ひなたぼっこ
年若いながら…
政略、戦略については、母君であるマリアンヌ皇妃のお陰もあるのか…
非常に優秀な結果を残している。
本当は遊びたい盛りだ。
普通の17歳の少年なら…
両親の存在が鬱陶しくなり、
その言葉はしっかりシカトをぶっこく様な…
そんなお年頃だ。
しかし…
生まれた場所の環境でここまで非凡な少年時代を送っている。
救いは…
ルルーシュ皇子が自ら選び、滅多に云わない我儘を云って任命した…
枢木スザク卿の存在だろう。
ルルーシュ皇子は、母君であるマリアンヌ皇妃の方針で、時々、お付きの者を付けているけれど…
城下町を歩かせて、庶民の生活と云うものに触れさせている。
そんな中で出会ったのが枢木卿だった。
その頃の枢木卿はブリタニアに留学に来ていた学生だった。
そして、日本国首相の嫡男で、日本の権威をになっている皇家と所縁が深い家柄だと云う。
そんな相手に対してルルーシュ皇子は我儘を云ったのだ。
それは…
日本にとって様々な波紋を呼ぶこととなったが…
それでも、その時のルルーシュ皇子を見て、枢木卿は自分からルルーシュ皇子の騎士になると云う決意表明をした。
今にして思えば、
―――相当強引な事をしている…
と、誰もが認めるところだろう。
当時だっていろいろ問題になったし、ルルーシュ自身、日本人の組織に誘拐された事だってある。
ルルーシュ皇子自身の環境も…
相当複雑な状況と云えるのだけれど。
それは、まぁ、お互い様…と云うことなのだ。
そして、現在…
この二人が組んだ作戦に関しては、全勝していると云う快挙が続いている。
そんなだから、異母兄君であるシュナイゼル皇子もまだ、年若いルルーシュ皇子にそこまでの無理を強いることを望んでいるわけではないけれど…
それでも、前線ではルルーシュ皇子と枢木卿の力を求められる事も多くなっている。
それは、実力を発揮した者の定め…
生きるためには仕方ないとは云え…
本当はこんな子供達を戦場や政争の場に立たせるなどしたくないと思う大人もいる。
数は少なくとも…
一人一人のその思いはとても強いものだ。
マリアンヌ皇妃が自分の立場を自覚していたし…
ルルーシュ皇子も、本人が望むと望まざると…
そのことを思い知らされて来ていた。
だから、ルルーシュ皇子は他の皇子や皇女と比べ
『我儘を云わない皇子』
と評されていた。
だからこそ…
枢木卿の件では一つ間違えれば…
ブリタニアと日本の外交関係にも影響しかねない問題になるかもしれない…
そんな事実があったにもかかわらず
『僕の騎士は…彼だけだ!』
そう云って引かなかった。
流石にブリタニアの皇族であるとは云え…
両国間の外交に関わる者たちは非常に困っただろう。
それでも、ルルーシュ皇子に好意を抱いている優秀な異母兄姉達の尽力もあり、彼の望みは叶えられた。
枢木卿も…
ルルーシュ皇子と離れたくないと云い張り、普段は枢木卿をおもちゃにしていて…
少々、苛めの入っていそうな従妹、皇神楽耶姫にも尽力をして貰ったのだ。
こうして…二人の我儘が叶えられた。
その時、彼らの尽力をした者たちは…
彼らがこれほどまで優秀なコンビであるとは…
その時にはある一部の人間を除いては誰も気づかなかった…
そんな状態だから、ルルーシュ皇子たちは忙しい日々を送ることになるのだけれど…
しかし、彼らだって人間…
と云うか、ルルーシュ皇子に関しては完全に人並みの体力があるとは云えない。
恐らく、人並み外れた頭脳に全ての才能を持って行かれてしまったのかもしれないと思えるほど…
その分、枢木卿が体力バカを発揮しているのだが…
それ故に二人がコンビを組んだ時には信じられない力を発揮している…
表向きの彼らだけを見ている者たちはそう考えていた。
しかし
確かにその部分は否定はしないが…
彼らのコンビがこれほど優秀に働くのにはもっと違う部分にある。
それを履き違えて、二人をばらばらの部隊に配属させて戦場に立たせたある貴族出身の指揮官がいた。
その時彼らは…
考えているような結果を出さなかった。
と云うか、出せなかった。
それをルルーシュ皇子や枢木卿を責めた将軍もいたが…
それは、勝手な思い込みで二人を別々の部隊に配属させた方が悪い。
見る目がある者たちは誰もが思った。
機械とは違うのだ。
二人コンビを組めば、2倍以上の力を発揮するかもしれない。
しかし、バラバラにしてしまったら…
確実に一人前の力を発揮する事も出来ない事もある。
それは、二人の少年達が誰とも変わらない『人間』であると云う証明だった。
それを理解できなかった者は…
その時から何年も経っていると云うのに…
今でもくどくどとその事を論う。
ルルーシュ皇子自身、それについては
『僕がちゃんと力を発揮出来なかったことが原因だ…』
と、潔過ぎる言葉を返す。
枢木卿も
『俺がちゃんと出来なかったから…それで、その方の出世が遅れたと云うなら、俺に責任がある…』
と、日本男児らしい潔さを見せる。
そのお陰で、二人の評価は更に上げることとなり…
その時に謝った配置をした者は…
自分の年齢の半分も生きていない少年達に未だに過去のことをくどくど言って…
自分の評価を下げ続けているわけだけれど…
そんな器の違いを見せてしまった為、
今ではルルーシュ皇子が総指揮官、
枢木卿が前線の総責任者…
などと云う事も出て来るようになってしまい…
そうやって、過去の二人についてただの八つ当たりに近い様な云いがかりを付けていた貴族は…
年若い二人の指揮下に入ることとなっている。
まぁ、この二人に関しては…
そう云ったエピソードは結構あるので、割愛しよう。
ただ…
それだけ有能だと云ったところで…
二人はまだ、10代の少年たち…
そんな大人たちのヤッカミを受け続け、神経をすり減らすのは辛いものがある。
全てを受け止めるような真似はしていない。
しかし、全てをスルーする術はまだ知らない。
だから…
時々与えられる休みには…
二人きりでのんびり…
と云うことも多い。
と云うか、最近ではそればかりだ。
妹姫のナナリー皇女は
『私だって…お兄様と…』
そんな事を云うのだけれど…
二人に与えられる休みと云うのは非常に少ない。
だから…
マリアンヌ皇妃は
『ナナリー…もう少し待ってお上げなさい…。もう少し、ルルーシュが大人になれば…ルルーシュ自身ももう少し、上手に立ちまわれるようになりますからね…』
妹姫の我儘をそっと諭し続けている。
マリアンヌ皇妃がナナリー皇女に諭している頃…
ルルーシュ皇子と枢木卿は…
今は使われていない…
殆ど廃墟に近い様な離宮跡の中庭…
普通の皇族ならこんなところには来ることはない。
廃墟に近いとは云っても、王宮内にある離宮だ。
一応…庭の手入れなどはされている。
中に入ることはできない。
いつ、この離宮に誰かが入る事になるか解らないから…
でも、庭に入ることはできる。
そして…
見つかると恐らく、すぐに出て行くように言われてしまうかもしれないけれど…
二人で良く、そこの中庭に忍び込む。
忍び込んで、ただ…時を過ごしている。
話しをしている事もある。
ただ、そこにいてぼぉーっとしている事もある。
手入れされた芝生の上で寝転がって空を見ている事もある。
空を見ている内に二人して眠ってしまう事もある。
その離宮の手入れをしている庭師やメイドたちは最近ではいつものことと据えている。
それでも、放っておくわけにもいかず、必ず声をかけてから、自分の仕事をし始める。
二人がどこから忍び込んでいるのか…
全員解っているけれど。
でも、彼らは貴族や皇族ではない。
マリアンヌ皇妃を支持する平民だ。
それ故に云うだけは云って…
後は自分たちの仕事をして、去っていく。
ルルーシュ皇子の評判は彼らも知っている。
年若いながら…
神聖ブリタニア帝国宰相である、第二皇子、シュナイゼル皇子のお気に入りで、有能な文官…
普通なら、こんなところに忍び込んで…
などと、最初は考えられなかった。
でも、彼らがここで、息を抜いている。
緊張が続いているであろう、少年たち…。
いつしか、彼らが管理している、主のない離宮に…
誰も入って来ない事を祈ってしまう。
―――それが罪であったとしても…
王宮内にある、皇帝の后の為の離宮なのだから…
皇帝が新しい妃を迎え、この離宮を与えると…
そう云った時点で、ここは彼らの憩いの場とはならなくなる。
彼らが…きっと…
―――子供の顔に戻れる…数少ない場所なのに…
最近ではルルーシュ皇子も枢木卿も
『これは口止め料だ!』
そう云って、ここの管理をしている者たちに菓子を持ってくるようになった。
普通なら、平民の彼らが口にする事の出来ない様な…上品な菓子を…
最初は
『そんな恐れ多い…』
と驚いていたものの…
『黙っていて下さい。お願いします…』
ルルーシュ皇子が菓子を押しつけた後、枢木卿がそう云って頭を下げる。
彼らは
―――別にそんな事をしなくても、云いやしませんから…
と云う思いはあるのだけれど…
ここなら、危険な目に会う事も基本的にはない。
こんな、王宮のはずれにある離宮に足を運ぶ皇族はいないし、主のいない離宮に立ち寄る貴族もいない。
何より、ルルーシュ皇子の騎士である、枢木卿がルルーシュ皇子に傷を負わせるような真似はしないと思われる。
ルルーシュ皇子が自ら望んだその騎士は…
これまで彼らが見て来た皇族の騎士たちの中でも、ずば抜けた強さだったから。
『大丈夫ですよ…殿下…。我々は誰にも云ったりしませんから…』
そう、責任者の男が云った時…
二人が少しだけ安心したような表情を見せた。
『ありがとう…。じゃあ、これ、持って来てしまったから…休憩のときにでも食べてくれ…』
と、結局、買収に使おうとした菓子は彼らの手に渡り、休憩時間に彼らの腹の中に入るのだった。
そんなことが、今でも続いている。
ルルーシュ皇子と枢木卿は…
今でも人数分の菓子を手にここにやってくる。
数少ない休みの日にだけ…
ここの管理は毎日施される。
いつ、新しい主を迎える事になってもいいように…
本当に時々しか訪れる事が出来ない彼らを、痛々しく思わないわけではないけれど…
今日も、その時間が来て、その離宮に入って行くと…
中庭のいつもの場所で、二人が横になって眠っていた。
春の日差しと風が心地よさそうだ。
「ここは後でいい…」
管理責任者の男がそう云って、仕事の割り振りを変更する。
ここが彼らにとって居心地のいい場所であることは…
いつの間にか彼らの中で誇りとなっていた。
高貴な貴族や皇族は決してここには来ない。
だからこそ、二人がここを選んだに違いない。
庶民での母君を持つ皇子と、外国人の騎士…
このブリタニアの王宮で暮らすには聊か居心地がいいとは云えないだろう。
解ってはいるけれど…
でも、この二人だから、彼らもこんな風に、見守ってやりたくなるのかもしれない。
こんなところが居心地がいい…
確かに彼らにとっては誇りなのかもしれないけれど…
でも、当人たちは本当にあの皇族、貴族に囲まれる生活が辛いのかもしれない。
ルルーシュ皇子は…
自分の立場をよく理解していた。
そして、妹姫には、そんな思いをさせまいと…
大人の目から見て
『そんな頑張り方をしなくていいんだよ…』
と…
否、
『そんな頑張り方をしちゃいけないんだよ…』
と云ってやりたくなる。
ナナリー皇女だって、今はまだ、マリアンヌ皇妃が生きていて、その地位もあるから…
ただ守られていればいいけれど…
いずれ、大人になって行けば…
彼女自身、このブリタニアの皇族の責務と義務と役割を背負わなくてはならなくなる。
ルルーシュ皇子は、今のナナリー皇女の年齢の時には前線に立っていたのだ。
そう考えると…
ルルーシュ皇子を心配する者たちは心を痛める。
それでも…
救いがあるから…
彼が、
我儘を決して云わなかった彼が…
自ら選んだ騎士…枢木スザク卿の存在…
いつもここに来るときは、枢木卿と一緒だ。
二人の姿を、微笑ましいと思いながら見つめている。
二人の強い絆を見ていると、何故か安心している。
二人とも、本当に優しくて、強い心を持っているのだろう。
そんなことがよく解る。
だからこそ、自分で背負いこみ、辛くなる。
辛くなっても、支えがあると云うのは心強いのだろう。
ルルーシュ皇子もいずれ、専任騎士を選ばなくてはならなかった。
貴族の中から推薦されて…と云う事だったら…
こんな風に心を通わせていたのか解らない。
本気でそんな風に思えるような…
二人の寝顔…
二人の隣にはルルーシュ皇子曰く『口止め料』である菓子が入ったバスケットが置かれていた。
いつも、見た事もない様な菓子を持って来て貰って…
休憩時間には歓声が上がっている。
庶民では口にする事の出来ない、皇族が口にする菓子なのだ。
当然と云えば…当然だ。
ここの管理をしている者たちは…
彼らの眠りの妨げにならない様に作業を始めていた。
そして…
ルルーシュ皇子と枢木卿が目を醒ます頃…
作業の残りが、彼らの眠っていた一角だけとなった。
「ん…」
先に目を醒ましたのは枢木卿…
これはいつも通りだ。
そして、むくりと起き上がり、少しずつ覚醒し始めているルルーシュ皇子の肩を揺さぶった。
「ルルーシュ…ルルーシュ…」
どうやら、周囲でこの場所があくのを待っている人々がいる事に気づいたようだ。
そんな枢木卿の姿を見て…
「あ、よろしいですよ…。もう少し、眠らせて差し上げて下さい。我々の事は気になさらず…。折角のいい天気ですし…」
ここの作業の責任者の男がそう笑いながら云った。
しかし、枢木卿は横に首を振った。
「いえ…皆さんのお邪魔をしているわけですし、それに、殿下も…こんな時間にあんまり眠ってしまうと…夜、眠れなくなってしまいますから…」
そう云って、枢木卿は再びルルーシュ皇子を起こそうと努力する。
「ん…なんだ…スザク…。あと5分…」
ルルーシュ皇子が寝ぼけた状態でそんな事を云う。
恐らく、枢木卿を見ているとは思えないし、この状況でどこまで枢木卿の声を判別できるのかが疑問だ。
それでも、ルルーシュ皇子を起こす役割は枢木卿…
それを示しているような光景だ。
余程気持ちよく眠っていたようだ。
「殿下…殿下…」
枢木卿は寝ぼけていなければルルーシュ皇子を『殿下』と呼んで返事はしない事をしている。
だから、ここで本当に眠っているのか、タヌキ寝入りなのかを確かめる。
解っていて、ルルーシュ皇子は枢木卿に『殿下』と呼ばれることを嫌うので…
確実に確かめられるのだ。
「だから…あと5分…」
そのルルーシュ皇子の一言に…
枢木卿は脱力する。
ひなたぼっこをしている内に眠ってしまい…
そして、ここの管理をしている人々に迷惑をかけている始末。
枢木卿は少し考え込む。
「枢木卿…なんなら、ここは明日にしますから…」
これほど気持ちよさそうに眠って、目を覚まそうとしないルルーシュ皇子を見ていて…
流石に無理に起こすのは気の毒だと思ったのだろう。
「でも…」
枢木卿はやはり彼らの事は気になるけれど…
ルルーシュ皇子の事も気になっている様子で…
少々歯切れ悪く言葉を口にする。
「誰も住んでいないこの離宮…。毎日手入れをしているんですから…大丈夫です。それに、今日、突然どなたかが入られるとなっても、大丈夫ですよ。我々が叱られればいい事です…」
にこりと笑って、別にかまいませんよ…と答える。
周囲にいた庭師やメイドたちもそんな表情だ。
「すみません…。何かあった時には…これを…」
そう云って、ルルーシュ皇子の印章を押した紙を一枚、渡した。
こうしておけば…彼らに全責任が向けられることはなくなる。
その代わり…この憩いの場所はなくなる。
「別に…こんなものはいりませんよ…。我々も殿下の持ってきて下さるお菓子を楽しみにしているんですから…」
そう云いながらその紙を破いてごみ入れに使っている袋に入れてしまった。
枢木卿は『申し訳ありません』そう云って頭を下げた。
そして、彼らにバスケットを渡し、彼らを見送った…
彼らの姿が見えなくなった時…眠っているルルーシュ皇子にこう告げた。
「今度来るときは…もっと、沢山、美味しいお菓子を作れよ?ルルーシュ…」
END
あとがきに代えて
久しぶりの『騎士皇子シリーズ』
ひょっとしたら、このブログで読むのは初めて…と云う方もいらっしゃるかも知れません。
でも、この話は、結構以前から書いているものだったりします。
数は少ないですが…
かつて、拍手ページ読破して下さった方で『キーワード』を送って頂いた方にはぇろ作品をお送りしていたのですが…
その中で一度、このカップルでぇろ書いております。
殆どの方は知りません。
実際に、キーワードを送って下さった方が非常に少なかったので…
今はその企画…やめちゃいましたけどね…。
やっていても送って下さる方がいないので、書くだけ無駄になることが多いので…
あまりに少なかったので、オフラインのコピー本で掲載したほどです。
まぁ、そんなことはともかく…
この騎士皇子…戦闘シーンがないので安心して書けます。
まぁ、書き始めた頃、それこそ、『皇子とレジスタンス』を書き始める前だったと思います。
ひたすら甘っちょろい騎士皇子を目指しておりまして…
ただ、定期的に掲載していなかったので…回数は非常に少ないんです。
また、反応を見て、もっと頻繁に書こうかどうかを決めます。
既に忘れ去られていそうなシリーズものもありますしね…
すこし、『Amethyst Eyes』の方も整理しようかなぁ…
結構ごちゃごちゃして来たので…
あと、今回のリクエスト企画、
リクの数はホント、心優しい方々がお一人で幾つも送って下さり、まぁ、時間的には1ヶ月くらい持ちそうな感じになりました。
ただ、人数が少ないので、現在、リクを送って下さった方にはスペシャル企画をしたいと思います。
いずれ、また告知すると思いますが、フリーメールでいいので、和泉に教えてもいいぞ!と云うメアドをご用意ください。
リクエスト企画が終わりましたら、そのメアドを教えて下さい。
今回、ごちゃごちゃした中でリクを下さった方へのお礼企画です。
これから…
送って下さった方にはこのお礼企画の対象とさせて頂きます。
宜しくお願いします。
☆拍手のお返事
紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
連載もの…そんなに楽しんで頂けてホント、光栄です。
ちゃんと完結させますので…これからも楽しんで頂ければ幸いです。
『騎士皇子シリーズ』
色々ごちゃごちゃしすぎて…
書いている本人が、書いている最中にスクランブルに陥りそうになるのですが…(←ダメじゃん)
やっぱり、この話は暴走するルルーシュを止めようと頑張る騎士二人…
そして、命知らずな事ばかり考える無茶ぶり皇子のお話なので…
今回は星刻も曲者で出しているので…
色々めんどくさい事を考えてくれまして…ヾ(▽^;)ゞうへへ
書いている方が相当大変な思いをしている訳ですが…
まぁ、監視だらけの状態なので、そうそう誰かに相談して…という事も難しいでしょうし…
どこまで、濃い話しに出来るか…
頑張ります!
『幼馴染シリーズ』
ゼロに関しては…
あまり悪役にするつもりはないんですよ。
少々悲しみを背負っていると云うのはありますけれど…
マオを付けたのもそのためですし…
ゼロ自身、自分の生い立ちを知っているので、自分の貢献をしてくれている老人たちと思いは違います。
ただ、色々な駆け引きをしている真っ最中という感じです。
あと、ルルーシュ…
まぁ、過去のスザクの事を考えれば、ある意味仕方ないんですが…
うちのルルーシュ…いつも犯罪的な鈍感なので…
スザクに頑張って貰いましょう!
邪魔する人たちはいっぱいいると思いますが…(笑)
『It's Desitny』
シュナ兄…
やっぱり黒くないと…こういう話では…(笑)
まぁ、元々、ルルーシュとスザクが幸せになれるかどうかのカギは…(ルルーシュにとっての)敵のポジションに立つシュナ兄にかかっていますしね…
マオ自身は、まっすぐ過ぎて少々かわいそうな気がしますけれど…
でも、ここまでかわいそうなキャラになっているので、ちゃんと救いは作ろうと思います。
スザク…
ホントにお兄さんですね(笑)
ルルーシュが違和感を抱いてちょっと困っている姿はちょっと好きかも知れません。
前世の事を知って、二人はどうこたえを出すのか…
そして、どう歩んでいくのか…
ぜひとも温かい目で見守ってやって下さい。
『僕は…君が為に裏切り続ける…』
これは…毎回ご無沙汰になっちゃって申し訳ないんですが…
やはり、気になりますか…
『ゼロ』の正体…
まぁ、意外と、『なんだ…そこに行くのか…』とおもわれるか、『え?そうだったの?』と思われるか…
ユーフェミアとの会話で少しずつ解ってきそうな感じなので、でも、確信が持てない…と云った感じでしょうか?
多分、これからの話の展開上、少々強引な感じもしない訳じゃないんですが…
楽しみにして頂けると幸いです。
いつも、励ましのお言葉、そして、お気遣い、有難う御座居ます。
これからも、紫翆さまのご期待に添えるように頑張って参ります。
暖かくなったり、寒くなったりと…体調管理が難しい時期ですので、体調を崩されないようにお気を付け下さい。
まりもこさま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
色々、ご指摘、御助言、有難う御座居ます。
色々工夫をしようと思うのですが…
どうにもこうした長文の書き方に関してはまだまだ、勉強しなくてはならない事が多くて…
オフラインの場合、
あまり短い文できってしまうとかえって読みにくくなるんですよね…。
携帯やパソコン(特にブログ)は短い文章を開業した方が読みやすいと思いますが…
その辺りはもう少し和泉自身勉強しなくてはならない部分です。
だから、ウェブ再録の作品のオフラインで、小説本の中には非常に読みにくいものもあります。
というのも、オンライン仕様の書き方でそのままオフラインにしているからです。
オフラインでも長い文章の句読点がいくつも付くのは非常に読みにくいです。
その辺りは本当に難しいです。
和泉自身、どちら仕様で書いているのか…正直解らないんですけれど…
ただ、和泉も『皇子とレジスタンス』はオフラインにしているんですが…
そのままオフライン原稿にすると凄く読みにくいんです。
このあたりは、和泉も勉強したいと思います。
色々御助言、お気遣い、有難う御座居ました。
また、何かありましたらコメントで色々指摘してやって下さい。
こうした形で具体的にご指摘いただく事は大歓迎です。
これからもよろしくお願いします。
拍手のみの皆さんもありがとうございます。
とっても励みになります。
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こちらは、拍手ページと違って、10ページも読まなくちゃいけないなどと云う、無体な事はありませんので(爆)
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