2010年06月26日

露天風呂の日 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 露天風呂の日
「お風呂に関するあなたのこだわりを教えてください。」
お風呂に関するこだわり…
そうですね…。
旅行先で入浴剤を見つけると必ず買ってきて試します。
あと、ぬるめのお湯に30分以上入って、すぐに寝る…という事でしょうか。
元々長風呂な人なんですが…。
最近、体力的な問題もあって、長い時間入って居ると、後になって、大変な目にあうようになってきたので…。
最近、長風呂出来なくなっていて…少し切ないです。
ブログのネタなどもお風呂入っている時に色々思いついたりする日なので。
あと、これはエコにもなるのかな…。
ペットボトルをいくつも入れて入って居ます。
水道代、ガス代などそれで浮かせていますし。
最近では結構当たり前になって居ますよね。
ただ、そう云った入り方をすると、錠剤の入浴剤は使えないんです。
泡の出ているお風呂…入りたいんですけど。
最近、お風呂上がりに汗だくになるので夏用の入浴剤になってきていますよね。
クールの入浴剤…。
春夏秋冬があると、いろんな入浴剤を楽しめるので、四季のある国でよかったなぁと思います。
梅雨は大嫌いですが…
今日はどんな入浴剤を入れて入ろうかなぁ…


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露天風呂の日 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 露天風呂の日
「お風呂に関するあなたのこだわりを教えてください。」
お風呂に関するこだわり…
そうですね…。
旅行先で入浴剤を見つけると必ず買ってきて試します。
あと、ぬるめのお湯に30分以上入って、すぐに寝る…という事でしょうか。
元々長風呂な人なんですが…。
最近、体力的な問題もあって、長い時間入って居ると、後になって、大変な目にあうようになってきたので…。
最近、長風呂出来なくなっていて…少し切ないです。
ブログのネタなどもお風呂入っている時に色々思いついたりする日なので。
あと、これはエコにもなるのかな…。
ペットボトルをいくつも入れて入って居ます。
水道代、ガス代などそれで浮かせていますし。
最近では結構当たり前になって居ますよね。
ただ、そう云った入り方をすると、錠剤の入浴剤は使えないんです。
泡の出ているお風呂…入りたいんですけど。
最近、お風呂上がりに汗だくになるので夏用の入浴剤になってきていますよね。
クールの入浴剤…。
春夏秋冬があると、いろんな入浴剤を楽しめるので、四季のある国でよかったなぁと思います。
梅雨は大嫌いですが…
今日はどんな入浴剤を入れて入ろうかなぁ…


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Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 23

将来の僕と君へ Final





※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 普通なら、ルルーシュがこんな風に肉を焦がすなんて事はあり得ない。
二人の目の前の焼き網の上で肉が炭になって、煙が立ち始めていた。
「あ、ルルーシュ!肉が…」
先に気づいたのはスザクだった。
こう云う時、わんこ並みに鼻の利くスザクが先に気づく。
これも昔から変わっていない。
「あ、済まない…」
スザクの告白に呆然としていたルルーシュが我に返り、網の上の肉を回収する。
こんなルルーシュを見るのは初めてだから、正直、スザクも戸惑ってしまう。
「あ、僕の方こそ、御免…。多分、僕が変な事を云ったから…驚いちゃったんだよね…」
スザクが少し俯いてルルーシュに詫びた。
ここで謝ってしまうのが、スザクなのだけれど。
ただ、ルルーシュはいつも、こんなミスをする事はないから…。
だから、スザクとしては、スザクの云った事がルルーシュのこんな行動を招いてしまったと思ってしまう。
―――これって、僕の自惚れなのかな…
そんな事を考えつつも、ルルーシュが焦げてしまった肉を回収している間に、スザクが新しい肉を乗せて行く。
そんなスザクを見ながら、ルルーシュが口を開いた。
「お前…そう云った話しをするには、焼き肉は向かないんじゃないのか?基本的に焼きながら食べるとなると、どうしても食べる方、焼く方に意識が向いてしまうだろう?」
ルルーシュは焦げた肉を集め終えてからスザクにそう告げた。
大体、ルルーシュの方はいきなりのスザクの申し出で来ただけなのだ。
こんな風にスザクにぶっちゃけられるとは露ほども思わずに来たのだ。
―――まぁ、突然スザクが一緒に夕飯を食べたいだなんて…何かあるとは思ったけれどな…。
ルルーシュが呆れ顔でそう云うと、スザクが『へへへ…』と笑った。
スザクのそんな笑いも、多分、不自然に見えている事は予想出来る。
元々、こう云う時に取り繕える様なスキルをスザクは持ち合わせていないのだから。
スザクとしては、こうして笑ってごまかす事くらいしか思いつかない。
「スザク…そう云えば、俺達がこうして、進学とか進路で離れ離れになる事を考えたのって…高校入試の時以来だな…」
ルルーシュがそう云うと、強引な愛想笑いをしていたスザクが『あっ』と云う顔をした。
でも、あの時にはまだ、対策を立てる事が出来た。
ルルーシュの方は自分の行きたい高校を普通に志望して普通に入試を受けて合格している。
それこそ、主席の成績で…。
だから、入学式の新入生代表挨拶はルルーシュがしていた。
ルルーシュがこの高校に入りたいと知った時、スザクはルルーシュに内緒で一生懸命考えたのだ。
どうしたらルルーシュと一緒に高校に通う事が出来るかと…。
幸い、ルルーシュの志望していたこの高校はスポーツ面でも全国的に有名で…スザクは運動能力が高くて、そのスポーツ推薦枠に付いて、担任に相談して…。
そして、その時のスザクの一生懸命な思いが通じたのか、こうして、同じ高校に通う事が出来るようになったのだ。
流石に同じクラスに…と云うのは中々難しかった。
特に、2年になる時、進路の事を真剣に考え始めなくてはならなくなった段階で、文系、理系、就職志望者、スポーツ特待生など、クラス分けされて…。
当たり前だけれど、スザクとルルーシュは同じクラスになれる事もなく…。
―――それでも、僕は、教室にいなくちゃいけない時以外はルルーシュと一緒に居られた…

 クラスは違っていても、流石に2年になって進路ごとにクラスが違うともなると、休み時間には様々な形で他のクラスの生徒が教室にいても別におかしな話ではなくなった。
と云うのも、恋人同士で暮らすが分かれてしまった者、ルルーシュとスザクの様に、仲の良い者同士が休み時間、昼食など、一緒に…と云う事はままある話しとなったわけだ。
ルルーシュとスザクもそんな感じだった。
ルルーシュは自分の人付き合いの悪さ…と云う事でスザクと一緒にいる事が多かったけれど、スザクの方は…ルルーシュに誰かほかの人間が近づく事をあまり快く思わずにいた。
ただ、ルルーシュがスザクのところに来た時に、スザクが他のクラスメイトと一緒にいるところに気づいた時、ルルーシュは黙ってそこから離れて行く事は何度かあって…。
スザクは時々そんなルルーシュに何となく…と云うか、時には自分の中で本当に寂しさとか、悲しさとかを、感じた事があり…。
そんな事が何度か続いた時に…スザクはある事に気が付いたのだ。
―――僕…ルルーシュと一緒にいたいんだ…。ルルーシュが僕以外の誰かと一緒にいるのが嫌なんだ…
と気が付いた。
それがいつの事だったのか、今となっては既に思い出す事もないけれど。
しかし、その事を自覚してからは…本当に独占欲が強くなったと思う。
自分でも怖くなった。
これで、ルルーシュと離れてしまう事になったら…と、凄く強く考える様になった。
ルルーシュと離れるのが怖い…。
そんな事を考えつつ…そして、3年生になって、それが本当に目の前の話しになって、逃げる事が出来ないところまで来た時…。
スザクは頭が真っ白になった。
スザクにスポーツ推薦の大学が決まりそうだ…そう、教師から伝えられた時には…進路が決まった安心感と同時に…。
これまで離れた事のなかったルルーシュと離れ離れにならなくてはならないと云うその、近い将来の現実に…怖くなったのだ。
これまで、ずっと、ルルーシュと一緒にいて…本当に二人で一つ…の様な気になっていた。
と云うのも、学校でもルルーシュとスザクのコンビは名物とまで云われるほど、有名となった。
それは、単純に有名になっただけではなく、実際にコンビを組んだ二人の発揮する様々なものが本物だったからだ。
高校に入ってからもそれは健在で…。
ルルーシュとそんなコンビとして云われる事はスザクにとって嬉しかったし、自分の中でのプライドでもあり、優越でもあった。
本当は…ルルーシュとそんな風に云われるなんて云うのは…身の程知らず…だと云う事は解っているけれど。
ルルーシュは凄い人だと云うのは解っているけれど。
でも、スザクにとって、これ以上の褒め言葉はないと云うくらいスザクの中での誇りでもあったのだ。
それが…
―――もうすぐ…そのルルーシュと離れ離れに…なっちゃうんだな…。だから…僕は…

 そんな事を考えながら、下を向いていると、ルルーシュが心配そうに見ているのが解った。
ルルーシュにとって、スザクと云う存在は…どんな存在なのだろうか…。
いつも、スザクと一緒にいてくれてはいるけれど。
でも、スザクがルルーシュを思う程、ルルーシュはスザクの事を思っていないのかもしれない。
スザクの中のルルーシュほど、ルルーシュの中のスザクは、存在は大きくないのかもしれない。
俯いて、黙っていると…
「スザク…そんな風に黙っていたんじゃ…解らないだろ?わざわざこんな風に一緒に夕食を食べたいなんて云うんだから…。進路の事…そんなに悩んでいるのか?殆ど、決まりなんだろ?」
ルルーシュが業を煮やしたように声をかけて来た。
なんでだろうと思ってしまう。
なんで、ルルーシュはそんな風にスザクに優しく接してくれるのか…。
それは、これまでずっと、優越感ではあったのだけれど。
でも、今は…その優しさが辛くなってしまう。
優しいのが辛いだなんて…他のルルーシュの事を好きな人たちからしたら、凄く贅沢な話しになるだろう。
それこそ、殺されても文句は言えない。
「あのさ…。ルルーシュは怒るかもしれないし、呆れるかもしれないんだけれど…。でもね…僕、進路がほぼ決まって…それは嬉しいんだけど…。でも、ルルーシュと離れるのが…その…えっと…嫌だ…と云うか…怖い…んだ…」
やっと、やっと出て来た…その言葉…。
ルルーシュはなんて云うだろうか…。
きっと、『自分の人生の為の選択なのに…一時の気の迷いでそこまで悩むのか?』などと呆れるだろうか…。
それとも『自分の人生を他人に振り回されるな!』って叱って来るのだろうか…。
どちらにしろ、ルルーシュの怒鳴り声が聞こえてきそうだ…と、スザクは思った。
でも…そんな予想に反して…ルルーシュの声が中々聞こえて来ない。
店内は確かに…色んなグループの声が聞こえて来ていて…騒がしいけれど。
同じテーブルに付いている自分達の会話が聞こえなくなるような…そんな騒がしさでもない。
とりあえず…、そのルルーシュの言葉が出て来ない状態が…少しの間続いた。
それが、数十秒の時間であったのか、数分…もしくは十数分であったのか…よく解らないけれど。
大した時間ではないにしろ、凄く長い時間に思えた。
スザクは居たたまれなくなって、先ほど、網の上に置いた肉をひっくり返しつつ、焦げないように、見張っている事くらいしか出来なくて。
でも、そのルルーシュが黙っている状態が…凄く心地悪かった。
そこにいる事が…何となく、しんどいと思うものの。
ルルーシュが黙っている状態のところを、ドリンクバーに行ってなんとか、その場を離れて、一呼吸を置く…と云う事も出来なくて…。
「あ…あの…」
思わず、スザクの方から、ルルーシュに声をかけて、ルルーシュを見ると…。
なんだか、見た事のないルルーシュの顔が…そこにあった。
なんだか…そのルルーシュの顔は…、
いつもより頼りなくて、弱々しい感じがしたのは…多分気のせいではない。
「ルルーシュ?」

 スザクが声をかけると…、ルルーシュは少し震えた様に口を開いた。
「何を…云っているんだ…。スザク…スザクの人生じゃないか…」
スザクが…ルルーシュから受ける叱責となるであろう…言葉と同じ言葉だったけれど…。
ただ…その声は怒鳴り声じゃなかった。
それどころか…少し震えているような気がした。
―――多分…気の所為じゃ…ないよね…
スザクがそんな、疑念を抱いてしまう程、珍しい光景だ。
ルルーシュが声を震わせているなんて…。
怒りの震えではない。
何かを耐えて…押し殺しているような…そんな震えだ。
「ど…したの…?」
スザクがそんなルルーシュに何を怖がっているのか解らないけれど、なんだか、恐る恐る…と云った感じに尋ねた。
ルルーシュの表情も…何か、ぐっと押し殺して、飲み込んでいる…。
そんな苦悩が見え隠れする様なそんな表情に見えるのだ。
「…んで…。なんで…スザクがそんな事…云うんだ…」
これまで…ずっと何かをスザクに隠して、自分の中に飲み込んで来たのだろうと云う、そんな言葉だった。
ルルーシュは基本的に隠し事が結構うまい。
スザクには解る事もあるけれど。
でも、今のルルーシュのその表情の理由、言葉の理由は…スザクには解らなかった。
「ルルーシュ?」
ルルーシュが何を云おうとしてるのか…解らなくて…スザクはもう一度目の前の人物の名前を呼んだ。
「なんで…お前がそんな事を云うんだ…。お前は…ちゃんと進路が…殆ど決まっているくせに…。なんで…お前がそんな事を云うんだ!」
最初の内はあまり強い口調は云えなかったけれど…最後は…少し怒鳴り声に近付いていた。
ただ、スザクがそんな事を悩んでいたと云う事で、怒鳴りつけていると云うよりも、そんな事を、今、ルルーシュに云った事、その事を怒鳴っているように聞こえる。
だから、スザクの中で、よく解らない…と云う感じになっているのだけれど。
ルルーシュが何故、こんな怒鳴り声をあげて来たのか…。
スザクが云った言葉の中で、ルルーシュは何を思い、なんで、怒鳴り声に近い様な声をあげたのか…。
「俺は…スザクの進路の邪魔をしたくない!だから…絶対にスザクの邪魔にならない様にって…思って来たんだ!なのに…なんでお前がそんな事を云うんだ!お前の人生の邪魔を…俺にさせるな!」
ルルーシュがそこまで云った後、聞いたスザクは勿論、云った本人が驚いていた。
ルルーシュはまるで…
―――今、自分は何を云ったんだ…?
と云う、少々困惑の入っている顔をしている。
「それって…どう云う…事なの…?」
驚いているけれど、でも、その言葉の意味を知りたいと思ったスザクがルルーシュに尋ねた。
その言葉の中にある、その意味は…スザクにとってとても重要な事だから。
将来の事を考えろ!と云われたって、やっぱり目の前の事もまだ大切で、後回しに出来ないスザクにとって、きっとその言葉の意味は…何よりも重要だと思えてしまう。
しかし、ルルーシュはその先の言葉を云わず…ただ、『ごめん…帰る…』とだけ云って、その席を立って行ってしまった。
スザクの中に…何か、不安と、期待とが入り混じる…。
今の状況ではあまりに不自然な気持ちだけが残った。

 結局、そんなもやもやを抱えたまま…店を出て…家に帰り…自分の部屋に入ってから…眠れない一夜を過ごしたスザクだったけれど…。
その間、スザクの頭の中にぐるぐると回り続けていた。
朝の光が…なんだか、眩しく感じるのは…恐らく、殆ど眠れなかった影響だろう。
「なんだか…頭が痛いな…」
睡眠不足では確かに仕方のない事だけれど、基本的にそんな経験のないスザクにとっては、中々しんどいと感じてしまうそんな自覚症状だ。
それでも、学校へ行かなくてはいけない現実に…ため息が出て来た。
とりあえず、じきに出かける時間になるし…。
のそのそとベッドから重い身体を引き起こした。
とにかく、顔を洗ってすっきりさせれば少しは違うだろうか…。
いつもならがっつり朝食を食べて行くのだけれど…正直、今日はそんな気分じゃない。
心配する母親を尻目に『昼食は学食で食べるって、約束したんだ…』と、適当な事を云って、さっさと家を出て行くと…玄関先には…。
「ルルーシュ?」
普段ならこんな時間のこの場所にいる筈のない人物が立っていた。
「おはよう…スザク…」
なんだか、ルルーシュの方も睡眠不足な顔をしている。
―――ルルーシュも眠れなかったのかな…
確かに、進路の話しに関しては非常にデリケートな話題でもあるのだ。
「あ、おはよう…ルルーシュ…」
睡眠不足で頭がぼんやりしていたけれど、一気に目が覚める様な気がした。
昨日の今日で…あんな話題になって、あんな風にルルーシュに云われて、先に代えられてしまって…。
「少し…いいか?歩きながら…で、いいから…」
ルルーシュがおずおずと声をかけて来た。
「う…うん…」
何を云われるのだろうかと少々不安になりながら、スザクはルルーシュの隣に立って一緒に歩き始めた。
いつものポジションで自分の右側に…ルルーシュがいる。
「スザク…昨日は…怒鳴ったりして…悪かった…」
ルルーシュがそんな風に謝ってきた。
スザクとしては、受験前のその、神経質になっている時期に無神経な事を云ってしまったと云う自覚はある。
「あ、別に…。あれはルルーシュが悪い訳じゃないし…」
「否…。怒鳴りつけたこと自体は悪い…。それに…俺が怒鳴った事で少し、誤解があるかもしれないと…思って…」
語尾が少しずつ小さくなって行く。
昨日から、滅多に見ないルルーシュの姿ばかり見ている気がする。
「でも…ルルーシュに怒鳴られる事を云ったのは…僕だし…」
「そうじゃない!そうじゃないんだ…スザク…」
少し声を荒げてルルーシュがスザクに訴える様に云って来た。
そのルルーシュの表情も…幼馴染のスザクも見た事無いルルーシュの表情だった。
―――一体…ルルーシュに何が起きているんだろう…
スザクは素直にそんな事を思っていた。
ルルーシュは少しだけ顔を赤くしている。
目も睡眠不足らしく、赤くなっているのが解る。
「その…俺も…スザクと…同じだったから…」
ルルーシュの言葉に、スザクは『え?』という表情を見せた。

 そんなスザクの表情を見て、ルルーシュは顔を赤くして、俯き加減にしながら言葉を続けた。
「その…お前が初めてなんだから…。俺だって初めてなんだ…。その、スザクと離れ離れになるって云う…その現実は…」
ルルーシュのその言葉にドキッとした。
それは…スザクとしては、消えない迷いと、進路に関して引っかかる事柄でもある。
「た…ただな…、お前も俺も…これからずっと…一緒にいられるわけじゃない。就職とか、その…け…結婚とか…これから先、ずっと一緒に…と云う訳にはいかないと思うんだ…」
ルルーシュの口から出てくる言葉…。
就職はともかく…結婚なんて考えた事もなかったけれど…。
確かに…
―――ノンケなら…そうだよね…。ルルーシュだって、いくら美人でも男なんだし…
微妙に的外れな事を考えているスザクではあったけれど。
ルルーシュはその先の言葉を続けて行く。
「俺は…それが解っていても…お前と離れる事に不安がないと云えば…ウソになる。でも、現実問題、お互いがお互いの人生を送る為には何れそうなるのは確実で…。でも…離れ離れになったって…俺達がその…幼馴染で、ずっと一緒にいた親友で…と云うのは…変わらないと思うんだ…」
ルルーシュの言葉に…ちょっと胸が痛む。
「親友…?」
「あ、済まん!俺が…勝手にそう思っているだけなんだが…。お前が迷惑だっていうなら…改める…」
ルルーシュのその言葉に…スザクの身体の力が抜けて行くような錯覚を起こした。
「そうじゃなくて…。まぁ、確かに…ルルーシュの云う通りだよね…。ずっと一緒にいるって云うのは…中々難しい事だよね…」
スザクが少し寂しそうに云うと、ルルーシュがくっと唇を噛んだ。
「でも…離れ離れでも…俺達がこうして一緒にいて、一緒にいたいと思う気持ちは…本当で…。離れ離れになったからと云って、壊れてしまう程度の関係なら…その…それまでだ…と云う事だとも思う…」
ルルーシュの言葉は…。
スザクの事も、ルルーシュの事も、考えた…よりベターな言葉を選んでいる気がした。
確かに、ルルーシュと一緒にいたいと云うのは、感情的なものであり、人として生きて行くには確実に、物理的にこなさなければならない事がたくさんあるのだ。
「そう…だね…」
一時の感情に流されて、互いの人生が互いに縛られてはならない…と云う事なのかもしれない。
「だから…俺は就職する時には…スザクにきちんと相談する。お前が、その時までそうやって俺と離れ離れになる事を不安に思って、その時に、やっぱり離れ離れが嫌だと思っていてくれたなら…。だから…一度…違う生活をしてみないか?」
ルルーシュの提案だった。
云っている事は解る。
でも、スザクの感情の中で…怖いと思うところがたくさんあって…。
スザクが4年間…ルルーシュと離れ離れは嫌だと思い続ける自信はあるけれど。
でも、ルルーシュの方は…?と思ってしまう。
ただ、それで、友達関係さえ保てないのなら…所詮はその程度の相手だったと云う事だ…。
「そうか…。そうだね…。でも、休みのとき、ここに帰って来た時には…少しあったりできるよね?」
「互いに都合が合えばな…」
「その時はルルーシュのご飯…作ってね?」
「お前が望むなら…」
「一緒に遊びにも行こうね?」
「そうだな…ただ、体力バカの限界までは付き合えないぞ…」
そんな言葉のやり取りに…二人が顔を見合わせて…笑い合った…。

 4年間…
そう云う生活を送ってみようと思う。
でも、その先は…絶対に放してなんてやらない。
その4年間が始まるまでは放してなんてやらない。
だから…
次に、その時が来た時には…覚悟しておくように!
互いが…互いにそう思ったのだった。

END


あとがきに代えて



済みません…。
金曜日…ちょっとごたごたしていて更新できませんでした。
この更新の後、多分、遅くなるとは思いますが、『皇子とレジスタンス』を掲載したいと思います。
ホント、最近、こんな状態で済みません。

リクエスト下さったまりもこさま…
こんな感じになりましたが、いかがでしたでしょうか?
ブログの関係では色々御心配おかけしております。
呆れた果てていらっしゃっていないのかも…という不安を抱えながらもちゃんと書いております。
また、ご感想を送って頂ければ幸いです。
リクエスト、有難う御座居ました。


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将来の僕と君へ Final





※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 普通なら、ルルーシュがこんな風に肉を焦がすなんて事はあり得ない。
二人の目の前の焼き網の上で肉が炭になって、煙が立ち始めていた。
「あ、ルルーシュ!肉が…」
先に気づいたのはスザクだった。
こう云う時、わんこ並みに鼻の利くスザクが先に気づく。
これも昔から変わっていない。
「あ、済まない…」
スザクの告白に呆然としていたルルーシュが我に返り、網の上の肉を回収する。
こんなルルーシュを見るのは初めてだから、正直、スザクも戸惑ってしまう。
「あ、僕の方こそ、御免…。多分、僕が変な事を云ったから…驚いちゃったんだよね…」
スザクが少し俯いてルルーシュに詫びた。
ここで謝ってしまうのが、スザクなのだけれど。
ただ、ルルーシュはいつも、こんなミスをする事はないから…。
だから、スザクとしては、スザクの云った事がルルーシュのこんな行動を招いてしまったと思ってしまう。
―――これって、僕の自惚れなのかな…
そんな事を考えつつも、ルルーシュが焦げてしまった肉を回収している間に、スザクが新しい肉を乗せて行く。
そんなスザクを見ながら、ルルーシュが口を開いた。
「お前…そう云った話しをするには、焼き肉は向かないんじゃないのか?基本的に焼きながら食べるとなると、どうしても食べる方、焼く方に意識が向いてしまうだろう?」
ルルーシュは焦げた肉を集め終えてからスザクにそう告げた。
大体、ルルーシュの方はいきなりのスザクの申し出で来ただけなのだ。
こんな風にスザクにぶっちゃけられるとは露ほども思わずに来たのだ。
―――まぁ、突然スザクが一緒に夕飯を食べたいだなんて…何かあるとは思ったけれどな…。
ルルーシュが呆れ顔でそう云うと、スザクが『へへへ…』と笑った。
スザクのそんな笑いも、多分、不自然に見えている事は予想出来る。
元々、こう云う時に取り繕える様なスキルをスザクは持ち合わせていないのだから。
スザクとしては、こうして笑ってごまかす事くらいしか思いつかない。
「スザク…そう云えば、俺達がこうして、進学とか進路で離れ離れになる事を考えたのって…高校入試の時以来だな…」
ルルーシュがそう云うと、強引な愛想笑いをしていたスザクが『あっ』と云う顔をした。
でも、あの時にはまだ、対策を立てる事が出来た。
ルルーシュの方は自分の行きたい高校を普通に志望して普通に入試を受けて合格している。
それこそ、主席の成績で…。
だから、入学式の新入生代表挨拶はルルーシュがしていた。
ルルーシュがこの高校に入りたいと知った時、スザクはルルーシュに内緒で一生懸命考えたのだ。
どうしたらルルーシュと一緒に高校に通う事が出来るかと…。
幸い、ルルーシュの志望していたこの高校はスポーツ面でも全国的に有名で…スザクは運動能力が高くて、そのスポーツ推薦枠に付いて、担任に相談して…。
そして、その時のスザクの一生懸命な思いが通じたのか、こうして、同じ高校に通う事が出来るようになったのだ。
流石に同じクラスに…と云うのは中々難しかった。
特に、2年になる時、進路の事を真剣に考え始めなくてはならなくなった段階で、文系、理系、就職志望者、スポーツ特待生など、クラス分けされて…。
当たり前だけれど、スザクとルルーシュは同じクラスになれる事もなく…。
―――それでも、僕は、教室にいなくちゃいけない時以外はルルーシュと一緒に居られた…

 クラスは違っていても、流石に2年になって進路ごとにクラスが違うともなると、休み時間には様々な形で他のクラスの生徒が教室にいても別におかしな話ではなくなった。
と云うのも、恋人同士で暮らすが分かれてしまった者、ルルーシュとスザクの様に、仲の良い者同士が休み時間、昼食など、一緒に…と云う事はままある話しとなったわけだ。
ルルーシュとスザクもそんな感じだった。
ルルーシュは自分の人付き合いの悪さ…と云う事でスザクと一緒にいる事が多かったけれど、スザクの方は…ルルーシュに誰かほかの人間が近づく事をあまり快く思わずにいた。
ただ、ルルーシュがスザクのところに来た時に、スザクが他のクラスメイトと一緒にいるところに気づいた時、ルルーシュは黙ってそこから離れて行く事は何度かあって…。
スザクは時々そんなルルーシュに何となく…と云うか、時には自分の中で本当に寂しさとか、悲しさとかを、感じた事があり…。
そんな事が何度か続いた時に…スザクはある事に気が付いたのだ。
―――僕…ルルーシュと一緒にいたいんだ…。ルルーシュが僕以外の誰かと一緒にいるのが嫌なんだ…
と気が付いた。
それがいつの事だったのか、今となっては既に思い出す事もないけれど。
しかし、その事を自覚してからは…本当に独占欲が強くなったと思う。
自分でも怖くなった。
これで、ルルーシュと離れてしまう事になったら…と、凄く強く考える様になった。
ルルーシュと離れるのが怖い…。
そんな事を考えつつ…そして、3年生になって、それが本当に目の前の話しになって、逃げる事が出来ないところまで来た時…。
スザクは頭が真っ白になった。
スザクにスポーツ推薦の大学が決まりそうだ…そう、教師から伝えられた時には…進路が決まった安心感と同時に…。
これまで離れた事のなかったルルーシュと離れ離れにならなくてはならないと云うその、近い将来の現実に…怖くなったのだ。
これまで、ずっと、ルルーシュと一緒にいて…本当に二人で一つ…の様な気になっていた。
と云うのも、学校でもルルーシュとスザクのコンビは名物とまで云われるほど、有名となった。
それは、単純に有名になっただけではなく、実際にコンビを組んだ二人の発揮する様々なものが本物だったからだ。
高校に入ってからもそれは健在で…。
ルルーシュとそんなコンビとして云われる事はスザクにとって嬉しかったし、自分の中でのプライドでもあり、優越でもあった。
本当は…ルルーシュとそんな風に云われるなんて云うのは…身の程知らず…だと云う事は解っているけれど。
ルルーシュは凄い人だと云うのは解っているけれど。
でも、スザクにとって、これ以上の褒め言葉はないと云うくらいスザクの中での誇りでもあったのだ。
それが…
―――もうすぐ…そのルルーシュと離れ離れに…なっちゃうんだな…。だから…僕は…

 そんな事を考えながら、下を向いていると、ルルーシュが心配そうに見ているのが解った。
ルルーシュにとって、スザクと云う存在は…どんな存在なのだろうか…。
いつも、スザクと一緒にいてくれてはいるけれど。
でも、スザクがルルーシュを思う程、ルルーシュはスザクの事を思っていないのかもしれない。
スザクの中のルルーシュほど、ルルーシュの中のスザクは、存在は大きくないのかもしれない。
俯いて、黙っていると…
「スザク…そんな風に黙っていたんじゃ…解らないだろ?わざわざこんな風に一緒に夕食を食べたいなんて云うんだから…。進路の事…そんなに悩んでいるのか?殆ど、決まりなんだろ?」
ルルーシュが業を煮やしたように声をかけて来た。
なんでだろうと思ってしまう。
なんで、ルルーシュはそんな風にスザクに優しく接してくれるのか…。
それは、これまでずっと、優越感ではあったのだけれど。
でも、今は…その優しさが辛くなってしまう。
優しいのが辛いだなんて…他のルルーシュの事を好きな人たちからしたら、凄く贅沢な話しになるだろう。
それこそ、殺されても文句は言えない。
「あのさ…。ルルーシュは怒るかもしれないし、呆れるかもしれないんだけれど…。でもね…僕、進路がほぼ決まって…それは嬉しいんだけど…。でも、ルルーシュと離れるのが…その…えっと…嫌だ…と云うか…怖い…んだ…」
やっと、やっと出て来た…その言葉…。
ルルーシュはなんて云うだろうか…。
きっと、『自分の人生の為の選択なのに…一時の気の迷いでそこまで悩むのか?』などと呆れるだろうか…。
それとも『自分の人生を他人に振り回されるな!』って叱って来るのだろうか…。
どちらにしろ、ルルーシュの怒鳴り声が聞こえてきそうだ…と、スザクは思った。
でも…そんな予想に反して…ルルーシュの声が中々聞こえて来ない。
店内は確かに…色んなグループの声が聞こえて来ていて…騒がしいけれど。
同じテーブルに付いている自分達の会話が聞こえなくなるような…そんな騒がしさでもない。
とりあえず…、そのルルーシュの言葉が出て来ない状態が…少しの間続いた。
それが、数十秒の時間であったのか、数分…もしくは十数分であったのか…よく解らないけれど。
大した時間ではないにしろ、凄く長い時間に思えた。
スザクは居たたまれなくなって、先ほど、網の上に置いた肉をひっくり返しつつ、焦げないように、見張っている事くらいしか出来なくて。
でも、そのルルーシュが黙っている状態が…凄く心地悪かった。
そこにいる事が…何となく、しんどいと思うものの。
ルルーシュが黙っている状態のところを、ドリンクバーに行ってなんとか、その場を離れて、一呼吸を置く…と云う事も出来なくて…。
「あ…あの…」
思わず、スザクの方から、ルルーシュに声をかけて、ルルーシュを見ると…。
なんだか、見た事のないルルーシュの顔が…そこにあった。
なんだか…そのルルーシュの顔は…、
いつもより頼りなくて、弱々しい感じがしたのは…多分気のせいではない。
「ルルーシュ?」

 スザクが声をかけると…、ルルーシュは少し震えた様に口を開いた。
「何を…云っているんだ…。スザク…スザクの人生じゃないか…」
スザクが…ルルーシュから受ける叱責となるであろう…言葉と同じ言葉だったけれど…。
ただ…その声は怒鳴り声じゃなかった。
それどころか…少し震えているような気がした。
―――多分…気の所為じゃ…ないよね…
スザクがそんな、疑念を抱いてしまう程、珍しい光景だ。
ルルーシュが声を震わせているなんて…。
怒りの震えではない。
何かを耐えて…押し殺しているような…そんな震えだ。
「ど…したの…?」
スザクがそんなルルーシュに何を怖がっているのか解らないけれど、なんだか、恐る恐る…と云った感じに尋ねた。
ルルーシュの表情も…何か、ぐっと押し殺して、飲み込んでいる…。
そんな苦悩が見え隠れする様なそんな表情に見えるのだ。
「…んで…。なんで…スザクがそんな事…云うんだ…」
これまで…ずっと何かをスザクに隠して、自分の中に飲み込んで来たのだろうと云う、そんな言葉だった。
ルルーシュは基本的に隠し事が結構うまい。
スザクには解る事もあるけれど。
でも、今のルルーシュのその表情の理由、言葉の理由は…スザクには解らなかった。
「ルルーシュ?」
ルルーシュが何を云おうとしてるのか…解らなくて…スザクはもう一度目の前の人物の名前を呼んだ。
「なんで…お前がそんな事を云うんだ…。お前は…ちゃんと進路が…殆ど決まっているくせに…。なんで…お前がそんな事を云うんだ!」
最初の内はあまり強い口調は云えなかったけれど…最後は…少し怒鳴り声に近付いていた。
ただ、スザクがそんな事を悩んでいたと云う事で、怒鳴りつけていると云うよりも、そんな事を、今、ルルーシュに云った事、その事を怒鳴っているように聞こえる。
だから、スザクの中で、よく解らない…と云う感じになっているのだけれど。
ルルーシュが何故、こんな怒鳴り声をあげて来たのか…。
スザクが云った言葉の中で、ルルーシュは何を思い、なんで、怒鳴り声に近い様な声をあげたのか…。
「俺は…スザクの進路の邪魔をしたくない!だから…絶対にスザクの邪魔にならない様にって…思って来たんだ!なのに…なんでお前がそんな事を云うんだ!お前の人生の邪魔を…俺にさせるな!」
ルルーシュがそこまで云った後、聞いたスザクは勿論、云った本人が驚いていた。
ルルーシュはまるで…
―――今、自分は何を云ったんだ…?
と云う、少々困惑の入っている顔をしている。
「それって…どう云う…事なの…?」
驚いているけれど、でも、その言葉の意味を知りたいと思ったスザクがルルーシュに尋ねた。
その言葉の中にある、その意味は…スザクにとってとても重要な事だから。
将来の事を考えろ!と云われたって、やっぱり目の前の事もまだ大切で、後回しに出来ないスザクにとって、きっとその言葉の意味は…何よりも重要だと思えてしまう。
しかし、ルルーシュはその先の言葉を云わず…ただ、『ごめん…帰る…』とだけ云って、その席を立って行ってしまった。
スザクの中に…何か、不安と、期待とが入り混じる…。
今の状況ではあまりに不自然な気持ちだけが残った。

 結局、そんなもやもやを抱えたまま…店を出て…家に帰り…自分の部屋に入ってから…眠れない一夜を過ごしたスザクだったけれど…。
その間、スザクの頭の中にぐるぐると回り続けていた。
朝の光が…なんだか、眩しく感じるのは…恐らく、殆ど眠れなかった影響だろう。
「なんだか…頭が痛いな…」
睡眠不足では確かに仕方のない事だけれど、基本的にそんな経験のないスザクにとっては、中々しんどいと感じてしまうそんな自覚症状だ。
それでも、学校へ行かなくてはいけない現実に…ため息が出て来た。
とりあえず、じきに出かける時間になるし…。
のそのそとベッドから重い身体を引き起こした。
とにかく、顔を洗ってすっきりさせれば少しは違うだろうか…。
いつもならがっつり朝食を食べて行くのだけれど…正直、今日はそんな気分じゃない。
心配する母親を尻目に『昼食は学食で食べるって、約束したんだ…』と、適当な事を云って、さっさと家を出て行くと…玄関先には…。
「ルルーシュ?」
普段ならこんな時間のこの場所にいる筈のない人物が立っていた。
「おはよう…スザク…」
なんだか、ルルーシュの方も睡眠不足な顔をしている。
―――ルルーシュも眠れなかったのかな…
確かに、進路の話しに関しては非常にデリケートな話題でもあるのだ。
「あ、おはよう…ルルーシュ…」
睡眠不足で頭がぼんやりしていたけれど、一気に目が覚める様な気がした。
昨日の今日で…あんな話題になって、あんな風にルルーシュに云われて、先に代えられてしまって…。
「少し…いいか?歩きながら…で、いいから…」
ルルーシュがおずおずと声をかけて来た。
「う…うん…」
何を云われるのだろうかと少々不安になりながら、スザクはルルーシュの隣に立って一緒に歩き始めた。
いつものポジションで自分の右側に…ルルーシュがいる。
「スザク…昨日は…怒鳴ったりして…悪かった…」
ルルーシュがそんな風に謝ってきた。
スザクとしては、受験前のその、神経質になっている時期に無神経な事を云ってしまったと云う自覚はある。
「あ、別に…。あれはルルーシュが悪い訳じゃないし…」
「否…。怒鳴りつけたこと自体は悪い…。それに…俺が怒鳴った事で少し、誤解があるかもしれないと…思って…」
語尾が少しずつ小さくなって行く。
昨日から、滅多に見ないルルーシュの姿ばかり見ている気がする。
「でも…ルルーシュに怒鳴られる事を云ったのは…僕だし…」
「そうじゃない!そうじゃないんだ…スザク…」
少し声を荒げてルルーシュがスザクに訴える様に云って来た。
そのルルーシュの表情も…幼馴染のスザクも見た事無いルルーシュの表情だった。
―――一体…ルルーシュに何が起きているんだろう…
スザクは素直にそんな事を思っていた。
ルルーシュは少しだけ顔を赤くしている。
目も睡眠不足らしく、赤くなっているのが解る。
「その…俺も…スザクと…同じだったから…」
ルルーシュの言葉に、スザクは『え?』という表情を見せた。

 そんなスザクの表情を見て、ルルーシュは顔を赤くして、俯き加減にしながら言葉を続けた。
「その…お前が初めてなんだから…。俺だって初めてなんだ…。その、スザクと離れ離れになるって云う…その現実は…」
ルルーシュのその言葉にドキッとした。
それは…スザクとしては、消えない迷いと、進路に関して引っかかる事柄でもある。
「た…ただな…、お前も俺も…これからずっと…一緒にいられるわけじゃない。就職とか、その…け…結婚とか…これから先、ずっと一緒に…と云う訳にはいかないと思うんだ…」
ルルーシュの口から出てくる言葉…。
就職はともかく…結婚なんて考えた事もなかったけれど…。
確かに…
―――ノンケなら…そうだよね…。ルルーシュだって、いくら美人でも男なんだし…
微妙に的外れな事を考えているスザクではあったけれど。
ルルーシュはその先の言葉を続けて行く。
「俺は…それが解っていても…お前と離れる事に不安がないと云えば…ウソになる。でも、現実問題、お互いがお互いの人生を送る為には何れそうなるのは確実で…。でも…離れ離れになったって…俺達がその…幼馴染で、ずっと一緒にいた親友で…と云うのは…変わらないと思うんだ…」
ルルーシュの言葉に…ちょっと胸が痛む。
「親友…?」
「あ、済まん!俺が…勝手にそう思っているだけなんだが…。お前が迷惑だっていうなら…改める…」
ルルーシュのその言葉に…スザクの身体の力が抜けて行くような錯覚を起こした。
「そうじゃなくて…。まぁ、確かに…ルルーシュの云う通りだよね…。ずっと一緒にいるって云うのは…中々難しい事だよね…」
スザクが少し寂しそうに云うと、ルルーシュがくっと唇を噛んだ。
「でも…離れ離れでも…俺達がこうして一緒にいて、一緒にいたいと思う気持ちは…本当で…。離れ離れになったからと云って、壊れてしまう程度の関係なら…その…それまでだ…と云う事だとも思う…」
ルルーシュの言葉は…。
スザクの事も、ルルーシュの事も、考えた…よりベターな言葉を選んでいる気がした。
確かに、ルルーシュと一緒にいたいと云うのは、感情的なものであり、人として生きて行くには確実に、物理的にこなさなければならない事がたくさんあるのだ。
「そう…だね…」
一時の感情に流されて、互いの人生が互いに縛られてはならない…と云う事なのかもしれない。
「だから…俺は就職する時には…スザクにきちんと相談する。お前が、その時までそうやって俺と離れ離れになる事を不安に思って、その時に、やっぱり離れ離れが嫌だと思っていてくれたなら…。だから…一度…違う生活をしてみないか?」
ルルーシュの提案だった。
云っている事は解る。
でも、スザクの感情の中で…怖いと思うところがたくさんあって…。
スザクが4年間…ルルーシュと離れ離れは嫌だと思い続ける自信はあるけれど。
でも、ルルーシュの方は…?と思ってしまう。
ただ、それで、友達関係さえ保てないのなら…所詮はその程度の相手だったと云う事だ…。
「そうか…。そうだね…。でも、休みのとき、ここに帰って来た時には…少しあったりできるよね?」
「互いに都合が合えばな…」
「その時はルルーシュのご飯…作ってね?」
「お前が望むなら…」
「一緒に遊びにも行こうね?」
「そうだな…ただ、体力バカの限界までは付き合えないぞ…」
そんな言葉のやり取りに…二人が顔を見合わせて…笑い合った…。

 4年間…
そう云う生活を送ってみようと思う。
でも、その先は…絶対に放してなんてやらない。
その4年間が始まるまでは放してなんてやらない。
だから…
次に、その時が来た時には…覚悟しておくように!
互いが…互いにそう思ったのだった。

END


あとがきに代えて



済みません…。
金曜日…ちょっとごたごたしていて更新できませんでした。
この更新の後、多分、遅くなるとは思いますが、『皇子とレジスタンス』を掲載したいと思います。
ホント、最近、こんな状態で済みません。

リクエスト下さったまりもこさま…
こんな感じになりましたが、いかがでしたでしょうか?
ブログの関係では色々御心配おかけしております。
呆れた果てていらっしゃっていないのかも…という不安を抱えながらもちゃんと書いております。
また、ご感想を送って頂ければ幸いです。
リクエスト、有難う御座居ました。


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posted by 和泉綾 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

2010年06月25日

一回忌 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 一回忌
「マイケル・ジャクソンの一回忌。マイケル・ジャクソンの曲で1番のお気に入りは?」
既に、1年が経つんですね…。
いろんな意味で複雑な気持ちを抱かざるを得ない人物ではありましたが…。
ただ、音楽を聴いていてやっぱり、カリスマであり、スーパースターだったなぁ…とは思います。
そうですね…。
マイケル・ジャクソンってあんまり知らないんですが…。
やっぱり、スリラーかなぁ…
結構、彼の子供の頃の声も好きなんですが…歌のタイトルを知らないんですよね。
というのも、CDを持っている訳でもなく、CMを見ていて『この曲好き…』と思ったのがマイケル・ジャクソンだった…と云う事を後になって知ったくらいなので。
世代的に、マイケル・ジャクソンを聴く世代じゃなかったのかもしれませんが。
というか、洋楽をあまり聴いていなかったんですよね。
ただ、本人が自覚している以上に彼の歌は聴いていると思います。
私は、あんまりマイケル・ジャクソンって、意識して聴いては居なかったのですけれど。
ただ、知らない内に耳に入って居ました。
いろんな意味で、忘れられないアーティストなのかもしれません。



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posted by 和泉綾 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

一回忌 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 一回忌
「マイケル・ジャクソンの一回忌。マイケル・ジャクソンの曲で1番のお気に入りは?」
既に、1年が経つんですね…。
いろんな意味で複雑な気持ちを抱かざるを得ない人物ではありましたが…。
ただ、音楽を聴いていてやっぱり、カリスマであり、スーパースターだったなぁ…とは思います。
そうですね…。
マイケル・ジャクソンってあんまり知らないんですが…。
やっぱり、スリラーかなぁ…
結構、彼の子供の頃の声も好きなんですが…歌のタイトルを知らないんですよね。
というのも、CDを持っている訳でもなく、CMを見ていて『この曲好き…』と思ったのがマイケル・ジャクソンだった…と云う事を後になって知ったくらいなので。
世代的に、マイケル・ジャクソンを聴く世代じゃなかったのかもしれませんが。
というか、洋楽をあまり聴いていなかったんですよね。
ただ、本人が自覚している以上に彼の歌は聴いていると思います。
私は、あんまりマイケル・ジャクソンって、意識して聴いては居なかったのですけれど。
ただ、知らない内に耳に入って居ました。
いろんな意味で、忘れられないアーティストなのかもしれません。



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2010年06月24日

Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 22

将来の僕と君へ 3



※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 時々、スザクはルルーシュにとって、不思議な事を云う。
今さっき、スザクが云っていたのは…
『きっと…ルルーシュは、色んなカミサマに、すっごく愛されているんだ…。そして、僕はすっごく嫌われて、憎まれているんだ…。そうだ…そうに違いない…』
なんて、なんだか、思い詰めた様な顔をして呟いていた。
ルルーシュ自身、自分がスザクに云われるほど素晴らしい人間だとは思えない…。
と云うか、スザクの方がまぶしく見える事の方が多いのに…。
実際に、先の可能性を考えて、準備をしておかないと前に進めないと云うのは本当だ。
スザクの様に、いざという時、そこに飛び込んで行けるだけの力が欲しいと思う事が何度あった事か…。
大体、大学進学の時にスポーツ推薦が来るなんて…運動が苦手なルルーシュとしては少々羨ましいと思ってしまうのだけれど。
―――絶対に云ってやらないけれどな…。
多分、言葉にして云ってしまうと、色々めんどくさい事になるからだ。
色んな意味で…。
ただ、こうしたスザクの、些細なことで喜んだり、落ち込んだりする姿を当たり前の様に見る事が出来る時間は…。
あまり多くはないのだ。
生まれた時から、家が隣同士で、ずっと一緒だった。
スザクは幼い頃から本当に素直で、まっすぐで…。
ルルーシュから見ると本当にまぶしかった。
自分が色々な者に不安を抱いてしまい、すぐに事柄を先回りして考えて、その考えた形にならなければ、身動きが取れなくなる。
そう考えると、スザクの臨機応変さはルルーシュの真似のできないところだ。
そんなところもルルーシュがスザクと一緒にいて楽しいと思うところだ。
ルルーシュは基本的に人との付き合いがあまり上手ではない。
ルルーシュ自身、その事を自覚してしまっている為、強引に無理な事はしない。
どうせ、相手も自分も嫌な思いをするなら最初から人付き合いなど、自分のカテゴリーに入れなければいい…。
そんな風に考えているのだけれど。
どう云う訳か、スザクに対してはそんな風に思えないし、スザクもルルーシュが自分で『傍若無人だな…』と思う事でも決して、ルルーシュの傍から離れる事をしない。
勿論、スザクの方は元々人付き合いが上手だし、人当たりも良くて、ルルーシュが傍にいない時には他の誰かがスザクの傍にいる。
ルルーシュはそんなスザクを見ると、邪魔をしないようにと、スザクから離れたところでスザクの様子を見ている様にしているが。
と云うのも、ルルーシュは自分が人付き合いが上手ではないし、好きでないと思っている事も自覚しているから。
スザクの人間関係を壊さない様に…とは思っているけれど。
ただ、それは、何となく理性が働いているからだと思い始めたのは…いつ頃からだろうか…。
ルルーシュが一人でいて、スザクが周囲にいた人物達との話を中座してルルーシュのところに来てくれた時は…自分でも女々しいと思ってしまって、認めたくはないのだけれど。
嬉しいと思ってしまう。
スザクの中にルルーシュの存在がいるのだと…。
嬉しいと思うと同時に…自分の存在が、スザクのその、人間関係を狭めているような気がしてならなかった。
だから、進路の問題が身近な問題となってから…スザクの進路は解っていても、自分の志望校などは一切話す事はなくなっていた。

 スザクの方は、いつもルルーシュの進路を気にしているようで、さっきの様に尋ねて来る事は最近になって増えてきた気がする。
スザクが今の高校に来た理由は…。
多分、ルルーシュの事を心配したからだ。
スザクは元々とても優しい性格で、ルルーシュが一人でいるのを見るといつも話しかけて来てくれた。
それは、幼い頃から…ずっと変わらない。
だからルルーシュは考えたのだ。
―――高校卒業と同時に…スザクに甘える事も卒業しなくてはな…。
と…。
そんな事を云ったら、スザクはまた心配する。
スザクの性格は良く解っている。
これまでだってスザクは女の子から手紙を渡されていたのを知っている。
受け取っていたけれど、女子と付き合っている様子はなくて。
多分、ルルーシュの事を気にして…そう云った女子の申し出を断り続けて来たのだと思う。
それが申し訳なくて…でも、それでもスザクの傍を離れられずにいたのは、自分の甘えだと云う思いは常にあった。
だからこそ、この事を機に、スザクをルルーシュから解放してやらなくてはならないと思った。
ルルーシュは告白された事はあっても、スザク以外の人物が自分の性格に付いて来られるとは思っていなかったから。
それに、ルルーシュの中でそう云った存在の必要性を感じていなかったから、全て断っていた。
と云うか、ルルーシュの中で、スザク以外の特に血のつながりなどが関係ない存在とどう接していいか解らないと云う事があったからだ。
恐らく、この先そう云った事を克服できなければ、社会に出るどころか、大学でも様々な支障が出てくると思う。
学生のうちにそう云った事を克服したいと思う。
でも、スザクの傍にいたら、ずっと、スザクに甘えてしまいそうで怖かった。
ルルーシュの中でも不思議に思っている。
―――スザクは何故、ここまで俺の事を機にかけてくれるのか…。きっと、これまでだって俺がいなければ彼女も出来ただろうし、一緒にいた楽しいと思える友人もできたかもしれないのに…。
そんな事を考えていると、また、落ち込んで来そうになるけれど。
目の前にスザクがいる。
スザクにそんな落ち込んだ表情を見せたりしたらきっと、また、心配するだろう。
「スザク…もう帰ろう…。いくら日が長い時期だと云っても、もうすぐ暗くなるし、この時期は夜になると虫がたくさん出て来るからな…」
そう云って、スザクに告げる。
すると、スザクは笑って、素直に頷いた。
「うん…そうだね…」
なんだか…タイムリミットを自覚し始めてから何か、お互いに変わって来てしまった様な気がする。
スザクも…ルルーシュと離れる生活になる…と云う事に何かを思ってくれているのだろうか…。
そんな事を考えてしまう。
―――俺は…自分勝手だ…。
スザクの為には、スザクがルルーシュばかりを気にしていたって、スザクに取っていい事なんてない筈なのに…。
それでも、スザクは優しいから…と、ルルーシュは考えている。
だからこそ、少しずつでも、距離を置かなくてはならないと…そんな風に思えてしまうのだけれど。
実際問題、ルルーシュが受験しようと思っている大学はどこも、スザクが推薦を受けている大学から、離れたところにあるのだ。

 二人で、夕暮れの道を歩いている。
これが、今まで当たり前のことだった。
それが…もうすぐ、当たり前ではなくなる現実。
これまで、一緒にい過ぎたのだろうか…。
スザクはともかく、ルルーシュは常にスザクと一緒にいる事が多かったし、スザクが傍にいない時は一人でいる事が多かった。
一人でいること自体に何も思いはしない。
寧ろ、自分の中では、家族以外でスザク以外の人間に傍に寄られる事はあまり好まない。
と云うか、これまでスザクとしか一緒にいなかったから、どうしたらいいか解らない。
下手な事をして相手を不愉快にさせるとあとが面倒…だと云う事もある。
スザクがあんまりルルーシュの事を構うものだから、中学の時にはスポーツ万能なスザクにはスザクを好きな女の子達がそれなりにいた事は知っていて…。
その女の子達に睨まれていた事を覚えている。
だから、男であるルルーシュがスザクとどうこうなる訳もないのだけれど。
それでも、そんなスザクと一緒にいる友人さえも鬱陶しいと思えている程スザクの事が好きだったに違いない。
少なくともルルーシュの認識はそうだったから。
高校進学の時にはスザクがあまり熱心にルルーシュと同じ高校に行きたいと云う事で頑張るから、ルルーシュも一生懸命それに答えた。
でも、今になってみると、結局、高校の3年間と云う貴重な時間をルルーシュに縛り付けていた様な気がしてならない。
その事があるから…。
今ルルーシュに出来る事は…と考えた時…。
スザクの為に何かをしようと考えた時…。
―――早く、スザクに甘えている俺からスザクを解放してやる事…。でも…卒業までは…卒業までは…
自分でそんな事を考えていると本当に、女々しいと思ってしまう。
これまで、一緒にいる事が当たり前過ぎて…。
そして、当たり前過ぎて、大切な事に気づいていなかった自分に自己嫌悪しながらも、それでも、しつこく縋りついているような気がして…。
本当に自分が嫌になってしまうが。
それでも、残された時間は…僅かなのだから、その間だけ…甘えたいと思ってしまう。
ルルーシュだって自分が人付き合いが下手であると云う自覚はあるのだから、怖くない訳がない。
自分で怖いと思う事さえ、本当ならプライドが許さない筈なのだけれど。
それでも、今はそんな事も云っていられない程の不安が、ルルーシュの心の中に確かにあるのだ。
「ねぇ、ルルーシュ…今日はおばさん、帰りは?」
スザクが唐突に尋ねて来た。
ルルーシュは突然の事で驚いたのだけれど。
「あ、今日は夕食を作るって云っていたから…もう帰っていると思う…」
ルルーシュがそう答えた時、スザクがニコッと笑った。
この顔は…ルルーシュを安心させる、安堵感をくれる顔だから、ルルーシュは内緒にしているけれど、好きなのだ。
「なら、今から電話かけてくれない?一緒に寄り道して帰ろうよ…」
いつも唐突な事を云うけれど、今回もまた、突然の申し出だ。
「それはいいけれど…いきなりなんだ?」
「いいから、少し僕に付き合ってよ…」
スザクのその言葉に少し不思議そうな表情を浮かべながらルルーシュは携帯電話で家に電話した。

 電話が終わって、オフにすると、スザクが早速声をかけて来た。
「ね?いいって?」
本当にせっかちと云える様なスザクの言葉に、ルルーシュは少し『困った奴だ…』と云う表情を浮かべながら答える。
「ああ、スザクと一緒だって云ったら、別にかまわないってさ…。ホント、お前って、うちの親に限らず、大人の信用…あるよな…」
苦笑しながらルルーシュが云った。
するとスザクの方は、にこりと笑った。
「まぁ、僕、ルルーシュほどウソ吐かないから。でも、信頼はルルーシュの方が上だよね…」
スザクの発言に、ルルーシュは目を丸くする。
と云うのも、スザクからそんな言葉を聞くとは思わなかったからだ。
それに、信頼度だってルルーシュよりもスザクの方が高いと云うのがルルーシュの中の評価だったからだ。
「俺に信頼度なんてないぞ…。お前みたいに体力がある訳でも、行動力がある訳でもないからな…」
そう答えてやると、なんだか、スザクが『やれやれ』と云う表情をしたのを見てムッとする。
とりあえず、反論はスザクの言葉を訊いてからにしようと思った。
「何云っちゃってるのさ…。今日だって、ルルーシュが入試で大学に入るって解っているのに、先生がルルーシュに頼みごとをしているでしょ?」
いきなり何の話かと思うが…。
ただ、あれについては手近にいた暇そうにしている(本来なら暇な訳はないのだけれど)生徒を捕まえて仕事を押し付けた…という認識なのだけれど。
「あれは単純に俺が目の前にいたから…だろ?」
「否…多分、リヴァルやシャーリーだったら絶対に声をかけていなかったと思うけど…」
スザクが『少し、自覚を持とうね?』と云う表情でルルーシュを見ているけれど。
ルルーシュにスザクのその気持ちが届いているかどうかは…相当微妙だ。
元々、ルルーシュは自分の頭脳が特別だと思っていない。
だから、『そこまで必死に勉強しなければ入れない、身の丈を知らない大学に入るつもりはない…』などと、しれっと云って見せるのだろうけれど。
そんな事は選択の余地がある人間の云うセリフであり、その先に光がある者の云うセリフなのだ。
スザクがもし、ここまでスポーツ万能じゃなくて、学力で大学を選ばなければならない時にはルルーシュでなければ、そんな事を云う奴はぶっとばしているに違いない。
「多分、違うと思うけれどね。と云うか、ルルーシュ、帰り、少し遅くなっても平気なら、僕と一緒にご飯食べない?実は、母さんからこれ…貰ったんだ…」
と、スザクがルルーシュの目の前に差し出して来たのは…。
時々、部活帰りに高校生が制服のまま出入りしている焼肉食べ放題の無料券2枚だった。
「焼肉?なんでまた…」
ルルーシュの気にしているところが、微妙にずれている気がしてスザクが脱力しそうになるけれど。
しかし、一応90分と云う事だから、その時間はルルーシュとゆっくり話ができるかもしれないと思ったのだ。
「ここなら、自分で取りに行く訳じゃなくて、オーダー式だし、うちの学校の生徒も結構来ているみたいだし。制服でも大丈夫だよ?」
なんだか、必死にルルーシュを誘っている様に見えるスザクに…。
きっと、それを口実に何か話ししたい事でもあるのだろうと考えたルルーシュは、
「解った…。まぁ、たまにはいいよな…」
と答えた。

 そして、時間的にはまだ、それほど人がくる時間でもないらしくて、すぐに座る事が出来た。
最初はどうやら、こちらのオーダーに関係なく、人数分の肉の盛り合わせが運ばれてくるらしい。(メニューに書いてあった)
見ていると、無料券で食べられるコースはそれほど高価な肉のメニューはないようだ。
―――まぁ、こんなチェーン店でそんな高級肉を期待する方が間違っているか…
などと考える。
「ルルーシュ、ドリンクバーも頼んだから、僕が持って来るから…何がいい?もし肉が来たら焼いていてよ…」
「ああ、じゃあ、ウーロン茶…」
ルルーシュがそう答えると、スザクは『解った』と笑ってドリンクバーコーナーに向かって歩いて行った。
そして、スザクが席を離れて間もなく肉が運ばれてきた。
その時にこの後の分のオーダーをしようと、スザクの好きなものと恐らく黙っているとスザクは多分、食べないだろうと予想される野菜類をオーダーした。
店員が奥に引っ込んで行くのを見送って、とりあえず、スザクの好きなカルビを焼き始める。
ルルーシュは基本的に脂っこいものは苦手なのだけれど。
スザクはその身体に付いている筋肉量のお陰で燃費が悪い所為か、そう云った脂っこいものを好む。
そう云う意味では本当にルルーシュとスザクは正反対だな…と思いながら、だからこそ、お互いに一緒にいて心地がいいのかもしれない。
基本的に人は自分に似た人間に惹かれる事はないからだ。
自分にないものを持つ者に対して憧れの念を抱いたり、好意を抱いたりするものだ。
ルルーシュが肉を焼き始めてすぐにスザクが戻ってきた。
「はい、ウーロン茶…。あ、もう肉が来ていたんだね…」
「そりゃ、焼肉屋は待ち時間が少ない事が魅力なんだろうからな…」
そう云いながら、スザクの取り皿に焼き上がった肉を置いて行く。
配分としてはスザクが2でルルーシュが1…と云ったところか…。
「あ、ありがと…。頂きます…」
そう云ってスザクは手を合わせながら云って、取り皿に置かれた肉にタレを付けながら頬張り始めた。
ルルーシュは塩コショウにレモンだれを付けて食べる。
ここでも全く違う食べ方をしている。
少し、肉がお腹に入り、落ち着いてきた頃に、ルルーシュが言葉を口にした。
「なぁ…スザク、なんで今日、夕食を俺と食べたいなんて云ったんだ?」
ルルーシュがさりげなく尋ねた。
さりげなく尋ねたつもりだったけれど。
スザクは肉を口に運んでいた端の動きを止めた。
今更そこで止まる事なのか…と、ルルーシュの中で思ってしまうけれど。
しかし、スザクは箸を置いて、ルルーシュを真っ直ぐに見た。
ルルーシュもスザクにつられて肉を焼いていたトングを置いた。
少々驚きつつもスザクを見た。
「あ…あのね…ルルーシュ。僕ね…進路のことで、凄く迷っているんだ。きっと、君に云ったら怒られちゃうかもしれないし、バカな事を考えているって思われちゃうかもしれないんだけど…」
スザクの言葉に、更にルルーシュの中で『?』の数が増える。
ただ、話しの続きを聞いてやらない事には…何にもならない様な気がする。
「僕…その…ルルーシュの傍から…離れたくなくって…。でも、僕が推薦を受けている大学って、多分、ルルーシュが行きたい大学からは離れているんだ…。それで…僕…それが怖くて…その…」
しどろもどろになっているスザクの言葉にルルーシュも動きが止まった。
網の上には…炭になりかけた肉がちりちりと音を立てていた。

To Be Continued


あとがきに代えて



なんだか強引な展開となっておりますが…。
因みに和泉の暮らしている地域にはこれでもかと焼き肉屋さんがあり、かつて佐賀県の歌を歌っていた芸人さんがこの町に訪れた時にもご指摘下さっていて…。
でもって、週末になると高校生が制服のまま焼肉を食べている光景にぶち当たります。
実際に人口比にすると非常に焼肉屋さんが多い地域ですが、和泉は滅多に行く事がありません。
先週、行って来て『とにかく、ここでたくさん食べて肉を付けるぞ!』とそれこそ、強引に詰め込んできたら、お腹壊して、逆に体重減ったと云うおバカをやってきましたが…
ルルーシュが悶々としていて、スザクが頑張って告白(?)をしましたが…どうなるのでしょうか…。
いやぁ〜行き当たりばったりで彼らに動いて貰っていると云うのがばればれですね。
これはこれで、書いていて楽しいです。
スザルルを苛めているみたいで…(をい!)

気持ちが沈んでいるんですが、そんな事とは関係なしに現実だけは目の前に突き付けられているわけで…。
で、現在音楽に慰めを求めているわけですが…。
かつて、『同人誌』だとか『コミケ』なんて言葉を知らなかった頃…あるアニメにもなって現在も根強い人気のあるマンガの二次創作をした事があったのですが。
その時の大好きだったその作品のアルバム曲を見つけて、泣きながら聞いていました。
結構人って泣くと、誰もいなくとも少しはすっきりする者ですね。
と云うか、これって、情緒不安定なのかもしれませんね…。
考えてみれば…もうすぐ7月なんですよね。
実は7月と8月…ある事から一番落ち込む時期だったりします。
今年は幾つパンチがあったか解らないほどなので、どんな精神状態になるのやら…。
でも、この曲を聞いて、少しだけ、気持ちを切り替えようと云う気持ちになれました。


聖闘士星矢 2ndAlbum 『BOYS BE』 より『TIME〜2036の選択〜』 影山ヒロノブ


☆拍手のお返事


篠木菜々さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
ご無沙汰しております。
『閉鎖宣言』でご心配頂きまして、有難う御座居ます。

今回のブログ関連の問題に関しましては…皆様にお気遣い頂いて本当に嬉しい限りです。
ただ、和泉自身はちゃんとスザルラーで居続けますし、今のところ、文章をかくのをやめようと思っている訳ではありません。
ただ、今のここに存在するのが、少々気が引けているだけなので…。
落ち込みはまぁ、結構しんどいと云えばしんどいのですが…何とか自分の足で立っています。
ご心配頂いて有難う御座居ます。
オフライン…またご一緒したいですね。
又突然、メールでお願いするかもしれないので、覚悟していて下さいね?(←え?)
イベントに参加できるようになりましたら、また、ご一緒しましょう。
書きたいものもありますし、多分、それさえ投げ出したら自分には何も残らないと思いますので。
今の状態から一部、逃げ出したいところがあって、逃げちゃだめだ…などと云って居られる状態でもなくて…。
他の拍手のお返事にも書いていますが、7月1日入れ替え予定の拍手対談に色々仕掛けをしておきますので。
もしかしたら、今回の心配は不要の長物だったかもしれないと怒られるかもしれませんが…。
よろしければ見てやって下さい。


拍手のみの皆さんもありがとうございます。
とっても励みになります。
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こちらは、拍手ページと違って、10ページも読まなくちゃいけないなどと云う、無体な事はありませんので(爆)

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posted by 和泉綾 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 22

将来の僕と君へ 3



※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 時々、スザクはルルーシュにとって、不思議な事を云う。
今さっき、スザクが云っていたのは…
『きっと…ルルーシュは、色んなカミサマに、すっごく愛されているんだ…。そして、僕はすっごく嫌われて、憎まれているんだ…。そうだ…そうに違いない…』
なんて、なんだか、思い詰めた様な顔をして呟いていた。
ルルーシュ自身、自分がスザクに云われるほど素晴らしい人間だとは思えない…。
と云うか、スザクの方がまぶしく見える事の方が多いのに…。
実際に、先の可能性を考えて、準備をしておかないと前に進めないと云うのは本当だ。
スザクの様に、いざという時、そこに飛び込んで行けるだけの力が欲しいと思う事が何度あった事か…。
大体、大学進学の時にスポーツ推薦が来るなんて…運動が苦手なルルーシュとしては少々羨ましいと思ってしまうのだけれど。
―――絶対に云ってやらないけれどな…。
多分、言葉にして云ってしまうと、色々めんどくさい事になるからだ。
色んな意味で…。
ただ、こうしたスザクの、些細なことで喜んだり、落ち込んだりする姿を当たり前の様に見る事が出来る時間は…。
あまり多くはないのだ。
生まれた時から、家が隣同士で、ずっと一緒だった。
スザクは幼い頃から本当に素直で、まっすぐで…。
ルルーシュから見ると本当にまぶしかった。
自分が色々な者に不安を抱いてしまい、すぐに事柄を先回りして考えて、その考えた形にならなければ、身動きが取れなくなる。
そう考えると、スザクの臨機応変さはルルーシュの真似のできないところだ。
そんなところもルルーシュがスザクと一緒にいて楽しいと思うところだ。
ルルーシュは基本的に人との付き合いがあまり上手ではない。
ルルーシュ自身、その事を自覚してしまっている為、強引に無理な事はしない。
どうせ、相手も自分も嫌な思いをするなら最初から人付き合いなど、自分のカテゴリーに入れなければいい…。
そんな風に考えているのだけれど。
どう云う訳か、スザクに対してはそんな風に思えないし、スザクもルルーシュが自分で『傍若無人だな…』と思う事でも決して、ルルーシュの傍から離れる事をしない。
勿論、スザクの方は元々人付き合いが上手だし、人当たりも良くて、ルルーシュが傍にいない時には他の誰かがスザクの傍にいる。
ルルーシュはそんなスザクを見ると、邪魔をしないようにと、スザクから離れたところでスザクの様子を見ている様にしているが。
と云うのも、ルルーシュは自分が人付き合いが上手ではないし、好きでないと思っている事も自覚しているから。
スザクの人間関係を壊さない様に…とは思っているけれど。
ただ、それは、何となく理性が働いているからだと思い始めたのは…いつ頃からだろうか…。
ルルーシュが一人でいて、スザクが周囲にいた人物達との話を中座してルルーシュのところに来てくれた時は…自分でも女々しいと思ってしまって、認めたくはないのだけれど。
嬉しいと思ってしまう。
スザクの中にルルーシュの存在がいるのだと…。
嬉しいと思うと同時に…自分の存在が、スザクのその、人間関係を狭めているような気がしてならなかった。
だから、進路の問題が身近な問題となってから…スザクの進路は解っていても、自分の志望校などは一切話す事はなくなっていた。

 スザクの方は、いつもルルーシュの進路を気にしているようで、さっきの様に尋ねて来る事は最近になって増えてきた気がする。
スザクが今の高校に来た理由は…。
多分、ルルーシュの事を心配したからだ。
スザクは元々とても優しい性格で、ルルーシュが一人でいるのを見るといつも話しかけて来てくれた。
それは、幼い頃から…ずっと変わらない。
だからルルーシュは考えたのだ。
―――高校卒業と同時に…スザクに甘える事も卒業しなくてはな…。
と…。
そんな事を云ったら、スザクはまた心配する。
スザクの性格は良く解っている。
これまでだってスザクは女の子から手紙を渡されていたのを知っている。
受け取っていたけれど、女子と付き合っている様子はなくて。
多分、ルルーシュの事を気にして…そう云った女子の申し出を断り続けて来たのだと思う。
それが申し訳なくて…でも、それでもスザクの傍を離れられずにいたのは、自分の甘えだと云う思いは常にあった。
だからこそ、この事を機に、スザクをルルーシュから解放してやらなくてはならないと思った。
ルルーシュは告白された事はあっても、スザク以外の人物が自分の性格に付いて来られるとは思っていなかったから。
それに、ルルーシュの中でそう云った存在の必要性を感じていなかったから、全て断っていた。
と云うか、ルルーシュの中で、スザク以外の特に血のつながりなどが関係ない存在とどう接していいか解らないと云う事があったからだ。
恐らく、この先そう云った事を克服できなければ、社会に出るどころか、大学でも様々な支障が出てくると思う。
学生のうちにそう云った事を克服したいと思う。
でも、スザクの傍にいたら、ずっと、スザクに甘えてしまいそうで怖かった。
ルルーシュの中でも不思議に思っている。
―――スザクは何故、ここまで俺の事を機にかけてくれるのか…。きっと、これまでだって俺がいなければ彼女も出来ただろうし、一緒にいた楽しいと思える友人もできたかもしれないのに…。
そんな事を考えていると、また、落ち込んで来そうになるけれど。
目の前にスザクがいる。
スザクにそんな落ち込んだ表情を見せたりしたらきっと、また、心配するだろう。
「スザク…もう帰ろう…。いくら日が長い時期だと云っても、もうすぐ暗くなるし、この時期は夜になると虫がたくさん出て来るからな…」
そう云って、スザクに告げる。
すると、スザクは笑って、素直に頷いた。
「うん…そうだね…」
なんだか…タイムリミットを自覚し始めてから何か、お互いに変わって来てしまった様な気がする。
スザクも…ルルーシュと離れる生活になる…と云う事に何かを思ってくれているのだろうか…。
そんな事を考えてしまう。
―――俺は…自分勝手だ…。
スザクの為には、スザクがルルーシュばかりを気にしていたって、スザクに取っていい事なんてない筈なのに…。
それでも、スザクは優しいから…と、ルルーシュは考えている。
だからこそ、少しずつでも、距離を置かなくてはならないと…そんな風に思えてしまうのだけれど。
実際問題、ルルーシュが受験しようと思っている大学はどこも、スザクが推薦を受けている大学から、離れたところにあるのだ。

 二人で、夕暮れの道を歩いている。
これが、今まで当たり前のことだった。
それが…もうすぐ、当たり前ではなくなる現実。
これまで、一緒にい過ぎたのだろうか…。
スザクはともかく、ルルーシュは常にスザクと一緒にいる事が多かったし、スザクが傍にいない時は一人でいる事が多かった。
一人でいること自体に何も思いはしない。
寧ろ、自分の中では、家族以外でスザク以外の人間に傍に寄られる事はあまり好まない。
と云うか、これまでスザクとしか一緒にいなかったから、どうしたらいいか解らない。
下手な事をして相手を不愉快にさせるとあとが面倒…だと云う事もある。
スザクがあんまりルルーシュの事を構うものだから、中学の時にはスポーツ万能なスザクにはスザクを好きな女の子達がそれなりにいた事は知っていて…。
その女の子達に睨まれていた事を覚えている。
だから、男であるルルーシュがスザクとどうこうなる訳もないのだけれど。
それでも、そんなスザクと一緒にいる友人さえも鬱陶しいと思えている程スザクの事が好きだったに違いない。
少なくともルルーシュの認識はそうだったから。
高校進学の時にはスザクがあまり熱心にルルーシュと同じ高校に行きたいと云う事で頑張るから、ルルーシュも一生懸命それに答えた。
でも、今になってみると、結局、高校の3年間と云う貴重な時間をルルーシュに縛り付けていた様な気がしてならない。
その事があるから…。
今ルルーシュに出来る事は…と考えた時…。
スザクの為に何かをしようと考えた時…。
―――早く、スザクに甘えている俺からスザクを解放してやる事…。でも…卒業までは…卒業までは…
自分でそんな事を考えていると本当に、女々しいと思ってしまう。
これまで、一緒にいる事が当たり前過ぎて…。
そして、当たり前過ぎて、大切な事に気づいていなかった自分に自己嫌悪しながらも、それでも、しつこく縋りついているような気がして…。
本当に自分が嫌になってしまうが。
それでも、残された時間は…僅かなのだから、その間だけ…甘えたいと思ってしまう。
ルルーシュだって自分が人付き合いが下手であると云う自覚はあるのだから、怖くない訳がない。
自分で怖いと思う事さえ、本当ならプライドが許さない筈なのだけれど。
それでも、今はそんな事も云っていられない程の不安が、ルルーシュの心の中に確かにあるのだ。
「ねぇ、ルルーシュ…今日はおばさん、帰りは?」
スザクが唐突に尋ねて来た。
ルルーシュは突然の事で驚いたのだけれど。
「あ、今日は夕食を作るって云っていたから…もう帰っていると思う…」
ルルーシュがそう答えた時、スザクがニコッと笑った。
この顔は…ルルーシュを安心させる、安堵感をくれる顔だから、ルルーシュは内緒にしているけれど、好きなのだ。
「なら、今から電話かけてくれない?一緒に寄り道して帰ろうよ…」
いつも唐突な事を云うけれど、今回もまた、突然の申し出だ。
「それはいいけれど…いきなりなんだ?」
「いいから、少し僕に付き合ってよ…」
スザクのその言葉に少し不思議そうな表情を浮かべながらルルーシュは携帯電話で家に電話した。

 電話が終わって、オフにすると、スザクが早速声をかけて来た。
「ね?いいって?」
本当にせっかちと云える様なスザクの言葉に、ルルーシュは少し『困った奴だ…』と云う表情を浮かべながら答える。
「ああ、スザクと一緒だって云ったら、別にかまわないってさ…。ホント、お前って、うちの親に限らず、大人の信用…あるよな…」
苦笑しながらルルーシュが云った。
するとスザクの方は、にこりと笑った。
「まぁ、僕、ルルーシュほどウソ吐かないから。でも、信頼はルルーシュの方が上だよね…」
スザクの発言に、ルルーシュは目を丸くする。
と云うのも、スザクからそんな言葉を聞くとは思わなかったからだ。
それに、信頼度だってルルーシュよりもスザクの方が高いと云うのがルルーシュの中の評価だったからだ。
「俺に信頼度なんてないぞ…。お前みたいに体力がある訳でも、行動力がある訳でもないからな…」
そう答えてやると、なんだか、スザクが『やれやれ』と云う表情をしたのを見てムッとする。
とりあえず、反論はスザクの言葉を訊いてからにしようと思った。
「何云っちゃってるのさ…。今日だって、ルルーシュが入試で大学に入るって解っているのに、先生がルルーシュに頼みごとをしているでしょ?」
いきなり何の話かと思うが…。
ただ、あれについては手近にいた暇そうにしている(本来なら暇な訳はないのだけれど)生徒を捕まえて仕事を押し付けた…という認識なのだけれど。
「あれは単純に俺が目の前にいたから…だろ?」
「否…多分、リヴァルやシャーリーだったら絶対に声をかけていなかったと思うけど…」
スザクが『少し、自覚を持とうね?』と云う表情でルルーシュを見ているけれど。
ルルーシュにスザクのその気持ちが届いているかどうかは…相当微妙だ。
元々、ルルーシュは自分の頭脳が特別だと思っていない。
だから、『そこまで必死に勉強しなければ入れない、身の丈を知らない大学に入るつもりはない…』などと、しれっと云って見せるのだろうけれど。
そんな事は選択の余地がある人間の云うセリフであり、その先に光がある者の云うセリフなのだ。
スザクがもし、ここまでスポーツ万能じゃなくて、学力で大学を選ばなければならない時にはルルーシュでなければ、そんな事を云う奴はぶっとばしているに違いない。
「多分、違うと思うけれどね。と云うか、ルルーシュ、帰り、少し遅くなっても平気なら、僕と一緒にご飯食べない?実は、母さんからこれ…貰ったんだ…」
と、スザクがルルーシュの目の前に差し出して来たのは…。
時々、部活帰りに高校生が制服のまま出入りしている焼肉食べ放題の無料券2枚だった。
「焼肉?なんでまた…」
ルルーシュの気にしているところが、微妙にずれている気がしてスザクが脱力しそうになるけれど。
しかし、一応90分と云う事だから、その時間はルルーシュとゆっくり話ができるかもしれないと思ったのだ。
「ここなら、自分で取りに行く訳じゃなくて、オーダー式だし、うちの学校の生徒も結構来ているみたいだし。制服でも大丈夫だよ?」
なんだか、必死にルルーシュを誘っている様に見えるスザクに…。
きっと、それを口実に何か話ししたい事でもあるのだろうと考えたルルーシュは、
「解った…。まぁ、たまにはいいよな…」
と答えた。

 そして、時間的にはまだ、それほど人がくる時間でもないらしくて、すぐに座る事が出来た。
最初はどうやら、こちらのオーダーに関係なく、人数分の肉の盛り合わせが運ばれてくるらしい。(メニューに書いてあった)
見ていると、無料券で食べられるコースはそれほど高価な肉のメニューはないようだ。
―――まぁ、こんなチェーン店でそんな高級肉を期待する方が間違っているか…
などと考える。
「ルルーシュ、ドリンクバーも頼んだから、僕が持って来るから…何がいい?もし肉が来たら焼いていてよ…」
「ああ、じゃあ、ウーロン茶…」
ルルーシュがそう答えると、スザクは『解った』と笑ってドリンクバーコーナーに向かって歩いて行った。
そして、スザクが席を離れて間もなく肉が運ばれてきた。
その時にこの後の分のオーダーをしようと、スザクの好きなものと恐らく黙っているとスザクは多分、食べないだろうと予想される野菜類をオーダーした。
店員が奥に引っ込んで行くのを見送って、とりあえず、スザクの好きなカルビを焼き始める。
ルルーシュは基本的に脂っこいものは苦手なのだけれど。
スザクはその身体に付いている筋肉量のお陰で燃費が悪い所為か、そう云った脂っこいものを好む。
そう云う意味では本当にルルーシュとスザクは正反対だな…と思いながら、だからこそ、お互いに一緒にいて心地がいいのかもしれない。
基本的に人は自分に似た人間に惹かれる事はないからだ。
自分にないものを持つ者に対して憧れの念を抱いたり、好意を抱いたりするものだ。
ルルーシュが肉を焼き始めてすぐにスザクが戻ってきた。
「はい、ウーロン茶…。あ、もう肉が来ていたんだね…」
「そりゃ、焼肉屋は待ち時間が少ない事が魅力なんだろうからな…」
そう云いながら、スザクの取り皿に焼き上がった肉を置いて行く。
配分としてはスザクが2でルルーシュが1…と云ったところか…。
「あ、ありがと…。頂きます…」
そう云ってスザクは手を合わせながら云って、取り皿に置かれた肉にタレを付けながら頬張り始めた。
ルルーシュは塩コショウにレモンだれを付けて食べる。
ここでも全く違う食べ方をしている。
少し、肉がお腹に入り、落ち着いてきた頃に、ルルーシュが言葉を口にした。
「なぁ…スザク、なんで今日、夕食を俺と食べたいなんて云ったんだ?」
ルルーシュがさりげなく尋ねた。
さりげなく尋ねたつもりだったけれど。
スザクは肉を口に運んでいた端の動きを止めた。
今更そこで止まる事なのか…と、ルルーシュの中で思ってしまうけれど。
しかし、スザクは箸を置いて、ルルーシュを真っ直ぐに見た。
ルルーシュもスザクにつられて肉を焼いていたトングを置いた。
少々驚きつつもスザクを見た。
「あ…あのね…ルルーシュ。僕ね…進路のことで、凄く迷っているんだ。きっと、君に云ったら怒られちゃうかもしれないし、バカな事を考えているって思われちゃうかもしれないんだけど…」
スザクの言葉に、更にルルーシュの中で『?』の数が増える。
ただ、話しの続きを聞いてやらない事には…何にもならない様な気がする。
「僕…その…ルルーシュの傍から…離れたくなくって…。でも、僕が推薦を受けている大学って、多分、ルルーシュが行きたい大学からは離れているんだ…。それで…僕…それが怖くて…その…」
しどろもどろになっているスザクの言葉にルルーシュも動きが止まった。
網の上には…炭になりかけた肉がちりちりと音を立てていた。

To Be Continued


あとがきに代えて



なんだか強引な展開となっておりますが…。
因みに和泉の暮らしている地域にはこれでもかと焼き肉屋さんがあり、かつて佐賀県の歌を歌っていた芸人さんがこの町に訪れた時にもご指摘下さっていて…。
でもって、週末になると高校生が制服のまま焼肉を食べている光景にぶち当たります。
実際に人口比にすると非常に焼肉屋さんが多い地域ですが、和泉は滅多に行く事がありません。
先週、行って来て『とにかく、ここでたくさん食べて肉を付けるぞ!』とそれこそ、強引に詰め込んできたら、お腹壊して、逆に体重減ったと云うおバカをやってきましたが…
ルルーシュが悶々としていて、スザクが頑張って告白(?)をしましたが…どうなるのでしょうか…。
いやぁ〜行き当たりばったりで彼らに動いて貰っていると云うのがばればれですね。
これはこれで、書いていて楽しいです。
スザルルを苛めているみたいで…(をい!)

気持ちが沈んでいるんですが、そんな事とは関係なしに現実だけは目の前に突き付けられているわけで…。
で、現在音楽に慰めを求めているわけですが…。
かつて、『同人誌』だとか『コミケ』なんて言葉を知らなかった頃…あるアニメにもなって現在も根強い人気のあるマンガの二次創作をした事があったのですが。
その時の大好きだったその作品のアルバム曲を見つけて、泣きながら聞いていました。
結構人って泣くと、誰もいなくとも少しはすっきりする者ですね。
と云うか、これって、情緒不安定なのかもしれませんね…。
考えてみれば…もうすぐ7月なんですよね。
実は7月と8月…ある事から一番落ち込む時期だったりします。
今年は幾つパンチがあったか解らないほどなので、どんな精神状態になるのやら…。
でも、この曲を聞いて、少しだけ、気持ちを切り替えようと云う気持ちになれました。


聖闘士星矢 2ndAlbum 『BOYS BE』 より『TIME〜2036の選択〜』 影山ヒロノブ


☆拍手のお返事


篠木菜々さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
ご無沙汰しております。
『閉鎖宣言』でご心配頂きまして、有難う御座居ます。

今回のブログ関連の問題に関しましては…皆様にお気遣い頂いて本当に嬉しい限りです。
ただ、和泉自身はちゃんとスザルラーで居続けますし、今のところ、文章をかくのをやめようと思っている訳ではありません。
ただ、今のここに存在するのが、少々気が引けているだけなので…。
落ち込みはまぁ、結構しんどいと云えばしんどいのですが…何とか自分の足で立っています。
ご心配頂いて有難う御座居ます。
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今の状態から一部、逃げ出したいところがあって、逃げちゃだめだ…などと云って居られる状態でもなくて…。
他の拍手のお返事にも書いていますが、7月1日入れ替え予定の拍手対談に色々仕掛けをしておきますので。
もしかしたら、今回の心配は不要の長物だったかもしれないと怒られるかもしれませんが…。
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後世に伝えたい (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 後世に伝えたい
「あなたが後世に伝えたいものは何ですか?」
なんでしょうかね…。
後世に伝えたい…なんて高尚な事を考えた事はないんですけれど。
思い付きで書いてみると…そうですねぇ…(しばし考え中)
『権利を求めるなら義務を果たせ!自由とは好き勝手していいと云う事ではなく、自分のやる事に責任を持って自分の意思で行動する事!』
かなぁ…。
現在の病んでいる頭では碌な事が思いつかないので、以前、ある人物から云われた一言を書いてみました。
云うは簡単ですが、実際にそう行動しようと思うと結構難しいと思います。
私自身、それが出来て居る自信がありません。
せめて、自分の趣味(つまり自分が好きでやって居ること)についてくらいは、有言実行したいと思っては居ますけれど。
現在それもままなっていない感じですし。
自分が精神的に病んでいる時には、本当に周囲の人が輝いて見えるし、自分だけがずば抜けて劣る人間に見えるものですけれど。
あ、そうやって落ち込んでしまった時には、
『下には下が居る!お前はだめな人間じゃない!』
という言葉を残してあげたいなぁ…。
今の自分はきっと、古今東西一のダメ人間なので…。
人間って、『平等』とか『差別のない社会』とか云う言葉が好きですけれど、結局は自分が優位に立てる存在を探している気がします。
現在、一部の人々の自分への褒め言葉が全てうそに聞こえるので…相当卑屈になって居ますけれど。
それでも、優しい言葉をかけて下さる人の言葉までウソに聞こえていないので、、まだまだ、大丈夫なのかな…
後世に限らず伝えたいですね。
『あなたはだめな人間なんかじゃない!』と…


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後世に伝えたい (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 後世に伝えたい
「あなたが後世に伝えたいものは何ですか?」
なんでしょうかね…。
後世に伝えたい…なんて高尚な事を考えた事はないんですけれど。
思い付きで書いてみると…そうですねぇ…(しばし考え中)
『権利を求めるなら義務を果たせ!自由とは好き勝手していいと云う事ではなく、自分のやる事に責任を持って自分の意思で行動する事!』
かなぁ…。
現在の病んでいる頭では碌な事が思いつかないので、以前、ある人物から云われた一言を書いてみました。
云うは簡単ですが、実際にそう行動しようと思うと結構難しいと思います。
私自身、それが出来て居る自信がありません。
せめて、自分の趣味(つまり自分が好きでやって居ること)についてくらいは、有言実行したいと思っては居ますけれど。
現在それもままなっていない感じですし。
自分が精神的に病んでいる時には、本当に周囲の人が輝いて見えるし、自分だけがずば抜けて劣る人間に見えるものですけれど。
あ、そうやって落ち込んでしまった時には、
『下には下が居る!お前はだめな人間じゃない!』
という言葉を残してあげたいなぁ…。
今の自分はきっと、古今東西一のダメ人間なので…。
人間って、『平等』とか『差別のない社会』とか云う言葉が好きですけれど、結局は自分が優位に立てる存在を探している気がします。
現在、一部の人々の自分への褒め言葉が全てうそに聞こえるので…相当卑屈になって居ますけれど。
それでも、優しい言葉をかけて下さる人の言葉までウソに聞こえていないので、、まだまだ、大丈夫なのかな…
後世に限らず伝えたいですね。
『あなたはだめな人間なんかじゃない!』と…


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2010年06月23日

Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 21

将来の僕と君へ 2



※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 ルルーシュみたいなのを『頭がいいくせにバカ』と云うのだろうと…スザクは思った。
あんなに、卑怯なほど頭がいいくせに何でここまで鈍感なのか…。
ルルーシュに人並み以上の『暗記力』を与えたカミサマがルルーシュに与えたハンディなのか?
しかし、当の本人はそれさえも気付いていないのだから、それでは全く意味がないだろう…。
と云うか、周囲の方が苦労している。
―――特に僕が一番苦労している気がするんだけどなぁ…
さっきのやり取りの後だけに、スザクは盛大にため息を吐いてしまう。
いつも一緒にいたのだから…気付き難い…と云う事はあるのかもしれないけれど。
それでも、ルルーシュは現実主義だ。
そして、高校卒業後の進路をルルーシュと一緒にいたいと云う理由で決めたともなれば、ルルーシュは怒るに違いない。
と云うのも、ルルーシュ自身、高校卒業後はもし、自分のやりたい事に大学進学が不必要であれば、大学進学が一番の近道でなければ大学進学をするつもりはなかったからだ。
どうやら、ルルーシュは大学進学を考えているところを見ると、ルルーシュの中で大学進学が必要だと考えたのだろう。
どう考えてもスザクの成績では行けない大学に…。
それに、入ったところで、ただ、ルルーシュと一緒にいたいと云うだけの進学であったなら、きっと、ルルーシュと一緒にいたって、何をする事も出来ない。
そして、何も報われない。
互いに、互いを必要としていたとしても、どちらかの依存が大き過ぎる…もしくは互いと一緒にいる事が目的となっていた場合には…。
―――確実に無理が来るよね…。それに、僕がルルーシュと同じ大学に行ける訳がないし…。行けたとしても確実に学部が違うし…。
スザクは既にほぼ推薦が決定している大学がある。
ルルーシュは推薦のない大学なので受験して入るつもりらしい。
ルルーシュは今の、この状況でももてる。
それこそ、老若男女問わず。
以前、男に告白されて青ざめているところを見た事がある。
―――あれ?でも、そうすると…僕も僕の気持ちを知られたら…ルルーシュ…に、あんな風に…青ざめられちゃうの…かな…。
またひとつ、スザクに不安が生まれた。
ルルーシュ自身、スザクの事をよく解っているようでいて解っていないし、自分の事は『何でも解っている!』と思っていながら一番よく解っていない。
それがルルーシュと云う人物なのだけれど。
ただ、こんな状況になってこんな事を悶々と考えていられるのは、幸せなのか、不幸なのか…少々議論の余地を残すところだが…。
しかし、スザクは現在、受験の心配が基本的にないのだ。
だから、他の受験生達が聞いたら、恐らく袋叩きにしたくなる様な事を真剣に悩んでいるわけだ。
そこまで考えた時、再び、大きなため息を吐いた。
ため息一つで幸せが一つ逃げて行く…と云う話しを聞いた事があるが…。
それが本当なら、この先、スザクに残されている幸せなどありはしない…などと考えてしまう。
と云うのも、ルルーシュがらみの話だと確実にため息が5回は出てくるのだから…。

 そんなため息混じりに廊下を歩いていると…ある教室で補習授業をやっている様子が窺えた。
どうやら、理数系大学希望者が受けているらしい。
ルルーシュはここにはいない。
基本的にルルーシュの場合、自由参加の補習には出て行かない。
と云うか、いくら学校の補習と云っても、定員があるのだ。
他の学年では自由参加の補習授業など、成績による推薦を狙っている生徒くらいしか受けないのだけど。
受験生ともなると、そんな余裕をかましている状況ではなくなるらしい。
塾に行くと金はかかるし、帰りの時間も遅くなる。
なら、学校でやってくれると云うのなら、学校で受けた方がいい。
昨今の不況で塾に行く金もけちらなければならない状況の中、学校側がそう云った措置をとるようになったのだ。
まぁ、教員としては仕事が増えて困ると云う教師もいたが、この高校は私学…。
『補習授業をやってくれたら、その月の給料にその分上乗せします!』
というお達しが出て、とりあえず、家庭も恋人もいない教師達が率先して補習授業を担当したのだった。
流石の女性教員で家庭を持つ教師に対して時間外労働を供用する事は出来なかったが、こうした形で条件を付けてやると割と簡単にスタッフは何とかなるものだ。
偏差値の高い低いで人間を評価するのはいかがなものであるが、今のところ、偏差値の高い大学への入学者が多い方が生徒が集まり易い。
ゆとり教育のお陰で普通に知っているべき事柄さえ知らない若者が増えているのは事実だし、『小学校に通っていたならこのくらいの漢字は読めないと生活に支障があるのでは?』と思われる様な若者が出て来ているのは確かだ。
テレビなどを見ていると『おバカキャラ』がもてはやされているが、あれは笑わせているのではなく、笑われている事を誰か、教えてやった方がいいのではないかと思われる。
スザクも、体力バカで、スポーツ推薦枠でこの高校に入学したけれど、定期試験の時に赤点を取れば成績に確実に響いて、留年の恐れだってあったのだ。
そこでフォローしてくれたのはルルーシュだったけれど。
現在、スザクが通りかかった教室の中で繰り広げられている補習の内容は…正直、聞いていてもスザクにはチンプンカンプンだ。
まぁ、スザクは理系の学部に行く訳じゃないのだから…とは思うけれど。
―――ルルーシュなら…解るんだろうな…。
などと考えていると、またも、進路の事が頭を過って行き、ズーンと重たい気持ちがのしかかってきた。
やっぱりスザクはルルーシュとは違う大学へ行かなくてはならないのだろうか…と…。
スザクが行こうと思っている大学には、ルルーシュのやりたい事が勉強出来る学部がなかった筈だ。
そうなると、またも目の前が真っ暗になって行く。
結局、高校卒業すると、みんなそれぞれの進路があって、離れ離れになって行く。
クラスの中でいつも仲良く話しをしている友達同士だって、結局は高校卒業と同時に別々の進路に進んで、離れ離れになるのだ。
―――みんなは…それって、平気なのかな…。恋人同士の人だっているのに…。その恋人同士が離れ離れになっちゃうのって…嫌じゃないのかな…。

 そんな事を悶々と考えていると更にドツボに嵌っている気がする。
なんだか、自分だけが置いてきぼりになっているような…そんな気分だ。
確かに、今、自分の目の前の教室で補習を受けている友人達の事を考えれば、楽な立場にあるのは確かだろう。
大学への進学と云うのは、ある意味、人生そのものを左右するのだから。
ただ、昨今の大学の中卒者を見ていると、単純に大学進学が人生を左右する…と云うのもなんだか変な話だと思った。
まぁ、そう云った人の中には学生の段階で起業して、そちらが起動に乗って大学を辞めると云う者もいれば、その大学が肌にあわず、やめて行くと云う事もある。
大学在学中に遊ぶ事を覚えてしまい、卒業はしていても、大学に何をしに行ったのか解らない社会人や就職難民が生まれているのも確かだ。
「結局…こんな、人生20年も生きていないひよっこが人生をこの時点で決めるのって難しいよね…。ルルーシュなんかは…本当に大学在学中にやりたい事が出来たらさっさとやめちゃいそうだし…」
そう思った時、スザクは急に怖くなった。
確かにスポーツは好きだし、大学の方で是非にと誘ってくれるほどの記録を残しているのは事実だ。
ただ、大学で芽が伸びて行くのかは解らない。
正直、スポーツ推薦で大学の大会などに出て行って、スポーツの記録でどこかの会社に就職できたとしても、スポーツの場合、記録が求められる。
記録が好調に伸びて行く年齢と云うのはスポーツによっても違ってくるが、限られてくるし、実際に収入が一番多いのは現役時代。
ただ、日本の場合、プロスポーツ選手になっても、高額所得を得られるのは一握りだ。
高額所得を得られない者達の生活は相当大変なものであると聞いている。
それに、高額所得を得られるようになっても故障して結果を出せなくなればそれまでだ。
だから、本当にそのスポーツが好きなものでなければとてもやってはいけないと思う。
「僕って、そこまで好きなのかな…」
思わず、ルルーシュと天秤にかけてしまう。
すると…自分でも顔を引き攣らせてしまう程、頭の中でルルーシュに天秤が傾いてしまう。
それでも、現実には生活をしなければならないし、スザクの大学進学もほぼ決まっている話だ。
こんなに色々考えてしまうのは、他の受験生と違ってそんな事を考えてしまえるだけの余裕があるからだろう。
スザク自身、その大学に通う理由を見失いかけて来ている様な気がした。
そう思った時、スザクは思わず廊下をかけ出した。
そして、一目散に学校の外へと飛び出して行った。
考える余裕がある。
他の友達にはないのに。
そんなときにこんな形で悩みを持つと本当に怖くなるものだ。
「僕…本当に…この先大丈夫なのかな…」
走り出して辿りついた近くの公園の鉄棒を握り締めながらそんな事を呟いた。
自分のやりたい事を見失う…。
今のこの状態でそんな事になると、怖くなるものである。
自分のやりたい事…とは何だろうか…?
そんな問いかけを自分にしたのは初めてだ。
怖いと思っていても…現実は…止まってはくれない。

 鉄棒を掴んで、自分の漠然としたこの不安と恐怖に、少し震えて来たのが解る。
ルルーシュはそんなのをおくびにも見せない。
と云うか、そんなものはないのかもしれないと思う。
実際にルルーシュはいつも先の事を見据えて考えている。
そして、その為に準備をしている。
―――なんで…僕は…ルルーシュ見たいに、ちゃんと何でもできる様に生まれて来なかったんだろう…
思わずそんな事を考えてしまう。
スザクの中ではルルーシュは何でも完璧で…。
そりゃ、少し鈍感なところはあるけれど、いつだって、余裕な顔をしていて…。
そして、誰からも認められていて。
頼られて。
スザクもルルーシュを認めていて、頼っていて。
―――ホント…カミサマって不公平だよね…。ルルーシュみたいに完璧な人間がいるかと思えば、僕みたいに何も持っていない人間もいる…。
ルルーシュのあの、完璧さが1割でも自分に備わっていたら…などと考えてしまう。
そうしたら、こんな事で悩まないのにと…。
そう思った時、スザクは自分が何もかも、全てのものから見放されているような気がしてきた。
悩まない人間などいやしないのだけれど、今のスザクにはそんな風に思えて来てしまって…見た事もないカミサマとやらを恨んでしまう。
確かに見た目的にはルルーシュは完璧だと思う。
少々運動能力に難あり…ではあるが…。
しかし、生きて行く上で頭脳と運動能力…どちらが必要かと云えば、人間であれば頭脳だろうとスザクの中では思う。
実際に、スポーツ推薦でなければほぼ、推薦入学が決まっている大学だってスザクの入れるレベルの大学ではないのだ。
大体、現在の日本では身体能力よりも頭脳の方が優遇される風潮だ。
自衛隊に入ろうと思ったところで、運動能力だけではとても勤まらないのだ。(これは本当です。現在、自衛隊の持つ戦闘機、戦車、戦艦全てコンピュータが詰め込まれているので、体力バカでは勤まりません。今も昔も防衛大学校は非常にハードルの高いところではありますが。因みに防衛大学校は防衛省管轄なので大学とは云いません)
ルルーシュの場合、大学を選ぶ段階で、自分が何をしたいのかを考えていた。
そして、その先の事も見据えていた。
だから…あんな風に、余裕な顔をしていられるのだろう。
と云うか、今さっき補習を受けていた生徒達もスザクも、目の前の事でいっぱいいっぱいなのに、ルルーシュは何故そんなに凄いのだろうかと考えてしまう。
「きっと…ルルーシュは、色んなカミサマに、すっごく愛されているんだ…。そして、僕はすっごく嫌われて、憎まれているんだ…。そうだ…そうに違いない…」
スザクが独り言でそんな事を呟いていた時…背後に気配を感じた。
流石にその辺りは運動能力が人外と云わしめるスザクだけの事はある。
その気配は振り返る事の出来ないスザクに遠慮なく声をかけて来た。
スザクが、誰よりも好きで、誰よりも傍にいて欲しいと願っているその存在…。
「誰が、『色んなカミサマ』とやらに愛されているって?」

 その声に更に振り返る事が出来なくなる。
と云うか、彼がどんな顔をしているのか…見るのが少々怖いのだ。
「スザク…お前、何をやっているんだ…。こんなところで…」
呆れた様な声が聞こえて来た。
多分、呆れているのだろう。
と云うか、確実に呆れている。
「あれ?ルルーシュ…どうしてこんなところに?先に帰ったんじゃ…」
スザクが恐る恐る振り返り、少し上ずった声で尋ねた。
そんなスザクを見て、ルルーシュが大きくため息を吐いた。
「お前が変だったから、ちょっと気になって…。途中まで帰ったけれど、ここまで戻って来たんだ。と云うか、こんなところで何一人でブツブツ喋っている?」
どこから見られていたのか…少し怖くなった。
それこそ、(存在そのものが)弱音のオンパレードだったから。
「あ…別に…」
どう考えても、強引な作り笑いを張り付けてスザクが答える。
そんなスザクを見てルルーシュが『やれやれ』と云う表情を見せる。
「俺は別にカミサマとやらに好かれてはいないぞ?」
「え?だって!ルルーシュ…僕なんかと違って頭いいし!将来の事を見据えて大学決めて、大学卒業の事まできっちり考えていて!」
スザクのその言葉にルルーシュはさっきより大きなため息を吐いた。
「お前な…それは人それぞれだろうが…。俺の場合はそうしておかないと…なんと云うか…その…だな…」
ルルーシュが何か云い淀んでいる。
と云うか、そんなに云いにくい事なのだろうかと思うけれど…。
スザクもルルーシュとは古い付き合いだ。
何となく何を云いたいのか解った気がした。
そして、何となく何を云いたいのか解った時、少しだけほっとした様な気がした。
「ルルーシュも…その…怖いの?不安とか…?」
スザクがおずおずと尋ねてみると…。
「べ…別に…俺は怖いとかではなくてだな…だから…その…」
こうも解り易いと、さっきまでうだうだ考え込んでいた自分がなんだかピエロみたいだと思えてしまう。
本当に…
―――道化になった気分だよ…。ルルーシュのこんな姿を見られるなんて…
少しだけ嬉しくなった。
これは多分、幼馴染特権…。
ルルーシュの事を昔から知っているから許されている。
その事はスザクの中で凄く嬉しくて、何となく、笑みがこぼれた。
「わ…笑うな!」
ルルーシュが顔を真っ赤にしてスザクに掴み掛ろうとするけれど…。
そんなルルーシュの両手首をあっさりスザクが掴んでしまった。
「は…放せ!この体力バカ!」
そんなに強く掴んでいるつもりはないのだけれど…。
と云うか、現在の状況にルルーシュは付いていけていないようだ。
―――やっぱり、ルルーシュ、君って、色んなカミサマに好かれているんだね…。
心の中でそんな風に思う。
こう云った時にこんな可愛い反応を見せるなんて…。
カミサマが与えた愛らしさ以外に考えられない。
「ありがと…ルルーシュ…。少し、元気出た…」
スザクがにこりと笑ってそう云うと、手首を掴まれて暴れていたルルーシュの動きがピタリ止まった。
「元気を出し過ぎる必要はないぞ…。お前は元気だと力が有り余って困るみたいだからな…」
そんな風に悪態づいているルルーシュさえも可愛いと思えてしまう。
―――僕も重症だな…
そんな風に思える、そんな一瞬だった。

To Be Continued


あとがきに代えて



相変わらず時間が遅くて申し訳ありません。
と云うか、『閉鎖宣言』を出した後、多少の反響があってよかった…( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン
ちゃんと気にかけて下さる方がいたんですねぇ…
まぁ、撤回するつもりはありませんが。
拍手の御返事はこの小説アップの後、改めてこの記事に追記します。


『心から『ありがとう』をあなたに… 〜望まぬ再会編〜』が快適本屋さん直通)で取り扱いが始まりました。
遅くなって申し訳ありませんが、こちらもよろしくお願いします。

☆拍手のお返事


水流さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
ご無沙汰しております。
お忙しい中、ご心配頂きまして有難う御座居ました。
今回は身体の事…と云うよりも精神的なものでして…ヾ(▽^;)ゞうへへ
少々ため込みすぎました…。
和泉としては、小説をかく事をやめるつもりはないですし、スザルラーをやめるつもりもありませんので。
ただ、一旦リフレッシュしたいな…という事なので…。

あと、夏インテ、もし、スペースが取れていたら宜しくお願いします。
交通機関の状況と駅からインテックスまでかかる時間によっては泊りがけにするか、日帰りにするか考えます。
泊りがけなら大阪を色々ご案内頂けるでしょうか?
また、色々お話ししてやって下さい。

まりもこさま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
『閉鎖宣言』でご心配頂きまして、有難う御座居ました。
一応、奥の手は隠してありますので。
よろしければ、7月1日に入れ替え予定の拍手対談を読んで下さい。
その中のどこかにその奥の手のヒントを隠しておきますので。
多分、サイトの中にも超解りにくいところにリンクを張っておく予定ですので。
ご心配頂きまして、有難う御座居ます。

紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
『閉鎖宣言』でご心配頂きまして、有難う御座居ます。
今回のことは、確かに『閉鎖条件』もありましたけれど、基本的には自分のキャパシティを超えてしまった精神状態ですね。
ぶっちゃけ、一時は書く事もやめようかと考えたくらいです。
まぁ、ヒトのリップサービスを鵜呑みにするからこういう羽目になるんだな…と…(苦笑)
原因はごちゃごちゃあるんですが…それでも、落ち込む事に飽きたらちゃんと浮上してこられますので。
でも、こんなくだらない事で悩める自分に気づいて、かつては生きるか、死ぬかしか頭になかった頃の事を考えると、ホント、幸せな自分になったな…とは思います。
相変わらず、『人は平等ではない!』という、シャルルパパのお言葉が突き刺さりますが…。
というか、なぜに、この物書きの世界ではサルなんでしょうかね…和泉は…。
せめて人になりたいです…(苦笑)

後、不定期連載に関しては…上の拍手のお返事でも書いていますが、7月1日入れ替え予定の拍手対談を隅から隅まで読んで下さい。
ヒントを隠しておきますので。

あと、作品の感想に関して

『将来の僕と君へ』
視点は入れ替え式です…この話…。
多分、スザルル以外ほとんど出てこない予定…。
いけにえとしてリヴァルが出てくるかなぁ…と…(笑)

今日の分もスザクは悶々と考えておりますが…。
スザクがこうやって悩んでいる姿…好きなんですよね…。
これは完全に和泉の趣味です♪
ただ、和泉が鈍感ルルーシュ萌え♪なので…スザクは常に苦労します。
だから、対談の際には色々反逆される訳ですが…(笑)

受験生…まぁ、決まっちゃっている人はいいように使われますよね。
その辺りはさっさと決まって、人が苦労している時に、少しは働け!と云う事で…(爆)

『It's Destiny』
シュナパパは…自分の事はすべて棚に上げる…というのは標準装備でしょう…(笑)
シュナパパが強烈なので、カノンさんにはすこし、人間味を備えて貰いました。
カノンさん、『幼馴染シリーズ』でもそうですが…苦労人です(笑)
でも、そう云う役、似合いますよね…カノンさん…

マオ…久しぶりの登場ですが…。
とりあえず、この方がいらっしゃらないと話がとっちらかってくれないので…(え?)
少々話をめちゃくちゃにしてやりたいと云う衝動に駆られまして…。
後にその事を死ぬほど後悔することになる訳ですが…。
それでも、スザクが結構しっかりしてくれているので、頑張ります。
本編とはすっかり別人になっているスザクですが…和泉の中で、もし、あの『ゼロ・レクイエム』の後、スザクが一人で『ゼロ』を頑張ってきたとしたのなら…そうなってしまっても仕方ないかな…と思います。
否、和泉の描き方では少々甘いかな…と思うくらいです。
戦後処理、事後処理を全て生き残った連中…特に『ゼロ』となったスザクに押し付けられていた訳ですから…。
だから、スザクに関しては相当人が変わっていますし、色々計算しながら話をしているように見えると思います。

『幼馴染シリーズ』
ルルーシュを倒れさせたのは取ってつけたエピソードです。
これがなければこの回で終わって居ました。
まぁ、少し甘々エピソードを入れた方が話が盛り上がるかと思いまして。

スザクの家の事に関しては色々ごちゃごちゃさせすぎて、実は書いている方も困って居ます(←ダメじゃん)
多少の障害…程度に考えていたのですが、ここまで話が膨らむとは思いませんでした。
これ、完結したら、オフラインにしてみたいですねぇ…。
これの連載が終わってしまったら、番外編…書ける機会がなさそうだし…。
オフラインなら書き下ろしで番外編をかけそうだし…。
他にも出したいキャラがいっぱい居るのですが…どうにも話の進みが悪くて…。

ノネットの一言でつい体が動いちゃうのはやっぱりスザクだからですよね…。
頭より先に身体が動く…。
それをやっても不自然じゃないところまでやってきたよ…スザク…。
とりあえず、スザクは色々やりすぎちゃっているので、周囲の反感を蹴散らすくらい頑張って頂かないといけないので…。
スザクには頑張って貰います。

『皇子とレジスタンス』
今回はホントにスザルルカラーが強くなりました。
というか、したんですけどね…。
もうじき、この戦闘関連のお話が終わるんで…。
ルルーシュは相変わらず自己完結して先走り過ぎなんですが…。
スザクもいざとなるとその様相を見せるのですけれど。
でも、お互いがそんな暴走をお互いで止めあっていると云う、二人の姿には萌え♪ます。

まぁ、ルルーシュの場合、色々幼いころからの刷りこみがありますから、スザクも苦労しそうですよね。
スザクなら…と思うのはやっぱりスザルラーの過ぎた期待なのかなぁ…とは思うのですが…。
でも、ルルーシュはその段階では、スザクに色々任せた方がいいと思っている事は事実でしょうし、ベターな方法の中の一つでしょうね。
ルルーシュはいずれ、どこかでエリア11を離れなくてはいけないのですから。
ただ、当のスザクがその気がまるでなしなので…。
どうなる事やら。

まぁ、次回も面白い展開に出来るように頑張ります。



拍手のみの皆さんもありがとうございます。
とっても励みになります。
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こちらは、拍手ページと違って、10ページも読まなくちゃいけないなどと云う、無体な事はありませんので(爆)

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posted by 和泉綾 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

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将来の僕と君へ 2



※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

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 ルルーシュみたいなのを『頭がいいくせにバカ』と云うのだろうと…スザクは思った。
あんなに、卑怯なほど頭がいいくせに何でここまで鈍感なのか…。
ルルーシュに人並み以上の『暗記力』を与えたカミサマがルルーシュに与えたハンディなのか?
しかし、当の本人はそれさえも気付いていないのだから、それでは全く意味がないだろう…。
と云うか、周囲の方が苦労している。
―――特に僕が一番苦労している気がするんだけどなぁ…
さっきのやり取りの後だけに、スザクは盛大にため息を吐いてしまう。
いつも一緒にいたのだから…気付き難い…と云う事はあるのかもしれないけれど。
それでも、ルルーシュは現実主義だ。
そして、高校卒業後の進路をルルーシュと一緒にいたいと云う理由で決めたともなれば、ルルーシュは怒るに違いない。
と云うのも、ルルーシュ自身、高校卒業後はもし、自分のやりたい事に大学進学が不必要であれば、大学進学が一番の近道でなければ大学進学をするつもりはなかったからだ。
どうやら、ルルーシュは大学進学を考えているところを見ると、ルルーシュの中で大学進学が必要だと考えたのだろう。
どう考えてもスザクの成績では行けない大学に…。
それに、入ったところで、ただ、ルルーシュと一緒にいたいと云うだけの進学であったなら、きっと、ルルーシュと一緒にいたって、何をする事も出来ない。
そして、何も報われない。
互いに、互いを必要としていたとしても、どちらかの依存が大き過ぎる…もしくは互いと一緒にいる事が目的となっていた場合には…。
―――確実に無理が来るよね…。それに、僕がルルーシュと同じ大学に行ける訳がないし…。行けたとしても確実に学部が違うし…。
スザクは既にほぼ推薦が決定している大学がある。
ルルーシュは推薦のない大学なので受験して入るつもりらしい。
ルルーシュは今の、この状況でももてる。
それこそ、老若男女問わず。
以前、男に告白されて青ざめているところを見た事がある。
―――あれ?でも、そうすると…僕も僕の気持ちを知られたら…ルルーシュ…に、あんな風に…青ざめられちゃうの…かな…。
またひとつ、スザクに不安が生まれた。
ルルーシュ自身、スザクの事をよく解っているようでいて解っていないし、自分の事は『何でも解っている!』と思っていながら一番よく解っていない。
それがルルーシュと云う人物なのだけれど。
ただ、こんな状況になってこんな事を悶々と考えていられるのは、幸せなのか、不幸なのか…少々議論の余地を残すところだが…。
しかし、スザクは現在、受験の心配が基本的にないのだ。
だから、他の受験生達が聞いたら、恐らく袋叩きにしたくなる様な事を真剣に悩んでいるわけだ。
そこまで考えた時、再び、大きなため息を吐いた。
ため息一つで幸せが一つ逃げて行く…と云う話しを聞いた事があるが…。
それが本当なら、この先、スザクに残されている幸せなどありはしない…などと考えてしまう。
と云うのも、ルルーシュがらみの話だと確実にため息が5回は出てくるのだから…。

 そんなため息混じりに廊下を歩いていると…ある教室で補習授業をやっている様子が窺えた。
どうやら、理数系大学希望者が受けているらしい。
ルルーシュはここにはいない。
基本的にルルーシュの場合、自由参加の補習には出て行かない。
と云うか、いくら学校の補習と云っても、定員があるのだ。
他の学年では自由参加の補習授業など、成績による推薦を狙っている生徒くらいしか受けないのだけど。
受験生ともなると、そんな余裕をかましている状況ではなくなるらしい。
塾に行くと金はかかるし、帰りの時間も遅くなる。
なら、学校でやってくれると云うのなら、学校で受けた方がいい。
昨今の不況で塾に行く金もけちらなければならない状況の中、学校側がそう云った措置をとるようになったのだ。
まぁ、教員としては仕事が増えて困ると云う教師もいたが、この高校は私学…。
『補習授業をやってくれたら、その月の給料にその分上乗せします!』
というお達しが出て、とりあえず、家庭も恋人もいない教師達が率先して補習授業を担当したのだった。
流石の女性教員で家庭を持つ教師に対して時間外労働を供用する事は出来なかったが、こうした形で条件を付けてやると割と簡単にスタッフは何とかなるものだ。
偏差値の高い低いで人間を評価するのはいかがなものであるが、今のところ、偏差値の高い大学への入学者が多い方が生徒が集まり易い。
ゆとり教育のお陰で普通に知っているべき事柄さえ知らない若者が増えているのは事実だし、『小学校に通っていたならこのくらいの漢字は読めないと生活に支障があるのでは?』と思われる様な若者が出て来ているのは確かだ。
テレビなどを見ていると『おバカキャラ』がもてはやされているが、あれは笑わせているのではなく、笑われている事を誰か、教えてやった方がいいのではないかと思われる。
スザクも、体力バカで、スポーツ推薦枠でこの高校に入学したけれど、定期試験の時に赤点を取れば成績に確実に響いて、留年の恐れだってあったのだ。
そこでフォローしてくれたのはルルーシュだったけれど。
現在、スザクが通りかかった教室の中で繰り広げられている補習の内容は…正直、聞いていてもスザクにはチンプンカンプンだ。
まぁ、スザクは理系の学部に行く訳じゃないのだから…とは思うけれど。
―――ルルーシュなら…解るんだろうな…。
などと考えていると、またも、進路の事が頭を過って行き、ズーンと重たい気持ちがのしかかってきた。
やっぱりスザクはルルーシュとは違う大学へ行かなくてはならないのだろうか…と…。
スザクが行こうと思っている大学には、ルルーシュのやりたい事が勉強出来る学部がなかった筈だ。
そうなると、またも目の前が真っ暗になって行く。
結局、高校卒業すると、みんなそれぞれの進路があって、離れ離れになって行く。
クラスの中でいつも仲良く話しをしている友達同士だって、結局は高校卒業と同時に別々の進路に進んで、離れ離れになるのだ。
―――みんなは…それって、平気なのかな…。恋人同士の人だっているのに…。その恋人同士が離れ離れになっちゃうのって…嫌じゃないのかな…。

 そんな事を悶々と考えていると更にドツボに嵌っている気がする。
なんだか、自分だけが置いてきぼりになっているような…そんな気分だ。
確かに、今、自分の目の前の教室で補習を受けている友人達の事を考えれば、楽な立場にあるのは確かだろう。
大学への進学と云うのは、ある意味、人生そのものを左右するのだから。
ただ、昨今の大学の中卒者を見ていると、単純に大学進学が人生を左右する…と云うのもなんだか変な話だと思った。
まぁ、そう云った人の中には学生の段階で起業して、そちらが起動に乗って大学を辞めると云う者もいれば、その大学が肌にあわず、やめて行くと云う事もある。
大学在学中に遊ぶ事を覚えてしまい、卒業はしていても、大学に何をしに行ったのか解らない社会人や就職難民が生まれているのも確かだ。
「結局…こんな、人生20年も生きていないひよっこが人生をこの時点で決めるのって難しいよね…。ルルーシュなんかは…本当に大学在学中にやりたい事が出来たらさっさとやめちゃいそうだし…」
そう思った時、スザクは急に怖くなった。
確かにスポーツは好きだし、大学の方で是非にと誘ってくれるほどの記録を残しているのは事実だ。
ただ、大学で芽が伸びて行くのかは解らない。
正直、スポーツ推薦で大学の大会などに出て行って、スポーツの記録でどこかの会社に就職できたとしても、スポーツの場合、記録が求められる。
記録が好調に伸びて行く年齢と云うのはスポーツによっても違ってくるが、限られてくるし、実際に収入が一番多いのは現役時代。
ただ、日本の場合、プロスポーツ選手になっても、高額所得を得られるのは一握りだ。
高額所得を得られない者達の生活は相当大変なものであると聞いている。
それに、高額所得を得られるようになっても故障して結果を出せなくなればそれまでだ。
だから、本当にそのスポーツが好きなものでなければとてもやってはいけないと思う。
「僕って、そこまで好きなのかな…」
思わず、ルルーシュと天秤にかけてしまう。
すると…自分でも顔を引き攣らせてしまう程、頭の中でルルーシュに天秤が傾いてしまう。
それでも、現実には生活をしなければならないし、スザクの大学進学もほぼ決まっている話だ。
こんなに色々考えてしまうのは、他の受験生と違ってそんな事を考えてしまえるだけの余裕があるからだろう。
スザク自身、その大学に通う理由を見失いかけて来ている様な気がした。
そう思った時、スザクは思わず廊下をかけ出した。
そして、一目散に学校の外へと飛び出して行った。
考える余裕がある。
他の友達にはないのに。
そんなときにこんな形で悩みを持つと本当に怖くなるものだ。
「僕…本当に…この先大丈夫なのかな…」
走り出して辿りついた近くの公園の鉄棒を握り締めながらそんな事を呟いた。
自分のやりたい事を見失う…。
今のこの状態でそんな事になると、怖くなるものである。
自分のやりたい事…とは何だろうか…?
そんな問いかけを自分にしたのは初めてだ。
怖いと思っていても…現実は…止まってはくれない。

 鉄棒を掴んで、自分の漠然としたこの不安と恐怖に、少し震えて来たのが解る。
ルルーシュはそんなのをおくびにも見せない。
と云うか、そんなものはないのかもしれないと思う。
実際にルルーシュはいつも先の事を見据えて考えている。
そして、その為に準備をしている。
―――なんで…僕は…ルルーシュ見たいに、ちゃんと何でもできる様に生まれて来なかったんだろう…
思わずそんな事を考えてしまう。
スザクの中ではルルーシュは何でも完璧で…。
そりゃ、少し鈍感なところはあるけれど、いつだって、余裕な顔をしていて…。
そして、誰からも認められていて。
頼られて。
スザクもルルーシュを認めていて、頼っていて。
―――ホント…カミサマって不公平だよね…。ルルーシュみたいに完璧な人間がいるかと思えば、僕みたいに何も持っていない人間もいる…。
ルルーシュのあの、完璧さが1割でも自分に備わっていたら…などと考えてしまう。
そうしたら、こんな事で悩まないのにと…。
そう思った時、スザクは自分が何もかも、全てのものから見放されているような気がしてきた。
悩まない人間などいやしないのだけれど、今のスザクにはそんな風に思えて来てしまって…見た事もないカミサマとやらを恨んでしまう。
確かに見た目的にはルルーシュは完璧だと思う。
少々運動能力に難あり…ではあるが…。
しかし、生きて行く上で頭脳と運動能力…どちらが必要かと云えば、人間であれば頭脳だろうとスザクの中では思う。
実際に、スポーツ推薦でなければほぼ、推薦入学が決まっている大学だってスザクの入れるレベルの大学ではないのだ。
大体、現在の日本では身体能力よりも頭脳の方が優遇される風潮だ。
自衛隊に入ろうと思ったところで、運動能力だけではとても勤まらないのだ。(これは本当です。現在、自衛隊の持つ戦闘機、戦車、戦艦全てコンピュータが詰め込まれているので、体力バカでは勤まりません。今も昔も防衛大学校は非常にハードルの高いところではありますが。因みに防衛大学校は防衛省管轄なので大学とは云いません)
ルルーシュの場合、大学を選ぶ段階で、自分が何をしたいのかを考えていた。
そして、その先の事も見据えていた。
だから…あんな風に、余裕な顔をしていられるのだろう。
と云うか、今さっき補習を受けていた生徒達もスザクも、目の前の事でいっぱいいっぱいなのに、ルルーシュは何故そんなに凄いのだろうかと考えてしまう。
「きっと…ルルーシュは、色んなカミサマに、すっごく愛されているんだ…。そして、僕はすっごく嫌われて、憎まれているんだ…。そうだ…そうに違いない…」
スザクが独り言でそんな事を呟いていた時…背後に気配を感じた。
流石にその辺りは運動能力が人外と云わしめるスザクだけの事はある。
その気配は振り返る事の出来ないスザクに遠慮なく声をかけて来た。
スザクが、誰よりも好きで、誰よりも傍にいて欲しいと願っているその存在…。
「誰が、『色んなカミサマ』とやらに愛されているって?」

 その声に更に振り返る事が出来なくなる。
と云うか、彼がどんな顔をしているのか…見るのが少々怖いのだ。
「スザク…お前、何をやっているんだ…。こんなところで…」
呆れた様な声が聞こえて来た。
多分、呆れているのだろう。
と云うか、確実に呆れている。
「あれ?ルルーシュ…どうしてこんなところに?先に帰ったんじゃ…」
スザクが恐る恐る振り返り、少し上ずった声で尋ねた。
そんなスザクを見て、ルルーシュが大きくため息を吐いた。
「お前が変だったから、ちょっと気になって…。途中まで帰ったけれど、ここまで戻って来たんだ。と云うか、こんなところで何一人でブツブツ喋っている?」
どこから見られていたのか…少し怖くなった。
それこそ、(存在そのものが)弱音のオンパレードだったから。
「あ…別に…」
どう考えても、強引な作り笑いを張り付けてスザクが答える。
そんなスザクを見てルルーシュが『やれやれ』と云う表情を見せる。
「俺は別にカミサマとやらに好かれてはいないぞ?」
「え?だって!ルルーシュ…僕なんかと違って頭いいし!将来の事を見据えて大学決めて、大学卒業の事まできっちり考えていて!」
スザクのその言葉にルルーシュはさっきより大きなため息を吐いた。
「お前な…それは人それぞれだろうが…。俺の場合はそうしておかないと…なんと云うか…その…だな…」
ルルーシュが何か云い淀んでいる。
と云うか、そんなに云いにくい事なのだろうかと思うけれど…。
スザクもルルーシュとは古い付き合いだ。
何となく何を云いたいのか解った気がした。
そして、何となく何を云いたいのか解った時、少しだけほっとした様な気がした。
「ルルーシュも…その…怖いの?不安とか…?」
スザクがおずおずと尋ねてみると…。
「べ…別に…俺は怖いとかではなくてだな…だから…その…」
こうも解り易いと、さっきまでうだうだ考え込んでいた自分がなんだかピエロみたいだと思えてしまう。
本当に…
―――道化になった気分だよ…。ルルーシュのこんな姿を見られるなんて…
少しだけ嬉しくなった。
これは多分、幼馴染特権…。
ルルーシュの事を昔から知っているから許されている。
その事はスザクの中で凄く嬉しくて、何となく、笑みがこぼれた。
「わ…笑うな!」
ルルーシュが顔を真っ赤にしてスザクに掴み掛ろうとするけれど…。
そんなルルーシュの両手首をあっさりスザクが掴んでしまった。
「は…放せ!この体力バカ!」
そんなに強く掴んでいるつもりはないのだけれど…。
と云うか、現在の状況にルルーシュは付いていけていないようだ。
―――やっぱり、ルルーシュ、君って、色んなカミサマに好かれているんだね…。
心の中でそんな風に思う。
こう云った時にこんな可愛い反応を見せるなんて…。
カミサマが与えた愛らしさ以外に考えられない。
「ありがと…ルルーシュ…。少し、元気出た…」
スザクがにこりと笑ってそう云うと、手首を掴まれて暴れていたルルーシュの動きがピタリ止まった。
「元気を出し過ぎる必要はないぞ…。お前は元気だと力が有り余って困るみたいだからな…」
そんな風に悪態づいているルルーシュさえも可愛いと思えてしまう。
―――僕も重症だな…
そんな風に思える、そんな一瞬だった。

To Be Continued


あとがきに代えて



相変わらず時間が遅くて申し訳ありません。
と云うか、『閉鎖宣言』を出した後、多少の反響があってよかった…( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン
ちゃんと気にかけて下さる方がいたんですねぇ…
まぁ、撤回するつもりはありませんが。
拍手の御返事はこの小説アップの後、改めてこの記事に追記します。


『心から『ありがとう』をあなたに… 〜望まぬ再会編〜』が快適本屋さん直通)で取り扱いが始まりました。
遅くなって申し訳ありませんが、こちらもよろしくお願いします。

☆拍手のお返事


水流さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
ご無沙汰しております。
お忙しい中、ご心配頂きまして有難う御座居ました。
今回は身体の事…と云うよりも精神的なものでして…ヾ(▽^;)ゞうへへ
少々ため込みすぎました…。
和泉としては、小説をかく事をやめるつもりはないですし、スザルラーをやめるつもりもありませんので。
ただ、一旦リフレッシュしたいな…という事なので…。

あと、夏インテ、もし、スペースが取れていたら宜しくお願いします。
交通機関の状況と駅からインテックスまでかかる時間によっては泊りがけにするか、日帰りにするか考えます。
泊りがけなら大阪を色々ご案内頂けるでしょうか?
また、色々お話ししてやって下さい。

まりもこさま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
『閉鎖宣言』でご心配頂きまして、有難う御座居ました。
一応、奥の手は隠してありますので。
よろしければ、7月1日に入れ替え予定の拍手対談を読んで下さい。
その中のどこかにその奥の手のヒントを隠しておきますので。
多分、サイトの中にも超解りにくいところにリンクを張っておく予定ですので。
ご心配頂きまして、有難う御座居ます。

紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
『閉鎖宣言』でご心配頂きまして、有難う御座居ます。
今回のことは、確かに『閉鎖条件』もありましたけれど、基本的には自分のキャパシティを超えてしまった精神状態ですね。
ぶっちゃけ、一時は書く事もやめようかと考えたくらいです。
まぁ、ヒトのリップサービスを鵜呑みにするからこういう羽目になるんだな…と…(苦笑)
原因はごちゃごちゃあるんですが…それでも、落ち込む事に飽きたらちゃんと浮上してこられますので。
でも、こんなくだらない事で悩める自分に気づいて、かつては生きるか、死ぬかしか頭になかった頃の事を考えると、ホント、幸せな自分になったな…とは思います。
相変わらず、『人は平等ではない!』という、シャルルパパのお言葉が突き刺さりますが…。
というか、なぜに、この物書きの世界ではサルなんでしょうかね…和泉は…。
せめて人になりたいです…(苦笑)

後、不定期連載に関しては…上の拍手のお返事でも書いていますが、7月1日入れ替え予定の拍手対談を隅から隅まで読んで下さい。
ヒントを隠しておきますので。

あと、作品の感想に関して

『将来の僕と君へ』
視点は入れ替え式です…この話…。
多分、スザルル以外ほとんど出てこない予定…。
いけにえとしてリヴァルが出てくるかなぁ…と…(笑)

今日の分もスザクは悶々と考えておりますが…。
スザクがこうやって悩んでいる姿…好きなんですよね…。
これは完全に和泉の趣味です♪
ただ、和泉が鈍感ルルーシュ萌え♪なので…スザクは常に苦労します。
だから、対談の際には色々反逆される訳ですが…(笑)

受験生…まぁ、決まっちゃっている人はいいように使われますよね。
その辺りはさっさと決まって、人が苦労している時に、少しは働け!と云う事で…(爆)

『It's Destiny』
シュナパパは…自分の事はすべて棚に上げる…というのは標準装備でしょう…(笑)
シュナパパが強烈なので、カノンさんにはすこし、人間味を備えて貰いました。
カノンさん、『幼馴染シリーズ』でもそうですが…苦労人です(笑)
でも、そう云う役、似合いますよね…カノンさん…

マオ…久しぶりの登場ですが…。
とりあえず、この方がいらっしゃらないと話がとっちらかってくれないので…(え?)
少々話をめちゃくちゃにしてやりたいと云う衝動に駆られまして…。
後にその事を死ぬほど後悔することになる訳ですが…。
それでも、スザクが結構しっかりしてくれているので、頑張ります。
本編とはすっかり別人になっているスザクですが…和泉の中で、もし、あの『ゼロ・レクイエム』の後、スザクが一人で『ゼロ』を頑張ってきたとしたのなら…そうなってしまっても仕方ないかな…と思います。
否、和泉の描き方では少々甘いかな…と思うくらいです。
戦後処理、事後処理を全て生き残った連中…特に『ゼロ』となったスザクに押し付けられていた訳ですから…。
だから、スザクに関しては相当人が変わっていますし、色々計算しながら話をしているように見えると思います。

『幼馴染シリーズ』
ルルーシュを倒れさせたのは取ってつけたエピソードです。
これがなければこの回で終わって居ました。
まぁ、少し甘々エピソードを入れた方が話が盛り上がるかと思いまして。

スザクの家の事に関しては色々ごちゃごちゃさせすぎて、実は書いている方も困って居ます(←ダメじゃん)
多少の障害…程度に考えていたのですが、ここまで話が膨らむとは思いませんでした。
これ、完結したら、オフラインにしてみたいですねぇ…。
これの連載が終わってしまったら、番外編…書ける機会がなさそうだし…。
オフラインなら書き下ろしで番外編をかけそうだし…。
他にも出したいキャラがいっぱい居るのですが…どうにも話の進みが悪くて…。

ノネットの一言でつい体が動いちゃうのはやっぱりスザクだからですよね…。
頭より先に身体が動く…。
それをやっても不自然じゃないところまでやってきたよ…スザク…。
とりあえず、スザクは色々やりすぎちゃっているので、周囲の反感を蹴散らすくらい頑張って頂かないといけないので…。
スザクには頑張って貰います。

『皇子とレジスタンス』
今回はホントにスザルルカラーが強くなりました。
というか、したんですけどね…。
もうじき、この戦闘関連のお話が終わるんで…。
ルルーシュは相変わらず自己完結して先走り過ぎなんですが…。
スザクもいざとなるとその様相を見せるのですけれど。
でも、お互いがそんな暴走をお互いで止めあっていると云う、二人の姿には萌え♪ます。

まぁ、ルルーシュの場合、色々幼いころからの刷りこみがありますから、スザクも苦労しそうですよね。
スザクなら…と思うのはやっぱりスザルラーの過ぎた期待なのかなぁ…とは思うのですが…。
でも、ルルーシュはその段階では、スザクに色々任せた方がいいと思っている事は事実でしょうし、ベターな方法の中の一つでしょうね。
ルルーシュはいずれ、どこかでエリア11を離れなくてはいけないのですから。
ただ、当のスザクがその気がまるでなしなので…。
どうなる事やら。

まぁ、次回も面白い展開に出来るように頑張ります。



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posted by 和泉綾 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

偉人? (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 偉人?
「直接会って話してみたい歴史上の人物は?」
いっぱい居ます。
片っ端からあげて行ったら、朝になるかも…と思うくらいいます。
そうだなぁ…今、一番会って話してみたい…と思うのは…織田信長…でしょうか…。
多分、これは現在の精神状態に帰依するものだと思うのですが…
彼自身、強さの部分がクローズアップされて居ましたし、相当人街な事をしているというイメージが強いのですが…。
でも、彼だって普通に人の子ですし。
だから、今のこんな形で落ち込んでいる自分に対して、彼が彼の持つ弱さをねじ伏せてきたそのオーラを拝んでみたいです。
今の自分は凄く落ち込んでいて、凄く壊れていて、きっと、他の人にも凄くご迷惑をおかけしているので…(それこそ、いつもご迷惑をおかけして居るのですが、いつもの100倍ご迷惑をおかけしているので)
そんな自分が嫌だから…彼の、人としての弱さをも表に見せない強さを直接触れてみたい…と云ったところでしょうか…。
正直、自分でこうして病んでいる事を自覚出来ていても本当に危ないやつだと思えてくるほど、現在の自分が病んでいる状態なので。
実力不足だと解って居るなら、努力をすればいい…。
そんな簡単な事が出来ずに居る自分が更に嫌になって、負のスパイラルに陥っている気がするので…。
話をしたいなんて言わないから…その強さを持っている彼の姿を見てみたいと思いました。


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「直接会って話してみたい歴史上の人物は?」
いっぱい居ます。
片っ端からあげて行ったら、朝になるかも…と思うくらいいます。
そうだなぁ…今、一番会って話してみたい…と思うのは…織田信長…でしょうか…。
多分、これは現在の精神状態に帰依するものだと思うのですが…
彼自身、強さの部分がクローズアップされて居ましたし、相当人街な事をしているというイメージが強いのですが…。
でも、彼だって普通に人の子ですし。
だから、今のこんな形で落ち込んでいる自分に対して、彼が彼の持つ弱さをねじ伏せてきたそのオーラを拝んでみたいです。
今の自分は凄く落ち込んでいて、凄く壊れていて、きっと、他の人にも凄くご迷惑をおかけしているので…(それこそ、いつもご迷惑をおかけして居るのですが、いつもの100倍ご迷惑をおかけしているので)
そんな自分が嫌だから…彼の、人としての弱さをも表に見せない強さを直接触れてみたい…と云ったところでしょうか…。
正直、自分でこうして病んでいる事を自覚出来ていても本当に危ないやつだと思えてくるほど、現在の自分が病んでいる状態なので。
実力不足だと解って居るなら、努力をすればいい…。
そんな簡単な事が出来ずに居る自分が更に嫌になって、負のスパイラルに陥っている気がするので…。
話をしたいなんて言わないから…その強さを持っている彼の姿を見てみたいと思いました。


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2010年06月22日

Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 20

将来の僕と君へ 01



※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 高校3年生…。
その肩書が付くだけで、それまでの生活とは一変する。
のんびりと進路を考えずに来てしまった者にとっても、真剣に進路を考えて来た者にとっても。
進学希望の者であれば、既に、志望校を決めて、必死に志望校合格の為に勉学にいそしんでいる頃だ。
まぁ、今の時期、段々、そう云った空気が周囲を取り巻いて来る頃なのだ。
「あ、ランペルージ…これ、資料室まで持って行ってくれ…」
と、現在受験生であるルルーシュ≂ランペルージに声をかけて来たのは、ルルーシュの選択授業を受け持っている教担だった。
「資料室って…別棟じゃないですか…。俺、これでも受験生なんですが…」
ルルーシュが驚くのは当たり前だった。
と云うのも、この学校、無駄に広く作られており、ルルーシュに云った別棟と云うのは、現在地から普通に歩いて5分はかかるところだ。
その、教担が持っていた資料と云うのは…
―――何故、こんなたくさんの資料をカートなりなんなり、運び易い様にして運ばないんだ?
ルルーシュの素朴な疑問だった。
「ランペルージなら無理して受験じゃなくても推薦で大丈夫だろ…」
これが教師のセリフなのか…とツッコミを入れたくなるような一言をルルーシュの目の前にいる教師はあっさりとほざいた。
「俺の志望校…推薦ありませんが…」
本当に、自分のやりたくない事があると教師とはここまでふざけた発言をするものなのだろうか…?
そんな事を考えてしまう。
「大丈夫だ!ランペルージならどの大学だってトップ合格間違いナシだ!教担の俺が云うんだから間違いないぞ!」
本当に口が減らない…。
教師とはここまで口のまわる生き物なのだろうか?
否、彼が口の廻る生き物なのだろうか?
ルルーシュは顔を引き攣らせつつもため息を吐きながら答えた。
「解りましたよ…。と云うか、何なんですか…この資料の山は…」
「いやぁ…新学期から別棟に運んでいなくてな…」
頭をカリカリ引っ掻きながら云うセリフではない。
と云うか、何故にこんなアナログデータなのだ?と尋ねたくなる。
「と云うか、なんでこんなアナログデータ何ですか?デジタルデータならこんな面倒な事をしなくて済むじゃないですか…」
「俺、どうもパソコンって苦手でなぁ…。と云うか、パソコンを使って漢字を書けなくなった奴をいっぱい知っているんだ!なら、俺は一生アナログで行く!」
ルルーシュはここで思った。
―――詭弁だ…
ぶっちゃけ、パソコンと聞くだけでアレルギー反応を起こすタイプなのだろう。
しかし、そんなに年配者には見えないのだけれど…。
「今度、お教えしましょうか?」
ルルーシュがそう云ってやると…
「否!受験生のランペルージにそこまでさせる訳にはいかないんだ!」
ここで、確定する。
彼はパソコンに触るのがいやなのだと…。
本当に苦手な人は苦手らしい…。
「じゃあ、頼むな!」
矛盾をたくさんばら撒いてその教師は別棟とは反対の方向に歩いて行った。
そんな教師の背中をため息混じりに結構、重みを感じる様な量の資料を両手に持って別棟に向かうのだった。

 別棟まで普通に歩いても5分…。
何故、こんな遠く離れたところに資料倉庫を作っているのか、ルルーシュには理解出来なかった。
多分、尋ねたところで、納得出来るような理由など聞けはしないだろう。
「さっさとデジタルデータ化してくれ…」
ルルーシュは束になっている資料を手に持ちながら呟く。
いつもなら、女子が寄って来て手伝ってくれるのだけれど…。
現在、1、2年生達はインターハイ予選の練習でそれどころじゃないし、3年生は自分の進路で手いっぱい状態だ。
本来、ルルーシュだって受験生なのだから、こんな事をやっている場合ではない筈なのだけれど。
ただ、ルルーシュ自身は、
―――そこまで必死に勉強しなければ入れない、身の丈を知らない大学に入るつもりはない…。どうせ入学してから5月病になるか、解放され過ぎて遊び呆けて使い物にならない社会人になるだけだ…。
などと考えている。
実際に、無理して大学に入って、力が抜け切って4年間何をしていたかよく解らなかった…と云うのも珍しい話しではない。
ルルーシュのこの考え方も、他の生徒達が聞けば…
『それはルルーシュだから云えるセリフだろ!大学はよりどりみどりなんだから!』
と…怒鳴りつけて来るに違いない。
実際に、ルルーシュ自身、そう云った減点方式のテストに関しては困った事はない。
ただ、授業態度とか、出席日数などは少々難ありなのだけれど。
さっき、教担が云っていた『推薦』と云うのは、恐らく調査書で弾かれる自信はあった。
それでも、ルルーシュとしては現在の学力でなんなく入れるところ、そして、将来、自分のやりたい分野に繋がって行く大学であればどこでもよかった。
ルルーシュの中にある一つの考え方…。
『どこで学ぶかではなく、何を学ぶか…』
そこに焦点が当たった時、高校進学の時にはまだ、自分の将来などは漠然としていたから普通科を選択した。
しかし、大学進学の場合にはそうはいかない。
しっかり、自分の将来を見据えて、考えて、進む学部を選ばなくてはならない。
最近では、本当に、何を市に行くのか解らない様な大学も増えている。
訳の解らない学部名の付いた学部も…。
ルルーシュとしては、やりたいことが決まっていたから…。
この高校の3年間に決めていたから…。
だから、現在はそこに向かっているのだけれど。
ただ、なまじ減点方式のテストの点数がいいので、教師達も妙な期待を抱くが。
そう云う意味ではさっきの教担の態度は、ルルーシュとしては結構有難いのかもしれないと思ってしまう。
―――物理的には迷惑この上ないが…
流石に、ちゃんと束ねられている紙の資料とそうでない資料が混じっていると、普通に運びにくい。
別棟と云う事もあって、渡り廊下など、野外を歩く事もあるのだ。
野外に歩く時には束ねられていない資料は飛ばないように運ぶのは非常に大変だ。
―――せめて、風に飛ばないようにしておいてくれ…。否、ちゃんとまとめていないから俺に押し付けたのか?
そんな事を考えると、更に物理的負担が増えたように感じる。
と云うか、そんな考えに至ってしまった時点で身体から力が徐々に抜けてい今日名感じがしたのだ。

 とりあえず、苦労して別棟の入り口まで行った時、両手がふさがっている状態でどうやって扉を開こうか、考える。
外なのだから、その資料の山を置く場所もない。
そんな事を考えていた時、突然、ルルーシュがどうやって開けるかを考えようとしていた扉が開いた。
―――ガラガラ…
その音のした方を見ると…
「スザク…」
「あ、ルルーシュ…。ルルーシュも頼まれたの?資料運び…」
「あ…ああ…」
スザクもなのか…と云う思いもそこそこに自分の腕に負荷をかけている力がなくなった。
と云うのも、その資料がスザクの手に移動したからだ。
「僕が持つよ…。ホント、ここの先生達、受験生を何だと思っているんだか…」
スザクが『困るよねぇ〜』と云う笑顔を見せながら中に入って行った。
スザクの方は…スポーツ推薦の話しがいくつも来ているから、こんな形でコマづかいに使われているのだろう。
進路の決まってしまっている3年生程使い勝手のいいコマづかいはいない。
ルルーシュも一緒に入って行く。
そしてルルーシュが気になっていた事を尋ねてみる事にした。
「なぁ…スザクは進路…どうするんだ?」
これまで、幼馴染で、ずっと、一緒に来た。
保育園、小学校、中学校、高校…。
しかし、大学となれば、これまでの様に、一緒に…と云う訳にはいかない事は予想出来る。
高校の時だって、受験の時にはスザクが学力で入ったわけではなく、スポーツ推薦だった。
ルルーシュは入試で入学した。
その入試ではトップ合格で入学式の新入生代表の挨拶をしたくらいだ。
自分達の得意分野、性格、その他諸々を考えると本当に正反対だ。
ついでに、ルルーシュもスザクも、この学校では人気を二分するくらいもてるのだけれど。
彼らを好きになるタイプも正反対だった。
ずっと、抱いてきた…ルルーシュの中のその…小さな疑問…。
こうした形で会って、こう云う形で尋ねるチャンスが訪れたと云うわけだ。
「そう云うルルーシュは?」
こんな形で切り返されるとは思わず、ルルーシュは黙ってしまう。
ルルーシュはやりたい事があるから、既に行こうと思っている大学も学部も決めている。
同じ大学であっても、学部が違ってしまうと校舎が違ってしまう場合も多い。
特に、スザクの場合、確実にスポーツ関係の学部となるのだから、東京から離れた校舎となる可能性だってあるのだ。
それに、学部が違えば、カリキュラムも違ってくる。
大学進学と云うのはそんな事を気にして決めるべきものではない…
そんな事は解っていても…。
ルルーシュの中ではスザクと離れる事を考えると、不安が過って行く。
こんなのは変だと思うけれど…。
―――俺は…多分、スザクと離れるのが嫌なのかもしれない…。
ルルーシュの中で、漠然とそんな事を思った。
そこに、多分ウソはない。
ルルーシュは時々自分にもウソを吐く。
でも、今のルルーシュのその想いの中にウソはない。
それだけは確信出来る。
ただ、その想いがどういったカテゴリーに入るのかまでは解らないけれど。
ルルーシュの中ではっきりしているのは…。
スザクと離れてしまうかもしれない…と云うよりも、ほぼ確定している一緒にいられる時間のタイムリミット…。
そこに大きな不安を抱えている事は、自覚出来ていた。

 ルルーシュは頭がいい。
スザクは昔からルルーシュが成績で誰かに負けたのを見た事がない。
小学校、中学校、高校…。
テストをしても絶対にクラス一番じゃなくて、学年一番だった。
だから、高校進学の時も、ルルーシュがこの学校に進学を希望していると知った時には愕然とした。
どう考えてもスザクの成績で入れるとは思えなかったから。
そんな時、その時所属していた部活の顧問の教師からスポース推薦枠がある事を告げられて…。
俄然、頑張る気になった。
その年の大会で優秀な成績を収めればスポーツ推薦で入学出来ると…。
だから、とにかく頑張った。
ルルーシュも自分の受験勉強があると云うのに、スザクが遅くまで練習しているのを待っていてくれた。
帰る時、いつもスザクが、
『待っていなくたっていいのに…。ルルーシュだって、受験勉強…あるんでしょ?』
そう尋ねると、ルルーシュはくっと笑った。
『そこまで必死に勉強しなければ入れない、身の丈を知らない高校に入るつもりはない…』
そう答えた。
ルルーシュが云うからサマになるけれど、スザクが云ったら笑い話にもならない。
でも、そんな風に待っていて、そんな風に云ってくれるルルーシュが大好きだった。
スザクには自覚があった。
ルルーシュを好きで…ずっと離れたくない…と。
今でもその気持ちは変わらない。
今度は、高校進学の時の様には行かない。
スザクには既にいくつか、スポーツ推薦で大学から声がかかっている。
正直、ルルーシュの進路が解るまではその返事は保留状態となっている。
しかし、今回の場合、あまり時間の猶予がない。
大学としても推薦する学生は早めに決めてしまいたいと云う思いはあるのだから。
でも、スザクの中にはルルーシュが進もうとしている道を知りたかった。
出来るだけ、傍にいたいと思うから…。
だから、どうしても、ルルーシュの考えている進路を知りたかった。
「俺は…スザクみたいに推薦の話しが来ているわけじゃないからな。ちゃんと受験を受けて…って事だから、滑り止め含めていくつか受験するつもりだ…」
ルルーシュの答えに、スザクは心の中で叫んでいた。
『違う!僕が知りたいのはそんな事じゃない!』
しかし、スザクのそんな思いは、ルルーシュに届く訳がない。
そして、スザクもそれを言葉にする事が出来ずに、ぐっと唇を噛むだけだった。
―――ルルーシュは…僕がルルーシュと一緒にいたいと思っているみたいに…ルルーシュは僕と一緒にいたいって思ってくれないの?ずっと一緒だったのに、離れ離れになっちゃうかもしれないのに…何の不安もないの?
スザクの心の中の声は…ルルーシュには届いていない。
そんな風に思うと…スザクは急に悲しくなった。
泣きたくなった。
でも…
―――こんなところで泣く訳に行かない…
そんな気持ちで必死に震える口元や目じりを抑え込んだのだった。
そんな様子をルルーシュが気づいてくれたら…そんな、淡い期待を持って見るけれど…
「スザク…これで用が済んだし…帰ろうか…」
そんな、ルルーシュの言葉が耳に飛び込んできた。

 ルルーシュが教室にかばんを取りに行って、廊下を出た時、スザクが声をかけて来た。
「ごめん…ルルーシュ…。僕、ちょっと先生に呼ばれちゃった…。先に帰っていてくれる?」
何となく不自然なスザクの態度ではあったけれど。
今のこんな状態のスザクに問いただしたところでスザクがちゃんとした返事をする訳がない事をルルーシュは知っている。
だから、気付かぬ振りをして、返事をした。
「ああ、解った。先に帰るな…。また明日…」
ルルーシュがそう云って、学校の昇降口の方へと足を向けた。
少し、足が重いと感じながら…。
多分、スザクはルルーシュの背中が見えなくなるまで見送っていた。
確認をしていないけれど…何故か解る。
昇降口から校庭を歩いて学校の外に出る。
「スザク…なんだか、泣きそうだった…」
ルルーシュは一人、口の中で呟いた。
「それに…さっきのは…ウソだ…。スザクの奴…俺にウソを吐き通せるとでも思っているのか…」
スザクが何かを隠していると云う事は解った。
ルルーシュの中でも、複雑な思いがあるから…。
スザクの進路は…ほぼ決まっている。
ルルーシュの進学しようと思っている大学とは…違う大学…。
どの道、違う大学に進学する事になる。
スザクが離れてしまう生活…。
考えてみれば、物ごころが付いた時にはお互いに一緒だった。
だから、離れて生活する…なんて考えた事がなかった。
でも、今、現実に目の前に突き付けられているのは、近い将来…と云うか、すぐ目の前に来ている未来…。
考えた事もなかった未来…。
確かにいずれ、どこかで違う道を歩いて行く事になる事は解っていた。
ルルーシュだってただ、遊びに大学へ行くつもりはないのだ。
ルルーシュの中で自分の人生設計があるのだから。
スザクと一緒にいられなくなると云う不安はある。
しかし、お互いにいずれは恋人ができるだろうし、就職をするし、結婚もするだろうし…。
そうなれば…
―――スザクと一緒にいる生活なんて…あり得ない話しになる…。
もう目の前に来ている…自分達の現実…。
ルルーシュの中では冷静に見ている自分と、感情的になっている自分がいて…。
そして、段々近づいて生きているという実感…。
何がルルーシュにそう思わせているのか、そう考えさせるのか解らない。
でも、ルルーシュの中で、さっき、泣きそうになっていたスザクの顔と、自分の中で見え始めているもう、すぐそこまで訪れている、不安を抱かせている未来…。
「なんで…こんな風に思うんだ…俺は…。スザクは…確かにずっと仲のいい友達で、幼馴染で…。お互いに、なんでも知っていて…」
でも、今は自分の事も、スザクの事も良く解らない…。
そんな風に思う。
そんな風に思うのは初めてだ。
これまで、一緒に笑ったし、喧嘩もしたし、時には怒って、泣いた…。
そんな相手だ。
元々、友達を作ると云う事は得意ではないルルーシュにとって、気を許せる唯一の親友…。
―――なのに…俺は…なんだか、不思議な感覚に陥っている…。そんな気がする…。

To Be Continued


あとがきに代えて



あの書き込みの後なので、読みに来て下さる方がいるかどうかという問題があるのですが…。
企画作品です。
遅くなって申し訳ありません。
現在、ちょっと、色々書くと壊れそうなので、あとがきはこの程度にしておきます。
まりもこさま、リクエスト有難う御座居ました。
最後まで楽しんで頂ければ幸いです。

せめて、あの神の方々にはない、何かが欲しいと思った時、云った事はやりとおす…という事くらいしかないんですよね…。
知って居ますか?
実力のある人は約束を破っても許されるんですよね…
和泉はそんな人間じゃないから…そんな自覚があるから、こんな状態でも頑張ろうと思えるんでしょうね…



細々と、ランキングに参加中…。この記事を読んで、お気に召して頂いた方は、お手数ですが、バナーを一回クリックしてください。拍手ページは10ページほどの対談(2010/05/26更新)を用意しています。
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posted by 和泉綾 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Novel Rebellion開設2周年

Novel Rebellion開設2周年記念リクエスト企画 20

将来の僕と君へ 01



※設定:現在、幼馴染同士のルルーシュとスザクは高校3年生です。お互いを思う気持ちがあるのですが…。ただ打ち明ける事も出来ないまま、そして、進路の問題など、更に彼らを追い詰める現実が差し迫っているようです。

このお話しはまりもこさまからのリクエストです。リクエスト有難う御座居ました。

 高校3年生…。
その肩書が付くだけで、それまでの生活とは一変する。
のんびりと進路を考えずに来てしまった者にとっても、真剣に進路を考えて来た者にとっても。
進学希望の者であれば、既に、志望校を決めて、必死に志望校合格の為に勉学にいそしんでいる頃だ。
まぁ、今の時期、段々、そう云った空気が周囲を取り巻いて来る頃なのだ。
「あ、ランペルージ…これ、資料室まで持って行ってくれ…」
と、現在受験生であるルルーシュ≂ランペルージに声をかけて来たのは、ルルーシュの選択授業を受け持っている教担だった。
「資料室って…別棟じゃないですか…。俺、これでも受験生なんですが…」
ルルーシュが驚くのは当たり前だった。
と云うのも、この学校、無駄に広く作られており、ルルーシュに云った別棟と云うのは、現在地から普通に歩いて5分はかかるところだ。
その、教担が持っていた資料と云うのは…
―――何故、こんなたくさんの資料をカートなりなんなり、運び易い様にして運ばないんだ?
ルルーシュの素朴な疑問だった。
「ランペルージなら無理して受験じゃなくても推薦で大丈夫だろ…」
これが教師のセリフなのか…とツッコミを入れたくなるような一言をルルーシュの目の前にいる教師はあっさりとほざいた。
「俺の志望校…推薦ありませんが…」
本当に、自分のやりたくない事があると教師とはここまでふざけた発言をするものなのだろうか…?
そんな事を考えてしまう。
「大丈夫だ!ランペルージならどの大学だってトップ合格間違いナシだ!教担の俺が云うんだから間違いないぞ!」
本当に口が減らない…。
教師とはここまで口のまわる生き物なのだろうか?
否、彼が口の廻る生き物なのだろうか?
ルルーシュは顔を引き攣らせつつもため息を吐きながら答えた。
「解りましたよ…。と云うか、何なんですか…この資料の山は…」
「いやぁ…新学期から別棟に運んでいなくてな…」
頭をカリカリ引っ掻きながら云うセリフではない。
と云うか、何故にこんなアナログデータなのだ?と尋ねたくなる。
「と云うか、なんでこんなアナログデータ何ですか?デジタルデータならこんな面倒な事をしなくて済むじゃないですか…」
「俺、どうもパソコンって苦手でなぁ…。と云うか、パソコンを使って漢字を書けなくなった奴をいっぱい知っているんだ!なら、俺は一生アナログで行く!」
ルルーシュはここで思った。
―――詭弁だ…
ぶっちゃけ、パソコンと聞くだけでアレルギー反応を起こすタイプなのだろう。
しかし、そんなに年配者には見えないのだけれど…。
「今度、お教えしましょうか?」
ルルーシュがそう云ってやると…
「否!受験生のランペルージにそこまでさせる訳にはいかないんだ!」
ここで、確定する。
彼はパソコンに触るのがいやなのだと…。
本当に苦手な人は苦手らしい…。
「じゃあ、頼むな!」
矛盾をたくさんばら撒いてその教師は別棟とは反対の方向に歩いて行った。
そんな教師の背中をため息混じりに結構、重みを感じる様な量の資料を両手に持って別棟に向かうのだった。

 別棟まで普通に歩いても5分…。
何故、こんな遠く離れたところに資料倉庫を作っているのか、ルルーシュには理解出来なかった。
多分、尋ねたところで、納得出来るような理由など聞けはしないだろう。
「さっさとデジタルデータ化してくれ…」
ルルーシュは束になっている資料を手に持ちながら呟く。
いつもなら、女子が寄って来て手伝ってくれるのだけれど…。
現在、1、2年生達はインターハイ予選の練習でそれどころじゃないし、3年生は自分の進路で手いっぱい状態だ。
本来、ルルーシュだって受験生なのだから、こんな事をやっている場合ではない筈なのだけれど。
ただ、ルルーシュ自身は、
―――そこまで必死に勉強しなければ入れない、身の丈を知らない大学に入るつもりはない…。どうせ入学してから5月病になるか、解放され過ぎて遊び呆けて使い物にならない社会人になるだけだ…。
などと考えている。
実際に、無理して大学に入って、力が抜け切って4年間何をしていたかよく解らなかった…と云うのも珍しい話しではない。
ルルーシュのこの考え方も、他の生徒達が聞けば…
『それはルルーシュだから云えるセリフだろ!大学はよりどりみどりなんだから!』
と…怒鳴りつけて来るに違いない。
実際に、ルルーシュ自身、そう云った減点方式のテストに関しては困った事はない。
ただ、授業態度とか、出席日数などは少々難ありなのだけれど。
さっき、教担が云っていた『推薦』と云うのは、恐らく調査書で弾かれる自信はあった。
それでも、ルルーシュとしては現在の学力でなんなく入れるところ、そして、将来、自分のやりたい分野に繋がって行く大学であればどこでもよかった。
ルルーシュの中にある一つの考え方…。
『どこで学ぶかではなく、何を学ぶか…』
そこに焦点が当たった時、高校進学の時にはまだ、自分の将来などは漠然としていたから普通科を選択した。
しかし、大学進学の場合にはそうはいかない。
しっかり、自分の将来を見据えて、考えて、進む学部を選ばなくてはならない。
最近では、本当に、何を市に行くのか解らない様な大学も増えている。
訳の解らない学部名の付いた学部も…。
ルルーシュとしては、やりたいことが決まっていたから…。
この高校の3年間に決めていたから…。
だから、現在はそこに向かっているのだけれど。
ただ、なまじ減点方式のテストの点数がいいので、教師達も妙な期待を抱くが。
そう云う意味ではさっきの教担の態度は、ルルーシュとしては結構有難いのかもしれないと思ってしまう。
―――物理的には迷惑この上ないが…
流石に、ちゃんと束ねられている紙の資料とそうでない資料が混じっていると、普通に運びにくい。
別棟と云う事もあって、渡り廊下など、野外を歩く事もあるのだ。
野外に歩く時には束ねられていない資料は飛ばないように運ぶのは非常に大変だ。
―――せめて、風に飛ばないようにしておいてくれ…。否、ちゃんとまとめていないから俺に押し付けたのか?
そんな事を考えると、更に物理的負担が増えたように感じる。
と云うか、そんな考えに至ってしまった時点で身体から力が徐々に抜けてい今日名感じがしたのだ。

 とりあえず、苦労して別棟の入り口まで行った時、両手がふさがっている状態でどうやって扉を開こうか、考える。
外なのだから、その資料の山を置く場所もない。
そんな事を考えていた時、突然、ルルーシュがどうやって開けるかを考えようとしていた扉が開いた。
―――ガラガラ…
その音のした方を見ると…
「スザク…」
「あ、ルルーシュ…。ルルーシュも頼まれたの?資料運び…」
「あ…ああ…」
スザクもなのか…と云う思いもそこそこに自分の腕に負荷をかけている力がなくなった。
と云うのも、その資料がスザクの手に移動したからだ。
「僕が持つよ…。ホント、ここの先生達、受験生を何だと思っているんだか…」
スザクが『困るよねぇ〜』と云う笑顔を見せながら中に入って行った。
スザクの方は…スポーツ推薦の話しがいくつも来ているから、こんな形でコマづかいに使われているのだろう。
進路の決まってしまっている3年生程使い勝手のいいコマづかいはいない。
ルルーシュも一緒に入って行く。
そしてルルーシュが気になっていた事を尋ねてみる事にした。
「なぁ…スザクは進路…どうするんだ?」
これまで、幼馴染で、ずっと、一緒に来た。
保育園、小学校、中学校、高校…。
しかし、大学となれば、これまでの様に、一緒に…と云う訳にはいかない事は予想出来る。
高校の時だって、受験の時にはスザクが学力で入ったわけではなく、スポーツ推薦だった。
ルルーシュは入試で入学した。
その入試ではトップ合格で入学式の新入生代表の挨拶をしたくらいだ。
自分達の得意分野、性格、その他諸々を考えると本当に正反対だ。
ついでに、ルルーシュもスザクも、この学校では人気を二分するくらいもてるのだけれど。
彼らを好きになるタイプも正反対だった。
ずっと、抱いてきた…ルルーシュの中のその…小さな疑問…。
こうした形で会って、こう云う形で尋ねるチャンスが訪れたと云うわけだ。
「そう云うルルーシュは?」
こんな形で切り返されるとは思わず、ルルーシュは黙ってしまう。
ルルーシュはやりたい事があるから、既に行こうと思っている大学も学部も決めている。
同じ大学であっても、学部が違ってしまうと校舎が違ってしまう場合も多い。
特に、スザクの場合、確実にスポーツ関係の学部となるのだから、東京から離れた校舎となる可能性だってあるのだ。
それに、学部が違えば、カリキュラムも違ってくる。
大学進学と云うのはそんな事を気にして決めるべきものではない…
そんな事は解っていても…。
ルルーシュの中ではスザクと離れる事を考えると、不安が過って行く。
こんなのは変だと思うけれど…。
―――俺は…多分、スザクと離れるのが嫌なのかもしれない…。
ルルーシュの中で、漠然とそんな事を思った。
そこに、多分ウソはない。
ルルーシュは時々自分にもウソを吐く。
でも、今のルルーシュのその想いの中にウソはない。
それだけは確信出来る。
ただ、その想いがどういったカテゴリーに入るのかまでは解らないけれど。
ルルーシュの中ではっきりしているのは…。
スザクと離れてしまうかもしれない…と云うよりも、ほぼ確定している一緒にいられる時間のタイムリミット…。
そこに大きな不安を抱えている事は、自覚出来ていた。

 ルルーシュは頭がいい。
スザクは昔からルルーシュが成績で誰かに負けたのを見た事がない。
小学校、中学校、高校…。
テストをしても絶対にクラス一番じゃなくて、学年一番だった。
だから、高校進学の時も、ルルーシュがこの学校に進学を希望していると知った時には愕然とした。
どう考えてもスザクの成績で入れるとは思えなかったから。
そんな時、その時所属していた部活の顧問の教師からスポース推薦枠がある事を告げられて…。
俄然、頑張る気になった。
その年の大会で優秀な成績を収めればスポーツ推薦で入学出来ると…。
だから、とにかく頑張った。
ルルーシュも自分の受験勉強があると云うのに、スザクが遅くまで練習しているのを待っていてくれた。
帰る時、いつもスザクが、
『待っていなくたっていいのに…。ルルーシュだって、受験勉強…あるんでしょ?』
そう尋ねると、ルルーシュはくっと笑った。
『そこまで必死に勉強しなければ入れない、身の丈を知らない高校に入るつもりはない…』
そう答えた。
ルルーシュが云うからサマになるけれど、スザクが云ったら笑い話にもならない。
でも、そんな風に待っていて、そんな風に云ってくれるルルーシュが大好きだった。
スザクには自覚があった。
ルルーシュを好きで…ずっと離れたくない…と。
今でもその気持ちは変わらない。
今度は、高校進学の時の様には行かない。
スザクには既にいくつか、スポーツ推薦で大学から声がかかっている。
正直、ルルーシュの進路が解るまではその返事は保留状態となっている。
しかし、今回の場合、あまり時間の猶予がない。
大学としても推薦する学生は早めに決めてしまいたいと云う思いはあるのだから。
でも、スザクの中にはルルーシュが進もうとしている道を知りたかった。
出来るだけ、傍にいたいと思うから…。
だから、どうしても、ルルーシュの考えている進路を知りたかった。
「俺は…スザクみたいに推薦の話しが来ているわけじゃないからな。ちゃんと受験を受けて…って事だから、滑り止め含めていくつか受験するつもりだ…」
ルルーシュの答えに、スザクは心の中で叫んでいた。
『違う!僕が知りたいのはそんな事じゃない!』
しかし、スザクのそんな思いは、ルルーシュに届く訳がない。
そして、スザクもそれを言葉にする事が出来ずに、ぐっと唇を噛むだけだった。
―――ルルーシュは…僕がルルーシュと一緒にいたいと思っているみたいに…ルルーシュは僕と一緒にいたいって思ってくれないの?ずっと一緒だったのに、離れ離れになっちゃうかもしれないのに…何の不安もないの?
スザクの心の中の声は…ルルーシュには届いていない。
そんな風に思うと…スザクは急に悲しくなった。
泣きたくなった。
でも…
―――こんなところで泣く訳に行かない…
そんな気持ちで必死に震える口元や目じりを抑え込んだのだった。
そんな様子をルルーシュが気づいてくれたら…そんな、淡い期待を持って見るけれど…
「スザク…これで用が済んだし…帰ろうか…」
そんな、ルルーシュの言葉が耳に飛び込んできた。

 ルルーシュが教室にかばんを取りに行って、廊下を出た時、スザクが声をかけて来た。
「ごめん…ルルーシュ…。僕、ちょっと先生に呼ばれちゃった…。先に帰っていてくれる?」
何となく不自然なスザクの態度ではあったけれど。
今のこんな状態のスザクに問いただしたところでスザクがちゃんとした返事をする訳がない事をルルーシュは知っている。
だから、気付かぬ振りをして、返事をした。
「ああ、解った。先に帰るな…。また明日…」
ルルーシュがそう云って、学校の昇降口の方へと足を向けた。
少し、足が重いと感じながら…。
多分、スザクはルルーシュの背中が見えなくなるまで見送っていた。
確認をしていないけれど…何故か解る。
昇降口から校庭を歩いて学校の外に出る。
「スザク…なんだか、泣きそうだった…」
ルルーシュは一人、口の中で呟いた。
「それに…さっきのは…ウソだ…。スザクの奴…俺にウソを吐き通せるとでも思っているのか…」
スザクが何かを隠していると云う事は解った。
ルルーシュの中でも、複雑な思いがあるから…。
スザクの進路は…ほぼ決まっている。
ルルーシュの進学しようと思っている大学とは…違う大学…。
どの道、違う大学に進学する事になる。
スザクが離れてしまう生活…。
考えてみれば、物ごころが付いた時にはお互いに一緒だった。
だから、離れて生活する…なんて考えた事がなかった。
でも、今、現実に目の前に突き付けられているのは、近い将来…と云うか、すぐ目の前に来ている未来…。
考えた事もなかった未来…。
確かにいずれ、どこかで違う道を歩いて行く事になる事は解っていた。
ルルーシュだってただ、遊びに大学へ行くつもりはないのだ。
ルルーシュの中で自分の人生設計があるのだから。
スザクと一緒にいられなくなると云う不安はある。
しかし、お互いにいずれは恋人ができるだろうし、就職をするし、結婚もするだろうし…。
そうなれば…
―――スザクと一緒にいる生活なんて…あり得ない話しになる…。
もう目の前に来ている…自分達の現実…。
ルルーシュの中では冷静に見ている自分と、感情的になっている自分がいて…。
そして、段々近づいて生きているという実感…。
何がルルーシュにそう思わせているのか、そう考えさせるのか解らない。
でも、ルルーシュの中で、さっき、泣きそうになっていたスザクの顔と、自分の中で見え始めているもう、すぐそこまで訪れている、不安を抱かせている未来…。
「なんで…こんな風に思うんだ…俺は…。スザクは…確かにずっと仲のいい友達で、幼馴染で…。お互いに、なんでも知っていて…」
でも、今は自分の事も、スザクの事も良く解らない…。
そんな風に思う。
そんな風に思うのは初めてだ。
これまで、一緒に笑ったし、喧嘩もしたし、時には怒って、泣いた…。
そんな相手だ。
元々、友達を作ると云う事は得意ではないルルーシュにとって、気を許せる唯一の親友…。
―――なのに…俺は…なんだか、不思議な感覚に陥っている…。そんな気がする…。

To Be Continued


あとがきに代えて



あの書き込みの後なので、読みに来て下さる方がいるかどうかという問題があるのですが…。
企画作品です。
遅くなって申し訳ありません。
現在、ちょっと、色々書くと壊れそうなので、あとがきはこの程度にしておきます。
まりもこさま、リクエスト有難う御座居ました。
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せめて、あの神の方々にはない、何かが欲しいと思った時、云った事はやりとおす…という事くらいしかないんですよね…。
知って居ますか?
実力のある人は約束を破っても許されるんですよね…
和泉はそんな人間じゃないから…そんな自覚があるから、こんな状態でも頑張ろうと思えるんでしょうね…



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レポート(BlogPet)

きょう、にゃんにゃんは緊張感っぽいレポートしないです。

*このエントリは、ブログペットの「ぜろ」が書きました。
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閉鎖宣言(BlogPet)

和泉綾の「閉鎖宣言」のまねしてかいてみるね

いやぁ〜ついに来ちゃいましたんですが…今は後ほど、一割もなかった、この…ついに来ちゃいました。
この…ついに来ちゃいましたんですが…ついに来ちゃいた日って、一割もなかった。

*このエントリは、ブログペットの「ぜろ」が書きました。
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