしかラウンズなんて揃ったことないじゃない…。と云うか、シャルルがビスマルクに説得されて、集めていたのに…。なんで今更ラウンズを増やすのかと思ったら…」
「うん…ルルーシュがあの枢木スザクに御執心なのは知っていたからね…。僕はいいんだけど、シャルルが悔しがっちゃってさぁ…。可愛い娘をどこぞの男に取られた父親みたいな顔して泣いているんだもん…」
ある意味、間違っちゃいないが…
それでも…それってどうなんだろうと思わざるを得ない。
「とにかく!取り消して下さい!あの勅命!シャルル直々の勅命だと解っていて…逆らえる人間など…この帝国にいないことは良く御存じでしょう!そもそも、そんな下らないことで権力を使わないで下さい!そこらの腐った貴族じゃあるまいし!」
色々問題発言は盛りだくさんなのだけれど…
それでも、こうなってしまったマリアンヌの勢いを止められる者は恐らくいない。
「い…嫌だぁぁぁ!儂だってルルーシュと一緒に暮らしたい!ルルーシュと一緒にお茶したい!マリアンヌばっかりずるい!」
子供みたい…じゃなくて、完全に子供になってしまっているシャルルだが…
マリアンヌとしてもこんなのを自分の夫にしてしまった事を心から後悔したくなって来た。
「シャルル…今ルルーシュが…どれ程落ち込んでいるか…解っているのかしら?あなたからの勅命を知った時…ルルーシュは言葉も出ない程だったのよ?」
マリアンヌが自分が腹を痛めて産んだ子供よりも遥かに子ども精神な夫に対してため息を吐きながら話し始める。
どう考えても、今回の勅命はルルーシュに対してもスザクに対してもあまりに気の毒だ。
それに、こんなことがまかり通っていい筈もない。
そもそも、既に主の決まっている騎士…しかも何年にもわたって主に仕えている騎士を自分の権力を使って強引に横取りしようとしているのが皇帝ともなれば・・
貴族や皇族の一部は許してくれるかもしれないが…
それでも、そんなことが露呈すれば帝国臣民たちの皇帝に対する敬意を失うことになりかねない。
マリアンヌが『どうしたものかしら…』と云う表情を見せた時…突然、シャルルの部屋の扉がバンと云う大きな音を立てて開いた。
「た…大変で御座います!」
今度は何だ?と云う表情をマリアンヌが飛び込んで来たビスマルクに向ける。
そして、現在のこの部屋の状況を見て…個人的判断でマリアンヌに耳打ちする。
「あら…そうなの?」
ビスマルクからの報告を聞いたマリアンヌの第一声はそれだった…
マリアンヌがシャルルの私室に乗り込んでいた頃…
完全に脱力状態となったルルーシュが中庭の気に凭れかかってうつろな目で自分の座っている地面を見つめていた。
否、焦点が合っていないので見つめていると云うのは語弊があるだろうか…
ルルーシュは…この王宮の中で…権力の強い者のそれを…その身を持って知っていた。
ルルーシュには強い後見がない。
だから、自分自身が努力して、認められなくてはならなかった。
そんな時…スザクがルルーシュの騎士になって…
スザクはルルーシュの成功の為にたくさん、力を尽くしてくれた。
そのスザクが…ラウンズに…
普通なら喜んでやらなくてはいけない。
スザクがその力を認められて…皇帝に取りたてられたのだから…
それなのに…
スザクを手放すのが嫌で…
スザクのこんな大出世を喜んでやらなくてはいけないのに…喜んでやれない自分が情けなくて…
「スザク…御免…。僕は…君の…こんな、凄い出世を…喜んでやれない…心の狭い主だ…」
やっている皇帝の方が大人げないのだけれど…
それでも、ルルーシュは、スザクがどう云った経緯でブリタニアに渡ってきたかを知っている。
きっと、スザクの祖国である日本政府も…取るに足りない皇子の騎士よりも、皇帝の騎士となった方が…喜ぶに決まっている。
外交とは…そう云うもの…
自国の利益となる事を選択するのは当然で…
今回のことは既に日本にも打診が行っている筈だ…
きっと、日本政府は…スザクの今回の皇帝からの勅命を喜んでいるだろう。
対等外交…とは云って見ても、国力の差は歴然…
そして、日本側としては、ブリタニアの中枢に自国の人間が入り込むことは歓迎できることで…
ルルーシュの騎士に…と云う時には相当もめた様に見えるけれど…
それでも、今回は迷わず了承するに違いない。
ブリタニアの中枢に自国の人間がいる…
それだけで、外交面でのステータスが桁違いに上がるのだ。
ブリタニアは世界の1/3を支配する国…
僅かに抵抗する国々もいるが…
それでも、サクラダイトの世界最大の産出国である日本がより、ブリタニアとの結びつきが強くなれば、世界のパワーバランスが確実に変わってくる。
日本も、ブリタニアとの結びつきが強くなれば、外交をする上での有利は確実に得られることになる。
「僕は…スザクの為にも…喜んでやらなくちゃ…。そう…きっとスザクは…まじめで優しいから…僕がちゃんと解任しなければ…スザクが苦しむ…」
色々と考えている中で…
言葉に出して…自分を納得させようとするのだけれど…
それでも…
感情と云うのは本当に邪魔だと…ルルーシュはこの時本気で思う。
感情がなければ…こんなに悲しいと思うこともないのにと…
初めて…我儘を云って、スザクを自分の騎士にして…
スザクは自分の我儘を聞いてくれたのだ…
だから…今度は…ルルーシュが…スザクの為に…何かしなければならない…
理性ではそう云っているのだけれど…
心の奥底では、自分の本心の部分がずっと、そんなことは納得できない…と、ルルーシュに訴えている。
「ルルーシュ…お前…そんなこと考えてたの?」
頭の上から声をかけられた。
聞き慣れた…絶対に手放したくないと思っている…その相手の声…
「スザク…」
その声に顔を上げる。
するとスザクが、驚いた顔を見せる。
「なんて顔をしているんだ…。ったく…とりあえず鼻かんで、涙を拭け…」
そう云って、スザクはまだ、口の開いていないポケットティッシュをルルーシュに渡す。
手渡されたポケットティッシュを開いて、一枚引きぬいて、思いっきり鼻をかんで…その後もう一枚、取り出して、目元を拭いた。
流石にずっと泣いていただけあって、顔の赤みは消えないが…
「あ…えっと…スザク…その…えっと…」
なんとか…スザクを自分の騎士の任を解いてやろうと…
必死に言葉を探しているけれど…
でも、その言葉が見つかってもその言葉が口から出て来ない。
そんなルルーシュを見て、スザクが苦笑して、その後、ちょっと真剣な顔になる。
「何?ルルーシュは俺を解任するの?」
直球ストレートの言葉に…ルルーシュの口から言葉が出て来なくなる。
本当は…そうしなければならない…
ルルーシュの中ではそう思っているのに…
「……」
ルルーシュはまた…唇を噛んで、下を向いてしまう。
その後…暫くの間、静寂が支配する。
そして…どのくらい時間が経っただろうか…
二人とも、微動だにしない…
そして…先に口を開いたのはルルーシュだった。
スザクの顔を見る事も出来ず…
「枢木スザク…今…この時を持って…ルルーシュ=ヴィ=ブリタニアの騎士を…」
「そのセリフ…云うならちゃんと俺の目を見て云え!お前は俺の主だろうが!主が騎士に迷いを見せてどうする!」
スザクの叱責にルルーシュがビクッと身体を震わせる。
この時、二人はこれが皇帝の子供じみた我儘であることを知らないから真剣そのものだ。
ルルーシュのこの状態を見て…ルルーシュが今、どう思っているのか…スザクには良く解る。
知りたいと思わなくても解ってしまう…
ルルーシュが意を決したように、立ち上がり、スザクの真正面に立った。
「枢木スザク…今、この時を持って、ルルーシュ=ヴィ=ブリタニアの騎士を解任する…」
必死の強がり、精一杯の強がり…
これも…スザクの為…と云う、そんな思いでルルーシュが仮面を被った。
「待っていた…その言葉…」
スザクのその一言に…ルルーシュは目を見開く…
―――結局…スザクを望んでいたのは…僕だけだったのか…
そう思った時…スザクがルルーシュを肩に担ぎあげた。
「お…おい!スザク…」
「流石に騎士じゃ、自分が仕えている皇子様を攫うわけにいかないだろ?」
スザクのその言葉にルルーシュが驚いて言葉も出て来ない。
一体何を考えているのか解らないから…
「俺…これからルルーシュを攫う…。俺、ルルーシュ以外の人間の騎士になるつもりなかったし…。でも、ここにいたら、ルルーシュ以外の人間の騎士にならなくちゃいけないなら…攫うしかないだろ?」
あっけらかんと云い放つ…ルルーシュの元騎士…
ルルーシュの騎士章を外して、ルルーシュに尋ねる。
「これ…まだいる?」
「僕は…スザク以外の騎士なんて…」
「じゃ、捨てちゃおうか…」
そう云ったかと思うと、ぽいっと植え込みの中に放り投げてしまった。
「ユーフェミア殿下とコーネリア殿下からの餞別で、ランスロット貰っちゃった。あと、ナナリー殿下からマリアンヌ様のゴールドカード…。シュナイゼル殿下とクロヴィス殿下からはルルーシュのKMFだって…」
ルルーシュはこのイレギュラーに…ただ驚くしか出来ないけど…
でも…今は…
―――有難う…異母兄上、異母姉上、ユフィ、ナナリー…
ビスマルクからの報告を受けたマリアンヌからその情報はシャルルに向けられたが…
「何故だぁぁぁぁルルーシュゥゥそんなにパパが嫌いかぁぁぁぁ!」
と云う嘆きが、その日の王宮には響き渡っていたと云う…。
その後、シャルルが二人の捜索活動をしたのだけれど…
帝国内の有能な皇子、皇女があまりに非協力的…と云うこともあって、見つけることが叶わず…
でも、マリアンヌや今回の逃避行に手を貸した異母兄姉妹達は…ちゃんとルルーシュ達の居場所を知っていると云う…
そして、時々遊びに行っているらしいと云う…そんな噂をシャルルが聞いたのは…結構先の話であったと云う…
END
あとがきに代えて
ラスボスはシャルルにやって貰いました。
と云うか、ルルコン異母兄姉妹も、スザクのことで落ち込んでいるルルーシュに対してあまりに気の毒に思ったらしく、スザクと一緒に逃避行計画を立てた訳です。
勿論、今回のことをタテにスザクとしては二人きりの秘密にしておきたかったようですが、異母兄姉妹達に逃亡先を教える事となった訳です。
というか、彼らの強引な要求で彼らの用意した逃亡先に強制収容されることになりました。
ちょっとかわいそうだったのはシャルルですが…
でも、きっとシャルルパパは諦めません(笑)
このリクエストを下さったまりもこさま、有難う御座居ました。
中々楽しく書けました。
読んでの感想も楽しいと思っていただけるものであることを祈っております。
これにて、『Amethyst Eyes』Web Siteオープン1周年企画リクエストは全作品終了です。
明日から普段通り…と云っても、今年初になりそうですね…
『ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説』を掲載していきます。
リクエスト下さった皆様、本当に有難う御座居ました。
また、いずれ、どこかでリク企画やると思いますので…その時はまたよろしくお願い致します。
☆拍手のお返事
まりもこさま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
『透明な道標』
今日最終回でしたけれど…いかがでしたでしょうか?
最後はホントに…結構ベタな感じになっちゃったんですけど…
というか、あまりのルルーシュの落ち込みように、ルルーシュの異母兄姉妹たちが一致団結して、逃避行補助…
但し、ちゃんと自分たちの用意したところにいろよ?という条件付き…
スザクとしては、排除できたルルコンは実は、シャルルパパだけだったりします。
これからも前途多難な気がしますが…(笑)
ルルーシュがひたすら愛されていて…でも、ちゃんとスザルルな話はホントに書いていて楽しいです。
コーネリア…本編では、ホント、ユーフェミアのことばっかりになっていましたけれど…
でも、最終回のコーネリアのあの反応は…やっぱり、心のどこかでルルーシュとスザクのやろうとした事に気づいて…止めたかったんだと思います。
ユーフェミアの事を一番理解しているコーネリアは…ルルーシュがこんな事をしてもきっと、ユーフェミアは喜ばないと…そう思っていると信じたいから…
あそこで、ひたすらユーフェミアの敵…とか思っていたのだったら、コーネリアはユーフェミアを愛していると云いながら、ユーフェミアの本質を理解していない事になっちゃいますからね。
その辺りの描写…コーネリアの葛藤とか…もうちょっとあればよかったのに…と最近よく思います。
リクエスト、有難う御座居ました。
『皇子とレジスタンス』
また、和泉は自分で自分のハードルを上げて、自分で自分の首を絞めています。
これからどうして行きましょうかね…
まぁ、それでもフラグ立てていますし、書いているので、何とか頑張りたいと思いますが…
それに、やっぱり、騎士二人には頑張ってほしいと思いますし…
環境がそうさせてしまっているとはいえ…ちょっとこの話はルルーシュの子供らしさがまったく見えない状態ですからね…
結構痛々しいルルーシュなもので…少しは子供らしく笑える話を書かなくては…とは思っているんですけどね。
『幼馴染シリーズ』
シュナ兄…ルルーシュの事を想っている限り、ジノを許さないでしょう。
本編では執着のないキャラとなっていたのですけれど…帝王学で押さえつけていても、誰にだって本心と云うものがあります。
いくら、繕っていたって、自分の欲しいものはあるんです。
この話のシュナ兄はそれを粘り強く待っていて、陰からルルーシュを見守り、支えていると云う形になっていましたけれど…
シュナ兄もちゃんと土俵の上に経って貰わないといけませんからね。
あと、シュナ兄、スザクの事も当然のように許していません。
だから、色々と妨害工作をすると思います。
この先も色々トラブルの予感なので…
楽しみにして頂ければ幸いです。
後、最近、ホントにコメント来ないんで、多少長いくらいの方が嬉しいです。
お気になさらず、思った事を書いて下さいね。
1ページ当たり10,000文字書けますんで…
色々なコメント、楽しみにしております。
拍手のみの皆さんもありがとうございます。
とっても励みになります。
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こちらは、拍手ページと違って、10ページも読まなくちゃいけないなどと云う、無体な事はありませんので(爆)
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