2010年06月22日

家電 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 家電
「今一番ほしい電化製品は?」
今、一番欲しい家電製品…
複合機が欲しいです。
反逆して困っている状態…。
ただ、今日、明日ですぐにどうこうという感じではないので、とりあえず、シーズンモデルの入れ替え時期に買いに行こうと思っている訳ですが…。
今のところ、だましだまし使っているのですが、いつ、又反逆するかも解らない状態の中…結構しんどいですね…ヾ(▽^;)ゞうへへ
ペーパーレスで仕事する…というのを心がけてきてよかったと思います。
もし、紙を大量に使う仕事の仕方をしていたら、その時点で速攻で買い替えでしたからね。
意外とペーパーレスの仕事に慣れるのに時間がかかった人なので…。
現在、複合機で紙を使う仕事が増えるのって、イベント前くらいですね。
流石にイベントのフリーペーパーはオンライン媒体ってわけにいかないので。
でも、そのうち、そう云ったものもオンライン媒体になるんですかね…。
初期投資は結構かかりそうですけれど…今のところは…。
まぁ、現在の自分気持ちのごたごたが整理出来たら、また、電気屋さんに遊びに行こうかな…。
否、その前に仕事をなんとかせねば…。
というか、夏コミ…私以外の知っている人みんな当選してた…。
なんだか…ピンポイントで狙われているような錯覚に陥るのはなぜだろうか…。
まぁいいや…。
泣き落とし(?)でお知り合いの方にお買い物をお願いしよ〜っと…
やっぱり、知名度の問題なのかもしれないなぁ…。
そう云う意味じゃ、うち、すっごく地味サークルだもんなぁ…( p_q) シクシク


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今、一番欲しい家電製品…
複合機が欲しいです。
反逆して困っている状態…。
ただ、今日、明日ですぐにどうこうという感じではないので、とりあえず、シーズンモデルの入れ替え時期に買いに行こうと思っている訳ですが…。
今のところ、だましだまし使っているのですが、いつ、又反逆するかも解らない状態の中…結構しんどいですね…ヾ(▽^;)ゞうへへ
ペーパーレスで仕事する…というのを心がけてきてよかったと思います。
もし、紙を大量に使う仕事の仕方をしていたら、その時点で速攻で買い替えでしたからね。
意外とペーパーレスの仕事に慣れるのに時間がかかった人なので…。
現在、複合機で紙を使う仕事が増えるのって、イベント前くらいですね。
流石にイベントのフリーペーパーはオンライン媒体ってわけにいかないので。
でも、そのうち、そう云ったものもオンライン媒体になるんですかね…。
初期投資は結構かかりそうですけれど…今のところは…。
まぁ、現在の自分気持ちのごたごたが整理出来たら、また、電気屋さんに遊びに行こうかな…。
否、その前に仕事をなんとかせねば…。
というか、夏コミ…私以外の知っている人みんな当選してた…。
なんだか…ピンポイントで狙われているような錯覚に陥るのはなぜだろうか…。
まぁいいや…。
泣き落とし(?)でお知り合いの方にお買い物をお願いしよ〜っと…
やっぱり、知名度の問題なのかもしれないなぁ…。
そう云う意味じゃ、うち、すっごく地味サークルだもんなぁ…( p_q) シクシク


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2010年06月21日

It's Destiny 26

Each feelings



―――コンコン…
 ある部屋の扉がノックされた。
そして、中の豪華な椅子に深く腰掛けていた人物がそのノックに返事をした。
「開いているよ…」
その言葉で扉が開いた。
そこに立っていたのは…
「カノン…ご苦労だったね…」
「いえ…。ルルーシュ様に悪い虫が付いてしまわれないかと心配されるのは仕方ありません…。確かに…時が経つにつれて、本当に魅惑的になられて行くのですから…」
どこまでその言葉が本音であるのかは知らないけれど。
それでも、カノンは主に対してそう答えた。
「そうだね…。私も不安なのだよ…。あの子はいつも誰かに着け狙われているような気がしてね…。で、あのルルーシュの同級生と云う少年については?」
「勿論、マンションの管理人には連絡を入れておきました。後は、あの、枢木スザクにマンションへの立ち入り許可を出したのが誰なのかを、調べて欲しい…。まぁ、そうはいない筈なんだけれどね…」
シュナイゼルが窓の外を見たまま告げた。
確かに、あのマンションはルルーシュが強引に許可を出させたマオ以外は父であるシュナイゼル、母であるギネヴィアが許可を出さない限り出入りは出来ないようになっている。
宅配業者でさえ、管理人室に荷物を置いて、管理人がルルーシュの許へ運んでいる状態だった。
「枢木スザクが『A物産』の社員である事を考えれば…絞られて来るでしょう?」
「ああ、なるほど…彼女か…。また厄介な相手だね…」
そんな風にはつゆほども思っていない…と云う笑みを浮かべながらシュナイゼルが云う。
カノンはそんなシュナイゼルを見ながら、少しだけ複雑な表情を見せた。
「で、どうされるんです?」
カノンはそんな表情をすぐに押し隠して、シュナイゼルに尋ねた。
「ギネヴィアに連絡してみようか…。彼女にルルーシュを渡す気はないけれど、今回は共闘を組めそうだからね…」
本当にこれが妻の名を呼びながら云うセリフなのだろうかと思えてしまう様な言葉だけれど。
しかし、現在のところ、この夫婦はそれが普通なのだ。
ギネヴィアだってシュナイゼルに対して共闘できる時は共闘するが、そうでないときには基本的に接触を持ってはいないのだ。
勿論、シュナイゼルの思い通りにルルーシュを諦めるつもりも毛頭ないのだ。
元々、ミレイはギネヴィアの許可によってあのマンションに出入りできる人物なのだから。
なんとかできるのはギネヴィアだろうと云う、冷静な判断。
そして、ギネヴィアがその事については決してシュナイゼルの意思に反した行動を取ったりはしないだろうと云う目論見は当然の様にある。
お互い、持ちつ持たれつ…と云うよりも、利用し、利用される事を承知している仲…と云うのが正しいのかもしれない。
見ていて、あまり、愉快に見える夫婦ではないだろう。
それでも、マスコミの前ではしっかりと家庭円満を演じている。
そう云ったゴシップは何かの形で情報が漏洩するものだけれど。
しかし、彼らについてはその心配はいらない。
日本国内の中でギネヴィアの機嫌を損ねて、シュナイゼルの機嫌を損ねて、何の痛手も受けないのはお互いとルルーシュだけだ。

 現在ここに控えているカノンだって、シュナイゼルの不興を買えばどんな事になるか解らない。
カノンにその意識はないし、もし、そうなった時には自分の非として甘んじて受け入れるだけの気持ちはあるのだけれど。
「後は…どうされますか?どうやら、ルルーシュ様は…枢木スザクに対して…自覚があるかどうかは解りませんが、特別なお気持ちを抱いておられる様ですが…」
カノンのその言葉に、それまで穏やかに話しをしていたシュナイゼルの眉がピクリと動いた。
学校のあの教師の事もあり、今のシュナイゼルにとっては頭の痛い事ばかりだ…と思えて来た。
と云うか、あの頃、押さえ付けられてきたものがここまで開放するものなのか…と、カノンの中では思ってしまう。
確かに、人が『執着』を全く持たないと云うのは不自然なことだ。
生きて行く上で決定的に致命傷となるかもしれない。
あの頃のシュナイゼルは自分の命にさえ『執着』を持たなかった。
しかし、ルルーシュの場合は…
―――確かに自分の命に執着はなかったみたいだけれど、他に執着があったから、自分の命を惜しんでいた…。だからこその、あの時には彼にとっての最大の『罰』だったのかしらね…
カノンは漠然とそんな事を考えた。
今のシュナイゼルを見ていると、本当に、あの時の反動がストレートに出て来ている様に見える。
あの頃、シュナイゼルが誰よりもその異母弟を愛していた事は事実だ。
それは、近くで見ていたカノンは良く知っている。
しかし、その『愛』に対しての執着を持たなかった。
周囲の人間は、それを『王の器』だと云った。
しかし、カノンとしてはその言葉に疑問を抱いていた。
だからこそ、ルルーシュがシュナイゼルに『ギアス』を懸けた後に気づいて、愕然としたのだ。
―――何に対しても『執着』を持てない者に、何も守る事は出来ない…。何かを守りたければ…人の上に立つには…『執着』を持ちながらもその『執着』を抑え込む強さが必要である。
その事に気づいた時、決定的に自分達の敗北を感じた。
今のシュナイゼルは、自分の欲しい者の…大切な者の為にその、『執着』を持っている。
あの時、封じられていた『執着』が…封じられていると云う自覚さえない状態だった『執着』がこんな形で表に出て来ている。
「後…ルルーシュ様の学校のあの、『扇』と云う教諭をいかが致しましょうか?今のところ、ルルーシュ様は学校をお休みされている状態ですが…」
カノンはすかさず尋ねると、
「そうだね、ルルーシュが学校に戻る前にいなくなって貰うか…。流石にブリタニアのギネヴィアの許に送る気はないよ…。私の目の届くところで、守ってやらなくてはね…」
シュナイゼルの言葉に、カノンは頭を下げる。
このシュナイゼルの狂っているとさえ思える、ルルーシュに対する『執着』は、一体何なのだろうか…。
その事は…今のカノンの中で、よく理解出来ない事でもあった。
今のシュナイゼルの心をこんな形で縛り付けている者は…

そして、つい先ほど、スザクに云われた一言を何故か、思い出した。
『では、あなたに訊きたい…。そこまでシュナイゼルを慕っていながら…何故、ルルーシュを近づけようとする?あなたがルルーシュのポジションになれば…』
『でも…それは…ルルーシュの意思を無視しているのと同じように…あなたの意思も無視しているのでは?』
カノンの中で、今、何故そんな言葉を思い出すのか…そんな疑問を抱く。
―――あんな子供に…何が解ると云うの!
カノンの中では枢木スザクと云うのは青臭い騎士と云う認識しかなかった。
思えば、あの頃、枢木スザクが『ゼロ』の仮面を被っていた。
カノンの中ではその事実の認識はしていても、その真実を考えようとしていなかった。
それに気づかないから、彼の中で混乱が生じ始めているのだ。
目の前の存在…。
カノンにとっては大切な存在。
主と云う事だけではなく、何か他の気持ちもある。
カノン自身、それは自覚しているけれど、それでもシュナイゼルにはそれが届いていないし、シュナイゼルがカノンに対してそんな気持ちを抱いている様にはとても見えない。
今、シュナイゼルが心を傾けているのは…
―――あの頃、『最愛の異母弟君』で、今では『たった一人のご子息』である…ルルーシュ様…ただお一人…。
カノンの中で、何故そんな思いが過って行くのか…自分自身でも解らない。
と云うか、自分の中でそんな気持ちがある事にさえ気づいていないのかもしれない。
だから、スザクの言葉に動揺している。
カノン自身がどれほど否定していても…それが真実だ。
「では、明日にでももう一度、ルルーシュ様の学校に行って来ますね…」
そう云いながら、頭を下げる。
シュナイゼルの為だ。
これも、シュナイゼルの望む者の為…。
本当なら、ルルーシュに対して云い感情を抱いていない担任をそのままにしている学校ごと糾弾してしまえば簡単な事なのだけれど。
そんな事をした時、ルルーシュがそれが誰の仕業なのか気付いて、それを施した者がルルーシュの不信感を買う事になる。
だからこそ、カノンもこうした形で地道に学校に通っているわけなのだけれど。(ここでそんな権力を使っている時点で地道に…と云えるかどうかは解らないが)
恐らく、これを普通の親がやっていると『モンスター・ペアレンツ』などと呼ばれるのだろう。
実際にやっている事は大して変わらない。
ただ、気に入らない生徒に対してその態度をアカさまにしている教師にも問題がある…。
そう云う意味ではこちらの場合はある程度正論として成り立つ。
ただ、そこにルルーシュ本人の意思などは全く入っておらず、完全に保護者の独断で動いている事なのだけれど。
ここまで放置しておいたのに…と思う職員もいるようだけれど。
しかし、事がある程度大きくなってからの助け船の方が…と云うのがカノンの中出の算段だ。
実際、ギネヴィアは日本国内にいる事は少ないし、シュナイゼルも忙しい身だ。
その事に気付けなくても仕方ない…気が付いた時には我が子が教員から理不尽な扱いを受けていた…と云う云い分が成り立つ。
―――ある意味、本当にたちが悪いとは思うけれど…

 その頃、マンションを出ようとしたスザクは…。
「あ…」
見覚えのある顔だ。
ルルーシュの同級生で、スザクに対して嫉妬して、ルルーシュを怒らせて…。
それからどうなったのかと思っていたけれど…。
「マオ君…」
スザクは彼の名前を読んで呼びとめた。
「あ、あんたは…。まだルルに付き纏ってんの?」
スザクの顔を見るなり頗る機嫌が悪そうにスザクに尋ねた。
マオはルルーシュとは本当に連絡を取っていないらしい。
「付き纏っているって云うか…。シュナイゼルさんに踊らされていると云うか…。ルルーシュなら体調不良のところにシュナイゼルさんが乗り込んで来て、連れて行ったらしいよ…」
とりあえず、今の彼であればルルーシュへの害はないと、スザクが一通り説明した。
記憶が戻って、彼の事を思い出して…。
正直、気分としては複雑だ。
あの時、一度だけ、彼とは会っている。
そして、自分の過去を抉られた。
今となってはそんな過去も、過去の一つとして考える事が出来る。
「え?でも、僕には連絡が…」
「病院だからね…。普通、携帯は使えないだろ?それに、マンションの管理人さんは、僕だけじゃなくて、君も入れるな…ってシュナイゼルさんから絶対命令が出ているみたいだし…」
スザクとしては、あまり表に動揺を見せる事はしたくない。
だから、心の中では様々な可能性とか、予感が過って行って、あまり気分的には明るく離れないけれど。
ここは冷静になるべきだと思い、淡々と説明した。
「え?なんで…。だって…おじさんは…」
マオの表情を見てスザクはピンと来た。
どうやら、本当に真っ直ぐな性格をしているらしい。
ルルーシュの幼馴染らしいから、恐らく、ルルーシュのお陰でこんな風にすぐに切れてしまう様な糸にさえ救いを求めてしまうらしい。
「まぁ、いいように使われるんじゃないの?と云うか、君だろ?僕の事、シュナイゼルさんに報告したの…」
スザクの中で『やれやれ』と云った思いが過って行く。
正直、今の状態で一つ一つの事柄に一喜一憂などしていられない。
放っておいたら、また、引き裂かれる事になるのだ。
―――折角…また会えたのに…。今度こそ…幸せになりたいのに…
マオの方は…本当に子供のままだ。
スザクはあの後、マオがどうなったかを知らない。
だからこそ、何となく不自然に見えるけれど。
それでも、この状況で、味方のいない状態なら、出来れば邪魔はして欲しくないのだ。
「そうだよ!お前が…僕のルルを盗るから…。ルルは僕がいればいいんだ!僕がルルを守るんだ!」
云っている事は頓珍漢な事を云っているように聞こえるけれど。
その気持ちは本当に真剣なようだ。
その目が…そう語っている。
どんなウソつきであっても、人を騙す人間であっても、真剣になっている時は目の色が変わる。
それは、あの時に学んだ。
だから、マオがルルーシュを大切に思うのは本当なのだろう。

 それが解ったところで、マオが変に騒ぎ立ててしまうとシュナイゼルの思うつぼだ。
とにかく、今の状態ではルルーシュはただ、自分を責めるだけだ。
恐らく、ルルーシュがあの頃の事を過去として、認識できるようになるまでは時間がかかる。
そして、それには事情を知っている者の努力が必要だ。
―――ミレイさんに記憶があるのは…やっぱりこう云う時には有難いけれど…。でも、きっと、ルルーシュはミレイさんの言葉だけじゃ…足りない…。
そこにはスザクの…あの時、当事者としてルルーシュの思いを知り、涙を流し、時代を見守って来たスザクにしか出来ない事がある。
最も、ルルーシュの気持ちを理解し、お互いを裁いた者同士だからこそ、解る事、云える事がある。
「マオ君、君は、ルルーシュの両親から煙たがられていた事を知っているんだろう?なら、今は、冷静に状況把握をした方がいい。恐らく、この先、学校も変化して行く事になる気がする…」
スザクの中で考えて、そして、目の前にいる人物に影響が及ぶその場所を口にした。
その言葉にマオが驚いた顔を見せるけれど、すぐに、はっと何かに気づいたようだ。
「そう云えば…扇が…ルルの事、気にしていた…」
「扇?」
「僕達の担任だよ…。ずっと、ルルの事をよく思っていなくって、でも、ルルはそんな事全然気にしないそぶりでいたけれど…」
『扇』と云う名前にスザクはため息を吐きたくなった。
本当にこの転生は呪われているのではないかと思う様な…そんなメンツが揃っている気がする。
―――何故、そこまでルルーシュに苛酷な状態になっているんだ…
神や仏を信じた事はないが、ここでは神や仏を恨みたくなる。
そして、恐らく、今もこの世界にいるであろう…一人の魔女の存在を思い出す。
と云うか、金輪際、顔も見たくないし、思い出したくもなかった…と云う表現が正しいのだけれど。
スザクにとっては、彼女の存在によって随分運命を変えられたのだから。
ルルーシュが『ギアス』がなくてもあの世界に反逆するつもりでいた…と云う事であったとしても。
―――『ギアス』がなければ…あそこまでの悲しい笑顔を見る事は…きっとなかった…。
スザクの中ではそれを確信している。
それでも、多分、今の状態は…彼女を頼らない訳にはいかない様な気がする。
『ギアス』の契約なんてするつもりはないし、彼女の願いなんてもっとどうでもいい。
ただ、これ以上、ルルーシュが辛い思いをするのは嫌だと思う。
目の前にいるマオも、あの時、彼女に運命を変えられ、その人生を弄ばれた一人だろう。
あの頃の不完全燃焼状態の思いが、全て、ルルーシュに注がれているのだろうか?
見ていて…何かに飢えている様に見えた。
今も、そんな雰囲気が消えていない。
「マオ君、ルルーシュがいつも通っている病院って、解るかな?」
スザクが答えて貰えるか解らないが、質問をしてみた。
呆然としているマオは、スザクを見上げる。
「あんた…どうするつもり?」
「勿論、ルルーシュを僕のところに連れ戻すんだよ…。このままだと、ほぼ確実に会えなくなるよ…。シュナイゼルさんは、そう仕向けている…」
真実を云っているのに…なんだか、子供を騙しているような気持ちになるのは何故だろうか…。
心の中で自嘲していると…
「ランペルージ第一病院…。そこの、ロイド=アスプルンドって云う医師が担当医だよ…」
マオが小さな声で答えた。
その名前を聞いて、一瞬驚いて、ふっと笑ってしまう自分がいた。
―――本当に…どうなっているんだか…この世界と時代は…

To Be Continued


あとがきに代えて



これまた、久しぶりの『It’s Destiny』です。
今回ルルーシュが出て来ませんでした。
カノンの動揺を書きたかったと云うのがあります。
そして、シュナパパ、最強です。
スザクとマオが共闘するか…と云う質問が来そうですが…
多分、あり得ません!
スザクは生まれ変わって、色々な意味でヒネているので、頭の中では色々考えています。
でもって、ルルーシュがあまりにうだうだ考えているので、世話焼きな兄ちゃんになっています。
さっさと扇を出したいし、ちょっとやりたい事があると云うのに、中々進んで行かないこの話し…。
でも、めげる訳にはいかないので…頑張ります!

そう、最近、オリジナルのBL小説サイトさまを渡り歩いているのですが…。
こういうところでもネタが拾えるんですね…。
もう、寝る時間も食べる時間も勿体ない!
寝なくても、食べなくても生きていける身体が欲しい!なんて愚かな事を考え始めていますが…。
ホント、『萌え♪』があると、人間、やる気が出てくるものなんですね…

そろそろ、このブログも存亡の危機となりつつありますが…
どうなる事やら…
あ、でも、企画はきっちりやります。
その後の事は…どうなるかなぁ…

と云う訳で、現在の気分はこんな感じ…



Twilight Songs 濱崎直子 ヤマトタケル 後期ED



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コードギアス 反逆のルルーシュ メタル根付 シュナイゼル
O-TRAP 楽天市場店
<発売日>2008/05/中<メーカー>プレ

楽天市場 by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る
posted by 和泉綾 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | It's Destiny

It's Destiny 26

Each feelings



―――コンコン…
 ある部屋の扉がノックされた。
そして、中の豪華な椅子に深く腰掛けていた人物がそのノックに返事をした。
「開いているよ…」
その言葉で扉が開いた。
そこに立っていたのは…
「カノン…ご苦労だったね…」
「いえ…。ルルーシュ様に悪い虫が付いてしまわれないかと心配されるのは仕方ありません…。確かに…時が経つにつれて、本当に魅惑的になられて行くのですから…」
どこまでその言葉が本音であるのかは知らないけれど。
それでも、カノンは主に対してそう答えた。
「そうだね…。私も不安なのだよ…。あの子はいつも誰かに着け狙われているような気がしてね…。で、あのルルーシュの同級生と云う少年については?」
「勿論、マンションの管理人には連絡を入れておきました。後は、あの、枢木スザクにマンションへの立ち入り許可を出したのが誰なのかを、調べて欲しい…。まぁ、そうはいない筈なんだけれどね…」
シュナイゼルが窓の外を見たまま告げた。
確かに、あのマンションはルルーシュが強引に許可を出させたマオ以外は父であるシュナイゼル、母であるギネヴィアが許可を出さない限り出入りは出来ないようになっている。
宅配業者でさえ、管理人室に荷物を置いて、管理人がルルーシュの許へ運んでいる状態だった。
「枢木スザクが『A物産』の社員である事を考えれば…絞られて来るでしょう?」
「ああ、なるほど…彼女か…。また厄介な相手だね…」
そんな風にはつゆほども思っていない…と云う笑みを浮かべながらシュナイゼルが云う。
カノンはそんなシュナイゼルを見ながら、少しだけ複雑な表情を見せた。
「で、どうされるんです?」
カノンはそんな表情をすぐに押し隠して、シュナイゼルに尋ねた。
「ギネヴィアに連絡してみようか…。彼女にルルーシュを渡す気はないけれど、今回は共闘を組めそうだからね…」
本当にこれが妻の名を呼びながら云うセリフなのだろうかと思えてしまう様な言葉だけれど。
しかし、現在のところ、この夫婦はそれが普通なのだ。
ギネヴィアだってシュナイゼルに対して共闘できる時は共闘するが、そうでないときには基本的に接触を持ってはいないのだ。
勿論、シュナイゼルの思い通りにルルーシュを諦めるつもりも毛頭ないのだ。
元々、ミレイはギネヴィアの許可によってあのマンションに出入りできる人物なのだから。
なんとかできるのはギネヴィアだろうと云う、冷静な判断。
そして、ギネヴィアがその事については決してシュナイゼルの意思に反した行動を取ったりはしないだろうと云う目論見は当然の様にある。
お互い、持ちつ持たれつ…と云うよりも、利用し、利用される事を承知している仲…と云うのが正しいのかもしれない。
見ていて、あまり、愉快に見える夫婦ではないだろう。
それでも、マスコミの前ではしっかりと家庭円満を演じている。
そう云ったゴシップは何かの形で情報が漏洩するものだけれど。
しかし、彼らについてはその心配はいらない。
日本国内の中でギネヴィアの機嫌を損ねて、シュナイゼルの機嫌を損ねて、何の痛手も受けないのはお互いとルルーシュだけだ。

 現在ここに控えているカノンだって、シュナイゼルの不興を買えばどんな事になるか解らない。
カノンにその意識はないし、もし、そうなった時には自分の非として甘んじて受け入れるだけの気持ちはあるのだけれど。
「後は…どうされますか?どうやら、ルルーシュ様は…枢木スザクに対して…自覚があるかどうかは解りませんが、特別なお気持ちを抱いておられる様ですが…」
カノンのその言葉に、それまで穏やかに話しをしていたシュナイゼルの眉がピクリと動いた。
学校のあの教師の事もあり、今のシュナイゼルにとっては頭の痛い事ばかりだ…と思えて来た。
と云うか、あの頃、押さえ付けられてきたものがここまで開放するものなのか…と、カノンの中では思ってしまう。
確かに、人が『執着』を全く持たないと云うのは不自然なことだ。
生きて行く上で決定的に致命傷となるかもしれない。
あの頃のシュナイゼルは自分の命にさえ『執着』を持たなかった。
しかし、ルルーシュの場合は…
―――確かに自分の命に執着はなかったみたいだけれど、他に執着があったから、自分の命を惜しんでいた…。だからこその、あの時には彼にとっての最大の『罰』だったのかしらね…
カノンは漠然とそんな事を考えた。
今のシュナイゼルを見ていると、本当に、あの時の反動がストレートに出て来ている様に見える。
あの頃、シュナイゼルが誰よりもその異母弟を愛していた事は事実だ。
それは、近くで見ていたカノンは良く知っている。
しかし、その『愛』に対しての執着を持たなかった。
周囲の人間は、それを『王の器』だと云った。
しかし、カノンとしてはその言葉に疑問を抱いていた。
だからこそ、ルルーシュがシュナイゼルに『ギアス』を懸けた後に気づいて、愕然としたのだ。
―――何に対しても『執着』を持てない者に、何も守る事は出来ない…。何かを守りたければ…人の上に立つには…『執着』を持ちながらもその『執着』を抑え込む強さが必要である。
その事に気づいた時、決定的に自分達の敗北を感じた。
今のシュナイゼルは、自分の欲しい者の…大切な者の為にその、『執着』を持っている。
あの時、封じられていた『執着』が…封じられていると云う自覚さえない状態だった『執着』がこんな形で表に出て来ている。
「後…ルルーシュ様の学校のあの、『扇』と云う教諭をいかが致しましょうか?今のところ、ルルーシュ様は学校をお休みされている状態ですが…」
カノンはすかさず尋ねると、
「そうだね、ルルーシュが学校に戻る前にいなくなって貰うか…。流石にブリタニアのギネヴィアの許に送る気はないよ…。私の目の届くところで、守ってやらなくてはね…」
シュナイゼルの言葉に、カノンは頭を下げる。
このシュナイゼルの狂っているとさえ思える、ルルーシュに対する『執着』は、一体何なのだろうか…。
その事は…今のカノンの中で、よく理解出来ない事でもあった。
今のシュナイゼルの心をこんな形で縛り付けている者は…

そして、つい先ほど、スザクに云われた一言を何故か、思い出した。
『では、あなたに訊きたい…。そこまでシュナイゼルを慕っていながら…何故、ルルーシュを近づけようとする?あなたがルルーシュのポジションになれば…』
『でも…それは…ルルーシュの意思を無視しているのと同じように…あなたの意思も無視しているのでは?』
カノンの中で、今、何故そんな言葉を思い出すのか…そんな疑問を抱く。
―――あんな子供に…何が解ると云うの!
カノンの中では枢木スザクと云うのは青臭い騎士と云う認識しかなかった。
思えば、あの頃、枢木スザクが『ゼロ』の仮面を被っていた。
カノンの中ではその事実の認識はしていても、その真実を考えようとしていなかった。
それに気づかないから、彼の中で混乱が生じ始めているのだ。
目の前の存在…。
カノンにとっては大切な存在。
主と云う事だけではなく、何か他の気持ちもある。
カノン自身、それは自覚しているけれど、それでもシュナイゼルにはそれが届いていないし、シュナイゼルがカノンに対してそんな気持ちを抱いている様にはとても見えない。
今、シュナイゼルが心を傾けているのは…
―――あの頃、『最愛の異母弟君』で、今では『たった一人のご子息』である…ルルーシュ様…ただお一人…。
カノンの中で、何故そんな思いが過って行くのか…自分自身でも解らない。
と云うか、自分の中でそんな気持ちがある事にさえ気づいていないのかもしれない。
だから、スザクの言葉に動揺している。
カノン自身がどれほど否定していても…それが真実だ。
「では、明日にでももう一度、ルルーシュ様の学校に行って来ますね…」
そう云いながら、頭を下げる。
シュナイゼルの為だ。
これも、シュナイゼルの望む者の為…。
本当なら、ルルーシュに対して云い感情を抱いていない担任をそのままにしている学校ごと糾弾してしまえば簡単な事なのだけれど。
そんな事をした時、ルルーシュがそれが誰の仕業なのか気付いて、それを施した者がルルーシュの不信感を買う事になる。
だからこそ、カノンもこうした形で地道に学校に通っているわけなのだけれど。(ここでそんな権力を使っている時点で地道に…と云えるかどうかは解らないが)
恐らく、これを普通の親がやっていると『モンスター・ペアレンツ』などと呼ばれるのだろう。
実際にやっている事は大して変わらない。
ただ、気に入らない生徒に対してその態度をアカさまにしている教師にも問題がある…。
そう云う意味ではこちらの場合はある程度正論として成り立つ。
ただ、そこにルルーシュ本人の意思などは全く入っておらず、完全に保護者の独断で動いている事なのだけれど。
ここまで放置しておいたのに…と思う職員もいるようだけれど。
しかし、事がある程度大きくなってからの助け船の方が…と云うのがカノンの中出の算段だ。
実際、ギネヴィアは日本国内にいる事は少ないし、シュナイゼルも忙しい身だ。
その事に気付けなくても仕方ない…気が付いた時には我が子が教員から理不尽な扱いを受けていた…と云う云い分が成り立つ。
―――ある意味、本当にたちが悪いとは思うけれど…

 その頃、マンションを出ようとしたスザクは…。
「あ…」
見覚えのある顔だ。
ルルーシュの同級生で、スザクに対して嫉妬して、ルルーシュを怒らせて…。
それからどうなったのかと思っていたけれど…。
「マオ君…」
スザクは彼の名前を読んで呼びとめた。
「あ、あんたは…。まだルルに付き纏ってんの?」
スザクの顔を見るなり頗る機嫌が悪そうにスザクに尋ねた。
マオはルルーシュとは本当に連絡を取っていないらしい。
「付き纏っているって云うか…。シュナイゼルさんに踊らされていると云うか…。ルルーシュなら体調不良のところにシュナイゼルさんが乗り込んで来て、連れて行ったらしいよ…」
とりあえず、今の彼であればルルーシュへの害はないと、スザクが一通り説明した。
記憶が戻って、彼の事を思い出して…。
正直、気分としては複雑だ。
あの時、一度だけ、彼とは会っている。
そして、自分の過去を抉られた。
今となってはそんな過去も、過去の一つとして考える事が出来る。
「え?でも、僕には連絡が…」
「病院だからね…。普通、携帯は使えないだろ?それに、マンションの管理人さんは、僕だけじゃなくて、君も入れるな…ってシュナイゼルさんから絶対命令が出ているみたいだし…」
スザクとしては、あまり表に動揺を見せる事はしたくない。
だから、心の中では様々な可能性とか、予感が過って行って、あまり気分的には明るく離れないけれど。
ここは冷静になるべきだと思い、淡々と説明した。
「え?なんで…。だって…おじさんは…」
マオの表情を見てスザクはピンと来た。
どうやら、本当に真っ直ぐな性格をしているらしい。
ルルーシュの幼馴染らしいから、恐らく、ルルーシュのお陰でこんな風にすぐに切れてしまう様な糸にさえ救いを求めてしまうらしい。
「まぁ、いいように使われるんじゃないの?と云うか、君だろ?僕の事、シュナイゼルさんに報告したの…」
スザクの中で『やれやれ』と云った思いが過って行く。
正直、今の状態で一つ一つの事柄に一喜一憂などしていられない。
放っておいたら、また、引き裂かれる事になるのだ。
―――折角…また会えたのに…。今度こそ…幸せになりたいのに…
マオの方は…本当に子供のままだ。
スザクはあの後、マオがどうなったかを知らない。
だからこそ、何となく不自然に見えるけれど。
それでも、この状況で、味方のいない状態なら、出来れば邪魔はして欲しくないのだ。
「そうだよ!お前が…僕のルルを盗るから…。ルルは僕がいればいいんだ!僕がルルを守るんだ!」
云っている事は頓珍漢な事を云っているように聞こえるけれど。
その気持ちは本当に真剣なようだ。
その目が…そう語っている。
どんなウソつきであっても、人を騙す人間であっても、真剣になっている時は目の色が変わる。
それは、あの時に学んだ。
だから、マオがルルーシュを大切に思うのは本当なのだろう。

 それが解ったところで、マオが変に騒ぎ立ててしまうとシュナイゼルの思うつぼだ。
とにかく、今の状態ではルルーシュはただ、自分を責めるだけだ。
恐らく、ルルーシュがあの頃の事を過去として、認識できるようになるまでは時間がかかる。
そして、それには事情を知っている者の努力が必要だ。
―――ミレイさんに記憶があるのは…やっぱりこう云う時には有難いけれど…。でも、きっと、ルルーシュはミレイさんの言葉だけじゃ…足りない…。
そこにはスザクの…あの時、当事者としてルルーシュの思いを知り、涙を流し、時代を見守って来たスザクにしか出来ない事がある。
最も、ルルーシュの気持ちを理解し、お互いを裁いた者同士だからこそ、解る事、云える事がある。
「マオ君、君は、ルルーシュの両親から煙たがられていた事を知っているんだろう?なら、今は、冷静に状況把握をした方がいい。恐らく、この先、学校も変化して行く事になる気がする…」
スザクの中で考えて、そして、目の前にいる人物に影響が及ぶその場所を口にした。
その言葉にマオが驚いた顔を見せるけれど、すぐに、はっと何かに気づいたようだ。
「そう云えば…扇が…ルルの事、気にしていた…」
「扇?」
「僕達の担任だよ…。ずっと、ルルの事をよく思っていなくって、でも、ルルはそんな事全然気にしないそぶりでいたけれど…」
『扇』と云う名前にスザクはため息を吐きたくなった。
本当にこの転生は呪われているのではないかと思う様な…そんなメンツが揃っている気がする。
―――何故、そこまでルルーシュに苛酷な状態になっているんだ…
神や仏を信じた事はないが、ここでは神や仏を恨みたくなる。
そして、恐らく、今もこの世界にいるであろう…一人の魔女の存在を思い出す。
と云うか、金輪際、顔も見たくないし、思い出したくもなかった…と云う表現が正しいのだけれど。
スザクにとっては、彼女の存在によって随分運命を変えられたのだから。
ルルーシュが『ギアス』がなくてもあの世界に反逆するつもりでいた…と云う事であったとしても。
―――『ギアス』がなければ…あそこまでの悲しい笑顔を見る事は…きっとなかった…。
スザクの中ではそれを確信している。
それでも、多分、今の状態は…彼女を頼らない訳にはいかない様な気がする。
『ギアス』の契約なんてするつもりはないし、彼女の願いなんてもっとどうでもいい。
ただ、これ以上、ルルーシュが辛い思いをするのは嫌だと思う。
目の前にいるマオも、あの時、彼女に運命を変えられ、その人生を弄ばれた一人だろう。
あの頃の不完全燃焼状態の思いが、全て、ルルーシュに注がれているのだろうか?
見ていて…何かに飢えている様に見えた。
今も、そんな雰囲気が消えていない。
「マオ君、ルルーシュがいつも通っている病院って、解るかな?」
スザクが答えて貰えるか解らないが、質問をしてみた。
呆然としているマオは、スザクを見上げる。
「あんた…どうするつもり?」
「勿論、ルルーシュを僕のところに連れ戻すんだよ…。このままだと、ほぼ確実に会えなくなるよ…。シュナイゼルさんは、そう仕向けている…」
真実を云っているのに…なんだか、子供を騙しているような気持ちになるのは何故だろうか…。
心の中で自嘲していると…
「ランペルージ第一病院…。そこの、ロイド=アスプルンドって云う医師が担当医だよ…」
マオが小さな声で答えた。
その名前を聞いて、一瞬驚いて、ふっと笑ってしまう自分がいた。
―――本当に…どうなっているんだか…この世界と時代は…

To Be Continued


あとがきに代えて



これまた、久しぶりの『It’s Destiny』です。
今回ルルーシュが出て来ませんでした。
カノンの動揺を書きたかったと云うのがあります。
そして、シュナパパ、最強です。
スザクとマオが共闘するか…と云う質問が来そうですが…
多分、あり得ません!
スザクは生まれ変わって、色々な意味でヒネているので、頭の中では色々考えています。
でもって、ルルーシュがあまりにうだうだ考えているので、世話焼きな兄ちゃんになっています。
さっさと扇を出したいし、ちょっとやりたい事があると云うのに、中々進んで行かないこの話し…。
でも、めげる訳にはいかないので…頑張ります!

そう、最近、オリジナルのBL小説サイトさまを渡り歩いているのですが…。
こういうところでもネタが拾えるんですね…。
もう、寝る時間も食べる時間も勿体ない!
寝なくても、食べなくても生きていける身体が欲しい!なんて愚かな事を考え始めていますが…。
ホント、『萌え♪』があると、人間、やる気が出てくるものなんですね…

そろそろ、このブログも存亡の危機となりつつありますが…
どうなる事やら…
あ、でも、企画はきっちりやります。
その後の事は…どうなるかなぁ…

と云う訳で、現在の気分はこんな感じ…



Twilight Songs 濱崎直子 ヤマトタケル 後期ED



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しょうゆ、ソース… (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ しょうゆ、ソース…
「めだま焼きには何をかけますか?」
お醤油です!
東海地方に引越してきて、初めてソースをかける人もいると知りました!
というか、塩コショウとか、ケチャップとか、マヨネーズとか…
色々かけて食べるんですね…。
半熟な黄身にお醤油をたらして、ご飯の上に載せて食べるのが好きですが…。
これって、お茶碗とか汚れちゃって、食べた後、微妙に、微妙な感じなんですが…。
基本的に朝ご飯を食べる時(基本的に朝ご飯はあんまり食べない人なので)はご飯なので。
パン食の人は目玉焼きにお醤油というのは合わないかなぁ…とは思いますけれど。
目玉焼きって割と朝ご飯に食べると云う感じですけれど。
私の場合、基本的にお醤油が大好きなので…。
揚げもの…フライとかも含めてソースでなくて、お醤油で食べられる人です。
こちらに来ててんぷらにソースをかけて食べる人が居る事を知り…。
どうやら、私の出身地は全国的に見てもお醤油好きな県だと云う事を知りました。
カレーでもお醤油だし…。
でも、こちらではソースなんですよね。
これも地域性があるんでしょうか?
ソースもウスターソースですし。
そう云えば、とんかつソースを置いている定食屋さん、あんまり見かけませんね。
基本はウスターソースか中農ソース…。
私はやっぱり、目玉焼きにはお醤油ですけれど…全国的には少数派なのでしょうか?
少なくとも私が住んでいる地域では圧倒的に少数派ですが…


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しょうゆ、ソース… (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ しょうゆ、ソース…
「めだま焼きには何をかけますか?」
お醤油です!
東海地方に引越してきて、初めてソースをかける人もいると知りました!
というか、塩コショウとか、ケチャップとか、マヨネーズとか…
色々かけて食べるんですね…。
半熟な黄身にお醤油をたらして、ご飯の上に載せて食べるのが好きですが…。
これって、お茶碗とか汚れちゃって、食べた後、微妙に、微妙な感じなんですが…。
基本的に朝ご飯を食べる時(基本的に朝ご飯はあんまり食べない人なので)はご飯なので。
パン食の人は目玉焼きにお醤油というのは合わないかなぁ…とは思いますけれど。
目玉焼きって割と朝ご飯に食べると云う感じですけれど。
私の場合、基本的にお醤油が大好きなので…。
揚げもの…フライとかも含めてソースでなくて、お醤油で食べられる人です。
こちらに来ててんぷらにソースをかけて食べる人が居る事を知り…。
どうやら、私の出身地は全国的に見てもお醤油好きな県だと云う事を知りました。
カレーでもお醤油だし…。
でも、こちらではソースなんですよね。
これも地域性があるんでしょうか?
ソースもウスターソースですし。
そう云えば、とんかつソースを置いている定食屋さん、あんまり見かけませんね。
基本はウスターソースか中農ソース…。
私はやっぱり、目玉焼きにはお醤油ですけれど…全国的には少数派なのでしょうか?
少なくとも私が住んでいる地域では圧倒的に少数派ですが…


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2010年06月20日

幼馴染シリーズ 〜第3部〜

読む前のご注意






こちらは、ルルーシュを女体化しているパラレルワールド作品です。
ユーフェミアファンには怒られてしまいそうなユーフェミアのキャラ設定となっていますので、ユーフェミアをこよなく愛していらっしゃる方は引き返す事をお勧めします。
一応、3部作となっており、今回の『Third Story』は第3部です。
第3部に関してはルルーシュとスザクがどう変わっていくのか…と云うお話になります。
『幼馴染シリーズ』の最終章となります。
この第3部が終わる時にはスザルルでハッピーエンドになります。
また、キャラクターの年齢や、立場など、かなりこちらの都合で弄くり倒しています。
つまり、コードギアスのキャラ名を借りているだけ…と云う感じでお読みください。



Third Story 22



 マンションに戻って来て…。
それぞれの部屋の中で様々な事が起きている。
今回の事件で露呈した様々な真実。
そして、その真実の重み…。
云うなれば、ルルーシュが一番の犠牲者…に見えた。
何も知らず、何にも関わっていないのに…。
それでも、その真実があるが故に当事者と云う事になって…。
誰が悪いのかと云われれば、きっと、誰も答える事が出来ない。
ただ、今回、何も知らずに巻き込まれて、一番被害を被ったのは彼女だろう。
自分の部屋に入った途端に…ベッドにすぐに突っ伏しして、動けなくなる。
ルルーシュの中では、
―――これ以上、ナナリーやノネットに心配を懸ける訳にはいかない…
そんな風に思うのだけれど、身体が云う事を聞かない…という状態となっている。
一人になると、色んな事が頭を過って行く。
これまで存在も知らなかった異父兄を始め、スザクの家の事情、そして、今回のこの事件には今回知った事実すべてが複雑に絡んでいると云う事なのだ。
ただ、普通の母子家庭で居られたら…どれほど楽だったのだろうかと思える程、今回、自分に入り込んで来た真実は重たかった。
ルルーシュは自分の父親の事を知らないけれど、でも、もし、自分が父親の方にいたのなら、こんな事にはならなかったのだろうか…とさえ思えてくる。
「ゼロ…か…」
自分の異父兄だと名乗った。
そして、複雑な事情をルルーシュに聞かせた。
知りたくはなかったけれど、彼の云っていた事は知らなければならない事なのだ。
多分、あの時知る事がなくても、いずれ、どこかで知ることとなったに違いない。
―――あの時…知って良かったのかな…。ゼロ自身が…話してくれたんだから…。他の誰かから聞くよりも、よっぽどいいのかもしれない…
ルルーシュの中でそんな風に思う。
身体に力が入らなくて…何か、やらなくてはならない事がたくさんある筈なのに。
いつものルルーシュだったら、こんな風に動けなくなる訳がないのに。
それなのに…
―――身体が…重たい…。でも…せめて着替えて…それから…
そんな事を考えている内に、瞼が重くて、持ち上げていられなくなる。
やらなくてはならない事が頭の中に羅列されているのに。
いつもならその羅列されたやるべき事を一つ一つ片付けてから、こうしてベッドの上に寝転がるのに…。
今は…何もできないどころか、部屋に入った途端に、こんな形でベッドに身を預けている。
少し身体が震えている気がするけれど、それが現実なのか、夢なのか、それさえも解らない。
解らない事だらけで、確かめたいと思うけれど、既に身体は動かないし、頭の中もかすんで行くのが解る。
―――誰か…私の身体を起こしてくれ…。身体が起き上がれば…きっと、動けるのに…
恐らく、普通なら的外れな事を考えていると解るのに。
でも、今のルルーシュにはそれに気づくことが出来ない。
動けない自分に、責める言葉さえ出て来なくて…。
やがて、ルルーシュに優しい闇が訪れる。
ルルーシュが望んでいるものではなくとも…その闇は、ルルーシュにとって、優しい者であり…。
そして、ルルーシュの現在の状況をルルーシュに教えるにはちょうど良い闇でもあった。

 スザクの母が食卓のテーブルに着き、その正面にスザクが腰かけている。
一通りの事情を聞き、スザクが『はぁ』と息を吐いた。
「俺の家がそんな血筋だったとはね…。確かに、『枢木』なんて姓は珍しいとは思っていたし、桐原の家も、凄い家だとは思っていたけれど…」
「ロロが生まれてからなのよ…。それまではお祖父様はスザクにも会わなかったわ。今だって許されているわけじゃないのだけれど…お祖父様としては何れ、何らかの形で枢木の直系男子を欲しいと願っていた事は事実みたいだけれど…」
ぽつぽつと話しをしている母を見て、正直複雑な気持ちになる。
遡れば朝廷の名前にまで繋がって行くと云うのだから驚きだ。
ただ、途中で二つに分かれた時期があった。
そう、南北朝時代…。
その時、南朝側が敗れたとされている。
その南朝の流れをくむと云うのだから…こんな事が公表されたらそれこそ大騒ぎだ。
だからあのような形で裏側で暗躍の様な形で力を付けて来たと云う事…なのかもしれないが。
ただ、現在ある天皇家も現在では権威の象徴としての存在となっていたが、彼らにも優秀な人材がいて、その中で違う形での生き方を選んだ。
そして、その中で現在は陰から日本を支える存在…としての役目を担ってきたわけなのだが…。
時代が変わり、経済力にしても影響力にしても、彼らに匹敵する存在がいくつも誕生して、彼らの存在も生きるか死ぬか…という状況に陥って来たのだ。
彼らの担ってきた役目の中には、様々なものがある。
それは、表の存在でも、陰の存在でも必要なものであった。
だが…時代が変わり、彼らが担う役目が陰の部分に偏ってきた。
彼らは日本国内の地下組織さえも把握しており、その名前を聞けば一切手を出せないと云うくらいの存在である。
そんな存在であるのだから、闇の部分をも知りつくしている。
そんな中でスザクの父親は、耐えきれなくなったと云うことだろう。
時代の変化と共に、周囲はどんどん変化して行くのだ。
その変化の中で、その器に入っている事が辛くなる存在も当然の様に出てくるわけだ。
そして、この時代でそう云った存在となったのがスザクの父親だった。
そんな事実を話されて、スザク自身、平静を装っているものの、自分の中で完全に咀嚼しきれない。
と云うか、その行為自体を放棄している。
ただ、母の言葉を一つ一つ頭の中に並べている…そんな感じだ。
「で、俺とロロは、これから…どうなるわけ?」
スザクの中に存在する、もう一人の冷静な目で見つめているスザクがその問いを口から出させた。
今のスザクには…欲しい物があるのだ。
だからこそ、こうして自分を保っていられるのかもしれない。
そう思えてくる。
「どう…と云う事はないわ…。ただ、ランペルージ家の皆さんにはどう思われるか…解らないと云う事は云えるわね…。ランペルージグループの皆さんも、どこまで内の事を承知していたのか…解らないんだけど…。よく、ここまで何も口出しして来なかったと…母さんは思っているわ…」

 母の言葉に…スザクも『確かに…』と思える。
シュナイゼルがルルーシュを愛している事は随分前から解っていた。
そこまで危険な存在となり得るスザクがこんな近くにいると云う事に対して危機感を抱いていなかった訳がない。
「多分、この時を待っていた…と云うのもあると思うけれどな…。あの、シュナイゼルさんの顔を見ていると…」
スザクがそう零した。
シュナイゼルがルルーシュをそんな形で利用すると云うのは、あまり考えにくい事ではあるのだけれど。
ただ、相手がゼロであったなら、ゼロがルルーシュに対して手荒な事をしない事も解っていた…と云う事も考えられる。
―――ゼロは…結局、ルルーシュに対してあんまり優しくない事ばかり云っていたけれどな…
そこまで考えた時…。
ゼロが彼らに攫われたと云うのが事実であるなら、もう一つ、疑問が生まれる。
「母さん、少し、疑問があるんだけれど…」
スザクが自分の中でもうまく整理できない中で、何とか、知りたいと思った事を言葉にしようとした。
スザクのその一言に、母親が首をかしげた。
「何?」
「あのさ、もし、母さんの云っている事が真実だとして、桐原の家や、今回の事がそう云ったものの事で、ちょっと、疑問があるんだけど…」
スザクのその言葉に、母親の方が何か、ドキッとした顔をした。
スザクもその顔を見て、彼女が何かを隠していると直感的に思った。
しかし、その事を無視したふりをしてスザクが言葉を続ける。
「もし、そんな高貴な血が絡んでいるとなれば、後継者と云うのは基本、男系男子…ってことじゃないの?俺、そう云った難しい事は良く解らないんだけどさ…」
スザクのその言葉に、あからさまに顔色を変えたのが、よく解った。
更にスザクは言葉を続けた。
「だとすると、ゼロを攫って、後継者に…と云う事はなんだか不自然な話しに聞こえるんだけど…。俺の勘違いなのか?」
スザクは…うろたえている母親のお陰なのか、非常に冷静に尋ねた。
素朴な疑問をそのまま、ストレートに言葉にされると、尋ねられた方は、驚きが大きい。
そして、何かを隠そうとしているとか、相手を騙そうとしているとか…そう云うことであれば、こうした形でうろたえる。
「母さん、ちゃんと本当の事を話してくれないか?でないと、俺、このままじゃ、平凡な学生もやっていられないって事だろ?」
スザク自身、もしこの場で様々な義務だの責務だと云われたところで、どうしたらいいかなんて解らない。
ただ、何も知らずに、大人に振り回されるのは避けたいと思う。
それが、素直な、正直な気持ちだ。
スザク自身、紆余曲折を経て、やっと、自分の気持ちに気づいて、たとえその想いが通じる事はなくても、その気持ちに素直になりたいと、正直になりたいと思った矢先だ。
必要なら、自分から身を引く覚悟をしなければならないと云う覚悟もしなければならないと云う事だ。
―――これ以上、ルルーシュを傷つける訳にはいかないんだ…。俺がこれ以上…
スザクの中にあるのは…そんな思いだ。
子供は親を選べない…。
それは解るけれど、自分の生きる道を親に振り回されるのは御免だ…という思いくらいは持っているのだ。

 正直、この歳になって、そんな高貴な家の後を告げと云われたって無理に決まっている。
これまで日本を陰から支えて来て、操って来たその存在の中に自分がその身を置くなんて事は正直、途方もない話である。
「それは…それは…」
母親の言葉が先に進んで行かない。
云い難そう…と云うよりも、云いたくないと云った方が正確な表現だろうと思った。
何となく、今、スザクが予想しているその事が真実な様な気がした。
その予想と云うのは、今、自分が頭の中に浮かび上がったいくつかの予想の中で一番悪い予想が…当たっているのだろうと思った。
「母さん、もういいよ…。ごめん、いきなり、云い難い事を訊いたりして、ごめん…」
スザクはそう云って、キッチンを出て行った。
そして、そのまま…玄関を出た。
今は…家にいたくないと思った。
家にいたら…きっと、もっと、嫌な事を訊いてしまいそうになると思ったから…。
両親だって、スザク達を守ろうと必死だった…。
それは解るのだけれど。
否、それが解るからこそ、苦しいのかもしれない。
玄関の外に出た時…『はぁ…』と大きな息を吐きだした。
ショックが大きいし、自分から訊いたとはいえ、いきなりそんな事を云われても…と思う事はある。
ただ、自分の父親が飛び出した理由は、何となく解った気がした。
ゼロの姿を見て、さっきの母親の話を訊いて…。
「どうなるんだろう…これから…」
これまでは知らなかったし、今回の様な事件がなければこのままでいたであろうけれど…。
でも、今となっては知らなかった頃と同じように…と云う訳にはいかない気がしている。
自分が何を気にしたところで、何を出来る訳でもないのだけれど。
解っていても、その真実が、これから、自分の目の前に何かの形で現れて来るのかもしれない。
知らないままそんなものが現れたらきっとパニックになっていたとは思うけれど。
誰も未来の事なんて解らないけれど。
こうした形で漠然とした不安を突き付けられると、中々辛いものがある。
正直、今もかなりしんどいと思っている。
知らなくても、何れは突き付けられていた事実。
今知ったところで、どうしたらいいか解らない事実。
ただ、一つだけ自分の中ではっきりしている事がある。
―――少なくとも、俺は、あんな組織に入って何か出来る様な人間じゃないな…。残念ながら…。
体力面での自信はあっても、頭の方ははっきり云って10人並みだ。
そのくらいは解っている。
あんな、難しい話ばかりになりそうな所に連れて行かれたって何ができる訳でもない。
ただ、何となく解るのは…。
恐らく、その組織とやらは、この先、行き詰まりを見せているのではないか…と云う事だ。
少なくとも、枢木家がそこから出奔した状態でゼロを攫い、ゼロがいる事によって何かが出来ると思っていたようだ。
しかし、そのゼロがシュナイゼルの元へと戻った。
となると、後継者と云うのはどう云う話しになるのか…。
これまで、桐原家に出入りしていた時にはそう云った話しなど、微塵も見せなかったけれど、こんな形で自分の知るところとなり、恐らく、彼らが『長老』と呼んでいた者達にも知られた事となる。
解らない事が…たくさんあり過ぎて、混乱してしまう…。

 ごちゃごちゃ考えつつもマンションの廊下を歩いていると…。
慌てては知って行くノネットの姿があった。
「ノネット?」
スザクがその姿に声をかけた。
「あ、スザクか…。ちょうどいい…。お前、これから買い物に出るんだ…。手伝ってくれ!」
ノネットの言葉にスザクの頭の中で先ほどとは違う『?』が飛び交う。
そんなスザクを見てノネットが少しいらついた様に言葉を続けた。
「お前はなんともないのかよ…。ルルーシュが倒れて熱を出したんだ!眠っている状態でベッドから連れ出そうとすると、むずかってベッドから離れようとしないから…。だから、これから、応急処置に必要な物を買いに行くんだ…」
ノネットの言葉にスザクは目を見開いて、ノネットの次の言葉を聞く事もせずに走り出した。
「お…おい!」
ノネットがルルーシュのマンションの部屋の方に走って行くのを呼びとめようとするが、既にスザクの耳にはその声が届いていない。
「ったく…。しゃーないな…。急いで行って来るか…」
そう云ってノネットはその場を離れて行った。
ノネットの言葉は背中の方でしていたけれど、何を云っているのかなんて気にしていられる余裕はなかった。
―――やっぱり…あいつ、無理していたんだ…
スザクはそんな事を思いながら、歩いて行ったって1分足らずの筈のルルーシュのマンションの部屋の入り口…。
でも、今、全力で走っているのに、その距離がいつもより長く感じる。
玄関の前まで云って、インターフォンのボタンを押す。
『あら…ノネットさんですか?随分早…』
中からナナリーの声がした。
「ナナリー!俺だ!開けてくれ!ルルーシュは?」
単語を並べただけの怒鳴り声…。
ナナリーがスピーカーの向こうで驚いているのが解る。
でも、すぐにセキュリティが外れた音がして、スザクが本当に乱暴と云える様なドアの開け方をして、中に走り込んで行った。
「ナナリー!ルルーシュは…」
スザクが慌てた顔をしてナナリーに尋ねる。
スザクの知らない風景だ。
いつも、ナナリーが熱を出してルルーシュが真っ青になっていた…という光景だったから。
「だいぶ、疲れが溜まっていたみたいですね。それに、何があったのかは知りませんけれど、うわごとで、ずっと、どなたかに謝っているんです…。『ぜろ』さんって…どなたか知っていますか?」
ナナリーの一言に、スザクがぐっと息をのんだ。
その様子にナナリーもそれ以上は訊いて来なかった。
「スザクさん、お姉さまの傍にいて差し上げて下さい。きっと、お姉さまもスザクさんが傍にいる方が…安心しますから…」
ナナリーが静かにそう云った。
ナナリー自身、スザクの事を許しているとは思えないけれど、それでも姉の為になら自分の意思をも曲げる…そんな気持ちがスザクに伝わってきた。
「どんな…様子?熱はどのくらい?」
「今はまだ、熱が上がっているみたいで、布団の他に電気敷布を使っています。熱は、10分前に測った時には38度6分でした。これ…持って行って下さい…」
と、ナナリーがトレイを渡した。
上にはタオルとタオルを濡らす為の小さな水桶が置かれていた。
それを受け取って、スザクはルルーシュの部屋へと入ると…中ではベッドの上で布団にくるまってカタカタ震えているルルーシュの姿が目に飛び込んで来たのだった。

To Be Continued


あとがきに代えて



いやぁ…本当にお久し振りの『幼馴染シリーズ』です。
佳境は佳境なんですけれど、この第3部に関しては多分、いつもより少し長めとなり、多分、8月中には終わる予定です。
本当は終わらせようと思えば、来週には終わる予定だったのですけれど、エピソードを一つ加えたので…。
と云うか…このお話しも最終回なんて言葉が出てくるようになっちゃったんですねぇ…。
一応、考えている事があって、このお話しの後の予定は一応、決まっています。
あんまりサプライズはないですけれど。
思えば、結構長くなりましたよね…。
このお話し、3部作で3冊本を出したら…1冊辺りのページ数、結構凄い事になりそうな気配ですね…。
最初の頃はホント、1回分が普通の単発や『皇子とレジスタンス』よりも短かったんです。
連載開始当時、あの頃の単発作品の8割くらいの長さだったんです…一回辺り…。
今ではほぼ同じ、もしくは長くなっている事もあります。
だから、実は、第1部が一番短いんです…オフラインとした時には…。
オフラインにすると云う予定は今のところありませんけれどね。
まぁ、オンラインの再録でオフライン出していればいいのかもしれないんですけれど…。
何となくそれも出来ずに居ますから…。
でも、『皇子とレジスタンス』もそうですが、再録の方がオフラインで読みたいと思って下さる方が多い様な気もしていて…。
どうしたものか…と思う今日この頃ですが…。
まぁ、再録本を出す時には多分、オフラインの書きおろしと2冊出すでしょうね…
これまで同様…。(これまで再録本の場合、そのイベントでは再録本と合わせて2冊新刊を出して居ました)
終わりが見えてきましたけれど…最後まで楽しんで頂ければ幸いです。

最近、月一放送の『刀語』にちょっとはまっていたりして…。
七花ととがめ見ていて…なんとなく、そこにまでスザルルを当てはめてしまっている自分が…本当に心配になってきますが…。
小説はまだ読んでいないので、手に入れたらぜひとも読みたいと思います。


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posted by 和泉綾 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 幼馴染シリーズ

幼馴染シリーズ 〜第3部〜

読む前のご注意






こちらは、ルルーシュを女体化しているパラレルワールド作品です。
ユーフェミアファンには怒られてしまいそうなユーフェミアのキャラ設定となっていますので、ユーフェミアをこよなく愛していらっしゃる方は引き返す事をお勧めします。
一応、3部作となっており、今回の『Third Story』は第3部です。
第3部に関してはルルーシュとスザクがどう変わっていくのか…と云うお話になります。
『幼馴染シリーズ』の最終章となります。
この第3部が終わる時にはスザルルでハッピーエンドになります。
また、キャラクターの年齢や、立場など、かなりこちらの都合で弄くり倒しています。
つまり、コードギアスのキャラ名を借りているだけ…と云う感じでお読みください。



Third Story 22



 マンションに戻って来て…。
それぞれの部屋の中で様々な事が起きている。
今回の事件で露呈した様々な真実。
そして、その真実の重み…。
云うなれば、ルルーシュが一番の犠牲者…に見えた。
何も知らず、何にも関わっていないのに…。
それでも、その真実があるが故に当事者と云う事になって…。
誰が悪いのかと云われれば、きっと、誰も答える事が出来ない。
ただ、今回、何も知らずに巻き込まれて、一番被害を被ったのは彼女だろう。
自分の部屋に入った途端に…ベッドにすぐに突っ伏しして、動けなくなる。
ルルーシュの中では、
―――これ以上、ナナリーやノネットに心配を懸ける訳にはいかない…
そんな風に思うのだけれど、身体が云う事を聞かない…という状態となっている。
一人になると、色んな事が頭を過って行く。
これまで存在も知らなかった異父兄を始め、スザクの家の事情、そして、今回のこの事件には今回知った事実すべてが複雑に絡んでいると云う事なのだ。
ただ、普通の母子家庭で居られたら…どれほど楽だったのだろうかと思える程、今回、自分に入り込んで来た真実は重たかった。
ルルーシュは自分の父親の事を知らないけれど、でも、もし、自分が父親の方にいたのなら、こんな事にはならなかったのだろうか…とさえ思えてくる。
「ゼロ…か…」
自分の異父兄だと名乗った。
そして、複雑な事情をルルーシュに聞かせた。
知りたくはなかったけれど、彼の云っていた事は知らなければならない事なのだ。
多分、あの時知る事がなくても、いずれ、どこかで知ることとなったに違いない。
―――あの時…知って良かったのかな…。ゼロ自身が…話してくれたんだから…。他の誰かから聞くよりも、よっぽどいいのかもしれない…
ルルーシュの中でそんな風に思う。
身体に力が入らなくて…何か、やらなくてはならない事がたくさんある筈なのに。
いつものルルーシュだったら、こんな風に動けなくなる訳がないのに。
それなのに…
―――身体が…重たい…。でも…せめて着替えて…それから…
そんな事を考えている内に、瞼が重くて、持ち上げていられなくなる。
やらなくてはならない事が頭の中に羅列されているのに。
いつもならその羅列されたやるべき事を一つ一つ片付けてから、こうしてベッドの上に寝転がるのに…。
今は…何もできないどころか、部屋に入った途端に、こんな形でベッドに身を預けている。
少し身体が震えている気がするけれど、それが現実なのか、夢なのか、それさえも解らない。
解らない事だらけで、確かめたいと思うけれど、既に身体は動かないし、頭の中もかすんで行くのが解る。
―――誰か…私の身体を起こしてくれ…。身体が起き上がれば…きっと、動けるのに…
恐らく、普通なら的外れな事を考えていると解るのに。
でも、今のルルーシュにはそれに気づくことが出来ない。
動けない自分に、責める言葉さえ出て来なくて…。
やがて、ルルーシュに優しい闇が訪れる。
ルルーシュが望んでいるものではなくとも…その闇は、ルルーシュにとって、優しい者であり…。
そして、ルルーシュの現在の状況をルルーシュに教えるにはちょうど良い闇でもあった。

 スザクの母が食卓のテーブルに着き、その正面にスザクが腰かけている。
一通りの事情を聞き、スザクが『はぁ』と息を吐いた。
「俺の家がそんな血筋だったとはね…。確かに、『枢木』なんて姓は珍しいとは思っていたし、桐原の家も、凄い家だとは思っていたけれど…」
「ロロが生まれてからなのよ…。それまではお祖父様はスザクにも会わなかったわ。今だって許されているわけじゃないのだけれど…お祖父様としては何れ、何らかの形で枢木の直系男子を欲しいと願っていた事は事実みたいだけれど…」
ぽつぽつと話しをしている母を見て、正直複雑な気持ちになる。
遡れば朝廷の名前にまで繋がって行くと云うのだから驚きだ。
ただ、途中で二つに分かれた時期があった。
そう、南北朝時代…。
その時、南朝側が敗れたとされている。
その南朝の流れをくむと云うのだから…こんな事が公表されたらそれこそ大騒ぎだ。
だからあのような形で裏側で暗躍の様な形で力を付けて来たと云う事…なのかもしれないが。
ただ、現在ある天皇家も現在では権威の象徴としての存在となっていたが、彼らにも優秀な人材がいて、その中で違う形での生き方を選んだ。
そして、その中で現在は陰から日本を支える存在…としての役目を担ってきたわけなのだが…。
時代が変わり、経済力にしても影響力にしても、彼らに匹敵する存在がいくつも誕生して、彼らの存在も生きるか死ぬか…という状況に陥って来たのだ。
彼らの担ってきた役目の中には、様々なものがある。
それは、表の存在でも、陰の存在でも必要なものであった。
だが…時代が変わり、彼らが担う役目が陰の部分に偏ってきた。
彼らは日本国内の地下組織さえも把握しており、その名前を聞けば一切手を出せないと云うくらいの存在である。
そんな存在であるのだから、闇の部分をも知りつくしている。
そんな中でスザクの父親は、耐えきれなくなったと云うことだろう。
時代の変化と共に、周囲はどんどん変化して行くのだ。
その変化の中で、その器に入っている事が辛くなる存在も当然の様に出てくるわけだ。
そして、この時代でそう云った存在となったのがスザクの父親だった。
そんな事実を話されて、スザク自身、平静を装っているものの、自分の中で完全に咀嚼しきれない。
と云うか、その行為自体を放棄している。
ただ、母の言葉を一つ一つ頭の中に並べている…そんな感じだ。
「で、俺とロロは、これから…どうなるわけ?」
スザクの中に存在する、もう一人の冷静な目で見つめているスザクがその問いを口から出させた。
今のスザクには…欲しい物があるのだ。
だからこそ、こうして自分を保っていられるのかもしれない。
そう思えてくる。
「どう…と云う事はないわ…。ただ、ランペルージ家の皆さんにはどう思われるか…解らないと云う事は云えるわね…。ランペルージグループの皆さんも、どこまで内の事を承知していたのか…解らないんだけど…。よく、ここまで何も口出しして来なかったと…母さんは思っているわ…」

 母の言葉に…スザクも『確かに…』と思える。
シュナイゼルがルルーシュを愛している事は随分前から解っていた。
そこまで危険な存在となり得るスザクがこんな近くにいると云う事に対して危機感を抱いていなかった訳がない。
「多分、この時を待っていた…と云うのもあると思うけれどな…。あの、シュナイゼルさんの顔を見ていると…」
スザクがそう零した。
シュナイゼルがルルーシュをそんな形で利用すると云うのは、あまり考えにくい事ではあるのだけれど。
ただ、相手がゼロであったなら、ゼロがルルーシュに対して手荒な事をしない事も解っていた…と云う事も考えられる。
―――ゼロは…結局、ルルーシュに対してあんまり優しくない事ばかり云っていたけれどな…
そこまで考えた時…。
ゼロが彼らに攫われたと云うのが事実であるなら、もう一つ、疑問が生まれる。
「母さん、少し、疑問があるんだけれど…」
スザクが自分の中でもうまく整理できない中で、何とか、知りたいと思った事を言葉にしようとした。
スザクのその一言に、母親が首をかしげた。
「何?」
「あのさ、もし、母さんの云っている事が真実だとして、桐原の家や、今回の事がそう云ったものの事で、ちょっと、疑問があるんだけど…」
スザクのその言葉に、母親の方が何か、ドキッとした顔をした。
スザクもその顔を見て、彼女が何かを隠していると直感的に思った。
しかし、その事を無視したふりをしてスザクが言葉を続ける。
「もし、そんな高貴な血が絡んでいるとなれば、後継者と云うのは基本、男系男子…ってことじゃないの?俺、そう云った難しい事は良く解らないんだけどさ…」
スザクのその言葉に、あからさまに顔色を変えたのが、よく解った。
更にスザクは言葉を続けた。
「だとすると、ゼロを攫って、後継者に…と云う事はなんだか不自然な話しに聞こえるんだけど…。俺の勘違いなのか?」
スザクは…うろたえている母親のお陰なのか、非常に冷静に尋ねた。
素朴な疑問をそのまま、ストレートに言葉にされると、尋ねられた方は、驚きが大きい。
そして、何かを隠そうとしているとか、相手を騙そうとしているとか…そう云うことであれば、こうした形でうろたえる。
「母さん、ちゃんと本当の事を話してくれないか?でないと、俺、このままじゃ、平凡な学生もやっていられないって事だろ?」
スザク自身、もしこの場で様々な義務だの責務だと云われたところで、どうしたらいいかなんて解らない。
ただ、何も知らずに、大人に振り回されるのは避けたいと思う。
それが、素直な、正直な気持ちだ。
スザク自身、紆余曲折を経て、やっと、自分の気持ちに気づいて、たとえその想いが通じる事はなくても、その気持ちに素直になりたいと、正直になりたいと思った矢先だ。
必要なら、自分から身を引く覚悟をしなければならないと云う覚悟もしなければならないと云う事だ。
―――これ以上、ルルーシュを傷つける訳にはいかないんだ…。俺がこれ以上…
スザクの中にあるのは…そんな思いだ。
子供は親を選べない…。
それは解るけれど、自分の生きる道を親に振り回されるのは御免だ…という思いくらいは持っているのだ。

 正直、この歳になって、そんな高貴な家の後を告げと云われたって無理に決まっている。
これまで日本を陰から支えて来て、操って来たその存在の中に自分がその身を置くなんて事は正直、途方もない話である。
「それは…それは…」
母親の言葉が先に進んで行かない。
云い難そう…と云うよりも、云いたくないと云った方が正確な表現だろうと思った。
何となく、今、スザクが予想しているその事が真実な様な気がした。
その予想と云うのは、今、自分が頭の中に浮かび上がったいくつかの予想の中で一番悪い予想が…当たっているのだろうと思った。
「母さん、もういいよ…。ごめん、いきなり、云い難い事を訊いたりして、ごめん…」
スザクはそう云って、キッチンを出て行った。
そして、そのまま…玄関を出た。
今は…家にいたくないと思った。
家にいたら…きっと、もっと、嫌な事を訊いてしまいそうになると思ったから…。
両親だって、スザク達を守ろうと必死だった…。
それは解るのだけれど。
否、それが解るからこそ、苦しいのかもしれない。
玄関の外に出た時…『はぁ…』と大きな息を吐きだした。
ショックが大きいし、自分から訊いたとはいえ、いきなりそんな事を云われても…と思う事はある。
ただ、自分の父親が飛び出した理由は、何となく解った気がした。
ゼロの姿を見て、さっきの母親の話を訊いて…。
「どうなるんだろう…これから…」
これまでは知らなかったし、今回の様な事件がなければこのままでいたであろうけれど…。
でも、今となっては知らなかった頃と同じように…と云う訳にはいかない気がしている。
自分が何を気にしたところで、何を出来る訳でもないのだけれど。
解っていても、その真実が、これから、自分の目の前に何かの形で現れて来るのかもしれない。
知らないままそんなものが現れたらきっとパニックになっていたとは思うけれど。
誰も未来の事なんて解らないけれど。
こうした形で漠然とした不安を突き付けられると、中々辛いものがある。
正直、今もかなりしんどいと思っている。
知らなくても、何れは突き付けられていた事実。
今知ったところで、どうしたらいいか解らない事実。
ただ、一つだけ自分の中ではっきりしている事がある。
―――少なくとも、俺は、あんな組織に入って何か出来る様な人間じゃないな…。残念ながら…。
体力面での自信はあっても、頭の方ははっきり云って10人並みだ。
そのくらいは解っている。
あんな、難しい話ばかりになりそうな所に連れて行かれたって何ができる訳でもない。
ただ、何となく解るのは…。
恐らく、その組織とやらは、この先、行き詰まりを見せているのではないか…と云う事だ。
少なくとも、枢木家がそこから出奔した状態でゼロを攫い、ゼロがいる事によって何かが出来ると思っていたようだ。
しかし、そのゼロがシュナイゼルの元へと戻った。
となると、後継者と云うのはどう云う話しになるのか…。
これまで、桐原家に出入りしていた時にはそう云った話しなど、微塵も見せなかったけれど、こんな形で自分の知るところとなり、恐らく、彼らが『長老』と呼んでいた者達にも知られた事となる。
解らない事が…たくさんあり過ぎて、混乱してしまう…。

 ごちゃごちゃ考えつつもマンションの廊下を歩いていると…。
慌てては知って行くノネットの姿があった。
「ノネット?」
スザクがその姿に声をかけた。
「あ、スザクか…。ちょうどいい…。お前、これから買い物に出るんだ…。手伝ってくれ!」
ノネットの言葉にスザクの頭の中で先ほどとは違う『?』が飛び交う。
そんなスザクを見てノネットが少しいらついた様に言葉を続けた。
「お前はなんともないのかよ…。ルルーシュが倒れて熱を出したんだ!眠っている状態でベッドから連れ出そうとすると、むずかってベッドから離れようとしないから…。だから、これから、応急処置に必要な物を買いに行くんだ…」
ノネットの言葉にスザクは目を見開いて、ノネットの次の言葉を聞く事もせずに走り出した。
「お…おい!」
ノネットがルルーシュのマンションの部屋の方に走って行くのを呼びとめようとするが、既にスザクの耳にはその声が届いていない。
「ったく…。しゃーないな…。急いで行って来るか…」
そう云ってノネットはその場を離れて行った。
ノネットの言葉は背中の方でしていたけれど、何を云っているのかなんて気にしていられる余裕はなかった。
―――やっぱり…あいつ、無理していたんだ…
スザクはそんな事を思いながら、歩いて行ったって1分足らずの筈のルルーシュのマンションの部屋の入り口…。
でも、今、全力で走っているのに、その距離がいつもより長く感じる。
玄関の前まで云って、インターフォンのボタンを押す。
『あら…ノネットさんですか?随分早…』
中からナナリーの声がした。
「ナナリー!俺だ!開けてくれ!ルルーシュは?」
単語を並べただけの怒鳴り声…。
ナナリーがスピーカーの向こうで驚いているのが解る。
でも、すぐにセキュリティが外れた音がして、スザクが本当に乱暴と云える様なドアの開け方をして、中に走り込んで行った。
「ナナリー!ルルーシュは…」
スザクが慌てた顔をしてナナリーに尋ねる。
スザクの知らない風景だ。
いつも、ナナリーが熱を出してルルーシュが真っ青になっていた…という光景だったから。
「だいぶ、疲れが溜まっていたみたいですね。それに、何があったのかは知りませんけれど、うわごとで、ずっと、どなたかに謝っているんです…。『ぜろ』さんって…どなたか知っていますか?」
ナナリーの一言に、スザクがぐっと息をのんだ。
その様子にナナリーもそれ以上は訊いて来なかった。
「スザクさん、お姉さまの傍にいて差し上げて下さい。きっと、お姉さまもスザクさんが傍にいる方が…安心しますから…」
ナナリーが静かにそう云った。
ナナリー自身、スザクの事を許しているとは思えないけれど、それでも姉の為になら自分の意思をも曲げる…そんな気持ちがスザクに伝わってきた。
「どんな…様子?熱はどのくらい?」
「今はまだ、熱が上がっているみたいで、布団の他に電気敷布を使っています。熱は、10分前に測った時には38度6分でした。これ…持って行って下さい…」
と、ナナリーがトレイを渡した。
上にはタオルとタオルを濡らす為の小さな水桶が置かれていた。
それを受け取って、スザクはルルーシュの部屋へと入ると…中ではベッドの上で布団にくるまってカタカタ震えているルルーシュの姿が目に飛び込んで来たのだった。

To Be Continued


あとがきに代えて



いやぁ…本当にお久し振りの『幼馴染シリーズ』です。
佳境は佳境なんですけれど、この第3部に関しては多分、いつもより少し長めとなり、多分、8月中には終わる予定です。
本当は終わらせようと思えば、来週には終わる予定だったのですけれど、エピソードを一つ加えたので…。
と云うか…このお話しも最終回なんて言葉が出てくるようになっちゃったんですねぇ…。
一応、考えている事があって、このお話しの後の予定は一応、決まっています。
あんまりサプライズはないですけれど。
思えば、結構長くなりましたよね…。
このお話し、3部作で3冊本を出したら…1冊辺りのページ数、結構凄い事になりそうな気配ですね…。
最初の頃はホント、1回分が普通の単発や『皇子とレジスタンス』よりも短かったんです。
連載開始当時、あの頃の単発作品の8割くらいの長さだったんです…一回辺り…。
今ではほぼ同じ、もしくは長くなっている事もあります。
だから、実は、第1部が一番短いんです…オフラインとした時には…。
オフラインにすると云う予定は今のところありませんけれどね。
まぁ、オンラインの再録でオフライン出していればいいのかもしれないんですけれど…。
何となくそれも出来ずに居ますから…。
でも、『皇子とレジスタンス』もそうですが、再録の方がオフラインで読みたいと思って下さる方が多い様な気もしていて…。
どうしたものか…と思う今日この頃ですが…。
まぁ、再録本を出す時には多分、オフラインの書きおろしと2冊出すでしょうね…
これまで同様…。(これまで再録本の場合、そのイベントでは再録本と合わせて2冊新刊を出して居ました)
終わりが見えてきましたけれど…最後まで楽しんで頂ければ幸いです。

最近、月一放送の『刀語』にちょっとはまっていたりして…。
七花ととがめ見ていて…なんとなく、そこにまでスザルルを当てはめてしまっている自分が…本当に心配になってきますが…。
小説はまだ読んでいないので、手に入れたらぜひとも読みたいと思います。


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posted by 和泉綾 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 幼馴染シリーズ

お父さんへ (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ お父さんへ
「今日は父の日。日ごろの感謝の気持ちを綴ってください!」
現在、離れて暮らしている父ですが…。
自分の興味を持つもの、好きなものって、オタク関係以外はすべて父の影響だった気がします。
そこから、いろんなところに波及して、今の自分の知識であったり、興味であったりするんですよね…。
一つ一つ考えて行くと。
多分、俗に言う、『ファザコン』と云う奴なんですよね…私…。
あからさまに『パパ大好き♪』という感じではないのですが、自分の今あるものを考えたとき、父の影響が凄く強いです。
父は自分で文章をかくのが苦手だと云い続けて居ましたが…。
多分、私が文章をこんな風に書くようになったのはやっぱり父の影響だった気がします。
今自分が書いている文章を父に読んで貰う…と云う訳にはなかなかいかないのですが…(流石にねぇ…BL文章を自分の娘が書いているとは夢にも思っていないでしょうし)
そう云う意味では、私の妹達も父の事が大好きですよね…。
父の独り言を聞いた妹が、旅行先から電話をかけてきて、『ナンジャモンジャってヒトツバタゴの事だよね?』と尋ねて来て、1週間後、ナンジャモンジャの苗木が実家に送られてきた…とか…。
実家に帰省した妹が、両親の知らない間にずっと父の行きたがっていた温泉に予約を入れていて連れて行ったとか…。
私自身も、余裕のある時にはギフトシーズンとか、誕生日とかじゃなくても色々送っていますし、旅行先で見つけた珍しいものを送ったりしていますしね。
離れて暮らしている訳ですが、ほぼ一か月に一度は実家に連絡を入れている私たち姉妹ですが…
いつまでも元気で一緒に遊びに行って欲しいと思っております。


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現在、離れて暮らしている父ですが…。
自分の興味を持つもの、好きなものって、オタク関係以外はすべて父の影響だった気がします。
そこから、いろんなところに波及して、今の自分の知識であったり、興味であったりするんですよね…。
一つ一つ考えて行くと。
多分、俗に言う、『ファザコン』と云う奴なんですよね…私…。
あからさまに『パパ大好き♪』という感じではないのですが、自分の今あるものを考えたとき、父の影響が凄く強いです。
父は自分で文章をかくのが苦手だと云い続けて居ましたが…。
多分、私が文章をこんな風に書くようになったのはやっぱり父の影響だった気がします。
今自分が書いている文章を父に読んで貰う…と云う訳にはなかなかいかないのですが…(流石にねぇ…BL文章を自分の娘が書いているとは夢にも思っていないでしょうし)
そう云う意味では、私の妹達も父の事が大好きですよね…。
父の独り言を聞いた妹が、旅行先から電話をかけてきて、『ナンジャモンジャってヒトツバタゴの事だよね?』と尋ねて来て、1週間後、ナンジャモンジャの苗木が実家に送られてきた…とか…。
実家に帰省した妹が、両親の知らない間にずっと父の行きたがっていた温泉に予約を入れていて連れて行ったとか…。
私自身も、余裕のある時にはギフトシーズンとか、誕生日とかじゃなくても色々送っていますし、旅行先で見つけた珍しいものを送ったりしていますしね。
離れて暮らしている訳ですが、ほぼ一か月に一度は実家に連絡を入れている私たち姉妹ですが…
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2010年06月19日

皇子とレジスタンス 〜Uneasiness〜

 戦闘の上で、指揮官クラスともなると、戦闘中も相当な緊張感を強いられるが、戦後処理に関しても、相当神経を使う。
一つ間違ってしまうと、様々なところで問題が生じるからだ。
論功行賞に関してせっついて来る者に対しては正直…
―――張り倒してやりたい!
と考えてしまう。
実際には、そんな事を云っていられるような状態じゃない事を解っているのか、解っていないのか、敢えて知らぬ振りをしているのか解らないが…。
どちらにしろ、ここで、総責任者となっている人物にとって、そんな事を云ってくる輩に関しては、どれ程の功績があったとしても、評価を下げたくなるものだ。
確かに、その論功行賞によって、その人物の周囲が一変してしまう程の場合には気になっても仕方ないだろうが…。
それまでどんな指揮官の下で働いていたのか…と考えてしまう。
実際に、こうした軍事行動の場合、論功行賞の不平不満は付きものだし、その、論功行賞を決める人物によっても違いが出て来るものだ。
軍事行動の場合、実際の働きを全て把握出来る者など中々いない。
それが不満で仕える主を替える者さえいる。
ブリタニアの中ではごく当たり前の事…。
力ない者に仕えていても先が望めないどころか、自分達が生きて行く事も出来ないと云う事ともなれば、そう考えてしまっても仕方ない。
ルルーシュ自身、それをよく理解していた。
力ない者に誰も付いて来る事はない…。
ここまで、ずっと、そう思っていた。
だからこそ、自分の目で状況把握、物事の動向をしっかりと見極める事を学んできた。
自分の置かれている立場、自分の今いる立ち位置、自分を取り巻く環境、存在達…。
全てを見て、把握する能力が否応なしに培われてきたと云う事だ。
ルルーシュ自身、その事を自覚しているかどうかは解らない。
相手に、自分の考えを察知されれば自分の立場、やがては自分の命さえ危うくなると云う危険も孕んでいる中、ルルーシュ自身は、周囲に対して無関心を装う術さえも身に付けた。
ルルーシュを表向きにではないにしろ、『彼のお気に入り』と云う肩書を与えて見守ってきたシュナイゼルが無言で与えた教育の一つかもしれない。
シュナイゼルにその意識があったとしても、ルルーシュの中にその意識が芽生えたのは多分、ごく最近の事だろう。
だからこそ…ルルーシュは自分の立場を更に自覚する事になった。
エリア11への赴任もシュナイゼルが与えたルルーシュの生きる術であり、これから必要になるであろう経験を積ませるものなのだと…。
そして、それがやがて、シュナイゼルの目指す先で必要な力になるとルルーシュは思っていた。
ルルーシュにとって、周囲から見ると、非常に危うい強さとも云えるが、シュナイゼルに対してのその、忠実さが力となっている事は否めない事実だ。
そして、シュナイゼルと対立している勢力はそんなルルーシュの姿勢と、それに伴う力を恐れている事も事実だ。
それ故に、こう云った時のルルーシュの緊張感は傍目で見ているよりも遥かにルルーシュに圧し掛かっているのである。

 とりあえず、アヴァロン内で出来る事が全て終わり、フクオカ基地の本部へと入った。
これだけの騒ぎとなってしまったので、流石にてんやわんやの大騒ぎだった。
「流石に…私が連れて来た者達がお前たちくらいだからな…。私と一緒にいた者ならともかく、元々、このエリアで任務をこなしていた者達には酷な状況だな…」
てんやわんやの基地内の状況を見て、ルルーシュがぼそりと呟いた。
実際に、ルルーシュの部下と呼べるものは元々数が少ない。
このエリアに連れて来たのだって、ジェレミアをはじめとする、マリアンヌが生きていた頃からルルーシュの事を知る者達ばかりだ。
「確かに…あの時、私達がどれほど云っても殿下は騎士を持とうとされませんでしたしね…」
ジェレミアが呆れ顔で云うと、更にルルーシュはさらりと返した。
「何を云っている…。私がエリア11の総督になって、無駄に名前だけ広がってからだろうが…。騎士候補が一気に増えたのは…」
ルルーシュ自身、自分の生まれの事もあり、ひょっとしたら一升騎士を持つ事は出来ないと考えていた事だってあった。
出来れば、ナナリーには騎士を付けたい…そんな風に考えていた事もあったけれど、一応、自分がシュナイゼルの下で働きを見せていてもその詳細がこうした形で広まるまではルルーシュにさえ騎士候補が皆無だったのだ。
身体が不自由で、大した後見もない母親が平民の、この先を望めない皇女の騎士になりたいと思う者は、そうはいないだろう。
基本的に、ナナリーは王宮から外に出る事のない生活を送っているのだ。
だから、時々、ブリタニア国内を驚かせる騎士叙任があるのだけれど、それを望む事も出来ない。
ルルーシュとナナリーの母であるマリアンヌが皇帝の騎士となった時には、確かに大騒ぎとなったわけだが。
どれだけ有能であっても、その身分がなければ、その地位を得られる事は実質的には無理だとされている地位だった。
確かに皇帝の騎士であるナイトオブラウンズは国籍は問わないし、その実力だけがその地位を得る資格を持つ。
それでも、その周囲には様々な力が働く。
結局、身分のない者がそう云った高い地位を望む事は基本的に不可能に近い状態にあった。
ルルーシュも本来なら貴族出身者、もしくはその実力が認められて騎士候となった者が騎士となる筈なのだ。
ナナリーもそうだが。
しかし、彼らの騎士になろうと思うのは、相当彼らに対しての思い入れがあるか、彼らの意思に関係なく、何かの力が働いた時くらいだ。
後者の場合、そんな輩が命を懸けて彼らを守る事なんて出来る訳がない。
騎士と云うのは、それこそ、その気持ちの強さも要求される。
だから、後見の強い皇族で、後見貴族の中から騎士を指名して、騎士としての働きが出来ずにその仕えた主が死亡したり、その騎士が解任させられたり辞任したり…と云う話も珍しい話しではないのだ。
そう云った事情も知るから、自らを守るための盾は欲しいとは思うし、何より、ナナリーを守ってくれる存在はルルーシュにとって何よりも必要な存在だった。
―――今のところ望むべくもないが…
そんな状態だったから、ルルーシュ自身、このエリアで対外国相手の戦いの後の後始末の込んだん状態を知る者を連れて来る事が出来なかったので、こんな形でパニック状態となってしまうのだ。

 ルルーシュが基地内のデータを調べるべく、スザクを連れて資料室へと入った。
中のパソコンには膨大な量のデータが送られて来ているし、それまでの報告ログも膨大な量だった。
「スザク…日本国内での反体制運動はここまで規模が大きい者はなかったのか?」
ルルーシュが付いて来て、その資料の多さに呆然としているスザクに声をかけた。
「ルルーシュ…そこまでの騒ぎを起こせる程の力があるなら、日本はブリタニアに負けてないよ…。勝てたかどうかは別問題だけどな…」
スザクが呆れ顔でルルーシュに返した。
その答えにルルーシュが『なるほど』と云いながら息を吐いた。
その、吐き出された息の意味は…一体何だったのか…。
少なくとも、スザクの目には、人間の生命維持の意味だけしかない呼吸には見えなかった。
「となると、対外戦力にもう少し、力を割ける…と云う事か…」
ルルーシュが独り言のように呟いたその言葉に、スザクがまた、はっとした顔をした。
「おい…ルルーシュ…」
「なんだ?」
スザクが何かを思って、ルルーシュに声をかけた。
ルルーシュはそんなスザクの思うところを知ってか、知らずか、静かに反応しただけだった。
スザクの中では、ルルーシュはスザクが何を云おうとしているのか、何となく解っている様に見えた。
「まだ…こんな事があるのか?少なくとも、今の中華連邦にそこまでの力はない。そもそも、これでブリタニアのエリアになったんだろう?」
スザクがそう思うのは尤もな話だ。
しかし、ルルーシュはそんな考えはまだ、甘いと云っているような表情をした。
「何を云っている?これからあのエリアを治めるのは、確かにブリタニアに亡命し、帰化した黎星刻だが…彼はブリタニアに忠誠を誓っているわけではない。勿論、私とも対等という立場で臨んでいる…」
確かに、ルルーシュの云っている事はその通りだ。
ただ、そこまで考えているルルーシュを見ていて、スザクは少し、怖くなった。
否、ルルーシュがそんな風に考えねばならない現実に怖くなった…と云うべきなのだろうか…。
「ルルーシュ…?」
スザクの中に、僅かに過って行く不安を…まだ、具体的には解らない。
でも、漠然としているものではあるけれど、不安がスザクの中に生まれる。
「当たり前だろう?確かに、あの時は急を要して、時間がなかったからあのような措置をとった。しかし、彼が最も大切に思っているのは、あの幼い姫君であり、中華連邦だ…」
ルルーシュの云っている事は…確かにその通りだ。
その通りだと解る。
でも…それは…
―――俺は…俺の事も云っているのか?それは…
スザクは日本人とか、ブリタニア人とかではなく、ルルーシュ個人に仕えて来たつもりだった。
仕えていると云っても、それは表向きの事で、対等だと思っていた。
しかし、その想いが過った時…更にその先ほど過った不安が大きくなる。
「ルルーシュ…それは…」
「彼らに対しての監視体制は変わらない。まして、中華連邦のその地の総督となれば、権限もかなり大きいのだから、この先、このエリアを守る為にも出来る限りの事を施すのは当たり前だ…」

 ルルーシュは、このエリアを守る為には…とは云っているけれど。
それでも、やはり、彼に対しての信用はその程度しか持てずにいる。
多分、頭の中では解るのだけれど、感情の中で、どう、咀嚼していいかが解らない。
竜胆奪還の時、あんな危ない橋を渡っているのだ。
それは、ルルーシュにも解っている筈なのだ。
そんな事を考えているスザクに対して、ルルーシュはふっと笑った。
「スザク…やはり、お前は私の騎士には向いていない…。まぁ、どの道、私がこのエリアを離れる時には…お前を開放するつもりだった。このエリアがお前の望む形となる様にしてから…」
ルルーシュの…その一言…。
スザクの中では大きなショックを与えられている。
ルルーシュの中では自分の中にある迷いを断ち切ろうと必死になっている。
「お前…本気で…そんな事を…?」
スザクが声を震わせてルルーシュに尋ねる。
ルルーシュは少しだけ驚いた顔を見せるけれど、すぐにいつもの冷静なルルーシュの顔に戻る。
「スザク…元々お前が私の騎士となったのはただの成り行きだ…。私がお前に興味を持った…それだけの理由だった。そして、私はもうじき、このエリアを離れる事になる…」
幾つも衝撃を受ける告白に…。
スザクはただ目を見開く事しか出来ない。
「な…んで…」
「異母兄上がそろそろ戻ってこいとうるさくてね…。それに、ラティスの件もあって、本国に戻らなくてはならないんだ…。その決定によっては、私はまた、ラティス攻略の前線に立たされることになる…」
淡々と話しているルルーシュに、スザクは信じられないと云った顔をしている。
「だったら…何故俺がお前から…」
「さっきも云った。お前は私の騎士には向かない…。それに、このエリアのトップに立つのは私ではなく、お前の方がいいだろう?幸い、スザクならこのエリアに赴任しているブリタニア軍やスタッフの信頼も厚い。だから…」
―――バキッ!
ルルーシュが言葉を紡いでいる最中…耐えきれなくなって、スザクの左拳がルルーシュの右頬を殴りつけた。
ここで、利き手が出て来なかったのは、最後に残された僅かな理性だったのだろうか?
しかし、スザクの力で殴られて、ルルーシュは耐えきれずに床に倒れた。
そんなルルーシュの襟首を掴んで怒鳴りつけた。
「お前!本気で云っているのか?俺は…そんなつもりでお前の騎士としていたわけじゃない!大体!シンジュクゲットーの仲間ともコンタクトを取れる状態なら、ランスロットを奪取していつだってここから飛び出す事は出来たんだ!俺にそのつもりがあったならな!」
スザクがルルーシュに怒鳴りつけるが、ルルーシュは殴られた拍子に口の中を切って、唇の端から血が滲んでいるが、それを気にする風でもなく、スザクの顔を表情を変えずに見つめている。
ただ、ルルーシュの心の中は…
―――そうやって…僕を軽蔑しろ…
そんな、自分を騙すような言葉を紡ぎ続けていた。
「なら…そうすればよかったじゃないか…。私を騙したともなれば、お前の名声はさらに上がる事になり、ブリタニアも迂闊には手を出せなくなるぞ…」

 ルルーシュのその言葉に、スザクは怒りを露わにする。
こんな風に素直に感情を表に出し、自分の正義を貫けるスザクを見ていて羨ましかった。
自分にないものをたくさん持っていて、いつの日にか…手放したくはないと思ってしまっていた。
それでも、そんな事は…
―――スザクの足かせにしかならない…。僕の騎士なんて…きっと、スザクの命を削るだけの、過酷な立場でしかなくなる…。スザクには…そんなところにいて欲しくはない…。
という思いで振り切ろうと自分の中で必死に何かと戦っている。
ルルーシュの今、目に映っているスザクは…。
本当に自分の気持ちの正直で、まっすぐで…。
闇の中を歩き続けて来たルルーシュにとって眩しいもので…。
憧れてしまうもので…。
近くにいて…更にその輝きを失いたくないと思いつつも、自分の傍にいたら、きっと、そのスザクの真っ直ぐな翡翠の瞳が濁ってしまう…。
そう思うと怖かったから。
こんな風にストレートにルルーシュに感情をぶつけてくれた人は…これまでにはいなかった。
―――これを…『友達』と呼ぶのだろうか…。昔、母上が読んでくれた本の中には『友達』と云う言葉がたくさん出て来たけれど…。実際に見た事はなかったな…。でも、僕は、スザクに対して『友達』と云う幻影を抱いてしまったのかもしれない…。
自分の立場を忘れてはならない。
自分の役目を忘れてはならない。
自分の守るべき者を忘れてはならない。
ずっとその想いを抱きながら、どんな戦場でも立ってきた。
どんな政略の渦の中でも飛び込んできた。
でも、このエリアに来て、自分は変わってしまったと思う。
そんな大切な事を忘れているのではないか…。
そんな風に思えてしまう事が増えた。
ふっと我に返ると、それを忘れて居て事を思い出した。
そして、星刻達を見ていて…。
それを自覚させられた。
―――僕には…守らなくてはならないものがあるんだ。命を懸けて…守らなくてはならないものが…。だから、これ以上、辛くなる前に…
そう思った時…
「お前…ウソを吐いている…」
ルルーシュの襟首を掴んでいたスザクがぼそりと呟いた。
「な!私はウソなど…」
ルルーシュが反論しようとした時…。
今度はスザクがルルーシュのその細い身体を抱きしめた。
「なら…なんで…そんな自分を責める様な顔をしているんだよ…。なんで、泣いているんだよ…」
スザクのその言葉に…ルルーシュはやっと、自分の目がかすんで見えている事が解る。
強く抱きしめられているそのスザクの腕は…。
凄く心地よくて…そこに飲み込まれてしまいそうになって…。
怖くなって、ルルーシュの身体がカタカタと震え始めた。
そんなルルーシュを感じて、スザクが更に腕の力を強めた。
「ルルーシュ…俺は、お前の騎士だろ?そんな事…云うなよ…。俺は、お前の騎士をやめる気はないよ…。お前が地獄の果てに赴任するって云ってもな…」
スザクの言葉に、ルルーシュの中で『甘えてはいけない…。スザクは優しいから…だから…これは、スザクを犠牲にする事になる…』そんな思いが過って行くけれど…
「ルルーシュ、俺は俺のしたい事しかしない…。お前が命令したって、俺は、俺のしたい事しかしない。だから、俺はルルーシュの騎士を続けるんだ…」
スザクがルルーシュの耳元で…暫くの間、そう、小さな声で云い続けていた。

To Be Continued


あとがきに代えて



緊張の糸が切れて、ルルーシュが変な壊れ方して、スザクがブチ切れて…。
ベタだなぁ…と思いつつ、ベタはやっぱり、美味しいからベタになれるんですよね…。
サプライズばかりだと考える方も大変ですしねぇ…。
やっと、このお話しもスザルルっぽくなってきましたねぇ…。
ずっと、何となくスザルルカラーの薄かったお話だったのですが…。
皇子を殴った時点で、もし露見すれば不敬罪じゃすみませんよね…。
皇族への暴行は下手すると反逆罪扱いになりかねない重罪ですし…。
スザクがそんな事を意識していたかはともかく、スザクはそれで罪を問われたとしてもきっと何一つ言い訳しないんでしょうね…。
これでこそ、忠実なる騎士っぽいかなぁ…と…。
身体はって主を諌めているわけですしね。

さて、ここで一つご報告です。
自家通販の方ですが、無配本もペーパーも終わってしまったので、本当は23日まで…って事になっていましたが、今後の通販の方にはそれらをお付けする事は出来ません。
但し、23日までにお申し込み、ご入金された方にはまぁ、別の形でお配りします。
申し訳ありません。(まぁ、もう自家通販のお申し込みはなさそうですが)
あと、『Amethyst Eyes』のinformationページの書店さんで取り扱いされている本に関しましては、直通リンクを作りましたので…。(と云うか、出来たんですねぇ…)
多分、サイトから書店さんで和泉の本をお買い上げ頂く際には少し楽になると思います。

あと、この1週間、超体たらくで申し訳ありません。
少しずつ、元に戻したいと思います。
また、毎日更新に戻る様に頑張ります。



細々と、ランキングに参加中…。この記事を読んで、お気に召して頂いた方は、お手数ですが、バナーを一回クリックしてください。拍手ページは10ページほどの対談(2010/05/26更新)を用意しています。
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posted by 和泉綾 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 皇子とレジスタンス

皇子とレジスタンス 〜Uneasiness〜

 戦闘の上で、指揮官クラスともなると、戦闘中も相当な緊張感を強いられるが、戦後処理に関しても、相当神経を使う。
一つ間違ってしまうと、様々なところで問題が生じるからだ。
論功行賞に関してせっついて来る者に対しては正直…
―――張り倒してやりたい!
と考えてしまう。
実際には、そんな事を云っていられるような状態じゃない事を解っているのか、解っていないのか、敢えて知らぬ振りをしているのか解らないが…。
どちらにしろ、ここで、総責任者となっている人物にとって、そんな事を云ってくる輩に関しては、どれ程の功績があったとしても、評価を下げたくなるものだ。
確かに、その論功行賞によって、その人物の周囲が一変してしまう程の場合には気になっても仕方ないだろうが…。
それまでどんな指揮官の下で働いていたのか…と考えてしまう。
実際に、こうした軍事行動の場合、論功行賞の不平不満は付きものだし、その、論功行賞を決める人物によっても違いが出て来るものだ。
軍事行動の場合、実際の働きを全て把握出来る者など中々いない。
それが不満で仕える主を替える者さえいる。
ブリタニアの中ではごく当たり前の事…。
力ない者に仕えていても先が望めないどころか、自分達が生きて行く事も出来ないと云う事ともなれば、そう考えてしまっても仕方ない。
ルルーシュ自身、それをよく理解していた。
力ない者に誰も付いて来る事はない…。
ここまで、ずっと、そう思っていた。
だからこそ、自分の目で状況把握、物事の動向をしっかりと見極める事を学んできた。
自分の置かれている立場、自分の今いる立ち位置、自分を取り巻く環境、存在達…。
全てを見て、把握する能力が否応なしに培われてきたと云う事だ。
ルルーシュ自身、その事を自覚しているかどうかは解らない。
相手に、自分の考えを察知されれば自分の立場、やがては自分の命さえ危うくなると云う危険も孕んでいる中、ルルーシュ自身は、周囲に対して無関心を装う術さえも身に付けた。
ルルーシュを表向きにではないにしろ、『彼のお気に入り』と云う肩書を与えて見守ってきたシュナイゼルが無言で与えた教育の一つかもしれない。
シュナイゼルにその意識があったとしても、ルルーシュの中にその意識が芽生えたのは多分、ごく最近の事だろう。
だからこそ…ルルーシュは自分の立場を更に自覚する事になった。
エリア11への赴任もシュナイゼルが与えたルルーシュの生きる術であり、これから必要になるであろう経験を積ませるものなのだと…。
そして、それがやがて、シュナイゼルの目指す先で必要な力になるとルルーシュは思っていた。
ルルーシュにとって、周囲から見ると、非常に危うい強さとも云えるが、シュナイゼルに対してのその、忠実さが力となっている事は否めない事実だ。
そして、シュナイゼルと対立している勢力はそんなルルーシュの姿勢と、それに伴う力を恐れている事も事実だ。
それ故に、こう云った時のルルーシュの緊張感は傍目で見ているよりも遥かにルルーシュに圧し掛かっているのである。

 とりあえず、アヴァロン内で出来る事が全て終わり、フクオカ基地の本部へと入った。
これだけの騒ぎとなってしまったので、流石にてんやわんやの大騒ぎだった。
「流石に…私が連れて来た者達がお前たちくらいだからな…。私と一緒にいた者ならともかく、元々、このエリアで任務をこなしていた者達には酷な状況だな…」
てんやわんやの基地内の状況を見て、ルルーシュがぼそりと呟いた。
実際に、ルルーシュの部下と呼べるものは元々数が少ない。
このエリアに連れて来たのだって、ジェレミアをはじめとする、マリアンヌが生きていた頃からルルーシュの事を知る者達ばかりだ。
「確かに…あの時、私達がどれほど云っても殿下は騎士を持とうとされませんでしたしね…」
ジェレミアが呆れ顔で云うと、更にルルーシュはさらりと返した。
「何を云っている…。私がエリア11の総督になって、無駄に名前だけ広がってからだろうが…。騎士候補が一気に増えたのは…」
ルルーシュ自身、自分の生まれの事もあり、ひょっとしたら一升騎士を持つ事は出来ないと考えていた事だってあった。
出来れば、ナナリーには騎士を付けたい…そんな風に考えていた事もあったけれど、一応、自分がシュナイゼルの下で働きを見せていてもその詳細がこうした形で広まるまではルルーシュにさえ騎士候補が皆無だったのだ。
身体が不自由で、大した後見もない母親が平民の、この先を望めない皇女の騎士になりたいと思う者は、そうはいないだろう。
基本的に、ナナリーは王宮から外に出る事のない生活を送っているのだ。
だから、時々、ブリタニア国内を驚かせる騎士叙任があるのだけれど、それを望む事も出来ない。
ルルーシュとナナリーの母であるマリアンヌが皇帝の騎士となった時には、確かに大騒ぎとなったわけだが。
どれだけ有能であっても、その身分がなければ、その地位を得られる事は実質的には無理だとされている地位だった。
確かに皇帝の騎士であるナイトオブラウンズは国籍は問わないし、その実力だけがその地位を得る資格を持つ。
それでも、その周囲には様々な力が働く。
結局、身分のない者がそう云った高い地位を望む事は基本的に不可能に近い状態にあった。
ルルーシュも本来なら貴族出身者、もしくはその実力が認められて騎士候となった者が騎士となる筈なのだ。
ナナリーもそうだが。
しかし、彼らの騎士になろうと思うのは、相当彼らに対しての思い入れがあるか、彼らの意思に関係なく、何かの力が働いた時くらいだ。
後者の場合、そんな輩が命を懸けて彼らを守る事なんて出来る訳がない。
騎士と云うのは、それこそ、その気持ちの強さも要求される。
だから、後見の強い皇族で、後見貴族の中から騎士を指名して、騎士としての働きが出来ずにその仕えた主が死亡したり、その騎士が解任させられたり辞任したり…と云う話も珍しい話しではないのだ。
そう云った事情も知るから、自らを守るための盾は欲しいとは思うし、何より、ナナリーを守ってくれる存在はルルーシュにとって何よりも必要な存在だった。
―――今のところ望むべくもないが…
そんな状態だったから、ルルーシュ自身、このエリアで対外国相手の戦いの後の後始末の込んだん状態を知る者を連れて来る事が出来なかったので、こんな形でパニック状態となってしまうのだ。

 ルルーシュが基地内のデータを調べるべく、スザクを連れて資料室へと入った。
中のパソコンには膨大な量のデータが送られて来ているし、それまでの報告ログも膨大な量だった。
「スザク…日本国内での反体制運動はここまで規模が大きい者はなかったのか?」
ルルーシュが付いて来て、その資料の多さに呆然としているスザクに声をかけた。
「ルルーシュ…そこまでの騒ぎを起こせる程の力があるなら、日本はブリタニアに負けてないよ…。勝てたかどうかは別問題だけどな…」
スザクが呆れ顔でルルーシュに返した。
その答えにルルーシュが『なるほど』と云いながら息を吐いた。
その、吐き出された息の意味は…一体何だったのか…。
少なくとも、スザクの目には、人間の生命維持の意味だけしかない呼吸には見えなかった。
「となると、対外戦力にもう少し、力を割ける…と云う事か…」
ルルーシュが独り言のように呟いたその言葉に、スザクがまた、はっとした顔をした。
「おい…ルルーシュ…」
「なんだ?」
スザクが何かを思って、ルルーシュに声をかけた。
ルルーシュはそんなスザクの思うところを知ってか、知らずか、静かに反応しただけだった。
スザクの中では、ルルーシュはスザクが何を云おうとしているのか、何となく解っている様に見えた。
「まだ…こんな事があるのか?少なくとも、今の中華連邦にそこまでの力はない。そもそも、これでブリタニアのエリアになったんだろう?」
スザクがそう思うのは尤もな話だ。
しかし、ルルーシュはそんな考えはまだ、甘いと云っているような表情をした。
「何を云っている?これからあのエリアを治めるのは、確かにブリタニアに亡命し、帰化した黎星刻だが…彼はブリタニアに忠誠を誓っているわけではない。勿論、私とも対等という立場で臨んでいる…」
確かに、ルルーシュの云っている事はその通りだ。
ただ、そこまで考えているルルーシュを見ていて、スザクは少し、怖くなった。
否、ルルーシュがそんな風に考えねばならない現実に怖くなった…と云うべきなのだろうか…。
「ルルーシュ…?」
スザクの中に、僅かに過って行く不安を…まだ、具体的には解らない。
でも、漠然としているものではあるけれど、不安がスザクの中に生まれる。
「当たり前だろう?確かに、あの時は急を要して、時間がなかったからあのような措置をとった。しかし、彼が最も大切に思っているのは、あの幼い姫君であり、中華連邦だ…」
ルルーシュの云っている事は…確かにその通りだ。
その通りだと解る。
でも…それは…
―――俺は…俺の事も云っているのか?それは…
スザクは日本人とか、ブリタニア人とかではなく、ルルーシュ個人に仕えて来たつもりだった。
仕えていると云っても、それは表向きの事で、対等だと思っていた。
しかし、その想いが過った時…更にその先ほど過った不安が大きくなる。
「ルルーシュ…それは…」
「彼らに対しての監視体制は変わらない。まして、中華連邦のその地の総督となれば、権限もかなり大きいのだから、この先、このエリアを守る為にも出来る限りの事を施すのは当たり前だ…」

 ルルーシュは、このエリアを守る為には…とは云っているけれど。
それでも、やはり、彼に対しての信用はその程度しか持てずにいる。
多分、頭の中では解るのだけれど、感情の中で、どう、咀嚼していいかが解らない。
竜胆奪還の時、あんな危ない橋を渡っているのだ。
それは、ルルーシュにも解っている筈なのだ。
そんな事を考えているスザクに対して、ルルーシュはふっと笑った。
「スザク…やはり、お前は私の騎士には向いていない…。まぁ、どの道、私がこのエリアを離れる時には…お前を開放するつもりだった。このエリアがお前の望む形となる様にしてから…」
ルルーシュの…その一言…。
スザクの中では大きなショックを与えられている。
ルルーシュの中では自分の中にある迷いを断ち切ろうと必死になっている。
「お前…本気で…そんな事を…?」
スザクが声を震わせてルルーシュに尋ねる。
ルルーシュは少しだけ驚いた顔を見せるけれど、すぐにいつもの冷静なルルーシュの顔に戻る。
「スザク…元々お前が私の騎士となったのはただの成り行きだ…。私がお前に興味を持った…それだけの理由だった。そして、私はもうじき、このエリアを離れる事になる…」
幾つも衝撃を受ける告白に…。
スザクはただ目を見開く事しか出来ない。
「な…んで…」
「異母兄上がそろそろ戻ってこいとうるさくてね…。それに、ラティスの件もあって、本国に戻らなくてはならないんだ…。その決定によっては、私はまた、ラティス攻略の前線に立たされることになる…」
淡々と話しているルルーシュに、スザクは信じられないと云った顔をしている。
「だったら…何故俺がお前から…」
「さっきも云った。お前は私の騎士には向かない…。それに、このエリアのトップに立つのは私ではなく、お前の方がいいだろう?幸い、スザクならこのエリアに赴任しているブリタニア軍やスタッフの信頼も厚い。だから…」
―――バキッ!
ルルーシュが言葉を紡いでいる最中…耐えきれなくなって、スザクの左拳がルルーシュの右頬を殴りつけた。
ここで、利き手が出て来なかったのは、最後に残された僅かな理性だったのだろうか?
しかし、スザクの力で殴られて、ルルーシュは耐えきれずに床に倒れた。
そんなルルーシュの襟首を掴んで怒鳴りつけた。
「お前!本気で云っているのか?俺は…そんなつもりでお前の騎士としていたわけじゃない!大体!シンジュクゲットーの仲間ともコンタクトを取れる状態なら、ランスロットを奪取していつだってここから飛び出す事は出来たんだ!俺にそのつもりがあったならな!」
スザクがルルーシュに怒鳴りつけるが、ルルーシュは殴られた拍子に口の中を切って、唇の端から血が滲んでいるが、それを気にする風でもなく、スザクの顔を表情を変えずに見つめている。
ただ、ルルーシュの心の中は…
―――そうやって…僕を軽蔑しろ…
そんな、自分を騙すような言葉を紡ぎ続けていた。
「なら…そうすればよかったじゃないか…。私を騙したともなれば、お前の名声はさらに上がる事になり、ブリタニアも迂闊には手を出せなくなるぞ…」

 ルルーシュのその言葉に、スザクは怒りを露わにする。
こんな風に素直に感情を表に出し、自分の正義を貫けるスザクを見ていて羨ましかった。
自分にないものをたくさん持っていて、いつの日にか…手放したくはないと思ってしまっていた。
それでも、そんな事は…
―――スザクの足かせにしかならない…。僕の騎士なんて…きっと、スザクの命を削るだけの、過酷な立場でしかなくなる…。スザクには…そんなところにいて欲しくはない…。
という思いで振り切ろうと自分の中で必死に何かと戦っている。
ルルーシュの今、目に映っているスザクは…。
本当に自分の気持ちの正直で、まっすぐで…。
闇の中を歩き続けて来たルルーシュにとって眩しいもので…。
憧れてしまうもので…。
近くにいて…更にその輝きを失いたくないと思いつつも、自分の傍にいたら、きっと、そのスザクの真っ直ぐな翡翠の瞳が濁ってしまう…。
そう思うと怖かったから。
こんな風にストレートにルルーシュに感情をぶつけてくれた人は…これまでにはいなかった。
―――これを…『友達』と呼ぶのだろうか…。昔、母上が読んでくれた本の中には『友達』と云う言葉がたくさん出て来たけれど…。実際に見た事はなかったな…。でも、僕は、スザクに対して『友達』と云う幻影を抱いてしまったのかもしれない…。
自分の立場を忘れてはならない。
自分の役目を忘れてはならない。
自分の守るべき者を忘れてはならない。
ずっとその想いを抱きながら、どんな戦場でも立ってきた。
どんな政略の渦の中でも飛び込んできた。
でも、このエリアに来て、自分は変わってしまったと思う。
そんな大切な事を忘れているのではないか…。
そんな風に思えてしまう事が増えた。
ふっと我に返ると、それを忘れて居て事を思い出した。
そして、星刻達を見ていて…。
それを自覚させられた。
―――僕には…守らなくてはならないものがあるんだ。命を懸けて…守らなくてはならないものが…。だから、これ以上、辛くなる前に…
そう思った時…
「お前…ウソを吐いている…」
ルルーシュの襟首を掴んでいたスザクがぼそりと呟いた。
「な!私はウソなど…」
ルルーシュが反論しようとした時…。
今度はスザクがルルーシュのその細い身体を抱きしめた。
「なら…なんで…そんな自分を責める様な顔をしているんだよ…。なんで、泣いているんだよ…」
スザクのその言葉に…ルルーシュはやっと、自分の目がかすんで見えている事が解る。
強く抱きしめられているそのスザクの腕は…。
凄く心地よくて…そこに飲み込まれてしまいそうになって…。
怖くなって、ルルーシュの身体がカタカタと震え始めた。
そんなルルーシュを感じて、スザクが更に腕の力を強めた。
「ルルーシュ…俺は、お前の騎士だろ?そんな事…云うなよ…。俺は、お前の騎士をやめる気はないよ…。お前が地獄の果てに赴任するって云ってもな…」
スザクの言葉に、ルルーシュの中で『甘えてはいけない…。スザクは優しいから…だから…これは、スザクを犠牲にする事になる…』そんな思いが過って行くけれど…
「ルルーシュ、俺は俺のしたい事しかしない…。お前が命令したって、俺は、俺のしたい事しかしない。だから、俺はルルーシュの騎士を続けるんだ…」
スザクがルルーシュの耳元で…暫くの間、そう、小さな声で云い続けていた。

To Be Continued


あとがきに代えて



緊張の糸が切れて、ルルーシュが変な壊れ方して、スザクがブチ切れて…。
ベタだなぁ…と思いつつ、ベタはやっぱり、美味しいからベタになれるんですよね…。
サプライズばかりだと考える方も大変ですしねぇ…。
やっと、このお話しもスザルルっぽくなってきましたねぇ…。
ずっと、何となくスザルルカラーの薄かったお話だったのですが…。
皇子を殴った時点で、もし露見すれば不敬罪じゃすみませんよね…。
皇族への暴行は下手すると反逆罪扱いになりかねない重罪ですし…。
スザクがそんな事を意識していたかはともかく、スザクはそれで罪を問われたとしてもきっと何一つ言い訳しないんでしょうね…。
これでこそ、忠実なる騎士っぽいかなぁ…と…。
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さて、ここで一つご報告です。
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あと、この1週間、超体たらくで申し訳ありません。
少しずつ、元に戻したいと思います。
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posted by 和泉綾 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 皇子とレジスタンス

2010年06月18日

少々、教育論にも絡んできそうなのですが…

ここ最近、だいぶ忙しい状態が続いておりまして、こうした事を生地にできるだけの余裕がなかったのですが…。
ただ、普段、携帯でネットサーフィンしているサイトさまの記事を見て、流石にねぇ…と思いまして、少々書いてみようと思いました。

和泉もよく知っていて、イベントでもお会いすると、お世話になっている方のサイトの日記を読ませて頂いて、少々そこのリンクをお借りさせて頂いていますが…(というか、書いている時点では完全に無断拝借なのですが)
「平成21年度 第1回青少年健全育成審議会 第2部会 議事概要」(PDF)


これを読んで少々驚いてしまいました。
書いている事があまりに乱暴ですね…。
ぶっちゃけ、行政が『こいつ、気に入らない!』という理由だけでその書き手さんを潰す事も可能ってことでしょ?
しかも、巷を騒がせている性犯罪を全て出版物の所為にしていませんか?
別に、そう云った情報が入ってこなくたって、性癖ってやつは他の要素がたくさんあるんです。
SMの『S』…つまり『サド』の語源を知っていますか?
あれ、人の名前ですよ?(多分、Wikiさんあたりに詳しく書かれていると思います)
また、日本の場合、『性教育』が完全タブー視されていて、きちんとした教育をなされていないからこういう事件が起きるのだと…現役教員(現在小学校教諭)から聞いた事があります。
確かに、未成熟な子供が読んで問題のある作品はあると思います。
その事実は認めますが、巷で問題になっているものを全て識者と呼ばれるオエライ皆々様方の価値観だけで決めつけるのはいかがなものかと…。
それに、そう云った性癖を持つ人々は昔から居たけれど、現在ではそう云った行為を現実に行える環境にある事を忘れていませんか?
都会に行けば、マンションのお隣さんのお名前さえ解らないと云う事が至極当然になっているとのこと。
そのくらい他人に対して無関心の世の中になっているのだから、そんな人の目の監視が緩くなっている昨今、悪いことだってしやすくなります。
子供に対する『性教育』のタブー視、人の目の監視が緩くなっている状態、警察官の人員不足ゆえの巡回がままならない事、そう云った事からそう云った問題が増えているのではないのかと思うのですが…。

確かにそう云った描写のある作品にまったく責がないとは言いません。
きっと、どこかに影響を与えている事は事実です。
ただ、それを全て否定して、排除したって、問題の解決にはならないと思うのですが…。
なんだか、ここまで来ると、自治体レベルから国民の言論の自由の締め付けが始まっている気がします。
多分、頭のいい政治家さんなら解っていると思うのですが…。
昨今の性犯罪、凶悪事件などの問題は本当に複雑で、出版物の規制だけで何とかできる問題ではないと…。
となると、その裏で何か他の部分で何か目的があるのではないか…というところまで話が飛んでしまいそうな気がします。
主にこの法案に関しては『PTA』が賛同しているとのことですけれど…。
きっと、そう云った作品を読んでいる方の中には『子供のお母様』もいらっしゃる訳で…。
年代的に30〜50代の方々が購入している…との言及がある事から、確実に子供の母親が買われている場合が結構割合的に多いと考えても不自然ではないでしょう。
つまり、同年代の中で言い争いをしていませんか?なんて面白おかしく云っちゃって見ますが…『PTA』を名乗っているインテリぶったおばさま方が自分の理解出来ない、自分の価値観で問題だと思っている趣味を持つお母様方に喧嘩を売っているのでは?と思ったら乱暴でしょうかね…。
この法案の賛同者の中にはいわゆる『非実在青少年』規制に引っ掛かるであろう作品を読んでいない事が非常に多い!と思われる発言が多いです。
今回貼り付けたPDFファイルもそんな感じに思えます。
そこまで子供が心配なら、各家庭から子供手当を徴収して警戒体制を引きゃいいじゃん…と思ってしまう訳ですが…。
その為の子供手当じゃないの?
プロの警備会社と契約して、その学区に私服で徘徊させて、何かあったらすぐにとっ捕まえる…それやれば一発でしょ?
で、子供がコンビニや本屋で怪しげな本を買おうとしていたらその場でとっ捕まえりゃいいじゃん…。
まぁ、締め付け過ぎて、その後の反動がどうなるかは知らんけどね…。
子供手当で今だって一人当たり13000円貰ってんでしょ?
首相が変わったからどうなるか解らんけど、今のところ、来年度から一人当たり26000円貰えんでしょ?
なら、学校ごとに各家庭からいくらか徴収して厳戒態勢引けるじゃん…
民主党のおかげでその分、お金入るんだからそう云った事に使えばいいじゃん。
和泉は子供いないし、増税になるだけで何の恩恵もないからそのくらいは言いたい!

あと、和泉の知っている現役教員と和泉自身の少々生々しい話しになるんですが…(なので、隠しますね。)

和泉はまぁ、それなりにいい歳になっていますから、一応、そう云った経験はあります。
ちなみに初体験は未成年の時でした。
その時、その相手がいい人だったからよかったのですが…和泉は何も知りませんでした。
性器の呼び名さえ知りませんでした。
そのくらい和泉はそう云った性に対する知識は本当に何もなかったも同然でした。
相手になった男性が、そんな和泉に対して乱暴な事をしなかったのは運がよかっただけです。
相手に恵まれていたと云うだけです。
その事を知っている現役教員に話をした事がありました。
そしたら、その人は和泉の小学校の時の担任の先生と同じ年という事もあって、その頃の性教育に関してもよく覚えていました。
『日本の性教育はタブー視されているからね…。今もあんまり変わらないんだけど…。でも、知らないからこそ、危ない事をもっと知るべきだ…』
と云われました。
確かにその通りだと思いました。
ライターの危険性を知らないから子どもたちはおもちゃにして遊んで、火事となり、焼け死ぬ事件も起きてくる。
ライターの危険性、火の怖さを知っている年齢であればそんなことはしないんです。
性に関しても同じ事が云えるのでは…と思えます。
何の予備知識もないまま、過激なものを見せられたら、それが普通なのだと思ってしまってもある意味仕方がないんですよね…。
もし、和泉が初めてのその男性が妙な性癖を持っていて、何も知らない和泉にその趣味を押し付けてきていたら…和泉自身、何かが狂っていたと思います。


単純に何か一つのものに対して問題を押し付けるのは簡単なのですが…。
現在の時代背景、環境を考えたときに、単純に絵や文字として表されているものにのみ問題を押し付けるのは乱暴な話だし、もし、この法案が通ったところで、恐らく、性犯罪、凶悪犯罪はなくなりはしないでしょう。
教育でどこまで伝えるべきか…という問題はあるかとは思いますが、他にも目を向けるべきだと思った時、この法案に関する問題って、実は、子供の安全を守る…という言葉の裏側で何かがあるような気がしてなりません。
表現に対する規制は確かに必要です。
オンライン上にある作品の中にはそれこそ、無法地帯に近いので、人権侵害という言葉もどこかに置き忘れられているような作品がある事は認めます。(オフラインでも同人誌の中には確かに、印刷屋さんもここまでの表現をやってくれるの?と思うようなものもありますけど)
でも、オフラインの場合、この政治家さんたちがここまで問題視するほどの作品というのは、中々手に入れることは難しいですし、オンライン上まで規制をかけなければとてもじゃないけれど、何の抑止力にもならないと思われます。
それに、法整備や規制は必要ですが、人間が線引きするうえで、何を有害として、何を無害とするか…なんて、どうやって決めるんでしょうか?
きっと、その審査員となるのはその法案に賛成した人々だけとなる訳ですから、きっと、規制は非常に厳しいものである事は確かですよね。
BLにまで言及されていて、それって、同性愛者の方々への人権侵害にもなっていないか?という疑問も生まれてくるようなそんな法律なんですよね。
和泉自身は、そう云った話を読むのは好きですが、実際に自分にそう云う趣味があるとかないとかは考えた事もありません。
ただ、身の周りにそう云う方がいらっしゃったので、差別の意識は全くないです。

一応、しょぼしょぼな素人ながらそう云った作品を書いていますし、同人誌にもしています。
もし法案が通ったとしても、和泉のところまで規制の手が及ぶ頃には和泉自身が既にこうした形での執筆活動から足を洗っちゃっていると思うのですが…。
本当に時代の変わり目なんでしょうかね…。
こういった無茶苦茶な事が云われるようになるのは…。
ただ、こうした日本の憲法にも触れてくるような条例を決める際にはもっと、慎重になって頂きたいと思います。
言論の自由は憲法にも書かれている国民の権利です。
当然、権利があるからには義務も発生する事は解っています。
自由の裏には必ず責任がついて回る事も…。
ただ、自由と権利という言葉だけが独り歩きしている昨今、責任と義務という言葉が全ての人の中から忘れ去られているからこそ、こんな無茶苦茶な形でこんな人権侵害な法案が出回るようになったのでしょうね…。
ホント、色々考えさせられます。

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ここ最近、だいぶ忙しい状態が続いておりまして、こうした事を生地にできるだけの余裕がなかったのですが…。
ただ、普段、携帯でネットサーフィンしているサイトさまの記事を見て、流石にねぇ…と思いまして、少々書いてみようと思いました。

和泉もよく知っていて、イベントでもお会いすると、お世話になっている方のサイトの日記を読ませて頂いて、少々そこのリンクをお借りさせて頂いていますが…(というか、書いている時点では完全に無断拝借なのですが)
「平成21年度 第1回青少年健全育成審議会 第2部会 議事概要」(PDF)


これを読んで少々驚いてしまいました。
書いている事があまりに乱暴ですね…。
ぶっちゃけ、行政が『こいつ、気に入らない!』という理由だけでその書き手さんを潰す事も可能ってことでしょ?
しかも、巷を騒がせている性犯罪を全て出版物の所為にしていませんか?
別に、そう云った情報が入ってこなくたって、性癖ってやつは他の要素がたくさんあるんです。
SMの『S』…つまり『サド』の語源を知っていますか?
あれ、人の名前ですよ?(多分、Wikiさんあたりに詳しく書かれていると思います)
また、日本の場合、『性教育』が完全タブー視されていて、きちんとした教育をなされていないからこういう事件が起きるのだと…現役教員(現在小学校教諭)から聞いた事があります。
確かに、未成熟な子供が読んで問題のある作品はあると思います。
その事実は認めますが、巷で問題になっているものを全て識者と呼ばれるオエライ皆々様方の価値観だけで決めつけるのはいかがなものかと…。
それに、そう云った性癖を持つ人々は昔から居たけれど、現在ではそう云った行為を現実に行える環境にある事を忘れていませんか?
都会に行けば、マンションのお隣さんのお名前さえ解らないと云う事が至極当然になっているとのこと。
そのくらい他人に対して無関心の世の中になっているのだから、そんな人の目の監視が緩くなっている昨今、悪いことだってしやすくなります。
子供に対する『性教育』のタブー視、人の目の監視が緩くなっている状態、警察官の人員不足ゆえの巡回がままならない事、そう云った事からそう云った問題が増えているのではないのかと思うのですが…。

確かにそう云った描写のある作品にまったく責がないとは言いません。
きっと、どこかに影響を与えている事は事実です。
ただ、それを全て否定して、排除したって、問題の解決にはならないと思うのですが…。
なんだか、ここまで来ると、自治体レベルから国民の言論の自由の締め付けが始まっている気がします。
多分、頭のいい政治家さんなら解っていると思うのですが…。
昨今の性犯罪、凶悪事件などの問題は本当に複雑で、出版物の規制だけで何とかできる問題ではないと…。
となると、その裏で何か他の部分で何か目的があるのではないか…というところまで話が飛んでしまいそうな気がします。
主にこの法案に関しては『PTA』が賛同しているとのことですけれど…。
きっと、そう云った作品を読んでいる方の中には『子供のお母様』もいらっしゃる訳で…。
年代的に30〜50代の方々が購入している…との言及がある事から、確実に子供の母親が買われている場合が結構割合的に多いと考えても不自然ではないでしょう。
つまり、同年代の中で言い争いをしていませんか?なんて面白おかしく云っちゃって見ますが…『PTA』を名乗っているインテリぶったおばさま方が自分の理解出来ない、自分の価値観で問題だと思っている趣味を持つお母様方に喧嘩を売っているのでは?と思ったら乱暴でしょうかね…。
この法案の賛同者の中にはいわゆる『非実在青少年』規制に引っ掛かるであろう作品を読んでいない事が非常に多い!と思われる発言が多いです。
今回貼り付けたPDFファイルもそんな感じに思えます。
そこまで子供が心配なら、各家庭から子供手当を徴収して警戒体制を引きゃいいじゃん…と思ってしまう訳ですが…。
その為の子供手当じゃないの?
プロの警備会社と契約して、その学区に私服で徘徊させて、何かあったらすぐにとっ捕まえる…それやれば一発でしょ?
で、子供がコンビニや本屋で怪しげな本を買おうとしていたらその場でとっ捕まえりゃいいじゃん…。
まぁ、締め付け過ぎて、その後の反動がどうなるかは知らんけどね…。
子供手当で今だって一人当たり13000円貰ってんでしょ?
首相が変わったからどうなるか解らんけど、今のところ、来年度から一人当たり26000円貰えんでしょ?
なら、学校ごとに各家庭からいくらか徴収して厳戒態勢引けるじゃん…
民主党のおかげでその分、お金入るんだからそう云った事に使えばいいじゃん。
和泉は子供いないし、増税になるだけで何の恩恵もないからそのくらいは言いたい!

あと、和泉の知っている現役教員と和泉自身の少々生々しい話しになるんですが…(なので、隠しますね。)

和泉はまぁ、それなりにいい歳になっていますから、一応、そう云った経験はあります。
ちなみに初体験は未成年の時でした。
その時、その相手がいい人だったからよかったのですが…和泉は何も知りませんでした。
性器の呼び名さえ知りませんでした。
そのくらい和泉はそう云った性に対する知識は本当に何もなかったも同然でした。
相手になった男性が、そんな和泉に対して乱暴な事をしなかったのは運がよかっただけです。
相手に恵まれていたと云うだけです。
その事を知っている現役教員に話をした事がありました。
そしたら、その人は和泉の小学校の時の担任の先生と同じ年という事もあって、その頃の性教育に関してもよく覚えていました。
『日本の性教育はタブー視されているからね…。今もあんまり変わらないんだけど…。でも、知らないからこそ、危ない事をもっと知るべきだ…』
と云われました。
確かにその通りだと思いました。
ライターの危険性を知らないから子どもたちはおもちゃにして遊んで、火事となり、焼け死ぬ事件も起きてくる。
ライターの危険性、火の怖さを知っている年齢であればそんなことはしないんです。
性に関しても同じ事が云えるのでは…と思えます。
何の予備知識もないまま、過激なものを見せられたら、それが普通なのだと思ってしまってもある意味仕方がないんですよね…。
もし、和泉が初めてのその男性が妙な性癖を持っていて、何も知らない和泉にその趣味を押し付けてきていたら…和泉自身、何かが狂っていたと思います。


単純に何か一つのものに対して問題を押し付けるのは簡単なのですが…。
現在の時代背景、環境を考えたときに、単純に絵や文字として表されているものにのみ問題を押し付けるのは乱暴な話だし、もし、この法案が通ったところで、恐らく、性犯罪、凶悪犯罪はなくなりはしないでしょう。
教育でどこまで伝えるべきか…という問題はあるかとは思いますが、他にも目を向けるべきだと思った時、この法案に関する問題って、実は、子供の安全を守る…という言葉の裏側で何かがあるような気がしてなりません。
表現に対する規制は確かに必要です。
オンライン上にある作品の中にはそれこそ、無法地帯に近いので、人権侵害という言葉もどこかに置き忘れられているような作品がある事は認めます。(オフラインでも同人誌の中には確かに、印刷屋さんもここまでの表現をやってくれるの?と思うようなものもありますけど)
でも、オフラインの場合、この政治家さんたちがここまで問題視するほどの作品というのは、中々手に入れることは難しいですし、オンライン上まで規制をかけなければとてもじゃないけれど、何の抑止力にもならないと思われます。
それに、法整備や規制は必要ですが、人間が線引きするうえで、何を有害として、何を無害とするか…なんて、どうやって決めるんでしょうか?
きっと、その審査員となるのはその法案に賛成した人々だけとなる訳ですから、きっと、規制は非常に厳しいものである事は確かですよね。
BLにまで言及されていて、それって、同性愛者の方々への人権侵害にもなっていないか?という疑問も生まれてくるようなそんな法律なんですよね。
和泉自身は、そう云った話を読むのは好きですが、実際に自分にそう云う趣味があるとかないとかは考えた事もありません。
ただ、身の周りにそう云う方がいらっしゃったので、差別の意識は全くないです。

一応、しょぼしょぼな素人ながらそう云った作品を書いていますし、同人誌にもしています。
もし法案が通ったとしても、和泉のところまで規制の手が及ぶ頃には和泉自身が既にこうした形での執筆活動から足を洗っちゃっていると思うのですが…。
本当に時代の変わり目なんでしょうかね…。
こういった無茶苦茶な事が云われるようになるのは…。
ただ、こうした日本の憲法にも触れてくるような条例を決める際にはもっと、慎重になって頂きたいと思います。
言論の自由は憲法にも書かれている国民の権利です。
当然、権利があるからには義務も発生する事は解っています。
自由の裏には必ず責任がついて回る事も…。
ただ、自由と権利という言葉だけが独り歩きしている昨今、責任と義務という言葉が全ての人の中から忘れ去られているからこそ、こんな無茶苦茶な形でこんな人権侵害な法案が出回るようになったのでしょうね…。
ホント、色々考えさせられます。

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2010年06月17日

「日本を今一度洗濯いたし申し候」 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 「日本を今一度洗濯いたし申し候」
「NHK大河ドラマ「龍馬伝」もそろそろ中盤。あなたは毎週観ていますか?」
ツッコミどころ満載ではありますが…見たいとは思っています。
一応、録画はしていますけれど…いつ見るんだか…という感じです。
まぁ、司馬遼太郎先生の『竜馬がゆく』で坂本竜馬に魅せられた方にとっては、色々思うところはあるでしょうね。
多分、ここまでの坂本竜馬を好きになった人たちの殆どがあの作品の影響でしょうし。
日露戦争開戦前に昭憲皇太后の夢枕に立ったと云う話も…中々面白い話だな…と思いつつも、その時の日本政府の背景を考えたとき、なんとなく、どうしてそんな話になったのか…というのは見えてきますよね。
実際には、昭憲皇太后は、彼の名前も顔も知らなかった訳ですし。
ただ、彼女の夢枕に37,8歳の武士が立っていたと云う事で…。
で、その武士が日本海軍の守護をを誓ったとか…。
外見年齢の時点で、少々疑問が残るのですけれどね。
竜馬の没年齢は確か、31歳のはず…。
まぁ、当時の外見年齢ってのがよく解りませんけれど。
少なくとも今ほど若いとは思いませんが、31歳と37,8歳では明らかに見ため年齢が違ってくるとは思うのですが。
このあたりは少々強引だと思う部分もある訳で…。
そんなことよりも、現在の竜馬役の福山雅治さん、既に竜馬よりもはるかに年上なんですが…。
まぁ、歴史上の人物のドラマの場合、どうしても知っている人物の役者さんに対してはどうしてもいちゃもんがついちゃいますよね。
それぞれにイメージがありますから。
早いところ、時間を作って、まとめてみたいと思います。
というか、『坂の上の雲』見たいです…
実は、『竜馬伝』よりこっちが見たい人…(爆)


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BlogPet 今日のテーマ 「日本を今一度洗濯いたし申し候」
「NHK大河ドラマ「龍馬伝」もそろそろ中盤。あなたは毎週観ていますか?」
ツッコミどころ満載ではありますが…見たいとは思っています。
一応、録画はしていますけれど…いつ見るんだか…という感じです。
まぁ、司馬遼太郎先生の『竜馬がゆく』で坂本竜馬に魅せられた方にとっては、色々思うところはあるでしょうね。
多分、ここまでの坂本竜馬を好きになった人たちの殆どがあの作品の影響でしょうし。
日露戦争開戦前に昭憲皇太后の夢枕に立ったと云う話も…中々面白い話だな…と思いつつも、その時の日本政府の背景を考えたとき、なんとなく、どうしてそんな話になったのか…というのは見えてきますよね。
実際には、昭憲皇太后は、彼の名前も顔も知らなかった訳ですし。
ただ、彼女の夢枕に37,8歳の武士が立っていたと云う事で…。
で、その武士が日本海軍の守護をを誓ったとか…。
外見年齢の時点で、少々疑問が残るのですけれどね。
竜馬の没年齢は確か、31歳のはず…。
まぁ、当時の外見年齢ってのがよく解りませんけれど。
少なくとも今ほど若いとは思いませんが、31歳と37,8歳では明らかに見ため年齢が違ってくるとは思うのですが。
このあたりは少々強引だと思う部分もある訳で…。
そんなことよりも、現在の竜馬役の福山雅治さん、既に竜馬よりもはるかに年上なんですが…。
まぁ、歴史上の人物のドラマの場合、どうしても知っている人物の役者さんに対してはどうしてもいちゃもんがついちゃいますよね。
それぞれにイメージがありますから。
早いところ、時間を作って、まとめてみたいと思います。
というか、『坂の上の雲』見たいです…
実は、『竜馬伝』よりこっちが見たい人…(爆)


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Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 19

Stiff neck Final





※設定:毎日パソコンに向かっているルルーシュを見ていて、スザクはふとある疑問を抱きます。
『ルルーシュって肩凝ってないのかな?』
と。
そこから始まる『萌え♪』展開は…?
一応、スザルルは両想いですが、まだまだ清い仲です。

このお話しは紫翠さまからのリクエストです。有難う御座いました。(頂いたリクエストの数の関係で順番が前後してしまった事をお詫びします)

 昨夜の出来事は…しっかりと、ナナリーに報告された。
そして、スザクはナナリーの怒りを一身に受けることとなる。
スザクがその程度でダメージを受けるのかどうか…と云う、問題が一つ、大きくのしかかっているのだけれど。
実際に、これまで、ナナリーの手によって排除されてきた老若男女は数知れないが…スザクはその中の例外中の例外だ。
かつては、今でこそ、『大好きなユフィ異母姉さま』と云う事になっているけれど、それは、ユーフェミアがナナリーの天敵にどうやら、恋してくれたらしく、非難ゴーゴーの中ユーフェミアの騎士にしてくれたと云うのに…。
相変わらず、スザクはめげずにルルーシュのところに通って来ているのだ。
そして、ナナリーの中で一つ勘違いがある。
今のところ、ナナリーの邪魔になっていないのだけれど。
と云うのも、ユーフェミアは何も、スザクに恋をしたとかいうわけではなく、元々は、日本に送られてからのルルーシュの事を一つ一つ聞き倒していという事だったのだけれど…。
そう、まだ、ブリタニアの王宮にいた頃はどちらがルルーシュのお嫁さんになるかという事で大喧嘩していた二人だ。
それこそ、ルルーシュの意思などそっちのけで…。
きっと、ルルーシュはその時に悟ったのだろう。
―――女を怒らせると怖い…
と。
まぁ、間違ってはいない。
実際問題、結果だけ見れば、父であり、皇帝であるシャルルはルルーシュ達の母であるマリアンヌに頭が上がらなかった事が判明している。
そして、自分の妹達を見て、そして、逞しい異母姉を見て…。
異母兄達を見ていると、どうやってもあの逞しい異母姉に敵うとは思えない。
ブリタニア王宮の中での力関係を、ルルーシュは10歳にも満たないうちに悟ったのだ。
それ以降、ルルーシュに対して好意を抱いてくれる女性がたくさん現れるけれど、いつの間にか消えて行った。(それはナナリーが全力で排除していたから)
そんな中、スザクと再会して…一緒にいるようになって、初めて恋人と云うカテゴリーの存在が出来たのだけれど。
ここで、『相手が男』と云う事にまず、疑問を抱くべきだったのではないか…と思うのだけれど。
それでも、ルルーシュにして見ると、ナナリーに完全に守られていた為に、あまりそう云う事を気にせずにすんだらしい。
それに、周囲の人間もルルーシュが気づいているかどうかは知らないが…
―――ルルーシュじゃ仕方ないよな…
と、納得してしまっている。
実際に、男に云いよられる事も意外と慣れっこっぽい。
それはそれで、自分の中で疑問を持つべきなのだろうけれど。
この際、死ぬまでこのままでいいだろうか…と考えてしまうのは何故だろうか?
そんなルルーシュだから…ナナリーの苦労が何となく垣間見える。
ここまで超鈍感でも、純潔を守られていたのは、ひとえにナナリーのお陰と云えるだろう。
しかし、そのナナリーが必死に守ってきたその、ルルーシュの純潔が奪われそうになっているのだ。
幼い頃から、ナナリーの中で最も危険な敵として見て来たその存在に…。
だからこそ、ユーフェミアがスザクを騎士としてくれた時には少しだけ肩の荷が下りるかと思いきや、まるで、『ふっ…世の中そんなに甘くはないんだよ…』とスザクがルルーシュに付き纏っている状態。
挙句の果てに…
―――お兄様の恋人だなんて…絶対に私が許しません!
とまぁ、更なる闘志を燃やし始めたのだった。

 そして、咲世子からの報告を聞いて、当然の様に、ナナリーは怒り心頭。
これまでのナナリーの努力が今、ぶち壊されそうになっているのだ。
これだけは、いくらナナリーがルルーシュに幸せになって欲しいと思っていても、これだけは許せないのだ。
相手がスザクでなければ、ちょっとだけ手加減して小姑としてしっかり監視させて頂くつもりでいた様ではあったけれど。
「咲世子さん…このままでは…スザクさんの手で、お兄様がお嫁にいけない身体にされてしまいます!お兄様にそんな事をしていいのは、この世で私だけと解っていての…所業なのでしょうか…スザクさんのあの、傍若無人は…」
完全に真黒なオーラを背負っているナナリーを見て、咲世子は、にこりと笑った。(この辺りは流石にルルーシュにさえ『咲世子は天然だから…』と云われてしまうキャラだけの事はある)
「ナナリーさま…そろそろユーフェミア皇女殿下からのお電話のお時間ですが…」
この状況で何を云い始めるのか…と、第三者なら思うだろう。
しかし、ここで、気付かなくてはならないのは…ナナリーはしっかりと生き別れとなっている異母姉と連絡を取っていたと云うその重大なる事実だ…。
「ユフィ異母姉さま…。そうですね…。ユフィ異母姉さまにご協力を仰ぎましょうか…。ユフィ異母姉さま…きっと、スザクさんに(私にとっては)素敵なお気持ちを抱いているのでしょうから…」
その低く笑った声に、普通なら青ざめそうなものなのだけれど、咲世子はやっぱり、その天然のキャラをフル活用して(当然本人に自覚は全くなし)その空気の中でにこにこと笑っている。
「でも…ナナリーさまがユーフェミア皇女殿下とこんな形で連絡を取っている事がルルーシュ様に知れたら…」
咲世子がそこまで云いかけた時…いくら天然の咲世子でも何かを察知する気配を感じた。
それは、様々な形で忍者…じゃなくて、SPとしての修業を積んで来た咲世子でさえも何か、身の危険を感じる様な…。
そんな真黒と云うか、どす黒いと云うか、ドロドロしたオーラだ。
「咲世子さん?まさか、お兄様にチク…じゃなくて、告げ口なんてしませんよね?」
にこりと、真黒なオーラを背負ってナナリーが尋ねている。
そのオーラに、流石の咲世子も背中に冷や汗が流れて行く。
「も…勿論です…ナナリーさま…」
―――スーさんたら…この方と毎日本気のバトルを繰り広げていらっしゃるのかしら…?
そう思いながら、ナナリーの前に電話を運んだ。
多分、こんな色眼鏡をかけた状態で見てなければ確実にただのマッサージだった筈。
マッサージと云うのはやり慣れていない場合、感覚的に妙な感じを受けるものだ。
肩凝りの場合、力の入れ具合で本当に痛みを感じるし、足のマッサージなどはくすぐったいとか、内股や足の付け根などをマッサージされた場合、妙な感じを受けることだってあるのだ。(経験者は語る。和泉は足のマッサージに関しては絶対に他人にやられたくない人です。←昔からちょっと触られただけでくすぐったくて耐えられなかった人なので。機械ならいいけど。)

 さて、こんな話題で盛り上がっている人物達がいるとはつゆ知らず、ルルーシュはとげとげ仮面を被って、スザクはランスロットの起動実験している中、盛大にくしゃみをしていた。
「あの…『ゼロ』…風邪でも引かれたのですか?」
『ゼロ』の親衛隊長であるカレンがくしゃみを繰り返している『ゼロ』に対して心配そうに声をかけて来る。
―――俺の健康管理は完璧(のはず)だ!断じて風邪など…
そんな事を思いつつも、そんな事を口に出して云う訳にも行かず…。
『何でもない…。花粉症だ…』
「あの…今6月ですよ?」
うっかり、すっ呆けた事を云ってしまった『ゼロ』にカレンはすかさずツッコミを入れる。
基本的に、花粉症と云うのは晴れた日に被害を被る事が多く、梅雨時と云うのは、自覚症状は目立たない。
それに、自覚症状の中ではくしゃみと云うのはあまり聞かない。
一応、wikiさんをめくってみると…

感冒
花粉症は、水のようなサラサラした鼻水と目のかゆみが特徴的であり、感染症である鼻風邪との鑑別点になる。鼻風邪であれば、一般的には目のかゆみはなく、数日のうちに鼻水は粘性の高いものになり、さらに黄色や緑など色のついたものとなる。また、屋外のほうが花粉が多いため、おのずと症状も強くなるという点も風邪との違いである。
他のアレルギー
非常に似通った症状ではあるが、屋内のほうが症状が強い場合、ほこりなどのハウスダスト等によるアレルギー性鼻炎を疑ったほうがよい(一般に「アレルギー性鼻炎」と言った場合、こうしたハウスダスト等による通年のアレルギー性鼻炎のことを指すことが多い)。外部リンク:アレルギー性鼻炎の分類と判断基準も参照のこと。
スギ花粉飛散の前から症状を呈する患者も多くいるが、実際にごく微量の花粉に反応している場合だけでなく、季節特有の乾燥や冷気によるものもあると考えられている。患者は自己診断に頼らず、専門家の診断を受けることが望ましい。

と云う事だそうだ。
その辺りのツッコミを入れそうなディートハルトがいなかった事が幸いし、ここではとりあえず、カレンの中途半端なツッコミで終わったけれど。
まぁ、この辺りはこう云った話しの場合、誰かに噂話をされているとそういたくしゃみが出て来ると云う設定はお約束だ。
『体調は万全だ…。心配するな…』
その一言でカレンが納得するかどうかは解らないものの…。
とりあえず、ごり押しでこの話を終わらせる事にした。
と云うか、今のところ、それどころではないのだ。
『そんなことよりカレン!あの白兜を倒す為の策だが…』
『ゼロ』のその一言には、やはり、カレンは弱いようだ。
「あ…ハイ…」
『もはや、1対1では…』
『ゼロ』がそこまで云いかけた時、どこでその話しを聞いていたか解らないが…突然ある人物が飛び込んできた。
「ちょっとぉ〜〜『ゼロ』!あのプリン伯爵のKMFにあたしの紅蓮が負けるって云いたいわけ?」
紅蓮の開発者である、ラクシャータ=チャウラーであった。
そして、『ゼロ』はラクシャータのその一言に弱いと判明した。
―――このアマ…一体どこで聞いているんだか…
こんな生活を続けていれば、パソコン生活を送っていなくても肩凝りはするってものである。

 一方、スザクの方だけれど…
「あれぇ〜〜〜スザク君…風邪かい?」
ロイドがくしゃみを連発したスザクに尋ねて来た。
「僕、風邪引いた事無いんですけど…。と云うか、病気らしい病気した事無いんですが…」
スザクがさらっと答えた。
まぁ、ロイドが責任者を務めている特派でそのくらいの体力がなければ持たない事はかなり有名な話だ。
そのデヴァイサーともなれば、技術より何より、まず求められるのは、体力だ。
実際、これまで、ロイドの中で、技術的なものだけで云えば、ロイドのお眼鏡にかなったものがいなかった訳ではない。
で、何人かは特派に一時的に所属していたのだけれど…。
全員、過労で去って行ったのだ。
ブリタニア軍の本部からも
『そんな、実験段階のKMFの為に優秀なパイロットを片っ端から潰されては困る!』
とのお達しもあり、結局、中々パイロットが決まらなかったのだ。
で、ロイドのお眼鏡に叶い、そして、ぶりがニア軍の本部からも嫌な顔をされずに済む相手がお誂え向きにこのエリア11にいたと云うわけだ。
「じゃあ、誰か、スザク君の事噂しているのね…」
スザクの言葉にセシルがにこりと笑いながら云った。
尤も、スザクの場合、軍内部でも様々な形で噂が立てられていることだろう。
いい意味でも、悪い意味でも。
―――誰かが噂しているからってくしゃみをするなら、僕、四六時中くしゃみの嵐だよね…きっと…。
そんな事を思う。
思い当たる節があり過ぎて、最早、噂をされない理由を探す事の方が不可能だ。
軍内部でもそうだし、政庁でもそうだし、アッシュフォード学園でもそうだし、ぶっちゃけ、軍にいる時間を除けば、一番傍にいるルルーシュの傍にいると云うだけで、ナナリーの怨念のこもった咲世子との内緒話も噂話となるなら、それこそ、何かの発作の様にくしゃみをしているに違いない。
一応、スザク自身、自覚はあるのだ。
ルルーシュの最愛の妹からの『いつでも抹殺して差し上げましてよ?』というオーラは。
でも、そんな事でへこたれていて、エリア11の真ん中でルルーシュ愛を叫ぶ事なんてできない。
既に、アッシュフォード学園のど真ん中でさえ、そんなものを叫べば、生徒会室の中でさえ、さっきのこもった空気が充満するからやめてくれ…とあのミレイにさえ云われているのだ。
そう、スザクが転入して来る前からルルーシュの事を虎視眈々と狙っていた存在が生徒会室に既にいたのだ。
どうやったって、
―――負けられない戦いが…僕の目の前にはある…
こんな、訳の解らないくしゃみごときで負けてなどいられない。
と云うか、話しがそれていると云うツッコミが来そうだが…。
「まぁ、身体の不調じゃなければいいんだけどねぇ…。ホント、スザク君、頑丈で助かるよ…。実はね、スザク君が現れなければこのランスロット専用のアンドロイドを作らなくちゃいけないかなぁ…なんて思っていたものだからさぁ…」
さりげなく、とんでもない事を云うマッドサイエンティストがここには存在する。
そんなものを開発できるなら…ブリタニアは一瞬で世界征服も可能って事だ。
「なら、それを作ってくれませんか?でもって、ランスロットを量産すれば、テロリストは一網打尽に出来るでしょ?今のところ、五分五分な戦いを出来ているのはあの『黒の騎士団』の紅いKMFだけですし…」

 今のスザクの一言に…
ロイド以外の特派の職員達が顔色を青くしている。
ランスロットを量産して、そんなアンドロイドを量産されてしまっては…
―――俺達の寝る時間が更に減らされるってことか???お前一人でも充分休日返上で働いているってのに!というか、なんでブリタニアには労働基準法がないんだよ!こんなに働いているのに、全然貯金増えねぇし!
と、一斉に思ったのだ。
何となく、この言葉の内容を理解出来てしまうのは…何故だろうか?
「ス…スザク君?それって、基本的にメカニックのお仕事になるわよね?」
セシルが思わずスザクに尋ねるが…。
「ああ、僕、そう云う難しい事云われても解りませんし…」
さらっとスザクが答えた。
普段なら、セシルのその拳はロイドに対してのみ向けられるものなのだけれど。
しかし、今は少しだけ、状況が違う様である。
「それに、僕がこんな忙しいところで仕事していたら…ルル…じゃなくて、大切な友達のマッサージが出来なくなっちゃうし…。すっごい肩こりなんですよ…。パソコンの前に座ってばかりいるし、色んな意味で苦労を抱え込むのが趣味みたいに苦労性だし…。だから、ちゃんとマッサージしてあげる時間が欲しいんですよ…」
ここで、ここにいたスタッフ達は一斉に思った事がある。
多分、それは、ロイド以外全員が同じ事を思っただろう。
―――こいつを一発ぶん殴りたい…
そう思わせるほどスザクの顔はノロケにノロケを語っていた。
本人にそんな自覚があったとは思えないけれど。
ここにいた特派のスタッフ達には恐ろしい衝撃的なファクターとなってダメージを与えた。
そして、そのダメージの痛みが怒りに換わり、そして、スザクへの怒りのパワーへと変換されたのだ。
多分、これを不条理だと云われても、理解しなくていいと思えるほどに。
無自覚に敵を増やして行く男…枢木スザク…。
そして、敵が増えて行ってもそれを自覚する事もなく、表向きの人懐っこさとわんこ属性によって、このブリタニア軍の中で処世術を身につけて行っている。
これは…本当にいいのだろうか…?
そんな事を思ったらきっと負けだろう。
「ロイドさん、まだ、テストあるんですか?」
「あと、もう一つやりたい事があるんだけどねぇ…」
スザクが空気を読まずにロイドに尋ねる。
ロイドも自分に無関係だし、自分に向けられてのものであれば、基本的にスルーする人物だ。
「じゃあ、出来るだけ早く終わらせて下さい。僕、昨夜、その友人のマッサージをしていて、『これは毎日してあげなくちゃ…』って思っちゃって…。ただ、彼…すっごい色っぽい声を出すもんだから…」
この先…延々と話しを続けるスザクだったが…
更に怒りを買っている事は恐らく自覚などしていない。
ただ、愛するルルーシュにマッサージを施し、あわよくばあんな事やこんな事や、あまつさえそんな事にまで発展出来れば…と考えているのである。
そんな子供の煩悩と野望のオーラに飲み込まれつつあるこの特派…。
この先、スザクの完全支配下となる日も…近いかもしれない…と云う不安を抱くのは…大げさなのであろうか?
この先、スザクはルルーシュの肩こりのマッサージの為…と称して、様々な形で特派を変えていく様な…そんな懸念を抱いた者が…この特派にはいた。
そして、その懸念がエリア11に派遣されているブリタニア軍に広まるのも時間の問題で…。
その先は新たな戦いが始まるのである。

END


あとがきに代えて



本当に申し訳ありません!
ずっとグダグダやっていて…。
イベント暫くないや…と思った途端にすっかり緊張の糸が切れてしまいまして…。
そして、仕事も有難い事にそれなりにあるもので…
ホント、本業がこう云う仕事だったらよかったのに…と、うっかり身の程知らずな事を考えてしまいますが。
ただ、趣味だからここまで熱心に出来るんでしょうね…。

とりあえず、グダグダではありましたが…
相当和泉の脚色を強引に詰め込んだ話となったわけですが、完結…強引にさせた感の拭えない話しになりましたが。
普通に、貴腐人のお話しっぽくなっている気がします。
リクエストを下さった紫翠さま、いかがだったでしょうか?
と云うか、グダグダで済みません。
ホント、もう一度気合入れ直します!

なんとなく、気分転換のつもりでルルスザを漁ってみたのですが…(オンラインで)
まぁ、とりあえず、裏作品も表作品も読んでいたのですが…。
ある事に気づいて、愕然としてしまいました。
ルルスザ作品の名前の部分を『スザク』を『ルルーシュ』に、『ルルーシュ』を『スザク』に置き換えて読んでいる自分に気づいて…Σ( ̄◇ ̄;;;;
ホントに和泉は根っからのスザルラーなのだと…思わざるをえませんでした。
ルルスザ作品を書かれている作家さま方に本当に申し訳ない気持ちになったのは…多分、気の所為じゃないと思います。
ルルーシュとスザクに対して、その方の想いを詰め込んで書かれている筈の作品なのに…。
お話しの内容自体は、本当に、素敵な内容でした。
スザルル作品では読んだ事のない内容もあって…。
スザルルでもこう云う作品があればいいなぁ…と思うものもあって、いつか、自分もそんな作品が書けるようになればいいなぁ…と思いました。

新刊の書店さんでの取り扱いは来週半ばから始まります。
遅くなってしまいましたが…宜しくお願いします。


☆拍手のお返事


Rinkaさま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
お返事が遅れて申し訳ありません。

『Stiff neck』
これは書いていて、楽しいと思いつつも、結構しんどかった気がします。
というのも、更新状態を見ていると解ると思うのですが…とにかく、時間がなくって…。
やっぱり、弱小ブログなので、放置している…と云う風に受け止められる事が一番怖い事なので。
書いていて、ナナリー視点になったり、咲世子視点になったり、スザク視点になるのは楽しかったです。
これは書いている人間のある意味、特権なんですよね…。
和泉の場合、すぐにキャラが暴走するので。
というか、最近では暴走と云うよりも反逆に近いような気がしますが。

和泉の場合、ギャグ一辺倒になると、笑えない事も多いので、そう云ったものを盛り込んでごまかしている…というところでもあるのですが…(え?)
実際に、シャレにならない皮肉などが入っている事もあるので、ギャグがギャグになっていない事も多いです。
それに、その部分をつっこんでいる作品を見た事がなかったので。
シリアスでその部分を入れると重くなりすぎてしまうので、ギャグでさらりと流せるところで放り込んでみました。
確かに、ときどき、天才少年とか、天才少女とか言って、飛び級…という話があった事も事実ですし、今でもあるんですかね…。
スザクの場合、そうではないので、いきなり小学生から高校生の教科書を渡されて相当困ったと思うんですよね。
その部分だけでも。
古今東西、植民地の原住民は教育なんて施されていなかった訳ですから、ユーフェミアが強引に学校に行かせたと云うのは色々思うところもない訳じゃないんですよね。(勿論、彼女は善意でやっている訳ですが)
学校は確かに友達を作るとか、自分のやりたい事を見つけると云う役割も担っていますけれど、進路が決まっちゃっているスザクにとって、友達を作ると云う以外に学校の価値がない状態…。
でも、スザクはナンバーズだから、ブリタニア人しかいない学校ではかなりしんどいと云う事でもある訳ですよね。
ギャグにこの話を盛り込むのはタブーかとは思ったのですけれど。
ただ、皮肉にするなら少々悪質ではあると思うのですが…使えると思った訳です。

水流さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
そして、ご無沙汰しております。
イベント前後でグダグダ状態となっています。
夏インテ…もし、スペースが取れていたら、ご一緒してやって下さい。


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posted by 和泉綾 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 19

Stiff neck Final





※設定:毎日パソコンに向かっているルルーシュを見ていて、スザクはふとある疑問を抱きます。
『ルルーシュって肩凝ってないのかな?』
と。
そこから始まる『萌え♪』展開は…?
一応、スザルルは両想いですが、まだまだ清い仲です。

このお話しは紫翠さまからのリクエストです。有難う御座いました。(頂いたリクエストの数の関係で順番が前後してしまった事をお詫びします)

 昨夜の出来事は…しっかりと、ナナリーに報告された。
そして、スザクはナナリーの怒りを一身に受けることとなる。
スザクがその程度でダメージを受けるのかどうか…と云う、問題が一つ、大きくのしかかっているのだけれど。
実際に、これまで、ナナリーの手によって排除されてきた老若男女は数知れないが…スザクはその中の例外中の例外だ。
かつては、今でこそ、『大好きなユフィ異母姉さま』と云う事になっているけれど、それは、ユーフェミアがナナリーの天敵にどうやら、恋してくれたらしく、非難ゴーゴーの中ユーフェミアの騎士にしてくれたと云うのに…。
相変わらず、スザクはめげずにルルーシュのところに通って来ているのだ。
そして、ナナリーの中で一つ勘違いがある。
今のところ、ナナリーの邪魔になっていないのだけれど。
と云うのも、ユーフェミアは何も、スザクに恋をしたとかいうわけではなく、元々は、日本に送られてからのルルーシュの事を一つ一つ聞き倒していという事だったのだけれど…。
そう、まだ、ブリタニアの王宮にいた頃はどちらがルルーシュのお嫁さんになるかという事で大喧嘩していた二人だ。
それこそ、ルルーシュの意思などそっちのけで…。
きっと、ルルーシュはその時に悟ったのだろう。
―――女を怒らせると怖い…
と。
まぁ、間違ってはいない。
実際問題、結果だけ見れば、父であり、皇帝であるシャルルはルルーシュ達の母であるマリアンヌに頭が上がらなかった事が判明している。
そして、自分の妹達を見て、そして、逞しい異母姉を見て…。
異母兄達を見ていると、どうやってもあの逞しい異母姉に敵うとは思えない。
ブリタニア王宮の中での力関係を、ルルーシュは10歳にも満たないうちに悟ったのだ。
それ以降、ルルーシュに対して好意を抱いてくれる女性がたくさん現れるけれど、いつの間にか消えて行った。(それはナナリーが全力で排除していたから)
そんな中、スザクと再会して…一緒にいるようになって、初めて恋人と云うカテゴリーの存在が出来たのだけれど。
ここで、『相手が男』と云う事にまず、疑問を抱くべきだったのではないか…と思うのだけれど。
それでも、ルルーシュにして見ると、ナナリーに完全に守られていた為に、あまりそう云う事を気にせずにすんだらしい。
それに、周囲の人間もルルーシュが気づいているかどうかは知らないが…
―――ルルーシュじゃ仕方ないよな…
と、納得してしまっている。
実際に、男に云いよられる事も意外と慣れっこっぽい。
それはそれで、自分の中で疑問を持つべきなのだろうけれど。
この際、死ぬまでこのままでいいだろうか…と考えてしまうのは何故だろうか?
そんなルルーシュだから…ナナリーの苦労が何となく垣間見える。
ここまで超鈍感でも、純潔を守られていたのは、ひとえにナナリーのお陰と云えるだろう。
しかし、そのナナリーが必死に守ってきたその、ルルーシュの純潔が奪われそうになっているのだ。
幼い頃から、ナナリーの中で最も危険な敵として見て来たその存在に…。
だからこそ、ユーフェミアがスザクを騎士としてくれた時には少しだけ肩の荷が下りるかと思いきや、まるで、『ふっ…世の中そんなに甘くはないんだよ…』とスザクがルルーシュに付き纏っている状態。
挙句の果てに…
―――お兄様の恋人だなんて…絶対に私が許しません!
とまぁ、更なる闘志を燃やし始めたのだった。

 そして、咲世子からの報告を聞いて、当然の様に、ナナリーは怒り心頭。
これまでのナナリーの努力が今、ぶち壊されそうになっているのだ。
これだけは、いくらナナリーがルルーシュに幸せになって欲しいと思っていても、これだけは許せないのだ。
相手がスザクでなければ、ちょっとだけ手加減して小姑としてしっかり監視させて頂くつもりでいた様ではあったけれど。
「咲世子さん…このままでは…スザクさんの手で、お兄様がお嫁にいけない身体にされてしまいます!お兄様にそんな事をしていいのは、この世で私だけと解っていての…所業なのでしょうか…スザクさんのあの、傍若無人は…」
完全に真黒なオーラを背負っているナナリーを見て、咲世子は、にこりと笑った。(この辺りは流石にルルーシュにさえ『咲世子は天然だから…』と云われてしまうキャラだけの事はある)
「ナナリーさま…そろそろユーフェミア皇女殿下からのお電話のお時間ですが…」
この状況で何を云い始めるのか…と、第三者なら思うだろう。
しかし、ここで、気付かなくてはならないのは…ナナリーはしっかりと生き別れとなっている異母姉と連絡を取っていたと云うその重大なる事実だ…。
「ユフィ異母姉さま…。そうですね…。ユフィ異母姉さまにご協力を仰ぎましょうか…。ユフィ異母姉さま…きっと、スザクさんに(私にとっては)素敵なお気持ちを抱いているのでしょうから…」
その低く笑った声に、普通なら青ざめそうなものなのだけれど、咲世子はやっぱり、その天然のキャラをフル活用して(当然本人に自覚は全くなし)その空気の中でにこにこと笑っている。
「でも…ナナリーさまがユーフェミア皇女殿下とこんな形で連絡を取っている事がルルーシュ様に知れたら…」
咲世子がそこまで云いかけた時…いくら天然の咲世子でも何かを察知する気配を感じた。
それは、様々な形で忍者…じゃなくて、SPとしての修業を積んで来た咲世子でさえも何か、身の危険を感じる様な…。
そんな真黒と云うか、どす黒いと云うか、ドロドロしたオーラだ。
「咲世子さん?まさか、お兄様にチク…じゃなくて、告げ口なんてしませんよね?」
にこりと、真黒なオーラを背負ってナナリーが尋ねている。
そのオーラに、流石の咲世子も背中に冷や汗が流れて行く。
「も…勿論です…ナナリーさま…」
―――スーさんたら…この方と毎日本気のバトルを繰り広げていらっしゃるのかしら…?
そう思いながら、ナナリーの前に電話を運んだ。
多分、こんな色眼鏡をかけた状態で見てなければ確実にただのマッサージだった筈。
マッサージと云うのはやり慣れていない場合、感覚的に妙な感じを受けるものだ。
肩凝りの場合、力の入れ具合で本当に痛みを感じるし、足のマッサージなどはくすぐったいとか、内股や足の付け根などをマッサージされた場合、妙な感じを受けることだってあるのだ。(経験者は語る。和泉は足のマッサージに関しては絶対に他人にやられたくない人です。←昔からちょっと触られただけでくすぐったくて耐えられなかった人なので。機械ならいいけど。)

 さて、こんな話題で盛り上がっている人物達がいるとはつゆ知らず、ルルーシュはとげとげ仮面を被って、スザクはランスロットの起動実験している中、盛大にくしゃみをしていた。
「あの…『ゼロ』…風邪でも引かれたのですか?」
『ゼロ』の親衛隊長であるカレンがくしゃみを繰り返している『ゼロ』に対して心配そうに声をかけて来る。
―――俺の健康管理は完璧(のはず)だ!断じて風邪など…
そんな事を思いつつも、そんな事を口に出して云う訳にも行かず…。
『何でもない…。花粉症だ…』
「あの…今6月ですよ?」
うっかり、すっ呆けた事を云ってしまった『ゼロ』にカレンはすかさずツッコミを入れる。
基本的に、花粉症と云うのは晴れた日に被害を被る事が多く、梅雨時と云うのは、自覚症状は目立たない。
それに、自覚症状の中ではくしゃみと云うのはあまり聞かない。
一応、wikiさんをめくってみると…

感冒
花粉症は、水のようなサラサラした鼻水と目のかゆみが特徴的であり、感染症である鼻風邪との鑑別点になる。鼻風邪であれば、一般的には目のかゆみはなく、数日のうちに鼻水は粘性の高いものになり、さらに黄色や緑など色のついたものとなる。また、屋外のほうが花粉が多いため、おのずと症状も強くなるという点も風邪との違いである。
他のアレルギー
非常に似通った症状ではあるが、屋内のほうが症状が強い場合、ほこりなどのハウスダスト等によるアレルギー性鼻炎を疑ったほうがよい(一般に「アレルギー性鼻炎」と言った場合、こうしたハウスダスト等による通年のアレルギー性鼻炎のことを指すことが多い)。外部リンク:アレルギー性鼻炎の分類と判断基準も参照のこと。
スギ花粉飛散の前から症状を呈する患者も多くいるが、実際にごく微量の花粉に反応している場合だけでなく、季節特有の乾燥や冷気によるものもあると考えられている。患者は自己診断に頼らず、専門家の診断を受けることが望ましい。

と云う事だそうだ。
その辺りのツッコミを入れそうなディートハルトがいなかった事が幸いし、ここではとりあえず、カレンの中途半端なツッコミで終わったけれど。
まぁ、この辺りはこう云った話しの場合、誰かに噂話をされているとそういたくしゃみが出て来ると云う設定はお約束だ。
『体調は万全だ…。心配するな…』
その一言でカレンが納得するかどうかは解らないものの…。
とりあえず、ごり押しでこの話を終わらせる事にした。
と云うか、今のところ、それどころではないのだ。
『そんなことよりカレン!あの白兜を倒す為の策だが…』
『ゼロ』のその一言には、やはり、カレンは弱いようだ。
「あ…ハイ…」
『もはや、1対1では…』
『ゼロ』がそこまで云いかけた時、どこでその話しを聞いていたか解らないが…突然ある人物が飛び込んできた。
「ちょっとぉ〜〜『ゼロ』!あのプリン伯爵のKMFにあたしの紅蓮が負けるって云いたいわけ?」
紅蓮の開発者である、ラクシャータ=チャウラーであった。
そして、『ゼロ』はラクシャータのその一言に弱いと判明した。
―――このアマ…一体どこで聞いているんだか…
こんな生活を続けていれば、パソコン生活を送っていなくても肩凝りはするってものである。

 一方、スザクの方だけれど…
「あれぇ〜〜〜スザク君…風邪かい?」
ロイドがくしゃみを連発したスザクに尋ねて来た。
「僕、風邪引いた事無いんですけど…。と云うか、病気らしい病気した事無いんですが…」
スザクがさらっと答えた。
まぁ、ロイドが責任者を務めている特派でそのくらいの体力がなければ持たない事はかなり有名な話だ。
そのデヴァイサーともなれば、技術より何より、まず求められるのは、体力だ。
実際、これまで、ロイドの中で、技術的なものだけで云えば、ロイドのお眼鏡にかなったものがいなかった訳ではない。
で、何人かは特派に一時的に所属していたのだけれど…。
全員、過労で去って行ったのだ。
ブリタニア軍の本部からも
『そんな、実験段階のKMFの為に優秀なパイロットを片っ端から潰されては困る!』
とのお達しもあり、結局、中々パイロットが決まらなかったのだ。
で、ロイドのお眼鏡に叶い、そして、ぶりがニア軍の本部からも嫌な顔をされずに済む相手がお誂え向きにこのエリア11にいたと云うわけだ。
「じゃあ、誰か、スザク君の事噂しているのね…」
スザクの言葉にセシルがにこりと笑いながら云った。
尤も、スザクの場合、軍内部でも様々な形で噂が立てられていることだろう。
いい意味でも、悪い意味でも。
―――誰かが噂しているからってくしゃみをするなら、僕、四六時中くしゃみの嵐だよね…きっと…。
そんな事を思う。
思い当たる節があり過ぎて、最早、噂をされない理由を探す事の方が不可能だ。
軍内部でもそうだし、政庁でもそうだし、アッシュフォード学園でもそうだし、ぶっちゃけ、軍にいる時間を除けば、一番傍にいるルルーシュの傍にいると云うだけで、ナナリーの怨念のこもった咲世子との内緒話も噂話となるなら、それこそ、何かの発作の様にくしゃみをしているに違いない。
一応、スザク自身、自覚はあるのだ。
ルルーシュの最愛の妹からの『いつでも抹殺して差し上げましてよ?』というオーラは。
でも、そんな事でへこたれていて、エリア11の真ん中でルルーシュ愛を叫ぶ事なんてできない。
既に、アッシュフォード学園のど真ん中でさえ、そんなものを叫べば、生徒会室の中でさえ、さっきのこもった空気が充満するからやめてくれ…とあのミレイにさえ云われているのだ。
そう、スザクが転入して来る前からルルーシュの事を虎視眈々と狙っていた存在が生徒会室に既にいたのだ。
どうやったって、
―――負けられない戦いが…僕の目の前にはある…
こんな、訳の解らないくしゃみごときで負けてなどいられない。
と云うか、話しがそれていると云うツッコミが来そうだが…。
「まぁ、身体の不調じゃなければいいんだけどねぇ…。ホント、スザク君、頑丈で助かるよ…。実はね、スザク君が現れなければこのランスロット専用のアンドロイドを作らなくちゃいけないかなぁ…なんて思っていたものだからさぁ…」
さりげなく、とんでもない事を云うマッドサイエンティストがここには存在する。
そんなものを開発できるなら…ブリタニアは一瞬で世界征服も可能って事だ。
「なら、それを作ってくれませんか?でもって、ランスロットを量産すれば、テロリストは一網打尽に出来るでしょ?今のところ、五分五分な戦いを出来ているのはあの『黒の騎士団』の紅いKMFだけですし…」

 今のスザクの一言に…
ロイド以外の特派の職員達が顔色を青くしている。
ランスロットを量産して、そんなアンドロイドを量産されてしまっては…
―――俺達の寝る時間が更に減らされるってことか???お前一人でも充分休日返上で働いているってのに!というか、なんでブリタニアには労働基準法がないんだよ!こんなに働いているのに、全然貯金増えねぇし!
と、一斉に思ったのだ。
何となく、この言葉の内容を理解出来てしまうのは…何故だろうか?
「ス…スザク君?それって、基本的にメカニックのお仕事になるわよね?」
セシルが思わずスザクに尋ねるが…。
「ああ、僕、そう云う難しい事云われても解りませんし…」
さらっとスザクが答えた。
普段なら、セシルのその拳はロイドに対してのみ向けられるものなのだけれど。
しかし、今は少しだけ、状況が違う様である。
「それに、僕がこんな忙しいところで仕事していたら…ルル…じゃなくて、大切な友達のマッサージが出来なくなっちゃうし…。すっごい肩こりなんですよ…。パソコンの前に座ってばかりいるし、色んな意味で苦労を抱え込むのが趣味みたいに苦労性だし…。だから、ちゃんとマッサージしてあげる時間が欲しいんですよ…」
ここで、ここにいたスタッフ達は一斉に思った事がある。
多分、それは、ロイド以外全員が同じ事を思っただろう。
―――こいつを一発ぶん殴りたい…
そう思わせるほどスザクの顔はノロケにノロケを語っていた。
本人にそんな自覚があったとは思えないけれど。
ここにいた特派のスタッフ達には恐ろしい衝撃的なファクターとなってダメージを与えた。
そして、そのダメージの痛みが怒りに換わり、そして、スザクへの怒りのパワーへと変換されたのだ。
多分、これを不条理だと云われても、理解しなくていいと思えるほどに。
無自覚に敵を増やして行く男…枢木スザク…。
そして、敵が増えて行ってもそれを自覚する事もなく、表向きの人懐っこさとわんこ属性によって、このブリタニア軍の中で処世術を身につけて行っている。
これは…本当にいいのだろうか…?
そんな事を思ったらきっと負けだろう。
「ロイドさん、まだ、テストあるんですか?」
「あと、もう一つやりたい事があるんだけどねぇ…」
スザクが空気を読まずにロイドに尋ねる。
ロイドも自分に無関係だし、自分に向けられてのものであれば、基本的にスルーする人物だ。
「じゃあ、出来るだけ早く終わらせて下さい。僕、昨夜、その友人のマッサージをしていて、『これは毎日してあげなくちゃ…』って思っちゃって…。ただ、彼…すっごい色っぽい声を出すもんだから…」
この先…延々と話しを続けるスザクだったが…
更に怒りを買っている事は恐らく自覚などしていない。
ただ、愛するルルーシュにマッサージを施し、あわよくばあんな事やこんな事や、あまつさえそんな事にまで発展出来れば…と考えているのである。
そんな子供の煩悩と野望のオーラに飲み込まれつつあるこの特派…。
この先、スザクの完全支配下となる日も…近いかもしれない…と云う不安を抱くのは…大げさなのであろうか?
この先、スザクはルルーシュの肩こりのマッサージの為…と称して、様々な形で特派を変えていく様な…そんな懸念を抱いた者が…この特派にはいた。
そして、その懸念がエリア11に派遣されているブリタニア軍に広まるのも時間の問題で…。
その先は新たな戦いが始まるのである。

END


あとがきに代えて



本当に申し訳ありません!
ずっとグダグダやっていて…。
イベント暫くないや…と思った途端にすっかり緊張の糸が切れてしまいまして…。
そして、仕事も有難い事にそれなりにあるもので…
ホント、本業がこう云う仕事だったらよかったのに…と、うっかり身の程知らずな事を考えてしまいますが。
ただ、趣味だからここまで熱心に出来るんでしょうね…。

とりあえず、グダグダではありましたが…
相当和泉の脚色を強引に詰め込んだ話となったわけですが、完結…強引にさせた感の拭えない話しになりましたが。
普通に、貴腐人のお話しっぽくなっている気がします。
リクエストを下さった紫翠さま、いかがだったでしょうか?
と云うか、グダグダで済みません。
ホント、もう一度気合入れ直します!

なんとなく、気分転換のつもりでルルスザを漁ってみたのですが…(オンラインで)
まぁ、とりあえず、裏作品も表作品も読んでいたのですが…。
ある事に気づいて、愕然としてしまいました。
ルルスザ作品の名前の部分を『スザク』を『ルルーシュ』に、『ルルーシュ』を『スザク』に置き換えて読んでいる自分に気づいて…Σ( ̄◇ ̄;;;;
ホントに和泉は根っからのスザルラーなのだと…思わざるをえませんでした。
ルルスザ作品を書かれている作家さま方に本当に申し訳ない気持ちになったのは…多分、気の所為じゃないと思います。
ルルーシュとスザクに対して、その方の想いを詰め込んで書かれている筈の作品なのに…。
お話しの内容自体は、本当に、素敵な内容でした。
スザルル作品では読んだ事のない内容もあって…。
スザルルでもこう云う作品があればいいなぁ…と思うものもあって、いつか、自分もそんな作品が書けるようになればいいなぁ…と思いました。

新刊の書店さんでの取り扱いは来週半ばから始まります。
遅くなってしまいましたが…宜しくお願いします。


☆拍手のお返事


Rinkaさま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
お返事が遅れて申し訳ありません。

『Stiff neck』
これは書いていて、楽しいと思いつつも、結構しんどかった気がします。
というのも、更新状態を見ていると解ると思うのですが…とにかく、時間がなくって…。
やっぱり、弱小ブログなので、放置している…と云う風に受け止められる事が一番怖い事なので。
書いていて、ナナリー視点になったり、咲世子視点になったり、スザク視点になるのは楽しかったです。
これは書いている人間のある意味、特権なんですよね…。
和泉の場合、すぐにキャラが暴走するので。
というか、最近では暴走と云うよりも反逆に近いような気がしますが。

和泉の場合、ギャグ一辺倒になると、笑えない事も多いので、そう云ったものを盛り込んでごまかしている…というところでもあるのですが…(え?)
実際に、シャレにならない皮肉などが入っている事もあるので、ギャグがギャグになっていない事も多いです。
それに、その部分をつっこんでいる作品を見た事がなかったので。
シリアスでその部分を入れると重くなりすぎてしまうので、ギャグでさらりと流せるところで放り込んでみました。
確かに、ときどき、天才少年とか、天才少女とか言って、飛び級…という話があった事も事実ですし、今でもあるんですかね…。
スザクの場合、そうではないので、いきなり小学生から高校生の教科書を渡されて相当困ったと思うんですよね。
その部分だけでも。
古今東西、植民地の原住民は教育なんて施されていなかった訳ですから、ユーフェミアが強引に学校に行かせたと云うのは色々思うところもない訳じゃないんですよね。(勿論、彼女は善意でやっている訳ですが)
学校は確かに友達を作るとか、自分のやりたい事を見つけると云う役割も担っていますけれど、進路が決まっちゃっているスザクにとって、友達を作ると云う以外に学校の価値がない状態…。
でも、スザクはナンバーズだから、ブリタニア人しかいない学校ではかなりしんどいと云う事でもある訳ですよね。
ギャグにこの話を盛り込むのはタブーかとは思ったのですけれど。
ただ、皮肉にするなら少々悪質ではあると思うのですが…使えると思った訳です。

水流さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
そして、ご無沙汰しております。
イベント前後でグダグダ状態となっています。
夏インテ…もし、スペースが取れていたら、ご一緒してやって下さい。


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posted by 和泉綾 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

2010年06月16日

(多分)今日から小説更新を再開します。

こんにちは、和泉綾です。
イベント辺りからグダグダ状態な和泉綾ですが…。
イベント中、イベント直後、無駄にアドレナリンが出まくって、その後の反動が凄いですね…(-_-;)
昨日は、仕事があるにも拘わらず、通販作業をしなければならないにも拘わらず…飛んだ体たらくです。
既にご入金を済まされている皆様、申し訳ありません。
とりあえず、現在お申し込み頂いている方の分と+αで特典本とペーパーを制作している最中です。
嬉しい悲鳴というのはこういう事を言うのでしょうが…これが落ち着くまでは緊張感を切らせてはいけないと、つくづく実感しております。
現在、複合機が反逆中につき、それまでの複合機よりもさらに古いバージョンで遅いうえに、インクの使用料が半端なく多くて、おまけにインクはカラーとブラックにしか分かれておらず非常にインクが無駄になり易いタイプのプリンターなので、手古摺っている訳ですが…
はぁ…ペーパーも印刷屋さんにお願いできるくらいのサークルになれればいいのですが、和泉は一生かかっても無理ですね…
というか、ペーパーに関しての注文って、なぜにあんなに枚数が多いんだろうか…
和泉の場合、毎回ペーパーを作り直しているので1回で捌ける分のペーパーしか印刷できないので。
そんな事をぼやいていても仕方ないので、頑張ります。
又やるのかな…AHL…。
やってくれるなら、全力で参加しますけど…。
AHLに関してはいつもの3割増しで新刊の持ち込みをして、ペーパー、無配本を作ってもいいかもしれません。
他のオンリーでもオールジャンルイベントでもこんなことはあり得ないので…。
他の和泉の知っているサークルさまでも完売続出でしたしね…。
和泉のところは筋金入りの弱小なので、正直びっくりなんです。
和泉の知人サークルさまの中で、和泉よりも捌ける数の少ないサークルさまっていないんですよ…。
でも、AHLに関しては無配本、オンデマンドでお願いしてもいいかもしれないな…と思いました。

さて、昨日はすっかり目の前の仕事(食いぶち稼ぎ)に精いっぱいの状態で、原稿どころじゃなくって…。
というか、一気に力が抜けてしまい…。
こんな事をしていたら、そうでなくてもここにきて下さっている方の少ない(アクセスはちゃんと確認しているので解っているのです)のに、取り得がなくなってしまう…という妙な不安感に駆られる訳ですが…
ただ、それでも、以前ほどの危機感もなくなっている気がします。
現在、企画中なので、その部分に関してはちゃんと責任感を持たなければいけないな…と思いますけれど。
リクエストを下さる方は本当に和泉の作品を評価して下さっている方ですし…。
自分の好きな事をかいているとはいえ、評価される事はとても嬉しい事ですし、それがなくなれば悲しくもなります。
それが、いい評価でも悪い評価でも…。
誹謗中傷とか、趣味の違いからの苦情は困りますけれど。
それでも、そう云ったお言葉を頂くと云うのも、このブログ、サイトの存在を知って何かを思うなり、嫌がらせをしてやろうとか、からかってやろうと思ったからだろうし…。
存在を知らなければそう云った事もない訳ですしね。
実害がなければそれはそれで、自分の中では前向きに考えることにしています。(勿論、嫌な思いは当然しますけど。違った形でそう云った評価をしてもいいかなと思うようになりました)

そんな事はともかく、とりあえず、だいぶ物理的な疲れは取れ始めているので、あとは気持ちをいかにして元に戻すか…という事で、のんびり、少しずつ元に戻して行こうと思います。
今夜あたり、また、リク企画の小説を掲載したいと思っております。
ご心配下さった皆様、有難う御座居ました。
これからも、こんなグダグダ体たらくな和泉を見守って頂ければ…と思います。

和泉綾拝

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posted by 和泉綾 at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | コメント

(多分)今日から小説更新を再開します。

こんにちは、和泉綾です。
イベント辺りからグダグダ状態な和泉綾ですが…。
イベント中、イベント直後、無駄にアドレナリンが出まくって、その後の反動が凄いですね…(-_-;)
昨日は、仕事があるにも拘わらず、通販作業をしなければならないにも拘わらず…飛んだ体たらくです。
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現在、複合機が反逆中につき、それまでの複合機よりもさらに古いバージョンで遅いうえに、インクの使用料が半端なく多くて、おまけにインクはカラーとブラックにしか分かれておらず非常にインクが無駄になり易いタイプのプリンターなので、手古摺っている訳ですが…
はぁ…ペーパーも印刷屋さんにお願いできるくらいのサークルになれればいいのですが、和泉は一生かかっても無理ですね…
というか、ペーパーに関しての注文って、なぜにあんなに枚数が多いんだろうか…
和泉の場合、毎回ペーパーを作り直しているので1回で捌ける分のペーパーしか印刷できないので。
そんな事をぼやいていても仕方ないので、頑張ります。
又やるのかな…AHL…。
やってくれるなら、全力で参加しますけど…。
AHLに関してはいつもの3割増しで新刊の持ち込みをして、ペーパー、無配本を作ってもいいかもしれません。
他のオンリーでもオールジャンルイベントでもこんなことはあり得ないので…。
他の和泉の知っているサークルさまでも完売続出でしたしね…。
和泉のところは筋金入りの弱小なので、正直びっくりなんです。
和泉の知人サークルさまの中で、和泉よりも捌ける数の少ないサークルさまっていないんですよ…。
でも、AHLに関しては無配本、オンデマンドでお願いしてもいいかもしれないな…と思いました。

さて、昨日はすっかり目の前の仕事(食いぶち稼ぎ)に精いっぱいの状態で、原稿どころじゃなくって…。
というか、一気に力が抜けてしまい…。
こんな事をしていたら、そうでなくてもここにきて下さっている方の少ない(アクセスはちゃんと確認しているので解っているのです)のに、取り得がなくなってしまう…という妙な不安感に駆られる訳ですが…
ただ、それでも、以前ほどの危機感もなくなっている気がします。
現在、企画中なので、その部分に関してはちゃんと責任感を持たなければいけないな…と思いますけれど。
リクエストを下さる方は本当に和泉の作品を評価して下さっている方ですし…。
自分の好きな事をかいているとはいえ、評価される事はとても嬉しい事ですし、それがなくなれば悲しくもなります。
それが、いい評価でも悪い評価でも…。
誹謗中傷とか、趣味の違いからの苦情は困りますけれど。
それでも、そう云ったお言葉を頂くと云うのも、このブログ、サイトの存在を知って何かを思うなり、嫌がらせをしてやろうとか、からかってやろうと思ったからだろうし…。
存在を知らなければそう云った事もない訳ですしね。
実害がなければそれはそれで、自分の中では前向きに考えることにしています。(勿論、嫌な思いは当然しますけど。違った形でそう云った評価をしてもいいかなと思うようになりました)

そんな事はともかく、とりあえず、だいぶ物理的な疲れは取れ始めているので、あとは気持ちをいかにして元に戻すか…という事で、のんびり、少しずつ元に戻して行こうと思います。
今夜あたり、また、リク企画の小説を掲載したいと思っております。
ご心配下さった皆様、有難う御座居ました。
これからも、こんなグダグダ体たらくな和泉を見守って頂ければ…と思います。

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