2010年04月30日

ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説 188

ほのぼの日和



※設定:とにかく、ほんわか、ほのぼのを目指して書いています。ルルーシュがすっかりスザクの良いお嫁さんになっています(笑)一応、パラレルなので、スザクは軍人さんですが、ルルーシュは『ゼロ』ではありません。

 ここ最近の奇妙な天気の中…
やっと、晴れた1日が訪れた。
ずっと、雨が降っていて…寒くて…
少々、この寒暖差は少々身体に堪えるが…それでも、洗濯日和となり…ルルーシュはこれまで室内干ししか出来なかった洗濯もの達をかき集める。
そして、入るだけ洗濯機に入れて、スイッチを入れた。
その後は…
布団干しの為にベッドの上にあるものをすべて取り払い、日のあたる場所までせっせと運ぶ。
今日は、スザクが出張から帰って来る日…
どうせ晴れたなら…
干したばかりの布団、洗濯して、外で干したパジャマを着させてやりたい…
そんな風に思ってしまうルルーシュだが…
ここで、ルルーシュ自身、それが周囲にからかわれてしまう様な『萌え♪』ネタであると云う自覚が全くない。
まぁ、自覚がないだけに、逆にからかいにくいと云う部分もあるが…
最終的にスザクがその事を(無自覚に)ツッコミを入れて、ルルーシュが顔を真っ赤にして、スザクに猫パンチの連打をする…
と云うのが定番パターンなのだけれど…
それでも、相手がスザクだと、ルルーシュも何故か許してしまっているのだから、不思議なものだ。
久しぶりに晴れてくれたお陰で…今日は忙しそうだ…
スザクは軍で働いていて、たまに出張で何日も家を空けることがある。
ルルーシュも仕事をしているが、基本的に毎日家に帰って来る。
そして、休日には家の事をきっちりとこなしている。
普段から、そう云った事に関して手を抜くことのないルルーシュだが…
ここ最近の悪天候のお陰でやっと訪れた休日の晴れの日…
おまけに今日はスザクが帰って来る日…
少々張り切ってしまう。
とにかく、これまでずっと室内干しだった為、ルルーシュのこと…
全てを洗い直そうと云う勢いだ。
だから、ここ最近のルルーシュの普段着、仕事に着て行く服、全てを洗濯機に放り込む。
とはいっても、洗濯機も入る量には限界がある。
だから、いい天気だし、きっと、干しておけばすぐに乾く…
そう思って、とにかく、洗濯機をフル回転させ、布団を干し、窓を全開にして部屋の掃除を始める。
この時点で、ルルーシュが自分の体力を考えないところが彼らしいと云うべきだろうけれど…
掃除が一通り済んで、最後の洗濯が終わり…
「さて…今日はスザクの好物を作らなくてはな…」
普段はツンデレで、決して他人にはそんな言葉を聞かせたりしないが、独り言ならこのくらいは云える。
ルルーシュは財布を持って、ショッピングモールへと繰り出して行った。
そして、食料品コーナーでとにかく、吟味に吟味を重ねて食材を選び、そして、籠へ放り込んで行く。
スザクの好きな物…
と云うことで、とにかく、あれも、これもとかごの中は食材でいっぱいになる。
周囲の人たちもその量に…口には出さないが…
『一体何事?』
と思ってしまう様な量になっていた。
会計の時も、この店はルルーシュの通いつけの店なので、いつも顔を合わせているレジ係りのおばさんに
『あら?こんなに珍しいわね…』
と云われた。
でも、相手も常連さんの事なので、ピンと来たようで…会計を済ませた時に…
『良かったわね…』
と云われた。

 少々買い過ぎてしまった感のある買いもので…荷物もかなりの量になってしまった。
少々歩きにくい…
少々、よたよたしながら歩いていると…後ろから…
「ルルーシュ?」
声をかけられた。
すると後ろには…高校の時の同級生のリヴァル=カルデモンドがサイドカーに乗っていた。
高校の時からリヴァルはこのサイドカーを大切に乗っている。
ルルーシュも何度も乗せて貰っていた。
「久しぶりだな…リヴァル…」
ルルーシュが久しぶりに会う級友に返事した。
「元気そうだな…。と云うか、その大荷物…なんなんだ?」
ルルーシュの、どう見ても二人分の食材にしては多過ぎるだろうと云う買いものの荷物…
最近ではレジ袋が有料化しているので、ちゃんとエコ袋を使っているのだけれど…
ちゃんと入り切っている辺りが凄い…
―――と云うか、これだけ買うことを想定して袋を持って来たのか?自分で後、持ち帰らなくちゃいけないことは考えずに…
リヴァルはとりあえず、口に出さずに心の中で感想を云っていた。
確かに…
今、ルルーシュが持っている荷物の量は結構な量だ。
極端な話し、親戚一同が集まってパーティーでもするのかと云う程…
「今日は、久しぶりにスザクが帰って来るんだ…」
ルルーシュの返事にリヴァルは少々納得するけれど…
次に思うのは…
―――スザク…ひょっとして、テレビに出られるくらいの大食いになったのか?
と、云うことだった。
正直、そのくらいの量はありそうだ。
「へ…へぇ…。なんか、大変そうだから…家の前まで送ろうか?俺、仕事終わって、後暇だからさ…」
リヴァルの申し出にルルーシュも少しほっとしたようだ。
ここから約2000メートルほど先にルルーシュとスザクが暮らすアパートがあるのだけれど…
その2000メートルは…中々遠く思えていたところだった。
「ああ…いいのか?それは助かる…」
ルルーシュは少しほっとしたように、リヴァルからの申し出を受けた。
そして、リヴァルからヘルメットを受け取り、荷物を抱えながらサイドシートに腰かけた。
「ここに座るのは…結構久しぶりだな…」
ルルーシュがぼそりと呟いた。
確かに、高校を卒業してからここに座ることはなくなっていた。
「そうだな…。あの頃、結構楽しかったよなぁ…」
少々おジンくさいと思えてしまうリヴァルの一言にルルーシュは苦笑する。
確かに…高校時代…楽しかった。
あの生徒会のメンバーも揃っていて…
今はそれぞれがそれぞれの道を歩いていて…ルルーシュがそのメンバーと比較的頻繁に会えるのはスザクだけだ。
そのスザクも、軍にいて、長期出張になると、中々帰って来る事が出来ない。
「有難う…助かったよ…」
再び、大荷物を抱えてアパートの自分たちの部屋の玄関に向かって歩いて行く。
「また、今度みんなで集まって呑もうぜ?」
リヴァルの一言…
その一言にルルーシュも…
「そうだな…。みんな、集まれるといいな…」
その一言を残して、アパートに入って行った。
ルルーシュのそんな後ろ姿に…リヴァルは…
―――ホントにスザクの奥さんになっちゃったみたいだな…ルルーシュ…
と、ルルーシュが聞いたら、恐ろしいオーラを放ちそうなことを考えていた。

 さて、ルルーシュの方は…
食材を冷蔵庫へと詰め込んで行く。
そして、乾いた洗濯ものからとりこんで行く。
また、風が強くなってきたから布団も中に取り込んだ。
今日は…とにかく忙しかった。
ルルーシュの性分ではある意味仕方がない。
その点に関しては、実際に妥協できないことは、自他共に認める。
しかし、スザクが帰って来る日に、頑張り過ぎて、スザクの前でへばってしまうとスザクはルルーシュに説教を始めてしまう。
確かに…そのくらいしてくれる人間がいない事には…
ルルーシュの場合、歯止めが利かないからだ。
ルルーシュはそれを無自覚でやってしまうから…本当に限界まで頑張ってしまうのだけれど…
それでも、そこまでやる必要があるのか?と尋ねられれば…
他の人であれば
『そこまでは無理!』
と云いきってしまうだろう。
ルルーシュなら
『出来る事をやっているだけだ…』
と、ツッコミどころ満載な返事をして来るに違いない。
出来ないレベルまで頑張るからへばるのだ…と、突っ込んだらいけないことだろうか?
正直、真剣に悩んでしまうが…
布団を取りこむとき、太陽の匂いがした。
布団を干した時の匂いと云うのはなんとも心地がいい。
こうして、ようやく訪れた晴天であれば、更に幸せを感じてしまう。
ただ、今のルルーシュにそうそう、幸せを感じていられるだけの余裕はない。
とにかく、洗濯ものを全て畳んで仕舞い、風呂の用意をして、脱衣かごにはスザクの着替えやタオルを用意しておかなくてはならない。
あと、スザクの気に入っているシャンプーやボディソープなども出しておかなくてはいけない。
それから、なんと云っても、スザクに栄養を付けさせるために、他の人が見たら
『パーティでもするんですか?』
と尋ねてしまいそうなほど大量購入した食材でスザクの好きなものをたくさん作らなくてはならない。
どうせなら…
スザクを驚かせて、スザクの喜ぶ顔を見たい…
絶対に口では言ってやらないけれど…
云わないからと云って、何も思っていないわけではなく…
特にルルーシュの場合、そう云う事を口で中々云えないタチなので、こうして行動で示しているのだけれど…
恐らくルルーシュにその自覚はない。
だからこそ、こんな、食料を大量購入したり、家じゅうの洗濯ものを全部洗濯し直して、大掃除して…
などと云う事をしてしまう。
後でへばってスザクに怒られてしまう事になるのだけれど…
でも、それでも、スザクに喜んで欲しいと云う気持ちは、無自覚に持っている。
ただ、その事に気づいていないのはルルーシュ本人だけ…と云うのも彼らしい…
普通にのろけているだけとも云うのだが…スザク曰く、
『それがルルーシュの可愛いところなんだよ…。おまけにそう云う態度は僕にしかしないしね…』
とのこと…。
ハイハイ…勝手にやっていなさい…

 さて、ルルーシュの準備の方も佳境に入ってきて…
恐らく、換気扇を回しているから、アパートの前の通りを歩いている人にはこの、料理をしている匂いが届いているかもしれない。
何を隠そう、ルルーシュの料理の腕はそこらの一流シェフなんて目じゃないほどの腕前だ。
もうすぐ…スザクが帰ってくる…
そんな、うきうきな気分を…ルルーシュは自覚しているのかどうか…
それでも、スザクを目の前にしてしまうと、どうしても素直にそんな態度を示すことが出来ない。
一度、スザクが帰って来た事に気づかずに、そう云ったルルーシュのうきうきモードを見られてしまったことがあったけれど…
その時にはそれこそ、
『顔から火が出る』
と云う様な揶揄の言葉を実体験したのだ。
その日は…
本当は久しぶりにスザクが帰って来た時で…
本当は顔を見ていたかったけれど…
恥ずかしさの所為で部屋に引っ込んでしまった。
この辺りはスザクもやり方が下手と云うか…なんと云うか…
まぁ、そんな、他の人なら絶対に見られない…スザクだって滅多に見る事の出来ないルルーシュの姿を見て、ほわわぁぁぁんとしないわけがない。
その時、うっかりスザクが
『ルルーシュ…君って本当はすっごく可愛いんだね…。あ、否、知っていたんだけれど…こんなに可愛い君を見ることが出来て…ホントに幸せだよ…』
などと、ボーっとした状態で云ってしまった。
そして、ルルーシュはへそを曲げてしまった。
と云うのも、ルルーシュはどうにも『可愛い』と云われるのがお気に召さないらしく…
ここまで直球ど真ん中に『可愛い』と云われてしまったら…
へそを曲げてしまわない筈がない。
その日は…
ルルーシュは顔から火が出そうな状態で部屋に引っ込んでしまうし…
ルルーシュと一緒にいたいスザクはルルーシュの部屋の扉をどんどん叩きながら半泣き状態となった。
一生懸命謝っていたのだけれど…
しかし、普通にルルーシュが照れてしまって、恥ずかしがっていただけなので、別にスザクが悪いわけじゃない様な気もするが…
そこを突っ込むとまた、ルルーシュはへそを曲げてしまうだろう。
中々難しいお方のようだ。
今回、スザクが帰って来て、同じ失敗を繰り返さなければ良いとは…(一応)思っているのだけれど…
ルルーシュだって、そんな風に一時的な機嫌降下でそんな風にスザクと一緒にいる時間を短くするのは本意ではない。
大体の食事の準備が出来た。
朝から、凄く頑張ったと思う。
それは、スザクが帰って来るから…
随分久しぶりに、スザクが帰って来るから…
ルルーシュの場合、こうした形で行動をすることはできても…
自分で口に出したり、誰かにそう云った部分を指摘されたりすると…
過剰反応と思えるほどへそを曲げてしまう。
その辺りの扱い方は非常に難しい。
でも、スザク自身、自分でコントロールしきれない事を承知で、ルルーシュをからかってみる事もあるが…
その度に後悔している…
そんな様子を見ている時は可愛いらしい…
でも、後でへそを曲げられてしまうので…反省はするのだけれど、まったくもって反省が生かされている様子はない。

 さて、妙なうんちくが終わる頃…
ルルーシュの準備の方も終わったようで…
流石に1日中、頑張っていただけに少々疲れて来た。
時計を見ると…
スザクが帰って来られる予定の時間まで小一時間ほどある。
ここで眠ってしまうと…確実にスザクがルルーシュの寝顔を見て、起こしもせずに眺めている事になる。
何故起こさないかを尋ねれば…
最初の頃は『だって、ルルーシュが可愛いから…』と云う言葉が返ってきていたのだけれど。
最近ではスザクも知恵を働かせるようになったらしく、『ルルーシュが…疲れているみたいだったから…』と普通にスザクがルルーシュの寝顔を楽しんでいる事を一切言わなくなった。
人間、少しずつ成長していくものである。
ルルーシュがリビングのソファにかけて、『ふぅ…』とため息を吐いた。
朝、起きてからバタバタと動き回っている内に夕方になっている。
スザクの寝室もちゃんときれいに整えたし、食事の準備も完璧…
ルルーシュとしては充実感と共に満足感を得ることが出来た。
そして…そんな満足感がある所為か…妙な安心感まで出て来てしまって…
つい…うとうとと…居眠りを始めてしまう。
流石に1日中、頑張っていたのだから、至極当たり前…と云ったところか…
そんな中…
ルルーシュが自分で居眠りをしてしまった事を心底後悔させてくれる人物が還ってくる。
「ただいま…」
大きな荷物を持っていて…
そして、本当に仕事から帰ってきました…と云う恰好だ。
リビングに行くと…
ルルーシュがソファにかけて眠っている。
ダイニングの方には…しっかり夕食の準備がほぼ整った状態になっているテーブルがある。
スザクの好物ばかり…
そして、部屋を見て見ると…
「また…やっと晴れたからって…頑張っちゃったんだね…」
そんな事を呟きながら自分の部屋に入り、荷物を下ろす。
あとで、ルルーシュがいろいろしやすいように、洗濯ものの種類を袋で分けてあるから、その袋を洗濯機のところへ持って行く。
そして、脱衣かごには…スザクの着替えがきっちり揃えられていて…
すぐに入れるようにお風呂が準備されていた。
「ホント…ルルーシュって、いいお嫁さんになれるよね…」
そんな事を呟きながら服を脱いで遠慮なくお風呂に入らせて貰う事にした。
本当は…スザクが軍人でなければ、もっと一緒にいられるのに…と思うけれど…
でも、こうして、長期出張などがあるからこうしてルルーシュはスザクの帰りをこんなにも喜んでくれる。
そんなルルーシュを見てスザクも幸せに浸ることが出来る。
バスルームに入ると…本当にいつでもはいれるように準備してあったようだ。
「せっかく用意してくれたんだから…こんな汗臭い状態じゃなくて、会いたいよね…」
スザクはそんな事を呟きながら、シャワーを浴び始めた。
そして、お風呂から上がった時…『仕方ないな…』と云われながらルルーシュに髪の毛を乾かして貰おうと…心を弾ませるのだった。

END


あとがきに代えて



昨日はお休みしてしまってすみませんでした。
まぁ、体調に関しては…微妙と云えば微妙なのですけれど…
そうとも云っていられない状態なので…
この後、外出中の連載分の原稿を書く予定です。
3連ちゃんのシリアスは…結構神経使います。
今回はそんなシリアスを一気に書かねばならないと云うことで、ほんわかバカップルを書かせて頂きました。
いかがなもんでしょうか?

来週の火曜日から『Novel Rebellion』開設2周年記念のリク企画の掲載を始めます。
お一人でいくつもリクネタを送って下さった方もいらっしゃって、本当に感謝です。
リクエスト企画…また、楽しんで下さいね。
あと、今回のリクエストの中にはAdult Onlyはありません。
ですので、注意喚起は致しませんので、一応、設定を読んでご自身の好みに合うないようでしたら、どなたでも読んで頂けるようになっております。

後…
拍手のコメントを送って下さる方へ…
このブログのトップに書いてある『ブログの紹介』を必ず読んでから書きこんで下さい。
HNを書かれていないものに対しては読まずに捨ててしまっています。
読んで下さる方、来て下さる方、コメントを下さる方に、出来るだけ負担の少ないように…とは考えているのですが、和泉綾の管理能力と、性格的な問題が重なっている為、ご協力をお願いします。


☆拍手のお返事


紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
ご心配頂いて有難う御座居ます。
まぁ、あんまりダウンしても居られないので…頑張ってみようと思っていますが…
尤も、G.W.は実家へ行くだけなので…
今年はお盆、一応あけておこうかと…(夏コミ申し込んじゃったから。でも落選前提(笑))
まぁ、お財布事情も結構厳しいので…
実家へ行く以外はおとなしく原稿書いています…
紫翆さまはお仕事ですか…
お疲れ様です。
紫翆さまの楽しみで居られるように頑張って参ります。


拍手のみの皆さんもありがとうございます。
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posted by 和泉綾 at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 二次創作(単発もの)

ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説 188

ほのぼの日和



※設定:とにかく、ほんわか、ほのぼのを目指して書いています。ルルーシュがすっかりスザクの良いお嫁さんになっています(笑)一応、パラレルなので、スザクは軍人さんですが、ルルーシュは『ゼロ』ではありません。

 ここ最近の奇妙な天気の中…
やっと、晴れた1日が訪れた。
ずっと、雨が降っていて…寒くて…
少々、この寒暖差は少々身体に堪えるが…それでも、洗濯日和となり…ルルーシュはこれまで室内干ししか出来なかった洗濯もの達をかき集める。
そして、入るだけ洗濯機に入れて、スイッチを入れた。
その後は…
布団干しの為にベッドの上にあるものをすべて取り払い、日のあたる場所までせっせと運ぶ。
今日は、スザクが出張から帰って来る日…
どうせ晴れたなら…
干したばかりの布団、洗濯して、外で干したパジャマを着させてやりたい…
そんな風に思ってしまうルルーシュだが…
ここで、ルルーシュ自身、それが周囲にからかわれてしまう様な『萌え♪』ネタであると云う自覚が全くない。
まぁ、自覚がないだけに、逆にからかいにくいと云う部分もあるが…
最終的にスザクがその事を(無自覚に)ツッコミを入れて、ルルーシュが顔を真っ赤にして、スザクに猫パンチの連打をする…
と云うのが定番パターンなのだけれど…
それでも、相手がスザクだと、ルルーシュも何故か許してしまっているのだから、不思議なものだ。
久しぶりに晴れてくれたお陰で…今日は忙しそうだ…
スザクは軍で働いていて、たまに出張で何日も家を空けることがある。
ルルーシュも仕事をしているが、基本的に毎日家に帰って来る。
そして、休日には家の事をきっちりとこなしている。
普段から、そう云った事に関して手を抜くことのないルルーシュだが…
ここ最近の悪天候のお陰でやっと訪れた休日の晴れの日…
おまけに今日はスザクが帰って来る日…
少々張り切ってしまう。
とにかく、これまでずっと室内干しだった為、ルルーシュのこと…
全てを洗い直そうと云う勢いだ。
だから、ここ最近のルルーシュの普段着、仕事に着て行く服、全てを洗濯機に放り込む。
とはいっても、洗濯機も入る量には限界がある。
だから、いい天気だし、きっと、干しておけばすぐに乾く…
そう思って、とにかく、洗濯機をフル回転させ、布団を干し、窓を全開にして部屋の掃除を始める。
この時点で、ルルーシュが自分の体力を考えないところが彼らしいと云うべきだろうけれど…
掃除が一通り済んで、最後の洗濯が終わり…
「さて…今日はスザクの好物を作らなくてはな…」
普段はツンデレで、決して他人にはそんな言葉を聞かせたりしないが、独り言ならこのくらいは云える。
ルルーシュは財布を持って、ショッピングモールへと繰り出して行った。
そして、食料品コーナーでとにかく、吟味に吟味を重ねて食材を選び、そして、籠へ放り込んで行く。
スザクの好きな物…
と云うことで、とにかく、あれも、これもとかごの中は食材でいっぱいになる。
周囲の人たちもその量に…口には出さないが…
『一体何事?』
と思ってしまう様な量になっていた。
会計の時も、この店はルルーシュの通いつけの店なので、いつも顔を合わせているレジ係りのおばさんに
『あら?こんなに珍しいわね…』
と云われた。
でも、相手も常連さんの事なので、ピンと来たようで…会計を済ませた時に…
『良かったわね…』
と云われた。

 少々買い過ぎてしまった感のある買いもので…荷物もかなりの量になってしまった。
少々歩きにくい…
少々、よたよたしながら歩いていると…後ろから…
「ルルーシュ?」
声をかけられた。
すると後ろには…高校の時の同級生のリヴァル=カルデモンドがサイドカーに乗っていた。
高校の時からリヴァルはこのサイドカーを大切に乗っている。
ルルーシュも何度も乗せて貰っていた。
「久しぶりだな…リヴァル…」
ルルーシュが久しぶりに会う級友に返事した。
「元気そうだな…。と云うか、その大荷物…なんなんだ?」
ルルーシュの、どう見ても二人分の食材にしては多過ぎるだろうと云う買いものの荷物…
最近ではレジ袋が有料化しているので、ちゃんとエコ袋を使っているのだけれど…
ちゃんと入り切っている辺りが凄い…
―――と云うか、これだけ買うことを想定して袋を持って来たのか?自分で後、持ち帰らなくちゃいけないことは考えずに…
リヴァルはとりあえず、口に出さずに心の中で感想を云っていた。
確かに…
今、ルルーシュが持っている荷物の量は結構な量だ。
極端な話し、親戚一同が集まってパーティーでもするのかと云う程…
「今日は、久しぶりにスザクが帰って来るんだ…」
ルルーシュの返事にリヴァルは少々納得するけれど…
次に思うのは…
―――スザク…ひょっとして、テレビに出られるくらいの大食いになったのか?
と、云うことだった。
正直、そのくらいの量はありそうだ。
「へ…へぇ…。なんか、大変そうだから…家の前まで送ろうか?俺、仕事終わって、後暇だからさ…」
リヴァルの申し出にルルーシュも少しほっとしたようだ。
ここから約2000メートルほど先にルルーシュとスザクが暮らすアパートがあるのだけれど…
その2000メートルは…中々遠く思えていたところだった。
「ああ…いいのか?それは助かる…」
ルルーシュは少しほっとしたように、リヴァルからの申し出を受けた。
そして、リヴァルからヘルメットを受け取り、荷物を抱えながらサイドシートに腰かけた。
「ここに座るのは…結構久しぶりだな…」
ルルーシュがぼそりと呟いた。
確かに、高校を卒業してからここに座ることはなくなっていた。
「そうだな…。あの頃、結構楽しかったよなぁ…」
少々おジンくさいと思えてしまうリヴァルの一言にルルーシュは苦笑する。
確かに…高校時代…楽しかった。
あの生徒会のメンバーも揃っていて…
今はそれぞれがそれぞれの道を歩いていて…ルルーシュがそのメンバーと比較的頻繁に会えるのはスザクだけだ。
そのスザクも、軍にいて、長期出張になると、中々帰って来る事が出来ない。
「有難う…助かったよ…」
再び、大荷物を抱えてアパートの自分たちの部屋の玄関に向かって歩いて行く。
「また、今度みんなで集まって呑もうぜ?」
リヴァルの一言…
その一言にルルーシュも…
「そうだな…。みんな、集まれるといいな…」
その一言を残して、アパートに入って行った。
ルルーシュのそんな後ろ姿に…リヴァルは…
―――ホントにスザクの奥さんになっちゃったみたいだな…ルルーシュ…
と、ルルーシュが聞いたら、恐ろしいオーラを放ちそうなことを考えていた。

 さて、ルルーシュの方は…
食材を冷蔵庫へと詰め込んで行く。
そして、乾いた洗濯ものからとりこんで行く。
また、風が強くなってきたから布団も中に取り込んだ。
今日は…とにかく忙しかった。
ルルーシュの性分ではある意味仕方がない。
その点に関しては、実際に妥協できないことは、自他共に認める。
しかし、スザクが帰って来る日に、頑張り過ぎて、スザクの前でへばってしまうとスザクはルルーシュに説教を始めてしまう。
確かに…そのくらいしてくれる人間がいない事には…
ルルーシュの場合、歯止めが利かないからだ。
ルルーシュはそれを無自覚でやってしまうから…本当に限界まで頑張ってしまうのだけれど…
それでも、そこまでやる必要があるのか?と尋ねられれば…
他の人であれば
『そこまでは無理!』
と云いきってしまうだろう。
ルルーシュなら
『出来る事をやっているだけだ…』
と、ツッコミどころ満載な返事をして来るに違いない。
出来ないレベルまで頑張るからへばるのだ…と、突っ込んだらいけないことだろうか?
正直、真剣に悩んでしまうが…
布団を取りこむとき、太陽の匂いがした。
布団を干した時の匂いと云うのはなんとも心地がいい。
こうして、ようやく訪れた晴天であれば、更に幸せを感じてしまう。
ただ、今のルルーシュにそうそう、幸せを感じていられるだけの余裕はない。
とにかく、洗濯ものを全て畳んで仕舞い、風呂の用意をして、脱衣かごにはスザクの着替えやタオルを用意しておかなくてはならない。
あと、スザクの気に入っているシャンプーやボディソープなども出しておかなくてはいけない。
それから、なんと云っても、スザクに栄養を付けさせるために、他の人が見たら
『パーティでもするんですか?』
と尋ねてしまいそうなほど大量購入した食材でスザクの好きなものをたくさん作らなくてはならない。
どうせなら…
スザクを驚かせて、スザクの喜ぶ顔を見たい…
絶対に口では言ってやらないけれど…
云わないからと云って、何も思っていないわけではなく…
特にルルーシュの場合、そう云う事を口で中々云えないタチなので、こうして行動で示しているのだけれど…
恐らくルルーシュにその自覚はない。
だからこそ、こんな、食料を大量購入したり、家じゅうの洗濯ものを全部洗濯し直して、大掃除して…
などと云う事をしてしまう。
後でへばってスザクに怒られてしまう事になるのだけれど…
でも、それでも、スザクに喜んで欲しいと云う気持ちは、無自覚に持っている。
ただ、その事に気づいていないのはルルーシュ本人だけ…と云うのも彼らしい…
普通にのろけているだけとも云うのだが…スザク曰く、
『それがルルーシュの可愛いところなんだよ…。おまけにそう云う態度は僕にしかしないしね…』
とのこと…。
ハイハイ…勝手にやっていなさい…

 さて、ルルーシュの準備の方も佳境に入ってきて…
恐らく、換気扇を回しているから、アパートの前の通りを歩いている人にはこの、料理をしている匂いが届いているかもしれない。
何を隠そう、ルルーシュの料理の腕はそこらの一流シェフなんて目じゃないほどの腕前だ。
もうすぐ…スザクが帰ってくる…
そんな、うきうきな気分を…ルルーシュは自覚しているのかどうか…
それでも、スザクを目の前にしてしまうと、どうしても素直にそんな態度を示すことが出来ない。
一度、スザクが帰って来た事に気づかずに、そう云ったルルーシュのうきうきモードを見られてしまったことがあったけれど…
その時にはそれこそ、
『顔から火が出る』
と云う様な揶揄の言葉を実体験したのだ。
その日は…
本当は久しぶりにスザクが帰って来た時で…
本当は顔を見ていたかったけれど…
恥ずかしさの所為で部屋に引っ込んでしまった。
この辺りはスザクもやり方が下手と云うか…なんと云うか…
まぁ、そんな、他の人なら絶対に見られない…スザクだって滅多に見る事の出来ないルルーシュの姿を見て、ほわわぁぁぁんとしないわけがない。
その時、うっかりスザクが
『ルルーシュ…君って本当はすっごく可愛いんだね…。あ、否、知っていたんだけれど…こんなに可愛い君を見ることが出来て…ホントに幸せだよ…』
などと、ボーっとした状態で云ってしまった。
そして、ルルーシュはへそを曲げてしまった。
と云うのも、ルルーシュはどうにも『可愛い』と云われるのがお気に召さないらしく…
ここまで直球ど真ん中に『可愛い』と云われてしまったら…
へそを曲げてしまわない筈がない。
その日は…
ルルーシュは顔から火が出そうな状態で部屋に引っ込んでしまうし…
ルルーシュと一緒にいたいスザクはルルーシュの部屋の扉をどんどん叩きながら半泣き状態となった。
一生懸命謝っていたのだけれど…
しかし、普通にルルーシュが照れてしまって、恥ずかしがっていただけなので、別にスザクが悪いわけじゃない様な気もするが…
そこを突っ込むとまた、ルルーシュはへそを曲げてしまうだろう。
中々難しいお方のようだ。
今回、スザクが帰って来て、同じ失敗を繰り返さなければ良いとは…(一応)思っているのだけれど…
ルルーシュだって、そんな風に一時的な機嫌降下でそんな風にスザクと一緒にいる時間を短くするのは本意ではない。
大体の食事の準備が出来た。
朝から、凄く頑張ったと思う。
それは、スザクが帰って来るから…
随分久しぶりに、スザクが帰って来るから…
ルルーシュの場合、こうした形で行動をすることはできても…
自分で口に出したり、誰かにそう云った部分を指摘されたりすると…
過剰反応と思えるほどへそを曲げてしまう。
その辺りの扱い方は非常に難しい。
でも、スザク自身、自分でコントロールしきれない事を承知で、ルルーシュをからかってみる事もあるが…
その度に後悔している…
そんな様子を見ている時は可愛いらしい…
でも、後でへそを曲げられてしまうので…反省はするのだけれど、まったくもって反省が生かされている様子はない。

 さて、妙なうんちくが終わる頃…
ルルーシュの準備の方も終わったようで…
流石に1日中、頑張っていただけに少々疲れて来た。
時計を見ると…
スザクが帰って来られる予定の時間まで小一時間ほどある。
ここで眠ってしまうと…確実にスザクがルルーシュの寝顔を見て、起こしもせずに眺めている事になる。
何故起こさないかを尋ねれば…
最初の頃は『だって、ルルーシュが可愛いから…』と云う言葉が返ってきていたのだけれど。
最近ではスザクも知恵を働かせるようになったらしく、『ルルーシュが…疲れているみたいだったから…』と普通にスザクがルルーシュの寝顔を楽しんでいる事を一切言わなくなった。
人間、少しずつ成長していくものである。
ルルーシュがリビングのソファにかけて、『ふぅ…』とため息を吐いた。
朝、起きてからバタバタと動き回っている内に夕方になっている。
スザクの寝室もちゃんときれいに整えたし、食事の準備も完璧…
ルルーシュとしては充実感と共に満足感を得ることが出来た。
そして…そんな満足感がある所為か…妙な安心感まで出て来てしまって…
つい…うとうとと…居眠りを始めてしまう。
流石に1日中、頑張っていたのだから、至極当たり前…と云ったところか…
そんな中…
ルルーシュが自分で居眠りをしてしまった事を心底後悔させてくれる人物が還ってくる。
「ただいま…」
大きな荷物を持っていて…
そして、本当に仕事から帰ってきました…と云う恰好だ。
リビングに行くと…
ルルーシュがソファにかけて眠っている。
ダイニングの方には…しっかり夕食の準備がほぼ整った状態になっているテーブルがある。
スザクの好物ばかり…
そして、部屋を見て見ると…
「また…やっと晴れたからって…頑張っちゃったんだね…」
そんな事を呟きながら自分の部屋に入り、荷物を下ろす。
あとで、ルルーシュがいろいろしやすいように、洗濯ものの種類を袋で分けてあるから、その袋を洗濯機のところへ持って行く。
そして、脱衣かごには…スザクの着替えがきっちり揃えられていて…
すぐに入れるようにお風呂が準備されていた。
「ホント…ルルーシュって、いいお嫁さんになれるよね…」
そんな事を呟きながら服を脱いで遠慮なくお風呂に入らせて貰う事にした。
本当は…スザクが軍人でなければ、もっと一緒にいられるのに…と思うけれど…
でも、こうして、長期出張などがあるからこうしてルルーシュはスザクの帰りをこんなにも喜んでくれる。
そんなルルーシュを見てスザクも幸せに浸ることが出来る。
バスルームに入ると…本当にいつでもはいれるように準備してあったようだ。
「せっかく用意してくれたんだから…こんな汗臭い状態じゃなくて、会いたいよね…」
スザクはそんな事を呟きながら、シャワーを浴び始めた。
そして、お風呂から上がった時…『仕方ないな…』と云われながらルルーシュに髪の毛を乾かして貰おうと…心を弾ませるのだった。

END


あとがきに代えて



昨日はお休みしてしまってすみませんでした。
まぁ、体調に関しては…微妙と云えば微妙なのですけれど…
そうとも云っていられない状態なので…
この後、外出中の連載分の原稿を書く予定です。
3連ちゃんのシリアスは…結構神経使います。
今回はそんなシリアスを一気に書かねばならないと云うことで、ほんわかバカップルを書かせて頂きました。
いかがなもんでしょうか?

来週の火曜日から『Novel Rebellion』開設2周年記念のリク企画の掲載を始めます。
お一人でいくつもリクネタを送って下さった方もいらっしゃって、本当に感謝です。
リクエスト企画…また、楽しんで下さいね。
あと、今回のリクエストの中にはAdult Onlyはありません。
ですので、注意喚起は致しませんので、一応、設定を読んでご自身の好みに合うないようでしたら、どなたでも読んで頂けるようになっております。

後…
拍手のコメントを送って下さる方へ…
このブログのトップに書いてある『ブログの紹介』を必ず読んでから書きこんで下さい。
HNを書かれていないものに対しては読まずに捨ててしまっています。
読んで下さる方、来て下さる方、コメントを下さる方に、出来るだけ負担の少ないように…とは考えているのですが、和泉綾の管理能力と、性格的な問題が重なっている為、ご協力をお願いします。


☆拍手のお返事


紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
ご心配頂いて有難う御座居ます。
まぁ、あんまりダウンしても居られないので…頑張ってみようと思っていますが…
尤も、G.W.は実家へ行くだけなので…
今年はお盆、一応あけておこうかと…(夏コミ申し込んじゃったから。でも落選前提(笑))
まぁ、お財布事情も結構厳しいので…
実家へ行く以外はおとなしく原稿書いています…
紫翆さまはお仕事ですか…
お疲れ様です。
紫翆さまの楽しみで居られるように頑張って参ります。


拍手のみの皆さんもありがとうございます。
とっても励みになります。
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こちらは、拍手ページと違って、10ページも読まなくちゃいけないなどと云う、無体な事はありませんので(爆)

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posted by 和泉綾 at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 二次創作(単発もの)

歌舞伎座、閉鎖。 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 歌舞伎座、閉鎖。
「生で歌舞伎を見た経験はありますか?」
高校の時、学校の授業でよく名前も解らない歌舞伎を見ました。
その当時、歌舞伎といわれてもさっぱり解らなくて…
今も解りませんけれど…
その一回きりですね…
なんか、敷居が高くて庶民な私が足を踏み入れていい場所じゃない気がして…
テレビに出てきている歌舞伎役者さんの話を聞いていても、『そんな難しい事言われても解んねぇよ!』という感じになってしまって…
で、興味がないと云うのもあるんでしょうね…
高校の時に見た歌舞伎も訳解らなかったと云う事もあって、見た後、拍手はしていたものの…
結局その時の素直な感想は…
『結局何を言いたかったの?』
って事でした。
感想文書くとき、非常に困った記憶があります。
よく解らないし、面白くもなかったので…
かといって、『解らない!』とか『面白くない!』って書いちゃうと、学校の先生に怒られるし、成績を左右する事になっていたので…
こうして自分の好きにアニメとかの感想を書くようになって、やっと、感想文と云うものを書く事に楽しさを覚えましたけれど…
学校の先生に見せる感想文は書くの、正直難しいです。
その事もあって、歌舞伎という未知のものを見せられて、どうしたらいいか解らず、結局、その後、近づけなくなりました。


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歌舞伎座、閉鎖。 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 歌舞伎座、閉鎖。
「生で歌舞伎を見た経験はありますか?」
高校の時、学校の授業でよく名前も解らない歌舞伎を見ました。
その当時、歌舞伎といわれてもさっぱり解らなくて…
今も解りませんけれど…
その一回きりですね…
なんか、敷居が高くて庶民な私が足を踏み入れていい場所じゃない気がして…
テレビに出てきている歌舞伎役者さんの話を聞いていても、『そんな難しい事言われても解んねぇよ!』という感じになってしまって…
で、興味がないと云うのもあるんでしょうね…
高校の時に見た歌舞伎も訳解らなかったと云う事もあって、見た後、拍手はしていたものの…
結局その時の素直な感想は…
『結局何を言いたかったの?』
って事でした。
感想文書くとき、非常に困った記憶があります。
よく解らないし、面白くもなかったので…
かといって、『解らない!』とか『面白くない!』って書いちゃうと、学校の先生に怒られるし、成績を左右する事になっていたので…
こうして自分の好きにアニメとかの感想を書くようになって、やっと、感想文と云うものを書く事に楽しさを覚えましたけれど…
学校の先生に見せる感想文は書くの、正直難しいです。
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2010年04月29日

おわび

すみません…
少々体調が悪く…今日の小説更新はお休みします。
更新を楽しみにして下さっている皆様…申し訳ございません。
代わりと云っては何ですが…
本日、拍手のお礼ページを入れ替えました。
よろしかったら、そちらをお楽しみください。

和泉綾拝

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すみません…
少々体調が悪く…今日の小説更新はお休みします。
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歴史ブームですが (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 歴史ブームですが
「あなたの好きな戦国大名は誰ですか?」
好きな戦国大名…
沢山居ますけれど…
一番オーソドックスで、やっぱり好き…なのは、『織田信長』ですね。
他にも居ますけれど…
例えば…
どうしても『織田信長』の陰に隠れてしまう、『今川義元』
この人はあれだけの広い領地を治めていただけあって、とっても政治力があった人なんですよね…
ただ、桶狭間で織田軍の奇襲に敗れてしまった訳なのですが…
でもって、馬にも乗れず、輿に乗って京に上ろうとしていたと云うエピソードの所為もあるんでしょうね…
それに、織田信長は今川義元の首をちゃんと駿河に返しています。
織田信長自身、裏切った大名に対しての処置は結構凄い事やっている訳ですが、そうでない大名に対しては礼を払っているんですねぇ…
そして、織田信長自身、今川義元を高く評価していたと云う事でもあるんですよね…
あんな奇襲作戦でなければ、しかも捨て身の作戦でなければ今川軍に対して太刀打ちできないと考えたほどに…
そう云う意味では、最近になって、今川義元の評価が自分の中では少し上がったと思います。
昔はただのデブ…とか思っていたのですが…
でも、あの当時、あの近隣諸国からあれほど恐れられていた訳ですから…ただのデブってわけじゃないと思われ…
そう云う風に考えられるようになって、少し、考え方が大人になったのかな…と思いますが…
というか…このお題のログ見ていたら…『こいつ、戦国武将であっても戦国大名じゃない!』というツッコミをたくさん入れさせて頂きました。
えっと…前田利家は多分、織田信長の死後、大名になっているので、戦国大名でもいいのかもしれませんが…。
でも、前田慶次郎とか直江兼継とか真田幸村(信繁)は戦国武将であって戦国大名じゃないと思われます!


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歴史ブームですが (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 歴史ブームですが
「あなたの好きな戦国大名は誰ですか?」
好きな戦国大名…
沢山居ますけれど…
一番オーソドックスで、やっぱり好き…なのは、『織田信長』ですね。
他にも居ますけれど…
例えば…
どうしても『織田信長』の陰に隠れてしまう、『今川義元』
この人はあれだけの広い領地を治めていただけあって、とっても政治力があった人なんですよね…
ただ、桶狭間で織田軍の奇襲に敗れてしまった訳なのですが…
でもって、馬にも乗れず、輿に乗って京に上ろうとしていたと云うエピソードの所為もあるんでしょうね…
それに、織田信長は今川義元の首をちゃんと駿河に返しています。
織田信長自身、裏切った大名に対しての処置は結構凄い事やっている訳ですが、そうでない大名に対しては礼を払っているんですねぇ…
そして、織田信長自身、今川義元を高く評価していたと云う事でもあるんですよね…
あんな奇襲作戦でなければ、しかも捨て身の作戦でなければ今川軍に対して太刀打ちできないと考えたほどに…
そう云う意味では、最近になって、今川義元の評価が自分の中では少し上がったと思います。
昔はただのデブ…とか思っていたのですが…
でも、あの当時、あの近隣諸国からあれほど恐れられていた訳ですから…ただのデブってわけじゃないと思われ…
そう云う風に考えられるようになって、少し、考え方が大人になったのかな…と思いますが…
というか…このお題のログ見ていたら…『こいつ、戦国武将であっても戦国大名じゃない!』というツッコミをたくさん入れさせて頂きました。
えっと…前田利家は多分、織田信長の死後、大名になっているので、戦国大名でもいいのかもしれませんが…。
でも、前田慶次郎とか直江兼継とか真田幸村(信繁)は戦国武将であって戦国大名じゃないと思われます!


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2010年04月28日

ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説 187

ア●ピグに嵌る!



※設定:最近、突然嵌ってしまったア●ピグネタです。
最初はバカにしていたルルーシュですが…(多分、こう云うの…凝りだすと手がつけられないと思って…)
ギャグネタなので、ア●ピグに嵌り、周囲に色々云われているルルーシュでも許せる方のみ、先にお進み下さい。

 それは…ルルーシュが少々遅れて生徒会室に行った時の出来事だった。
普段はルルーシュ以外のメンバーがパソコンを使うと云うことはないのだけれど…
今日は何故か…
―――スザクが…パソコン…?
ルルーシュはとりあえず、ふと頭に浮かんだ様々な気持ちを頭の中にとどめておく。
何やら、熱心にやっているようだ。
「スザク…一体何をやっている?」
恐ろしく真剣にパソコンに向かっているスザクに声をかけるが…
返事がない。
多分、何かの作業をしているのだろう。
それにしても、この集中力は…
ルルーシュとしては、生徒会の仕事をこれくらい頑張って欲しいものだと…普段、生徒会室に来れば真剣に仕事をしているスザクに無茶振りな希望を頭の中で思い浮かべる。
そして…ルルーシュがお茶の準備をして戻って来ると…
「あ、ルルーシュ…来ていたんだ…」
相当真剣に向き合っていたようで…
ルルーシュが入ってきたことどころか…声をかけた事も気づいていなかったようだ。
「お前…何をそんなに熱心にやっているんだ?」
ルルーシュが流石に訝しく思い、スザクに尋ねながら、パソコンのディスプレイを見た。
画面を見ると…
デフォルメキャラの群れが目に飛び込んできた…
「なんだ…これは…」
ルルーシュが呆れたようにスザクに尋ねる。
スザクがルルーシュの方を見るけれど…すぐに画面に視線を戻した。
普段なら…このままルルーシュと話し始めて、パソコンなどそっちのけになるのに…
それでも、画面に視線を向けながらルルーシュの質問に答える。
「ああ、これ…この間、セシルさんに教えて貰ったんだ。『ア●ピグ』って云うんだ…。僕も始めたばっかりなんだけど…」
名前を聞いているんじゃない…と云ってやりたいが…
それに、パソコン画面に名前は出ているのだ。
「だから…これは、一体何をしているんだ…。しかも、生徒会室のパソコンで…」
「ああ、僕、パソコン持っていないから…。いつも、ロイドさんがいろいろ初めて、待っている時にやっているんだけど…。うっかりハマっちゃって…」
そんな事を云いながら笑っている。
イマイチ見ていて、何が楽しいのかがよく解らないルルーシュだったけれど…
「そんなに楽しそうなものには見えないんだが…」
ルルーシュが良く解らないと云った感じにスザクに云うが…
でも、スザクの方は熱心にそのア●ピグとやらで何かをしている様子だ。
「まぁ、やってみないと解らないかもね…。僕も実際やって見るまで解らなかったし…。と云うか、ペットを飼い始めちゃったら更に、気になっちゃって…」
えへへ…と笑いながら恐らく、このスザクが操っているキャラクターの部屋であろう画面が映し出され…
そこには黒猫が一匹…ご主人さまの帰りを待っていた。
こうした体験型ソフトは、いろいろあるようだけれど…
―――そう云えば、最近テレビでCMをやっていた様な…
そんな事をルルーシュが思っていると…スザクが…
「ただいま…ルルーシュ…」
その猫に声をかけていた…

 ルルーシュはそのスザクのやっている事に…
少々引いてしまったのだけれど…
スザクの方はいたって真剣のようだ。
「ごめんね…ルルーシュ…。お腹空いたねぇ〜。今、ご飯、あげるからね…」
スザクが…パソコンに向かって喋っている…。
恐らく、今、画面に映っているこの黒猫に対して…だ。
そうして、何やら操作をして猫に餌をあげると…その猫が食べる様なしぐさを見せて、機嫌は良くなった様で…
「お腹一杯になったね…」
スザクがなんだか、嬉しそうにその画面に話しかけている。
当然だが、返事はない。
生きている猫であれば、鳴き声の一つも返すのだけれど、このプログラムの場合、そう云う機能はないらしい。
と云うか…ツッコミどころはそこではない!
「おい…スザク…」
ルルーシュはやや怒りを感じているのか、少々、震え気味にスザクに声をかけた。
「この黒猫らしきものの名前は…?」
大体予想がつく…と云うか、既に目の前でスザクが呼んでいたのだ。
それでも、もう一度、殺気のは自分の訊き間違えだと思いたいらしく、ルルーシュが尋ねたのだ。
「ああ、この子の名前?『ルルーシュ』ってつけたんだ…」
あっけらかんと…
こう云う時の『天然キャラ設定』とは…これほど便利なものなのだと実感せざるを得なくなっていた。
怒ったらダメだ…と思う。
怒ったら負けだ…とも…
とはいっても、何に対して負けなのか…そんなもの気にしたら本当にそこで負けである。
「頼む…こんな仮想空間の存在に俺の名前を付けるのはやめてくれ…」
ルルーシュが精一杯怒りを抑えつつ、スザクに頼んだ。
すると…こうなって来ると、『天然キャラ』と云うレベルではないと思えてしまう発言が続いた。
「え?なんで?だってさ…これ見てよ…」
と云いながら、何か窓を出したのだ。
そこにはどうやらその黒猫のプロフィールが書かれているらしい…
『一匹狼 おっちょこちょい』
性格の部分にそう書かれていた…
そして…
「ね?ルルーシュみたいでしょ?」
流石に…こんなスザクに対してルルーシュは黙ってげんこつをくれてやるが…
「なにするの!ルルーシュ…。そんなことしたって猫パンチなんだから無駄な事をしないの!」
ルルーシュの怒りは頂点に達する。
ここでパソコンの電源をコンセントごと引っこ抜いてしまいたいが…
ここにあるパソコンは生徒会室のパソコン…
下手な事をして、ミレイの怒りを買うのは流石にルルーシュでも恐ろしい。
おまけに、現在、(本当に)余計な事をしてしまい、両手はスザクに抑え込まれてしまう。
「まったく…やりもしないで何をするのさ…。ルルーシュもやってみればいいじゃないか…。意外と楽しいかもしれないだろ?基本は無料だし…」
スザクにそこまで云われて、とりあえず、試してみるか…と思ってみる。
―――まぁ、基本無料…ってことならな…
正直、これまでオンラインゲームなどに金をつぎ込む奴の気が知れなかったのだが…
ただ…
ルルーシュは、自分の性格を見誤っていたのかもしれない…
傍から見ているとそんな感想を抱く様な結果を生みだしたのだ。

 ルルーシュが自分の部屋に戻り、自分のパソコンを起動させる。
基本的に株などの情報を得たり、コンピュータ会社に売り込むソフト開発だったり、そんな事にしか使っていないパソコンだ。
ぶっちゃけ、ネットのブックマークも結構地味なものばかりだ。
少なくとも、先ほど、スザクがやっていた仮想世界のサイトなど、入ってはいない。
とりあえず、ルルーシュは検索から『ア●ピグ』を探す。
そして、一通り説明を読みつつ、登録した。
いろいろ、初期手続きがめんどくさい…
ルルーシュの素直な感想だ。
こんなところに本名を書くのも気が引けて、しっかりと偽名を書いておく。
で、最終的に、自分の姿形を決めるところに来て…
「なるほど…この中から自分の気に入ったものを選んでいくわけか…」
とは云うものの…色だったり形だったり、ぶっちゃけめんどくさい。
こう云った凝った仮想世界の場合、こう云ったところが色々めんどくさい。
一度登録してしまえばそれまでなのだが…
そして、全てを終えて、とりあえず、出来そうなことをやって見る。
とりあえず、登録したてと云うことで何も持っていない。
―――スザクがあの黒猫に俺の名前を付けていたんだ…。何か見つけて、スザクの名前を付けてやる!
なんだかよく解らない理屈を幾つも頭の中で反芻しつつ、ペットを探そうと、適当にクリックしていく。
初心者向けの集まる場所があるらしい…
そこへ行くと…
ペットを連れたピグがたくさんいた。
夜ともあって、訪れている人数はかなり多い。
アクセス数が多いのか…
―――サーバーが重いな…
そんな事を考えつつ…とりあえず、どこかへ行けばペットが手に入ることは解った。
ここで素直に誰かに訊ければいいのだけれど…
ルルーシュの性格でそれは無理だった。
よって、とにかく、おでかけと云うボタンからいろいろと試してみる事にする。
そして、色々やっていると、右上に表示される『アメ』とやらが少しずつ増えて行くのが解る。
―――大したシステムじゃないだろ…
と、タカをくくっていたおかげで、いろいろ意味の解らない事も多い。
そして…
タイムトラベルとやらはタイムマシンを手に入れなければならないらしいが…
それもいろいろ試行錯誤して手に入れて、飛んでみる。
すると…
ここでもまた、なんだか妙なイベントが盛りだくさんの様で…
結局、そのシステムを把握する為に、ルルーシュはその日…
徹夜した。
恐らく、スザクに負けたくないと云う、妙に意味不明なプライドの所為だろう。
いろいろ試していて、いろいろやってみて…
大体の事を把握できたのは数時間後のことだった。
なぜ、そこまで時間がかかったかと云えば…
エリアの中には『満員』と云うことで入れないエリアもあった為だ。
そんな、何故1回ですべてを把握しようとするのかは解らないが…
それでも、それなりに一生懸命覚えて行くことで、なんだか、妙に幼稚だと思いつつも、のめり込んで行っていた。
それにルルーシュが気づいていたかどうかは…解らないが…
しかし、ここで、着実にルルーシュはア●ピグに嵌っていた事に…気付くべきだったのかもしれない。

 朝、外が明るくなってきた頃…
ルルーシュの作った部屋の中は…随分充実していた。
と云うのも、基本は無料…
でも、無料で出来ることは限られているし、なんだかもの寂しい…
―――スザクの部屋はもっといろいろ置いてあった…
ここで、何故に負けず嫌いが出て来るのかは解らないが…
一度手を出し、興味を持った事に対しては妥協できないたちなので、ある意味、周囲で見ていて面白い。
ルルーシュは即刻グッズやら服やらを手に入れる為に自分のカードを出し、そこで、『ア●G』をGet!し、部屋の中を充実させていった。
しかし…
金をかけても手に入らないグッズは結構多いらしく…
他の部屋を見て回っていたが…ロフトが出来ていたり、キッチンがあったり…
それをどうしたらいいのか解らず、うっかり、『ア●ピグ』関連のブログを検索して見て回ってしまった。
そして…
「おい…2階が作れないじゃないか!何故、『ア●G』ではGet!出来ないんだ!」
しっかり、床の作り方まで習得したのだけれど…
肝心の床が手に入らないのだ。
どうしたら…と考えつつ…またも、ブログを渡り歩く…。
そして、重要な情報を得た。
しかし…
「Σなんだと!今日は28日じゃないか!」
ルルーシュの中で様々な怒りと憤りが渦巻く。
こうも運が悪いとは…
「来月まで待たなければならんのか…」
ぼそりと呟く。
最早、昼間、スザクに対して自分が云っていた事など、すっかり忘れている。
と云うか、自分自身、現在どう云う状況にいるのか、多分、解ってはいない。
しかし…
ちゃんと手に入れたものもある…。
それは…
『柴犬のスザク』
である。
勿論、スザクの髪の色に合わせて茶色だ。
性格は
『天然 泣き虫』
だった。
どこまでもつまらないことで対抗心を燃やしているようだが…
それでも、そこに自覚があるかどうかは…定かではない。
ただ、その『スザク』を構っていて…何となくスザクがあの時、あの黒猫に対してあんな風に云ってしまう気持ちが…
うっかり理解できてしまっていた。
確かに仮想空間の、コンピュータでプログラミングされたものであるのだけれど…
構っているうちに、愛情が生まれて来る。
これは不思議なもので…
その『スザク』を連れて帰って来て、まず何をしたかと云えば…『ドッグフード』と『ビスケット』を大量購入…
そして、ルルーシュが留守の時でもお腹をすかせない様に…と、まだ、ものの少ない部屋にびっしりと並べておいた。
一応、購入はしたものの、今のルルーシュにとって『スザク』が最優先らしい…
そして、『ゴキゲン』の♪の色でなんとなく、一喜一憂している事に…
本人は気付いているのだろうか…
恐らく気づいていない。
気づいていないからこんな風に愛情を注げているのだろう…
「散歩に行こうか…『スザク』…」
この独り言に…
ルルーシュは気付いているのだろうか…
否、気づかない方がルルーシュにとっては幸せだろう。
と云うか、この事実を知ったら…
きっと、アッシュフォード学園の生徒たちの登録者数が急激に跳ね上がるに違いない…。

 徹夜明けではあったものの…
普段からロクな不摂生な生活を繰り返しているルルーシュなので、今更だ。
「あ、おはよう…ルルーシュ…。と云うか、徹夜した後の目をしているけど…」
スザクがルルーシュの姿を見て、そう声をかけた。
確かに…
―――うっかり徹夜をしてしまったからな…
ルルーシュはそんな事を考えつつも…
「大丈夫だ…気にするな…」
と答える。
流石に『ア●ピグ』やっていて徹夜したとは云えないだろう。
スザクがそんなルルーシュに不思議そうな顔を見せるが…
「あ、そうそう…今日ね、うちの『ルルーシュ』が『おすわり』を出来るようになったんだよ♪」
スザクが突然、そんな話題に切り換えてしまう。
「お前…俺に何をさせたいんだ?」
ルルーシュが寝不足の上にこの上ない怒りを湛えた瞳で腰かけているスザクを見降ろした。
「あ、えっと…『ア●ピグ』の事だよ…。ほら、あの黒猫…」
「頼む…ここでそう云う会話をしたいなら、名前を変えてからにしてくれないか?名前を変えられるだろう?」
ルルーシュはここまで云っていて…しかもスザクに対して云っていることで…失敗を犯していた。
それは、多分、この時に気づいていない。
そして、間もなく、その失敗に気づかされることになる。
「あ、ルルーシュ…始めたんだね?『ア●ピグ』…」
嬉しそうにスザクが云って来た時…ルルーシュははっとする。
そして、心底後悔する。
「な…あ、否…別に…」
ルルーシュが一生懸命なんとか云い逃れようと頑張るが…
しかし、時、既に遅し…
「凄いなぁ…もうペットまで飼っているんだ…。何を飼ったの?」
スザクはまったくもってルルーシュの都合などお構いなしに尋ねて来た。
そして、こんなスザクに対して…ルルーシュもうっかり甘くなってしまい…
「し…柴犬…茶色の…」
と答えてしまった。
そこでまたも後悔が走る。
―――何をやっているんだ!俺!
スザク自身、誘導訊問している自覚は全くない。
つまり、完全にルルーシュが墓穴を掘っていると云うことだ。
「へぇ…名前は?」
スザクが段々、何やら感づいて来たようで…
今のルルーシュにとってはかなりイジワルな質問を返して来た。
「あ…別にいいだろ?そんなこと…」
「え〜僕も教えたじゃない…。不公平だよ…」
スザクのこの反応にルルーシュは
―――一体どこのきかんぼうのガキだ!
と、頭の中でツッコミを入れてしまうが…
しかし、どんなツッコミを入れたところで、ルルーシュの窮地に変わりはない。
「じゃあ、ルルーシュ、登録ID…教えて?」
「え?」
「いいから…」
「『$#%!&%$』だ…」
どうやら、IDで検索できる事までは知らなかったらしい。
「ありがと…今度、君の部屋に遊びに行くね…」
にこりと笑ったスザクに…
―――図られた!俺とした事が…
と、後悔するが…
しかし、今回はルルーシュ自身、結構嵌って、カード使ってまでいろいろ揃えたのだ。
何も言い返すことが出来ず…
自分のうっかり癖を悔やむのだった。

END


あとがきに代えて



最近、和泉自身が『ア●ピグ』に嵌っていまして…
こちらの方ではあまりネタに使っていなかったのですが…
しかし、小説の方をどうしようかと考えていて…
―――まぁ、結構初心者だけど、嵌っているしネタにできるかな…
と、適当に書き始めました。
で、こんな作品になりました。
和泉は2匹のペットを飼っています。
ロフト作って、現在は4階建てになりました。
しかし、やり始めたのは先月の終わりごろ…
ここまでやるとは思いませんでした(笑)
まぁ、楽しめる事があるのは悪いことじゃないと思うので…
最近、CMでもやっていますしね…
ここに来て下さっている方でユーザーの方はいらっしゃいますかね?



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posted by 和泉綾 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 二次創作(単発もの)

ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説 187

ア●ピグに嵌る!



※設定:最近、突然嵌ってしまったア●ピグネタです。
最初はバカにしていたルルーシュですが…(多分、こう云うの…凝りだすと手がつけられないと思って…)
ギャグネタなので、ア●ピグに嵌り、周囲に色々云われているルルーシュでも許せる方のみ、先にお進み下さい。

 それは…ルルーシュが少々遅れて生徒会室に行った時の出来事だった。
普段はルルーシュ以外のメンバーがパソコンを使うと云うことはないのだけれど…
今日は何故か…
―――スザクが…パソコン…?
ルルーシュはとりあえず、ふと頭に浮かんだ様々な気持ちを頭の中にとどめておく。
何やら、熱心にやっているようだ。
「スザク…一体何をやっている?」
恐ろしく真剣にパソコンに向かっているスザクに声をかけるが…
返事がない。
多分、何かの作業をしているのだろう。
それにしても、この集中力は…
ルルーシュとしては、生徒会の仕事をこれくらい頑張って欲しいものだと…普段、生徒会室に来れば真剣に仕事をしているスザクに無茶振りな希望を頭の中で思い浮かべる。
そして…ルルーシュがお茶の準備をして戻って来ると…
「あ、ルルーシュ…来ていたんだ…」
相当真剣に向き合っていたようで…
ルルーシュが入ってきたことどころか…声をかけた事も気づいていなかったようだ。
「お前…何をそんなに熱心にやっているんだ?」
ルルーシュが流石に訝しく思い、スザクに尋ねながら、パソコンのディスプレイを見た。
画面を見ると…
デフォルメキャラの群れが目に飛び込んできた…
「なんだ…これは…」
ルルーシュが呆れたようにスザクに尋ねる。
スザクがルルーシュの方を見るけれど…すぐに画面に視線を戻した。
普段なら…このままルルーシュと話し始めて、パソコンなどそっちのけになるのに…
それでも、画面に視線を向けながらルルーシュの質問に答える。
「ああ、これ…この間、セシルさんに教えて貰ったんだ。『ア●ピグ』って云うんだ…。僕も始めたばっかりなんだけど…」
名前を聞いているんじゃない…と云ってやりたいが…
それに、パソコン画面に名前は出ているのだ。
「だから…これは、一体何をしているんだ…。しかも、生徒会室のパソコンで…」
「ああ、僕、パソコン持っていないから…。いつも、ロイドさんがいろいろ初めて、待っている時にやっているんだけど…。うっかりハマっちゃって…」
そんな事を云いながら笑っている。
イマイチ見ていて、何が楽しいのかがよく解らないルルーシュだったけれど…
「そんなに楽しそうなものには見えないんだが…」
ルルーシュが良く解らないと云った感じにスザクに云うが…
でも、スザクの方は熱心にそのア●ピグとやらで何かをしている様子だ。
「まぁ、やってみないと解らないかもね…。僕も実際やって見るまで解らなかったし…。と云うか、ペットを飼い始めちゃったら更に、気になっちゃって…」
えへへ…と笑いながら恐らく、このスザクが操っているキャラクターの部屋であろう画面が映し出され…
そこには黒猫が一匹…ご主人さまの帰りを待っていた。
こうした体験型ソフトは、いろいろあるようだけれど…
―――そう云えば、最近テレビでCMをやっていた様な…
そんな事をルルーシュが思っていると…スザクが…
「ただいま…ルルーシュ…」
その猫に声をかけていた…

 ルルーシュはそのスザクのやっている事に…
少々引いてしまったのだけれど…
スザクの方はいたって真剣のようだ。
「ごめんね…ルルーシュ…。お腹空いたねぇ〜。今、ご飯、あげるからね…」
スザクが…パソコンに向かって喋っている…。
恐らく、今、画面に映っているこの黒猫に対して…だ。
そうして、何やら操作をして猫に餌をあげると…その猫が食べる様なしぐさを見せて、機嫌は良くなった様で…
「お腹一杯になったね…」
スザクがなんだか、嬉しそうにその画面に話しかけている。
当然だが、返事はない。
生きている猫であれば、鳴き声の一つも返すのだけれど、このプログラムの場合、そう云う機能はないらしい。
と云うか…ツッコミどころはそこではない!
「おい…スザク…」
ルルーシュはやや怒りを感じているのか、少々、震え気味にスザクに声をかけた。
「この黒猫らしきものの名前は…?」
大体予想がつく…と云うか、既に目の前でスザクが呼んでいたのだ。
それでも、もう一度、殺気のは自分の訊き間違えだと思いたいらしく、ルルーシュが尋ねたのだ。
「ああ、この子の名前?『ルルーシュ』ってつけたんだ…」
あっけらかんと…
こう云う時の『天然キャラ設定』とは…これほど便利なものなのだと実感せざるを得なくなっていた。
怒ったらダメだ…と思う。
怒ったら負けだ…とも…
とはいっても、何に対して負けなのか…そんなもの気にしたら本当にそこで負けである。
「頼む…こんな仮想空間の存在に俺の名前を付けるのはやめてくれ…」
ルルーシュが精一杯怒りを抑えつつ、スザクに頼んだ。
すると…こうなって来ると、『天然キャラ』と云うレベルではないと思えてしまう発言が続いた。
「え?なんで?だってさ…これ見てよ…」
と云いながら、何か窓を出したのだ。
そこにはどうやらその黒猫のプロフィールが書かれているらしい…
『一匹狼 おっちょこちょい』
性格の部分にそう書かれていた…
そして…
「ね?ルルーシュみたいでしょ?」
流石に…こんなスザクに対してルルーシュは黙ってげんこつをくれてやるが…
「なにするの!ルルーシュ…。そんなことしたって猫パンチなんだから無駄な事をしないの!」
ルルーシュの怒りは頂点に達する。
ここでパソコンの電源をコンセントごと引っこ抜いてしまいたいが…
ここにあるパソコンは生徒会室のパソコン…
下手な事をして、ミレイの怒りを買うのは流石にルルーシュでも恐ろしい。
おまけに、現在、(本当に)余計な事をしてしまい、両手はスザクに抑え込まれてしまう。
「まったく…やりもしないで何をするのさ…。ルルーシュもやってみればいいじゃないか…。意外と楽しいかもしれないだろ?基本は無料だし…」
スザクにそこまで云われて、とりあえず、試してみるか…と思ってみる。
―――まぁ、基本無料…ってことならな…
正直、これまでオンラインゲームなどに金をつぎ込む奴の気が知れなかったのだが…
ただ…
ルルーシュは、自分の性格を見誤っていたのかもしれない…
傍から見ているとそんな感想を抱く様な結果を生みだしたのだ。

 ルルーシュが自分の部屋に戻り、自分のパソコンを起動させる。
基本的に株などの情報を得たり、コンピュータ会社に売り込むソフト開発だったり、そんな事にしか使っていないパソコンだ。
ぶっちゃけ、ネットのブックマークも結構地味なものばかりだ。
少なくとも、先ほど、スザクがやっていた仮想世界のサイトなど、入ってはいない。
とりあえず、ルルーシュは検索から『ア●ピグ』を探す。
そして、一通り説明を読みつつ、登録した。
いろいろ、初期手続きがめんどくさい…
ルルーシュの素直な感想だ。
こんなところに本名を書くのも気が引けて、しっかりと偽名を書いておく。
で、最終的に、自分の姿形を決めるところに来て…
「なるほど…この中から自分の気に入ったものを選んでいくわけか…」
とは云うものの…色だったり形だったり、ぶっちゃけめんどくさい。
こう云った凝った仮想世界の場合、こう云ったところが色々めんどくさい。
一度登録してしまえばそれまでなのだが…
そして、全てを終えて、とりあえず、出来そうなことをやって見る。
とりあえず、登録したてと云うことで何も持っていない。
―――スザクがあの黒猫に俺の名前を付けていたんだ…。何か見つけて、スザクの名前を付けてやる!
なんだかよく解らない理屈を幾つも頭の中で反芻しつつ、ペットを探そうと、適当にクリックしていく。
初心者向けの集まる場所があるらしい…
そこへ行くと…
ペットを連れたピグがたくさんいた。
夜ともあって、訪れている人数はかなり多い。
アクセス数が多いのか…
―――サーバーが重いな…
そんな事を考えつつ…とりあえず、どこかへ行けばペットが手に入ることは解った。
ここで素直に誰かに訊ければいいのだけれど…
ルルーシュの性格でそれは無理だった。
よって、とにかく、おでかけと云うボタンからいろいろと試してみる事にする。
そして、色々やっていると、右上に表示される『アメ』とやらが少しずつ増えて行くのが解る。
―――大したシステムじゃないだろ…
と、タカをくくっていたおかげで、いろいろ意味の解らない事も多い。
そして…
タイムトラベルとやらはタイムマシンを手に入れなければならないらしいが…
それもいろいろ試行錯誤して手に入れて、飛んでみる。
すると…
ここでもまた、なんだか妙なイベントが盛りだくさんの様で…
結局、そのシステムを把握する為に、ルルーシュはその日…
徹夜した。
恐らく、スザクに負けたくないと云う、妙に意味不明なプライドの所為だろう。
いろいろ試していて、いろいろやってみて…
大体の事を把握できたのは数時間後のことだった。
なぜ、そこまで時間がかかったかと云えば…
エリアの中には『満員』と云うことで入れないエリアもあった為だ。
そんな、何故1回ですべてを把握しようとするのかは解らないが…
それでも、それなりに一生懸命覚えて行くことで、なんだか、妙に幼稚だと思いつつも、のめり込んで行っていた。
それにルルーシュが気づいていたかどうかは…解らないが…
しかし、ここで、着実にルルーシュはア●ピグに嵌っていた事に…気付くべきだったのかもしれない。

 朝、外が明るくなってきた頃…
ルルーシュの作った部屋の中は…随分充実していた。
と云うのも、基本は無料…
でも、無料で出来ることは限られているし、なんだかもの寂しい…
―――スザクの部屋はもっといろいろ置いてあった…
ここで、何故に負けず嫌いが出て来るのかは解らないが…
一度手を出し、興味を持った事に対しては妥協できないたちなので、ある意味、周囲で見ていて面白い。
ルルーシュは即刻グッズやら服やらを手に入れる為に自分のカードを出し、そこで、『ア●G』をGet!し、部屋の中を充実させていった。
しかし…
金をかけても手に入らないグッズは結構多いらしく…
他の部屋を見て回っていたが…ロフトが出来ていたり、キッチンがあったり…
それをどうしたらいいのか解らず、うっかり、『ア●ピグ』関連のブログを検索して見て回ってしまった。
そして…
「おい…2階が作れないじゃないか!何故、『ア●G』ではGet!出来ないんだ!」
しっかり、床の作り方まで習得したのだけれど…
肝心の床が手に入らないのだ。
どうしたら…と考えつつ…またも、ブログを渡り歩く…。
そして、重要な情報を得た。
しかし…
「Σなんだと!今日は28日じゃないか!」
ルルーシュの中で様々な怒りと憤りが渦巻く。
こうも運が悪いとは…
「来月まで待たなければならんのか…」
ぼそりと呟く。
最早、昼間、スザクに対して自分が云っていた事など、すっかり忘れている。
と云うか、自分自身、現在どう云う状況にいるのか、多分、解ってはいない。
しかし…
ちゃんと手に入れたものもある…。
それは…
『柴犬のスザク』
である。
勿論、スザクの髪の色に合わせて茶色だ。
性格は
『天然 泣き虫』
だった。
どこまでもつまらないことで対抗心を燃やしているようだが…
それでも、そこに自覚があるかどうかは…定かではない。
ただ、その『スザク』を構っていて…何となくスザクがあの時、あの黒猫に対してあんな風に云ってしまう気持ちが…
うっかり理解できてしまっていた。
確かに仮想空間の、コンピュータでプログラミングされたものであるのだけれど…
構っているうちに、愛情が生まれて来る。
これは不思議なもので…
その『スザク』を連れて帰って来て、まず何をしたかと云えば…『ドッグフード』と『ビスケット』を大量購入…
そして、ルルーシュが留守の時でもお腹をすかせない様に…と、まだ、ものの少ない部屋にびっしりと並べておいた。
一応、購入はしたものの、今のルルーシュにとって『スザク』が最優先らしい…
そして、『ゴキゲン』の♪の色でなんとなく、一喜一憂している事に…
本人は気付いているのだろうか…
恐らく気づいていない。
気づいていないからこんな風に愛情を注げているのだろう…
「散歩に行こうか…『スザク』…」
この独り言に…
ルルーシュは気付いているのだろうか…
否、気づかない方がルルーシュにとっては幸せだろう。
と云うか、この事実を知ったら…
きっと、アッシュフォード学園の生徒たちの登録者数が急激に跳ね上がるに違いない…。

 徹夜明けではあったものの…
普段からロクな不摂生な生活を繰り返しているルルーシュなので、今更だ。
「あ、おはよう…ルルーシュ…。と云うか、徹夜した後の目をしているけど…」
スザクがルルーシュの姿を見て、そう声をかけた。
確かに…
―――うっかり徹夜をしてしまったからな…
ルルーシュはそんな事を考えつつも…
「大丈夫だ…気にするな…」
と答える。
流石に『ア●ピグ』やっていて徹夜したとは云えないだろう。
スザクがそんなルルーシュに不思議そうな顔を見せるが…
「あ、そうそう…今日ね、うちの『ルルーシュ』が『おすわり』を出来るようになったんだよ♪」
スザクが突然、そんな話題に切り換えてしまう。
「お前…俺に何をさせたいんだ?」
ルルーシュが寝不足の上にこの上ない怒りを湛えた瞳で腰かけているスザクを見降ろした。
「あ、えっと…『ア●ピグ』の事だよ…。ほら、あの黒猫…」
「頼む…ここでそう云う会話をしたいなら、名前を変えてからにしてくれないか?名前を変えられるだろう?」
ルルーシュはここまで云っていて…しかもスザクに対して云っていることで…失敗を犯していた。
それは、多分、この時に気づいていない。
そして、間もなく、その失敗に気づかされることになる。
「あ、ルルーシュ…始めたんだね?『ア●ピグ』…」
嬉しそうにスザクが云って来た時…ルルーシュははっとする。
そして、心底後悔する。
「な…あ、否…別に…」
ルルーシュが一生懸命なんとか云い逃れようと頑張るが…
しかし、時、既に遅し…
「凄いなぁ…もうペットまで飼っているんだ…。何を飼ったの?」
スザクはまったくもってルルーシュの都合などお構いなしに尋ねて来た。
そして、こんなスザクに対して…ルルーシュもうっかり甘くなってしまい…
「し…柴犬…茶色の…」
と答えてしまった。
そこでまたも後悔が走る。
―――何をやっているんだ!俺!
スザク自身、誘導訊問している自覚は全くない。
つまり、完全にルルーシュが墓穴を掘っていると云うことだ。
「へぇ…名前は?」
スザクが段々、何やら感づいて来たようで…
今のルルーシュにとってはかなりイジワルな質問を返して来た。
「あ…別にいいだろ?そんなこと…」
「え〜僕も教えたじゃない…。不公平だよ…」
スザクのこの反応にルルーシュは
―――一体どこのきかんぼうのガキだ!
と、頭の中でツッコミを入れてしまうが…
しかし、どんなツッコミを入れたところで、ルルーシュの窮地に変わりはない。
「じゃあ、ルルーシュ、登録ID…教えて?」
「え?」
「いいから…」
「『$#%!&%$』だ…」
どうやら、IDで検索できる事までは知らなかったらしい。
「ありがと…今度、君の部屋に遊びに行くね…」
にこりと笑ったスザクに…
―――図られた!俺とした事が…
と、後悔するが…
しかし、今回はルルーシュ自身、結構嵌って、カード使ってまでいろいろ揃えたのだ。
何も言い返すことが出来ず…
自分のうっかり癖を悔やむのだった。

END


あとがきに代えて



最近、和泉自身が『ア●ピグ』に嵌っていまして…
こちらの方ではあまりネタに使っていなかったのですが…
しかし、小説の方をどうしようかと考えていて…
―――まぁ、結構初心者だけど、嵌っているしネタにできるかな…
と、適当に書き始めました。
で、こんな作品になりました。
和泉は2匹のペットを飼っています。
ロフト作って、現在は4階建てになりました。
しかし、やり始めたのは先月の終わりごろ…
ここまでやるとは思いませんでした(笑)
まぁ、楽しめる事があるのは悪いことじゃないと思うので…
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posted by 和泉綾 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 二次創作(単発もの)

気になるグラフ? (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 気になるグラフ?
「ブログのアクセス数、気にしていますか?」
気になります。
気になりますが、所詮は隅っこブログなので…
一応、その日のアクセスや拍手数に一喜一憂しますけれどね…
これからの時期…G.W.から始まって、5月は本当に一気にアクセス数が下がる傾向…
というか、去年そうでした。
それこそ、ブログ継続の危機…というくらい…
それでも、そんな中でも来て下さっていた方々には本当に感謝しています。
まぁ、続けていればそんな事もあるだろうし、所詮は隅っこブログ…
だから、気にし始めたらきりがないし、上を見て行けばそれこそ、落ち込むだけですからね…
気にはしますが、気に病む事はないです。
趣味でやっている事なんですし…
アクセス数が少ないから落ち込んで、立ち直れなくなったらやめればいいだけの話…
そう考えると、今は本当に自分のプライドだけで毎日更新しています。
そのプライドが多分、今の自分を支えていると思いますしね…
有名人のブログじゃないんだから…
そして、星の数ほどブログがあるんですから…
その中で1日に1000を超えるアクセスがあるブログが一体どれだけあるんだか…
中には普通の主婦と称する人のブログが凄い人気になって、テレビ取材を受けている事もありますけどね…
一時期、凄く気にしていましたけれど…
生活がかかっている訳じゃないし、無料で垂れ流しをしているんだから…別にこっちは好きで掲載しているなら、読むほうも読みたいと思ってくれる人が来てくれればいいです。
最近では数より質…と思うようになっています。
今、常連さんとして来て下さっている方は本当にいい読者様で…心から感謝しているし、支えられても居ます。
いつも読んで下さっている皆さん、有難う御座居ます。
コメントを下さっている皆さんはもっと有難う!


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posted by 和泉綾 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

気になるグラフ? (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 気になるグラフ?
「ブログのアクセス数、気にしていますか?」
気になります。
気になりますが、所詮は隅っこブログなので…
一応、その日のアクセスや拍手数に一喜一憂しますけれどね…
これからの時期…G.W.から始まって、5月は本当に一気にアクセス数が下がる傾向…
というか、去年そうでした。
それこそ、ブログ継続の危機…というくらい…
それでも、そんな中でも来て下さっていた方々には本当に感謝しています。
まぁ、続けていればそんな事もあるだろうし、所詮は隅っこブログ…
だから、気にし始めたらきりがないし、上を見て行けばそれこそ、落ち込むだけですからね…
気にはしますが、気に病む事はないです。
趣味でやっている事なんですし…
アクセス数が少ないから落ち込んで、立ち直れなくなったらやめればいいだけの話…
そう考えると、今は本当に自分のプライドだけで毎日更新しています。
そのプライドが多分、今の自分を支えていると思いますしね…
有名人のブログじゃないんだから…
そして、星の数ほどブログがあるんですから…
その中で1日に1000を超えるアクセスがあるブログが一体どれだけあるんだか…
中には普通の主婦と称する人のブログが凄い人気になって、テレビ取材を受けている事もありますけどね…
一時期、凄く気にしていましたけれど…
生活がかかっている訳じゃないし、無料で垂れ流しをしているんだから…別にこっちは好きで掲載しているなら、読むほうも読みたいと思ってくれる人が来てくれればいいです。
最近では数より質…と思うようになっています。
今、常連さんとして来て下さっている方は本当にいい読者様で…心から感謝しているし、支えられても居ます。
いつも読んで下さっている皆さん、有難う御座居ます。
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2010年04月27日

ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説 186

Please happiness



※久しぶりにルルーシュ、スザクの『コード継承』設定です。

 この時代を…ルルーシュとスザクは穏やかな気持ちで過ごしている。
あれから、幾度となく、世界は混乱し、世界は危機に陥り、そして、立ち直る…
そんなことの繰り返しをしている。
ルルーシュとスザクが…『ルルーシュ』として、『スザク』として生きたあの時代…
それは、世界が混乱し、世界が危機的状況に陥っていたと云うことだ。
ただ…それだけだった。
人と云う生き物にとって、全ての人が、穏やかな心で、笑いながら生きていける…などと云う時代を過ごしたことなんてない。
どこかで穏やかな生活を送っている陰で、何かに怯えながら生きねばらない人々もいる。
怯えて生きる人々の数が増えて行くと、それは…
雪だるま式にその波は大きくうねりをあげて行く。
それは…誰か一人の所為となるのだろうか…
結局、時代の流れの中で、致し方ない…そう思わざるを得ない部分は…必ずあるのだ。
人間、全てが同じものを見て美しいと思うわけではない。
同じ事をして幸せと思うわけではない。
そんな中で、必ず、嫉妬は生まれるし、そこから恨みが出てくる事だってある。
また、人の感情とは関係なく、人が生み出したものでありながら、人の手でコントロールできなくなってしまった時にも、世界は混沌の世界となる。
それは、誰の所為だと云って、全ての人々がその責任から逃げ出してしまったら、さらなる混乱が待つ。
ルルーシュとスザクがかつて、起こした『ゼロ・レクイエム』も、その直後から混乱状態に陥った。
それは、全ての人々が、あの時の戦いと、あの戦いによって生じた損害への責任から逃げたから…
あの時の世界の混乱は、何も、ルルーシュの父であったシャルル皇帝だけのせいではないし、かといって、シャルル皇帝に責任がないとは云わない。
そして、世界だって、全ての国家元首に負うべき責任はあった。
日本国手法であった枢木首相のやり方が最善であったかどうかは解らない。
ただ、戦わずして白旗を上げて、国家が国民を守る事を放棄したと云う汚点を残さなかったという点では評価できるだろう。
誰もが解っていた…勝ち目のない戦い…。
でも、あの時、戦わずして降伏していたら、『日本人』と云う存在そのものを国家が否定した事になっていた。
確かに、そこまでの強さを持てなかった国家に責任はあるかもしれないけれど…
それでも、国家は問答無用で武力行使して来る大国に対して国を守る姿勢で彼らの前に立ったのだ。
あれから、100年以上が経って、やっと、そう云った評価をされ出した。
確かに、戦わずに済めばこれほどいい事はない。
しかし、そうでないことは、国際社会の中では少なからずあるのだ。
平和主義者の者たち、無抵抗主義者たちは…その辺りをきちんと承知してものを云っているのか…
あの時、あれ程、戦うこと、武器を取ることに抵抗を示していたスザクでさえ、『ゼロ』と云う存在を通して、知ってきた。
今では…あの時、互いに譲れないものがあったと云うことだ。
戦争を肯定するつもりはないが、それでも、ただ、表向きの事だけで美辞麗句を並べる平和主義者達の意見に対しては云いたいことは山ほどある。
そんな事を考える時間がどれほどあっただろうか…

 そんな中、やっと、ルルーシュにもスザクにもそんな事を考える時間が徐々に減って行った。
そして、それを考えずに済むようになった頃には…
ずっと、ルルーシュとスザクを支えて来たジェレミアも、アーニャもこの世から去っていた。
ずっと、悩んでいた二人をずっと…傍で見ていて、心配し続けてきた二人だった。
流石に二人が一所にとどまる事を許されなくなった。
と云うのも、ずっとその二人に匿われていた。
確かに人の少ない地ではあったけれど…
でも、全く人がいないわけじゃない。
『コード』を継承した二人がいつまでも同じところにいたら…彼らの存在を訝しく思う者も出て来る。
そうなれば、あの時とは違った形で世界は混乱する事になる。
確かに…『ギアス嚮団』のデータは全て消した。
そこに存在していた人間も含めて…
それでも、あのシャルル皇帝だって、どこからそんなものを知ったかと尋ねられれば、『コード』を持っていたC.C.の存在ゆえだった。
だから、彼らは彼らとしての存在を…世間に知られるわけにはいかない。
それまでは…匿ってくれた者がいたけれど…
秘密を共有できるものがいたけれど…
今では、その存在はいなくなっている。
彼らの秘密を知るのはお互いだけだ。
だから、お互いに世界を転々とする事になった。
時々…
あのオレンジ畑の片隅に作った…ジェレミアとアーニャの墓に手を合わせに行くことはあるものの…
同じ場所にとどまるのは長くて5年…
短ければ1年足らず…
そんなことの繰り返し…
いくら、二人にとって穏やかな生活が訪れる一時が来ても…それだけは変わらない。
あの時…
『コード』が…
『ギアス』が…
世界を惑わせた。
その存在は知らなくとも、その存在によって、人生を狂わされた者…運命を左右された者…
そして、それによって生まれた悲劇…
それらを知るから…二人はずっと、その事だけはどれ程穏やかな、平和な時間を過ごすことになったとしても、忘れない。
時々…
神根島のあの遺跡にも行く。
異変はないか…
誰かが訪れて、触れた者はいないかを…確認しに…
知らずに済んでいるなら…知らずに済ませて欲しい。
人のこない島であるとは云え…存在する限り誰かが足を踏み入れるかもしれない。
あの入口を破壊している遺跡に足を踏み込んで、何かに触れてしまうかもしれない。
そうなった時…世界はまた、新たな混乱が生まれて来る事になる。
―――それだけは…
混乱している時代でも、穏やかに過ごせる時代でも、あの遺跡に足を踏み入れることは…結構辛い…。
あれから…一体どれほどの時間が経っただろうか…
既に、二人の存在は知っているのは二人だけ…
時折、アッシュフォード学園で出会った人々の墓参りをするようになっていた。
時代が流れるにつれて…
彼らの墓も段々変化していく事になるのだけれど…
そして、そんな墓参りをしながら、彼らの生まれ変わりの魂に出会うと、苦笑してしまう。
それでも、笑っていてくれれば、それでほっとする自分もいる。
過酷な運命をたどっていれば、手を差し伸べてはいけないと思いつつ…手を伸ばそうとして引っ込めている自分に気がつく。

 現在いる場所は…
日本…
彼らにとって、いろいろ思い入れの強い土地だ。
「ルルーシュ…買い物、行って来たよ…」
そう云いながら玄関を開いて入ってきたのは…
「おかえり…。と云うか、今日はずいぶん大きい荷物になっているじゃないか…」
ルルーシュがその声の主である、スザクに驚いた表情を見せる。
一応、買って来る者のメモは渡して、渡した財布の中にも、決してそこまで帰る程の金額は入っていなかった筈なのだが…
「ああ、これ?福引やっていたんだよ…。で、3等の地物野菜の詰め合わせをくれたんだ…。今日の買い物分で、2回引けて…。で、こっちが2回目に当たった方の1等、熱海温泉旅館のペア宿泊券…」
そう云いつつ、ダイニングのテーブルに買い物袋を置いて、財布と一緒に封筒を差し出した。
「熱海?」
「うん…この間までいたのにね…」
あっけらかんとそんな事を云っている。
日本にいると、あまり離れたくないと云う衝動に駆られ、頻繁に引っ越す代わりに日本国内には結構長い時間いることが多い。
そして、今回スザクが当てて来た1等の熱海には…
2か月前までいたのだ。
「行くのか?」
「せっかく当たったんだし…捨てるの勿体ないよ…」
「俺としてはこの2等の高級フルーツの詰め合わせの方が…」
と、当てたのはスザクで、熱海温泉旅館のペア宿泊券なら欲しい人がたくさんいる筈なのに…
贅沢な話である。
「なら…僕一人で行こうかな…。あ、でもペア券だなぁ…。どうしようかなぁ…。誰を誘って…」
スザクがそこまで云った時…
「べ…別に…お前がどうしても…って云うなら…行ってやらないわけでもないぞ…」
そんな、あれからどれ程時間が経ったのか…と尋ねられたら、かなりの時間が経っている事におどかれてしまいそうなのだけれど…
こうした、ツンデレネコ属性は健在のようだ。
ルルーシュに解るように笑ってしまうと…ルルーシュが拗ねてしまうことは承知しているのだけれど…
それでも、そんな変わらないルルーシュにほっとして、笑みがこぼれてしまう。
「わ…笑うな!」
本当に…
人間の人生の何回分、生きているのか、既に数える気もなくなっていると云うのに…
ルルーシュはこんな、あの頃と変わらない反応を見せてくれるのが、なんだか…
―――嬉しい…。僕は…変わらずにいるのかな…ルルーシュにとって…
人とは変化する。
その変化の中で成長していく生き物だ。
だから、いい意味でも悪い意味でも人間とは生きて行くうちに変わって行く。
ルルーシュだって、変わった部分はたくさんある。
でも、こうして根っこの部分に置いては、ルルーシュは何も変わっていない様な気がした。
確かに…持って生まれた人間の本質と云うものは、多分、生きている限り変わらないだろう。
恐らく、スザク自身も…
だから最近、云われるのは…
『枢木神社にいた頃の朱雀みたいだ…』
と云うセリフ…

 そのセリフに少々複雑な思いを抱えないわけじゃないけれど…
確かに、ルルーシュと敵対している時、ルルーシュの騎士として存在した時…
恐らく、ルルーシュにしてみればルルーシュの知っているスザクではなかったのかもしれない。
子供の頃、スザクの前で涙を流してくれたことがあった。
ルルーシュの事だ。
余程心を許している相手でなければあんな風に緊張の糸が切れたりはしない。
それでも、あの時、ルルーシュは…スザクに心を許したのだ。
そんな風に心を許せる相手だったからこそ…
変わってしまったスザクにショックを受けていたと思う。
それでも、あの時、スザクもどうしようもなかった。
そして、その後も、暫く…と云うか、つい最近までルルーシュがそんな風に行ってくれることは殆どなかったけれど。
でも、最近では結構そのセリフを聞くことが多い。
多分、ルルーシュにとって、一番存在の大きなスザクは…あの頃のスザクだ。
スザクにとっても同じだ。
あの枢木神社で過ごしていたあの時のルルーシュがスザクにとってのルルーシュだ。
再会して、変わってしまったと…思った。
スザクがブリタニア軍に入っていた事にショックを受けていたルルーシュは、多分、枢木神社にいた頃のルルーシュ…そのままだったのだろう。
でも、その後は…
アッシュフォード学園にいた時…
スザクの中でルルーシュが…遠い存在の様な気がして…
そして、その後は…
あの時…
スザクが『クロヴィス殺害犯』として捕らえられた時…
何故、気付かなかったのか…
否、気づいていたのかもしれない…。
今となっては相当古い記憶だ。
ルルーシュくらいの記憶力があればともかく…
あの時の緊張感の記憶は…少しずつ薄れて行っている。
ルルーシュが普通の人間の一生の何回分も生きているのだから、スザクも当然、同じ時間、生きているのだ。
あれから、時代が流れて行き、時代の誕生や時代の終焉を何度か見て来ている。
その中で、あの時のルルーシュとスザクと同じような境遇の様な少年を見て来た。
結局…人間は、こうした繰り返しを続けながら…存在しているのだ。
自分達が『コード』を継承したからこそ、知り得たこと。
普通の、人間としての一生であったなら、そこまで悟る事も、理解する事も出来ない。
だから…人は繰り返すのだろう。
それでも…人は生きている。
そんな中で血の涙を流しながら、命を散らせて…そうしながら、時代を壊し、時代を生んで行く。
ルルーシュが担ったのは時代を壊すこと。
スザクが担ったのは時代を生みだすこと。
でも、壊すことはできても、造り出すことの難しさを思い知る。
知らずに済めば良かったと思う程…
ルルーシュがその優秀な頭脳を持ってしても、結局出来ることなんて限られていた。
時代を壊す事も、時代を作る事も、本当は一人の力でできる事じゃない。
実際に、ルルーシュが担ったのは時代を壊すことではなく、時代を破壊すると云うその状況にピリオドを打った。
それだけのことだった。
これまで壊して来た世界は…それまで時代や世界に抗った者たちによって、壊され続けて、たまたま、ルルーシュがピリオドを打つ役目を担っただけだった。

 壊すことにそれだけの労力と時間がいるのだ。
造り出す方はもっと時間がかかる。
だからこそ…
こうして穏やかな時間を過ごすと云うことが、どれ程貴重な事であるのか、この瞬間がどれほど大切にしなければならない事かを知る。
「熱海…一緒に行こうね?お風呂に入って、美味しいもの食べて…」
本当に、普通の生活の中で繰り広げられる会話だ。
スザクがにこりと笑ってルルーシュに云う。
すると、ルルーシュは相変わらず、素直じゃないと思ってしまう態度で帰して来る。
「お…お前がそこまで云うなら…付き合ってやる…」
顔がちょっと赤くなっている。
思っていることと反対の事を云っている時に見せるルルーシュの顔だ。
そんなルルーシュの顔を見れると云うことは…
―――今は…穏やかな時間が流れているんだ…
そんな風に考えることが出来るのだ。
時代が荒れて来ると、混乱して来ると、ルルーシュは決してそんな顔を見せてくれなくなる。
自分で何もできない事に苦しんで…
スザクも知っているのに、何もできない自分が歯がゆくて…
こんな、日常の平凡な会話を交わすことなんて出来なくなる。
自分たちは…咎人…
解っている。
その思いだけはどうやっても消すことはできない。
そして、償って死ぬ事も出来ない。
でも、そうやって、落ち込んで、悩み続けることで、自分達犠牲にした者たちの魂が救われるならいい…
そんな事をして魂が救われるなら、千年でも二千年でも悔み続けるけれど…
そんな事を慕って無意味だ。
だから、二人は、囚われない努力をした。
『コード』の継承…
それを『罰』として…
自分たちの力でなんとかできることがあっても…
それをする事が許されないこと…
それを背負うと云う『罰』を背負っている。
出来ることがあるのに、やってはいけないと云うその現実と云うのは、口で云うよりも遥かに苦しい『罰』である。
「いつにする?ここに、書いてある出発日から選べばいいみたいだよ?」
スザクが渡されたパンフレットをルルーシュに渡す。
そして、あまりこみ合わない日を…と、日を見ている。
「そうだなぁ…」
さっきまでのルルーシュのツンデレな態度がウソのように真剣にパンフレットを見ている。
嬉しそうだ。
良かったと思える。
ルルーシュは…いつも何かの形で自分の幸せを否定する方向に考えるフシがあるのだ。
きっと、そう云った意味での幸せがなかったのかもしれない。
―――そう云えば…こうして穏やかに笑えるようになったのって…それこそ、『コード』を継承してからだもんね…
そう思うと、なんだか気持は複雑だ。
でも、それでも、『コード』継承によって、不老不死と云う『業』を持つ中で…こんな風に考えてしまう…
―――少しでも…幸せに笑っていてくれますように…
穏やかな世界の中出くらい…『罰』から解放されてもいい…
そんな風に思えてしまうのは…
あの後も自分達でも辛い涙を流し続けて来たからだろうか…
自分たちの『罪』は知っているけれど…
でも、それでも…
―――もし、神様がいるなら…穏やかな時代でくらい…笑う事を…幸せだと感じる事を…お許しください…
そう、思わずにはいられなかった。

END

あとがきに代えて



適当に思いつきを書いただけです。
まぁ、普段からそうなんですけれど…
どちらかと云うと今日はスザク視点ですね。
そして、久しぶりですね…
『コード継承』の話し…
と云うのも、『It’s Destiny』の連載を始めてから、『コード継承』は少々心境的に書きにくくなっていたフシがありました。
と云うのも『It’s Destiny』の書き始めの頃…相変わらずルルーシュの死亡説を認めたくなくて…
それでも、書き始めたものだったので、気持ち的には非常に複雑で…
で、『コード継承』ネタは無意識に封印していたのかもしれません。
良く考えたら、SEネタとか、パラレルが増えていた気がします。
少し気持ちも落ち着いてきたので…(え?今なの?)
何か内容を考えてしまうと煮詰まってしまいそうだったので、とにかく、タイトル決めて、
ギアス継承』と云うそれだけで書き始めています。
だから、最初と最後、雰囲気ががらりと変わっていると思います。
相変わらず、『ゼロ・レクイエム』の後の執政者達に対して、一方的な責任追及をしていますが…
でも、こう云うのって、『ルルーシュ死亡説』で『萌え♪』を感じている方にはきっと、あまり楽しくない話かもしれませんね…。
結構多いんですよね…
『ルルーシュ死亡説』の方…
和泉くらい『ルルーシュ生存説』に拘っている人って以前は本当にいなかったと思います。
なんか、一人で『ルルーシュ生存説』を唱えている気になっていたくらいですから…
まぁ、それを書き始めると長くなるので…そろそろ〆ます。


☆拍手のお返事


たまごやきさま:こんばんは、初めまして。
コメント有難う御座居ます。

古いネタからのご質問…
なんだか、過去の作品からのご質問、感激です。
『コード継承』説のルルーシュをどうして『R.R.』としたか…
それは、単純にタイトルからです。
ちなみにスザクを『S.S.』にしたのは『R』の次が『S』だったからです。(実はイニシャルじゃないんです)
だから、『R2』じゃなくて『T2』だったらルルーシュは『T.T.』になっていたと思います。


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posted by 和泉綾 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 二次創作(単発もの)

ふと思いついて書いた1時間仕上げ小説 186

Please happiness



※久しぶりにルルーシュ、スザクの『コード継承』設定です。

 この時代を…ルルーシュとスザクは穏やかな気持ちで過ごしている。
あれから、幾度となく、世界は混乱し、世界は危機に陥り、そして、立ち直る…
そんなことの繰り返しをしている。
ルルーシュとスザクが…『ルルーシュ』として、『スザク』として生きたあの時代…
それは、世界が混乱し、世界が危機的状況に陥っていたと云うことだ。
ただ…それだけだった。
人と云う生き物にとって、全ての人が、穏やかな心で、笑いながら生きていける…などと云う時代を過ごしたことなんてない。
どこかで穏やかな生活を送っている陰で、何かに怯えながら生きねばらない人々もいる。
怯えて生きる人々の数が増えて行くと、それは…
雪だるま式にその波は大きくうねりをあげて行く。
それは…誰か一人の所為となるのだろうか…
結局、時代の流れの中で、致し方ない…そう思わざるを得ない部分は…必ずあるのだ。
人間、全てが同じものを見て美しいと思うわけではない。
同じ事をして幸せと思うわけではない。
そんな中で、必ず、嫉妬は生まれるし、そこから恨みが出てくる事だってある。
また、人の感情とは関係なく、人が生み出したものでありながら、人の手でコントロールできなくなってしまった時にも、世界は混沌の世界となる。
それは、誰の所為だと云って、全ての人々がその責任から逃げ出してしまったら、さらなる混乱が待つ。
ルルーシュとスザクがかつて、起こした『ゼロ・レクイエム』も、その直後から混乱状態に陥った。
それは、全ての人々が、あの時の戦いと、あの戦いによって生じた損害への責任から逃げたから…
あの時の世界の混乱は、何も、ルルーシュの父であったシャルル皇帝だけのせいではないし、かといって、シャルル皇帝に責任がないとは云わない。
そして、世界だって、全ての国家元首に負うべき責任はあった。
日本国手法であった枢木首相のやり方が最善であったかどうかは解らない。
ただ、戦わずして白旗を上げて、国家が国民を守る事を放棄したと云う汚点を残さなかったという点では評価できるだろう。
誰もが解っていた…勝ち目のない戦い…。
でも、あの時、戦わずして降伏していたら、『日本人』と云う存在そのものを国家が否定した事になっていた。
確かに、そこまでの強さを持てなかった国家に責任はあるかもしれないけれど…
それでも、国家は問答無用で武力行使して来る大国に対して国を守る姿勢で彼らの前に立ったのだ。
あれから、100年以上が経って、やっと、そう云った評価をされ出した。
確かに、戦わずに済めばこれほどいい事はない。
しかし、そうでないことは、国際社会の中では少なからずあるのだ。
平和主義者の者たち、無抵抗主義者たちは…その辺りをきちんと承知してものを云っているのか…
あの時、あれ程、戦うこと、武器を取ることに抵抗を示していたスザクでさえ、『ゼロ』と云う存在を通して、知ってきた。
今では…あの時、互いに譲れないものがあったと云うことだ。
戦争を肯定するつもりはないが、それでも、ただ、表向きの事だけで美辞麗句を並べる平和主義者達の意見に対しては云いたいことは山ほどある。
そんな事を考える時間がどれほどあっただろうか…

 そんな中、やっと、ルルーシュにもスザクにもそんな事を考える時間が徐々に減って行った。
そして、それを考えずに済むようになった頃には…
ずっと、ルルーシュとスザクを支えて来たジェレミアも、アーニャもこの世から去っていた。
ずっと、悩んでいた二人をずっと…傍で見ていて、心配し続けてきた二人だった。
流石に二人が一所にとどまる事を許されなくなった。
と云うのも、ずっとその二人に匿われていた。
確かに人の少ない地ではあったけれど…
でも、全く人がいないわけじゃない。
『コード』を継承した二人がいつまでも同じところにいたら…彼らの存在を訝しく思う者も出て来る。
そうなれば、あの時とは違った形で世界は混乱する事になる。
確かに…『ギアス嚮団』のデータは全て消した。
そこに存在していた人間も含めて…
それでも、あのシャルル皇帝だって、どこからそんなものを知ったかと尋ねられれば、『コード』を持っていたC.C.の存在ゆえだった。
だから、彼らは彼らとしての存在を…世間に知られるわけにはいかない。
それまでは…匿ってくれた者がいたけれど…
秘密を共有できるものがいたけれど…
今では、その存在はいなくなっている。
彼らの秘密を知るのはお互いだけだ。
だから、お互いに世界を転々とする事になった。
時々…
あのオレンジ畑の片隅に作った…ジェレミアとアーニャの墓に手を合わせに行くことはあるものの…
同じ場所にとどまるのは長くて5年…
短ければ1年足らず…
そんなことの繰り返し…
いくら、二人にとって穏やかな生活が訪れる一時が来ても…それだけは変わらない。
あの時…
『コード』が…
『ギアス』が…
世界を惑わせた。
その存在は知らなくとも、その存在によって、人生を狂わされた者…運命を左右された者…
そして、それによって生まれた悲劇…
それらを知るから…二人はずっと、その事だけはどれ程穏やかな、平和な時間を過ごすことになったとしても、忘れない。
時々…
神根島のあの遺跡にも行く。
異変はないか…
誰かが訪れて、触れた者はいないかを…確認しに…
知らずに済んでいるなら…知らずに済ませて欲しい。
人のこない島であるとは云え…存在する限り誰かが足を踏み入れるかもしれない。
あの入口を破壊している遺跡に足を踏み込んで、何かに触れてしまうかもしれない。
そうなった時…世界はまた、新たな混乱が生まれて来る事になる。
―――それだけは…
混乱している時代でも、穏やかに過ごせる時代でも、あの遺跡に足を踏み入れることは…結構辛い…。
あれから…一体どれほどの時間が経っただろうか…
既に、二人の存在は知っているのは二人だけ…
時折、アッシュフォード学園で出会った人々の墓参りをするようになっていた。
時代が流れるにつれて…
彼らの墓も段々変化していく事になるのだけれど…
そして、そんな墓参りをしながら、彼らの生まれ変わりの魂に出会うと、苦笑してしまう。
それでも、笑っていてくれれば、それでほっとする自分もいる。
過酷な運命をたどっていれば、手を差し伸べてはいけないと思いつつ…手を伸ばそうとして引っ込めている自分に気がつく。

 現在いる場所は…
日本…
彼らにとって、いろいろ思い入れの強い土地だ。
「ルルーシュ…買い物、行って来たよ…」
そう云いながら玄関を開いて入ってきたのは…
「おかえり…。と云うか、今日はずいぶん大きい荷物になっているじゃないか…」
ルルーシュがその声の主である、スザクに驚いた表情を見せる。
一応、買って来る者のメモは渡して、渡した財布の中にも、決してそこまで帰る程の金額は入っていなかった筈なのだが…
「ああ、これ?福引やっていたんだよ…。で、3等の地物野菜の詰め合わせをくれたんだ…。今日の買い物分で、2回引けて…。で、こっちが2回目に当たった方の1等、熱海温泉旅館のペア宿泊券…」
そう云いつつ、ダイニングのテーブルに買い物袋を置いて、財布と一緒に封筒を差し出した。
「熱海?」
「うん…この間までいたのにね…」
あっけらかんとそんな事を云っている。
日本にいると、あまり離れたくないと云う衝動に駆られ、頻繁に引っ越す代わりに日本国内には結構長い時間いることが多い。
そして、今回スザクが当てて来た1等の熱海には…
2か月前までいたのだ。
「行くのか?」
「せっかく当たったんだし…捨てるの勿体ないよ…」
「俺としてはこの2等の高級フルーツの詰め合わせの方が…」
と、当てたのはスザクで、熱海温泉旅館のペア宿泊券なら欲しい人がたくさんいる筈なのに…
贅沢な話である。
「なら…僕一人で行こうかな…。あ、でもペア券だなぁ…。どうしようかなぁ…。誰を誘って…」
スザクがそこまで云った時…
「べ…別に…お前がどうしても…って云うなら…行ってやらないわけでもないぞ…」
そんな、あれからどれ程時間が経ったのか…と尋ねられたら、かなりの時間が経っている事におどかれてしまいそうなのだけれど…
こうした、ツンデレネコ属性は健在のようだ。
ルルーシュに解るように笑ってしまうと…ルルーシュが拗ねてしまうことは承知しているのだけれど…
それでも、そんな変わらないルルーシュにほっとして、笑みがこぼれてしまう。
「わ…笑うな!」
本当に…
人間の人生の何回分、生きているのか、既に数える気もなくなっていると云うのに…
ルルーシュはこんな、あの頃と変わらない反応を見せてくれるのが、なんだか…
―――嬉しい…。僕は…変わらずにいるのかな…ルルーシュにとって…
人とは変化する。
その変化の中で成長していく生き物だ。
だから、いい意味でも悪い意味でも人間とは生きて行くうちに変わって行く。
ルルーシュだって、変わった部分はたくさんある。
でも、こうして根っこの部分に置いては、ルルーシュは何も変わっていない様な気がした。
確かに…持って生まれた人間の本質と云うものは、多分、生きている限り変わらないだろう。
恐らく、スザク自身も…
だから最近、云われるのは…
『枢木神社にいた頃の朱雀みたいだ…』
と云うセリフ…

 そのセリフに少々複雑な思いを抱えないわけじゃないけれど…
確かに、ルルーシュと敵対している時、ルルーシュの騎士として存在した時…
恐らく、ルルーシュにしてみればルルーシュの知っているスザクではなかったのかもしれない。
子供の頃、スザクの前で涙を流してくれたことがあった。
ルルーシュの事だ。
余程心を許している相手でなければあんな風に緊張の糸が切れたりはしない。
それでも、あの時、ルルーシュは…スザクに心を許したのだ。
そんな風に心を許せる相手だったからこそ…
変わってしまったスザクにショックを受けていたと思う。
それでも、あの時、スザクもどうしようもなかった。
そして、その後も、暫く…と云うか、つい最近までルルーシュがそんな風に行ってくれることは殆どなかったけれど。
でも、最近では結構そのセリフを聞くことが多い。
多分、ルルーシュにとって、一番存在の大きなスザクは…あの頃のスザクだ。
スザクにとっても同じだ。
あの枢木神社で過ごしていたあの時のルルーシュがスザクにとってのルルーシュだ。
再会して、変わってしまったと…思った。
スザクがブリタニア軍に入っていた事にショックを受けていたルルーシュは、多分、枢木神社にいた頃のルルーシュ…そのままだったのだろう。
でも、その後は…
アッシュフォード学園にいた時…
スザクの中でルルーシュが…遠い存在の様な気がして…
そして、その後は…
あの時…
スザクが『クロヴィス殺害犯』として捕らえられた時…
何故、気付かなかったのか…
否、気づいていたのかもしれない…。
今となっては相当古い記憶だ。
ルルーシュくらいの記憶力があればともかく…
あの時の緊張感の記憶は…少しずつ薄れて行っている。
ルルーシュが普通の人間の一生の何回分も生きているのだから、スザクも当然、同じ時間、生きているのだ。
あれから、時代が流れて行き、時代の誕生や時代の終焉を何度か見て来ている。
その中で、あの時のルルーシュとスザクと同じような境遇の様な少年を見て来た。
結局…人間は、こうした繰り返しを続けながら…存在しているのだ。
自分達が『コード』を継承したからこそ、知り得たこと。
普通の、人間としての一生であったなら、そこまで悟る事も、理解する事も出来ない。
だから…人は繰り返すのだろう。
それでも…人は生きている。
そんな中で血の涙を流しながら、命を散らせて…そうしながら、時代を壊し、時代を生んで行く。
ルルーシュが担ったのは時代を壊すこと。
スザクが担ったのは時代を生みだすこと。
でも、壊すことはできても、造り出すことの難しさを思い知る。
知らずに済めば良かったと思う程…
ルルーシュがその優秀な頭脳を持ってしても、結局出来ることなんて限られていた。
時代を壊す事も、時代を作る事も、本当は一人の力でできる事じゃない。
実際に、ルルーシュが担ったのは時代を壊すことではなく、時代を破壊すると云うその状況にピリオドを打った。
それだけのことだった。
これまで壊して来た世界は…それまで時代や世界に抗った者たちによって、壊され続けて、たまたま、ルルーシュがピリオドを打つ役目を担っただけだった。

 壊すことにそれだけの労力と時間がいるのだ。
造り出す方はもっと時間がかかる。
だからこそ…
こうして穏やかな時間を過ごすと云うことが、どれ程貴重な事であるのか、この瞬間がどれほど大切にしなければならない事かを知る。
「熱海…一緒に行こうね?お風呂に入って、美味しいもの食べて…」
本当に、普通の生活の中で繰り広げられる会話だ。
スザクがにこりと笑ってルルーシュに云う。
すると、ルルーシュは相変わらず、素直じゃないと思ってしまう態度で帰して来る。
「お…お前がそこまで云うなら…付き合ってやる…」
顔がちょっと赤くなっている。
思っていることと反対の事を云っている時に見せるルルーシュの顔だ。
そんなルルーシュの顔を見れると云うことは…
―――今は…穏やかな時間が流れているんだ…
そんな風に考えることが出来るのだ。
時代が荒れて来ると、混乱して来ると、ルルーシュは決してそんな顔を見せてくれなくなる。
自分で何もできない事に苦しんで…
スザクも知っているのに、何もできない自分が歯がゆくて…
こんな、日常の平凡な会話を交わすことなんて出来なくなる。
自分たちは…咎人…
解っている。
その思いだけはどうやっても消すことはできない。
そして、償って死ぬ事も出来ない。
でも、そうやって、落ち込んで、悩み続けることで、自分達犠牲にした者たちの魂が救われるならいい…
そんな事をして魂が救われるなら、千年でも二千年でも悔み続けるけれど…
そんな事を慕って無意味だ。
だから、二人は、囚われない努力をした。
『コード』の継承…
それを『罰』として…
自分たちの力でなんとかできることがあっても…
それをする事が許されないこと…
それを背負うと云う『罰』を背負っている。
出来ることがあるのに、やってはいけないと云うその現実と云うのは、口で云うよりも遥かに苦しい『罰』である。
「いつにする?ここに、書いてある出発日から選べばいいみたいだよ?」
スザクが渡されたパンフレットをルルーシュに渡す。
そして、あまりこみ合わない日を…と、日を見ている。
「そうだなぁ…」
さっきまでのルルーシュのツンデレな態度がウソのように真剣にパンフレットを見ている。
嬉しそうだ。
良かったと思える。
ルルーシュは…いつも何かの形で自分の幸せを否定する方向に考えるフシがあるのだ。
きっと、そう云った意味での幸せがなかったのかもしれない。
―――そう云えば…こうして穏やかに笑えるようになったのって…それこそ、『コード』を継承してからだもんね…
そう思うと、なんだか気持は複雑だ。
でも、それでも、『コード』継承によって、不老不死と云う『業』を持つ中で…こんな風に考えてしまう…
―――少しでも…幸せに笑っていてくれますように…
穏やかな世界の中出くらい…『罰』から解放されてもいい…
そんな風に思えてしまうのは…
あの後も自分達でも辛い涙を流し続けて来たからだろうか…
自分たちの『罪』は知っているけれど…
でも、それでも…
―――もし、神様がいるなら…穏やかな時代でくらい…笑う事を…幸せだと感じる事を…お許しください…
そう、思わずにはいられなかった。

END

あとがきに代えて



適当に思いつきを書いただけです。
まぁ、普段からそうなんですけれど…
どちらかと云うと今日はスザク視点ですね。
そして、久しぶりですね…
『コード継承』の話し…
と云うのも、『It’s Destiny』の連載を始めてから、『コード継承』は少々心境的に書きにくくなっていたフシがありました。
と云うのも『It’s Destiny』の書き始めの頃…相変わらずルルーシュの死亡説を認めたくなくて…
それでも、書き始めたものだったので、気持ち的には非常に複雑で…
で、『コード継承』ネタは無意識に封印していたのかもしれません。
良く考えたら、SEネタとか、パラレルが増えていた気がします。
少し気持ちも落ち着いてきたので…(え?今なの?)
何か内容を考えてしまうと煮詰まってしまいそうだったので、とにかく、タイトル決めて、
ギアス継承』と云うそれだけで書き始めています。
だから、最初と最後、雰囲気ががらりと変わっていると思います。
相変わらず、『ゼロ・レクイエム』の後の執政者達に対して、一方的な責任追及をしていますが…
でも、こう云うのって、『ルルーシュ死亡説』で『萌え♪』を感じている方にはきっと、あまり楽しくない話かもしれませんね…。
結構多いんですよね…
『ルルーシュ死亡説』の方…
和泉くらい『ルルーシュ生存説』に拘っている人って以前は本当にいなかったと思います。
なんか、一人で『ルルーシュ生存説』を唱えている気になっていたくらいですから…
まぁ、それを書き始めると長くなるので…そろそろ〆ます。


☆拍手のお返事


たまごやきさま:こんばんは、初めまして。
コメント有難う御座居ます。

古いネタからのご質問…
なんだか、過去の作品からのご質問、感激です。
『コード継承』説のルルーシュをどうして『R.R.』としたか…
それは、単純にタイトルからです。
ちなみにスザクを『S.S.』にしたのは『R』の次が『S』だったからです。(実はイニシャルじゃないんです)
だから、『R2』じゃなくて『T2』だったらルルーシュは『T.T.』になっていたと思います。


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本棚を覗くと (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 本棚を覗くと
「小説と実用書とマンガ、どれが一番多いですか?」
そうですね…
今は実用書だと思います。
色々な意味で、必要なものが多いので…
小説や漫画も多いとは思うのですが…
ただ、最近では簡単なものであれば、ネットで調べられますけれどね。
最近、購入する本と云うと、実用書が多いので…
ただ、忙しい時期になると、本棚から実用書がワークデスクに積み重ねられる事になります。
今ではパソコンの周囲に色々な実用書が置いてあります。
そう云った実用書の中身、全てを丸暗記出来るだけの頭あればいいのですが…
所詮凡人なので、そんな人間離れした頭は持っていませんでした。
最近では小説や漫画は本棚に鎮座しているんですけれど…
まぁ、冊数でいえば、多分、完全に古くなってしまっている実用書も含めると実用書ですね。
そろそろ整理した方がいいとは思うのですが…
なんとなく、手を付けられずにいる訳ですが…
困ったことに実用書って場所をとるんですよね。
さっさと整理して、処分してしまわなくては…
でも、やっぱりめんどくさいと云うか…なんと云うか…
漫画や小説も…また読むかもしれないと、どんどんたまっていくんですよね…。
私の場合、本当に何度も同じ作品を読むのでこんなに冊数が増えている事にちょっとビックリですが…
全て、オンラインで出来れば…と思う事もありますが…
環境がないと調べられないと云うのも困りもので…
意外と辞書って、使い慣らしておかないと、使い方が下手になります。
オンラインとオフライン…
最近では、雑誌のデジタル化…というニュースを聞いたのですが…
それはそれで…どうなのかなぁ…と思いますけれど…。
やっぱり、本を読む時はオンラインよりもオフラインの方が集中できますし…
まぁ、これは私の場合ですけれど…
でも、実用書はデジタル化してくれた方がいいかも…


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「小説と実用書とマンガ、どれが一番多いですか?」
そうですね…
今は実用書だと思います。
色々な意味で、必要なものが多いので…
小説や漫画も多いとは思うのですが…
ただ、最近では簡単なものであれば、ネットで調べられますけれどね。
最近、購入する本と云うと、実用書が多いので…
ただ、忙しい時期になると、本棚から実用書がワークデスクに積み重ねられる事になります。
今ではパソコンの周囲に色々な実用書が置いてあります。
そう云った実用書の中身、全てを丸暗記出来るだけの頭あればいいのですが…
所詮凡人なので、そんな人間離れした頭は持っていませんでした。
最近では小説や漫画は本棚に鎮座しているんですけれど…
まぁ、冊数でいえば、多分、完全に古くなってしまっている実用書も含めると実用書ですね。
そろそろ整理した方がいいとは思うのですが…
なんとなく、手を付けられずにいる訳ですが…
困ったことに実用書って場所をとるんですよね。
さっさと整理して、処分してしまわなくては…
でも、やっぱりめんどくさいと云うか…なんと云うか…
漫画や小説も…また読むかもしれないと、どんどんたまっていくんですよね…。
私の場合、本当に何度も同じ作品を読むのでこんなに冊数が増えている事にちょっとビックリですが…
全て、オンラインで出来れば…と思う事もありますが…
環境がないと調べられないと云うのも困りもので…
意外と辞書って、使い慣らしておかないと、使い方が下手になります。
オンラインとオフライン…
最近では、雑誌のデジタル化…というニュースを聞いたのですが…
それはそれで…どうなのかなぁ…と思いますけれど…。
やっぱり、本を読む時はオンラインよりもオフラインの方が集中できますし…
まぁ、これは私の場合ですけれど…
でも、実用書はデジタル化してくれた方がいいかも…


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2010年04月26日

It's Destiny 21

難しい事?



 スザクの話しを聞いていて…
色々複雑な思いを抱える。
あの時、自分のしたこと…
それは一体何だったのか…
それを考える事さえも…今は必要ないと云われても…
ただ、あの時、一番辛い役割を担ったスザクが…そう云ったのだ。
ルルーシュの『罪』が許されたわけではない。
―――これも…俺に対する『罰』だと云うのか…
あの時の事をいつまでも引きずって、不幸の中心にいる様な顔をしていれば、それは確かに不愉快極まりないだろう。
あの時、『ゼロ・レクイエム』の為に命を落とした者たちにとっても。
現世であの時の記憶がないとはいえ、ルルーシュを見守っている者たちにとっても。
そして、自ら『業』を背負ったミレイだって、救われない。
そう思えて来るけれど…
「本当に…難しそうだな…」
体調を整えて、学校へ行こうと考えているルルーシュが、ぼそりと呟いた。
その小さな呟きにスザクはため息を吐いた。
「本当に…頭のいい人って、なんでそんなに難しく考えようとするのかな…」
スザクの言葉に、更にルルーシュの中で混乱してしまう。
あのときだって、多くの『罪』を犯して来た。
今も…無気力な毎日を送っている。
何かを欲しいと願っているのに、それも、『罪』であると云う思いが、無意識の中に会ったのかもしれない。
ただ…
己の『罪』を知りつつ、自分の中で許すことが出来ない状態で…
笑うと云うこと。
自分が何をしてきたのか、解っているだけに。
笑って欲しいなら、何故、記憶を取り戻す必要があったのか…
そんな事をぐるぐる考えてしまうが…
「理屈…じゃないんだと思うよ…ルルーシュ。僕もルルーシュも、あの時、間違った方法を取ってしまった。ロイドさんもセシルさんも、ジェレミア卿もナナリーもあの時みんな苦しんでいた。本当は…みんなで背負わなければならなかった事だったのに…背負いきれないものを一人で背負おうとした君のお陰で、確かに傷を深くした人だっている。何故、その人たちがそれほど深い傷を負ってしまったか…解るかい?」
スザクが、子供を諭す様に尋ねた。
確かに、前世でもスザクの方が長く生きて、今もスザクの方が年上なのだから、間違ってはいないが…
あの時、ルルーシュもスザクも、間違った判断をした。
それ故に、あのような形で世界を暗黒に突き落とし、『ルルーシュ皇帝』が『ゼロ』によって討たれた…事実だけでは…
ルルーシュの考えていた『世界の明日』は訪れなかった。
どの道、世界のすべての人々が何かの形で努力しなければならなかった。
時代の変わり目と云うのは混乱するものであり、そして、誰か一人のせいではない。
誰か一人の所為に出来る程…時代の変わり目と云うものは軽くない。
あの時点で…それを解る者がいなかった。
大人たちは…その『責』を恐れて、見て見ぬ振りをしていたのではないかと思われるほど…あの『ゼロ・レクイエム』は解り易かった。
解り易過ぎて…全てがルルーシュの所為となり…あの時の『戦いの本質』や『意味』を理解出来た者があまりに少なかった。
その後、苦労を重ねた者たちは、それを理解してしまった者たちに限定された。

 スザクにしてみれば、あの時のことがあるから…今、こうして安定した世界があると云うが…
確かに歴史は、時代の積み重ねだ。
どの時間も、出来事も全てが重なって今があるのだ。
だから、スザクは、あれも今のこの時代を作り上げる為の、ピースの一つにすぎないと思える。
見て来たから…
あの後も自分の意思を貫く為に、自分の守りたいものの為に、自分の欲しいものを得る為に…
それが、政治に関わって来る事であるとかないとか、世界経済に関わって来る事であるとかないとか、時代を変えて思う程大きなことであるとかないとか…
そんなことは関係なしに、人々は何かと退治したり、何かに抗ったり、何かと戦ったり…
そんな事をして生きている。
結局、責任を全てルルーシュに押し付けてしまった為に、生き残った者たちは、自分のやったことから目を逸らせる結果となった。
『黒の騎士団』であれ、『ブリタニア軍』であれ、その戦いに参加した者たちにもあの時代の責任は等しく負うべきものとして存在する。
それを理解できない状態であれば、生き残った者たちがすべて『正義』となってしまった。
それぞれ、自分の思う事も、考える事も、信じるものも、何もかもが違う。
正反対の価値観を持つ者たちが『自分を正義』と自己主張を始めれば…
どうなるかなど、こうして落ち着いた形で考えれば…否、考えるまでもなく、火を見るより明らかだ。
それぞれに『正義』があった。
それは、『黒の騎士団』もそうだったし、スザクもそうだった。
話し合いと云うテーブルは…『平和』のカギになどなりはしない。
それぞれに、それぞれの言い分がある限り、話し合いだけで解決できない事だってある…
スザクはそれを見て来た。
だから…
「ルルーシュ…もう一度聞くよ?あの時、君の願ったものを理解し、協力して来た人たちが…更に深く傷ついた。それは、何故傷ついたか解るかい?そして、その傷がどれほどのものだったか、解るかい?」
スザクが尋ねるが…返事はない。
ルルーシュ自身、それが解らない筈はない…
そう信じているからこそ、スザクは尋ねている。
あの時の判断…ルルーシュとスザクは間違った判断をして、間違った方法を取り、間違った結果を出した。
でも、それはその世界を見て来たスザクの見方だ。
あの時を生きた者たちの中には『ゼロ・レクイエム』を正しいと判断した者もいれば、そうでないと判断した者もいる。
そして、『ルルーシュ皇帝』を肯定した者もいれば、否定した者もいる。
『ゼロ』だって同じだ。
その時点で…全ての人々が同じ方を向いて、同じ思いを抱いて生きて行くことなんて…あり得ないのだ。
「みんな…ずっと、その傷を背負っていたのか…?」
ルルーシュが逆に尋ねる。
スザクはやっと口を開いたルルーシュにほっとする。
「ずっと深いままだったかどうかは知らない。でも、その傷を忘れた人はいなかった…ってことだけは云えるよ。だから…ルルーシュ、君は君として、この時代で幸せにならなければならないんだ…。誰に縛られるでもなく、誰に命じられるでもなく…君自身の為に…」

 スザクの言葉は重い。
学校へ行こうと云うその気持ち自体は多分、ウソ偽りはない。
その言葉を違えるつもりもなかった。
ただ、スザクはルルーシュの中にある何かに気づいたのだろう…
だから、ルルーシュが『体調を整えて学校へ行く』と云ったのに、このような事をまた、付け加えて話しているのだろう。
「僕は…もうこの時代になって、あの時代を生きて、ルルーシュの『罪』を責めるつもりはないよ。あの時、僕も君も『罰』を受けたんだ。だから、君はもう…余計なことは考えるな…」
スザクの言葉が…
心の奥に突き刺さる。
まるで、『ギアス』にかけられたかのように…
今、『ギアス』と云う能力に出会うことはないだろう。
これまでも、これからも…
なのに、そう感じるのは…
それは…
―――スザクの言葉の重み…
ルルーシュの中でそんな風に思う。
実際に、スザクの言葉の一つ一つが非常に重く感じる。
見て来た者の言葉…と云うことか…
「なら…なぜ、俺たちの記憶が蘇ったんだ?あのままなら…俺はスザクを特別な大人と見る子供でしかなかったのに…」
「そんなことは解らないけれど…。でも、あの時、ルルーシュや僕の為に泣いてくれた人、傷ついてくれた人…そんな人たちの…祈りじゃないのかな…」
スザクの言葉に、ルルーシュは更に驚いた表情を見せる。
『祈り』
それは…どう云うことなのか…
「ミレイさんを見ていれば解るでしょ?ミレイさん、僕たちに云ったじゃない…。『『ルルーシュ』として、『スザク』として幸せになりなさい!』と…。それを見届ける為にわざわざこんな過酷な運命を背負ったと…」
ミレイの言葉…
多分、あの時、二人の事を思ってくれた人々の『祈り』が集約されているのだと…
スザクは付け加えた。
「幸せ…か…。よく…解らないよ…」
ぼそりと呟く。
確かに…ルルーシュに『幸せ』などと云う言葉の意味が本当の意味で解っているとも思えない。
否、人間、誰も解っていない。
『幸せ』とはなるものじゃない…
『幸せ』とは感じるもの…
それに気づくまでは、ルルーシュだけでなく、スザクも『幸せ』の中に身を置くことはできないだろう。
「難しいな…」
ルルーシュはもう一度、その言葉を口に出した。
さっきまで、C.C.を探そうと思っていた。
何故、こんなことになってしまったのか…
何故、ミレイにその様な事を頼まれて、承諾したのか…
それを聞きたかったから。
あのC.C.がちょっと何かを云われたくらいで、そんなことを承諾する筈がない。
そして、彼女自身、契約違反者の為に骨を折るなんて事はする筈がない。
それでも…
C.C.はミレイにルルーシュ達と出会えた時、その時の記憶を取り戻す措置を施されていた。
それが、この現世で彼らが幸せになったところを見たと、彼女が思えなければ、また、あの時の記憶を取り戻して生きる人生を繰り返すことになるのだろうか…
あの時代、思い出して面白おかしいと思えるような時代ではない。
懐かしめる時代でもない。
「もし、C.C.を探しに行きたくなったら…行ってよ…。僕も行くから…。僕だって、彼女には云いたいことがたくさんあるんだ…」
「スザク…」
まるで、心の中を見透かされてるような…
そんな気持ちになる。

 そんな気持ちになって、そんなルルーシュの表情を見て、スザクがスクッと立ち上がった。
「どうする?僕、ここにいていいなら、泊まって行くけれど…」
「お前は…いいのか?明日もその格好で行くわけには…」
「明日、僕が会社に行ったら、ミレイさんのおもちゃだよ…。ルルーシュが嫌なら帰るけれど…」
「嫌な…わけじゃない…」
相変わらず、素直じゃない言い回しだ。
どう見ても、どう考えても、今はまだ、中学生のルルーシュ。
そして、この現世で決して家族の愛に恵まれている様には見えないルルーシュ。
現世でのスザクは…
普通のサラリーマンの家庭で、両親の愛情はしっかり貰った。
あの頃の『業』を背負わされているとしたら…あまりに不可解なほどに…
確かに、早世してしまったけれど…
でも、あの両親は決して不幸な人生はなかったと…今なら思う。
独りよがりでも何でもない…
確かに、スザクが大学を卒業して、就職して、結婚して、孫の顔を見て…
と云う人生設計は立てていたかもしれないけれど…
それでも、彼らはスザクの両親として不幸だったとは思わない。
スザクも、あの両親の下に生まれて幸せだと思う。
あの時、ルルーシュと同じくらいの『罪』を犯しているスザクだ。
もし、これまでの人生の幸せが何かの間違いで何かの形で返せと言われたなら…
あの時、同じように『罪』を犯したルルーシュが、自分と同じくらい幸せになって欲しいと思う。
愛されているのに…
愛したいのに…
そのどちらもどうしていいか解らない少年のルルーシュに…
「じゃあ、看病を兼ねて泊まって行くよ…。あ、そうだ、何か食べないとね…。と云うか、冷蔵庫の中、見せて貰ったけれど…」
スザクがそこまで云った時、ルルーシュがスザクの言葉を遮った。
「ああ、ここのところ、自分で出かけていないし、マオが…買ってきてくれたものが殆どだからな…」
ルルーシュがバツの悪そうにそんな事を云い放つ。
確かに、とても動けるような状態だったとは思えない。
「そっか…じゃあ、僕が買い物に行って来るよ…。多分、まだちゃんと動けないだろう?僕の作れるものでいいかな?」
「お前…料理なんて…」
「あのねぇ…これでも苦学生やっていたんだから…。簡単なものくらいは作れるよ…」
スザクが苦笑しつつ、答える。
ルルーシュの中であの頃のスザクの印章しかないから…
時間が経っていると思う。
そして、生まれ変わって、違う人生を歩んでいるのだと思う。
でも、生まれ変わって、違う人生を歩んでいる筈なのに…
―――やっぱり…俺は…
そこまで思って、苦笑して、そんな考えを振り払った。
そんな風に思われたら、きっと、スザクに迷惑だと思うから…
「じゃあ、行って来るね…」
スザクがそう云いつつ、出て行くのを見送った。
心の中に、何かを感じながら…
その何かが、非常に漠然とし過ぎていて…なんのかはよく解らない。
不安なのか、それとも別のものなのかさえ…この時は解らなかった…

 スザクがマンションを出て行き、近所のスーパーに足を運ぶ。
いろいろな思いはあるものの…
今更前世の事でルルーシュを憎むつもりはない。
あの時…
―――確かに…ルルーシュを憎んだけれど…嫌いになったことは…ない…
憎悪と嫌悪は違う…
今なら…そう思える。
ナイトオブラウンズになって…『ゼロを殺すのは…自分です…』と云った時…
スザクの中で、その『ゼロ』とは、一体誰だったのか…
正直、よく覚えていない。
と云うか、解らない。
あの時、既にナイトオブラウンズとして、戦場に赴き、スザク自身、自分の本意ではないにしろ、数多くの命を踏みつけにして来ているのだ。
何も、あの時、『人殺し』と云う意味ではルルーシュだけが罪人ではない事を、スザクはよく知っている。
ただ、それを知る者が少なかったから…
あのあと、世界は荒れたのだ。
ルルーシュを見ていると…本当に痛々しいと思う。
未だに、あんな形で『罪の意識』を抱き続けている。
あの時、あの時代…
『ゼロ・レクイエム』の後、各国の執政者となって、その『罪』のなかった者などいやしない。
あの世界の混沌を作りだしたのはルルーシュ一人の責任ではない。
寧ろ、幕を下ろす為に、自ら生贄となった…
それだけの様に見える。
ユーフェミアを殺した事…
それについて恨みを抱くのであれば、それは個人的感情であり、そして、それを戦争に持ち込んではならない。
でも、スザクは…あの時…
個人的感情に縛られて…『ゼロ』を殺そうとしていた。
「そう云う意味では…ルルーシュの方が遥かに徹底していたな…」
そんな事を呟いてしまう。
買い物かごの中に多くの食材を入れてレジへと向かう。
そして、会計を済ませた後…出口に向かって歩いて行き、ルルーシュのいるマンションの方へと足を向ける。
その時…
「枢木…スザクさんですね?」
待ち伏せされていたかのように目の前に一人の男が現れた。
確かに品の良さを感じるけれど…
でも、スザクの中の何かが油断してはならないと訴えている。
「あの…」
スザクが戸惑った様にその男に対して何かを尋ねようとするが…
「これは失礼。私、シュナイゼル≂ランペルージの秘書を務めております、カノン=マルディーニと申します…」
その名前を聞いて…スザクが顔色を変えた。
スザクの中でいろいろ整理する。
―――ルルーシュの父親は…
何故もっと早く気付かなかったのか…そんな事を思うのだが…
でも、今はそんな事を考えているような状況ではない。
名刺を受取りながら、頭の中でいろいろ考えるが…
相手が何を考えているのか解らないので、どうにもならない。
「枢木スザクは…僕です。何の…お話しでしょうか?」
相手は恐らく、あの時の記憶を持たない存在…
でも、ルルーシュの周囲には様々な思惑を持ち、そして、ルルーシュの中で異様に『前世の罪』の意識が強くなっている原因は…
―――ひょっとしたら…
そんな事を思った時、スザクの中で一つの考えが浮かび上がる。
多分、辻褄が合っている…
「ルルーシュ≂ランペルージ様について…少々お話しを伺いたいのです。ルルーシュ様の父親であるシュナイゼル≂ランペルージ議員はルルーシュ様をとても大切に思っていらっしゃいまして…。でも、お仕事の都合で中々会う事さえ叶わないことで心を痛めておいでなのです…」
スザクは…その言葉に…緊張を感じずにはいられなかった…

To Be Continued


あとがきに代えて



も一回だけちょっとスザルル2ショットにしようと思って、
お泊りしようと云う話まで云って…
フフフ…
皆さんはきっと、和泉のこう云う展開を期待されていると思いまして…(←違!)
やっぱり、スザルルや山あり、谷ありでないと…。
ギネヴィアさん…先に出したかったのですが…マオが随分活躍してくれたお陰で、シュナパパが先になりました。
一応、シュナパパもギネママもルルーシュの事を愛しているんです。
でも、ルルーシュを独り占めしたいと云う独占欲が強すぎて、ルルーシュが困っちゃっていて、でもって、お互いルルーシュを取り合いしているもんだから…(笑)
まぁ、ギネヴィアさんにはいろいろ役に立って貰う予定もあります。
くっそぉ…学校のシーンが出て来ないなぁ…
学校に行ってから、また新キャラでる予定なんですけれど…
つうか、名前しか出せなくなっているキャラもいるし、玉城はどこ行った?ってな感じになりつつあるんですが…
玉城にもちゃんと役割があります。
と云うか、最初は1回で終わるかもしれなかったこの話…
書き始めたら結構濃い話になってきましたね…(笑)
書いていて楽しいです。

あと、(時間の都合で)ぶった切り状態でしたが…今日、『キセ誕』のDVDを見終えました。
正直、『It’s Destiny』の日には見ちゃいかんかった…
つうか、スザク普通に仮面外しているし…
とか思った和泉は間違っているでしょうか?
一応、『枢木スザク』は死んだことになっているわけですしねぇ…
色々ツッコミどころ満載でした。
まぁ、公式のイベントは…とりあえず、ノータッチで行こうと思います。
DVDを楽しみに待つ事にします。
『キセ誕』の際はチケットの事から始まって、参加された方の感想を見ていて、非常に嫌な思いをしたので…
最初から行かないと決めていれば、ここまで嫌な思いをしなくて済みますしね…
スザ誕イベントも…一部では『ホントに公式イベントなの?』と云う声が上がっているそうですが…。
まぁ、参加申し込みに関しては『キセ誕』の時よりマシかな…とは思っています。


☆拍手のお返事


紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
やっと、晴れの日が出てきてくれましたが…気温の上がり方がいまいち微妙…
未だにストーブをしまえないってどういう事?
という生活ですが…それでも、晴れてくれるとガタの来ている膝が楽で助かります。

『幼馴染シリーズ』
色々と、複雑な話になってしまいましたが…
ゼロの暴走を止める為にはこれしかなかったんです…(爆)
ホント、ユーフェミアを止める為にユーフェミアに銃口を向けざるを得なかったルルーシュのあの苦悩が解ります(←うそつけ!)
まぁ、ゼロの中に存在するもの…
割とオーソドックスに行きたいとは思っておりますが…
誰がオーソドックスなんでしょうね…この場合…(そうやって混乱を振りまくな!)

ルルーシュも、少々影が薄くなっておりますが…なんだか悩んでいるご様子…。
ただ、ルルーシュが落ち込んでくれないと、スザクの株が…(爆)←こんなところでぶっちゃけるな!
まぁ、ルルーシュの場合、普通に悩みそうですよね…。
自分でいらん事考え過ぎて、悩みを大きくしていくタイプなので…
スザクが今の状態をどこまで把握しているかも問題なのですが…

シュナ兄も始動しそうですし…
この話…書き始めた当初はここまで急展開を繰り返す話になるとは思っていませんでした(笑)
というか、途中打ち切りにすると云うくらい、無反応作品だったので…
ただ、ある一人のイベントで知り合った方に…『大好きで、楽しみにしているんです!』という一言で生き延びた作品です。
未完にするつもりはなかったので、ちゃんとオチを付けるつもりでしたが…
ただ、打ち切りだと解るだろうなぁ…という終わらせ方を真剣に考えていた時期もあります。
それが…ここまで来てくれましたよ…ホント…

『皇子とレジスタンス』
いよいよ戦闘のクライマックスとなってきました。
スザクもライもずっとアヴァロンの中に籠っていましたし…少し暴れさせてあげないと…(え?)
星刻もこれから色々頑張らなくてはなりません。
ブリタニア軍と合流するまでは…
アラスカでアークエンジェルが戦線離脱した時と同じくらい過酷になりますから…
きっと、あのときのフリーダムのごとく、ランスロットと、クラブが現れてくれればかっこいいのになぁ…とは思いますけれど…。
ただ、そこまでの文章力が和泉にあるか…という問題が…(ダメじゃん)

久しぶりにカレンが出てきたんで…割と遊ばせて頂きました。
戦っている方は大変だったと思うのですが…
人質の皆さんの説得も大変だったでしょうね…
ただ、そこに甘んじていれば、いずれ、彼らも殺される訳で…。
あくまで人質ですからね…
その辺りの説明をルルーシュの潜入舞台のみなさんが一生懸命して下さって、更にキューエル達が一生懸命説得し誕でしょうね…

この話のルルーシュ…成長段階に問題があるので、それを矯正するのはスザクとライの役目です。
色々苦労しそうな二人ですが…
でも、そう云う意味ではシュナ兄も一緒でしょうね…
あと、別の意味で苦労しているのはコーネリアの騎士であるギルフォードでしょう…
あのおてんば姫は…言い出したら聞かないし、彼女の場合、前線に立たせたら先頭切って突っ込みますからね…
ロスカラでナリタ戦の時にはつくづく思いましたよ…ホント…(笑)

『おかえりなさい』&『ただいま』
ルルーシュが女々しかったので…どうなんだろうと思っていたのですが…
でも、ルルーシュ…背後で『悪逆皇帝オーラ』全開で睨んでいます…(; ̄ー ̄川 アセアセ)
そっか…『おかえりなさい』の方は、ちゃんと恋人であると云う記述がなかったんですね…
すみません…それは和泉のミスです。
でも、ドキドキ感を楽しんで頂けていたなら幸いです。

ルルーシュ自身、意地っ張りだし、強がろうとするし…
だとすると、やっぱり、灯りを見てもきっと、自分の中で無関心を装おうとするでしょうね。
そして、自分の傷を少しでも浅くしようと…

で、帰ってきて、スザクがいたのはいいんですが…
ホントに能天気ですね…(笑)
和泉ならその場でぶっ飛ばしています…(爆)
でも、ルルーシュの方は…
すっかり頭が真っ白になりそうになっていて…最後の僅かな緊張感も、スザクの駄々っ子で吹っ飛んじゃっています。
まぁ、こういうカップルもたまには楽しいかな…と…。
お互いがお互いに振り回されているって感じで…。
しかし…ホントにスザク…行動早いですね…。
これもランスロット並み…と云うんでしょうか?

で、スザク…箍が外れておっかないスザクになっています。
というか、ルルーシュが出て行っちゃったら、DVの旦那の様に追っかけてきそうですが…
で、縛り上げて連れ戻す…見たいな…
書いていてい自分で怖くなりましたが…(爆)
ただ、スザクの方もルルーシュが好き過ぎて…で、危ない方に走っちゃっている訳で…

ホント、リヴァルがいてくれてよかったと思います。
この人がいないと、ホントに血が流れていたかも…(え?)
スザクを暴走させるとこうなるんですね…
勉強になりました。
この話に関しては…割と書いている時は楽しかったです。
読み返すと怖かったのですが…(爆)

他の話も読んでみたいなんて言って頂けて光栄です。
また、機会がありましたら…
和泉の場合、SSよりもこうした形でシリーズにしちゃった方がいいんでしょうかね…
『ふたりぐらし』の時も続きを読み立ちおっしゃって下さった方が多くて…
ホント嬉しいです。
皆さんに続きやこの設定で他の話を読んでみたいと思って頂けるような作品をもっと書いていきたいと思います。

『はなもも』
中々面白い木ですよね…。
ただ、ちょっと早かったみたいで、日当たりのいいところは咲いているんですが、少々標高が高くなって、日蔭のところはまだつぼみだったんですよ…。
G.W.中、一度、実家に行く事になっているのですが…
その時にリンゴの花が見れるかなぁ…
ちょっと早いかもなんですが…
もし、咲いていたら、リンゴの花を撮ってきます。

G.W.は多分、実家に行く以外は原稿に追われると思います。
5月のターボ…
もし取れていたら結構締め切りが…やばいので…
休み中に一つ書きあげちゃいたいと思います。
後は…
6月のオンリーがその3週間後なので…
しっかりやりたいとは思っているんですが…
仕事はしないけど、原稿を書く予定です。
紫翆さまも、お仕事、お疲れ様です。
紫翆さまに少しでも楽しんで頂けるように頑張ります。

あと、リクに関しては届いております。
今回、リクを頂いた段階でお返事には書いていなかったので…。
来週の火曜日からリク企画を開始致します。
紫翆さまの下さった作品が最初になります。
よろしければそちらも楽しんで頂ければ幸いです。


拍手のみの皆さんもありがとうございます。
とっても励みになります。
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posted by 和泉綾 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | It's Destiny

It's Destiny 21

難しい事?



 スザクの話しを聞いていて…
色々複雑な思いを抱える。
あの時、自分のしたこと…
それは一体何だったのか…
それを考える事さえも…今は必要ないと云われても…
ただ、あの時、一番辛い役割を担ったスザクが…そう云ったのだ。
ルルーシュの『罪』が許されたわけではない。
―――これも…俺に対する『罰』だと云うのか…
あの時の事をいつまでも引きずって、不幸の中心にいる様な顔をしていれば、それは確かに不愉快極まりないだろう。
あの時、『ゼロ・レクイエム』の為に命を落とした者たちにとっても。
現世であの時の記憶がないとはいえ、ルルーシュを見守っている者たちにとっても。
そして、自ら『業』を背負ったミレイだって、救われない。
そう思えて来るけれど…
「本当に…難しそうだな…」
体調を整えて、学校へ行こうと考えているルルーシュが、ぼそりと呟いた。
その小さな呟きにスザクはため息を吐いた。
「本当に…頭のいい人って、なんでそんなに難しく考えようとするのかな…」
スザクの言葉に、更にルルーシュの中で混乱してしまう。
あのときだって、多くの『罪』を犯して来た。
今も…無気力な毎日を送っている。
何かを欲しいと願っているのに、それも、『罪』であると云う思いが、無意識の中に会ったのかもしれない。
ただ…
己の『罪』を知りつつ、自分の中で許すことが出来ない状態で…
笑うと云うこと。
自分が何をしてきたのか、解っているだけに。
笑って欲しいなら、何故、記憶を取り戻す必要があったのか…
そんな事をぐるぐる考えてしまうが…
「理屈…じゃないんだと思うよ…ルルーシュ。僕もルルーシュも、あの時、間違った方法を取ってしまった。ロイドさんもセシルさんも、ジェレミア卿もナナリーもあの時みんな苦しんでいた。本当は…みんなで背負わなければならなかった事だったのに…背負いきれないものを一人で背負おうとした君のお陰で、確かに傷を深くした人だっている。何故、その人たちがそれほど深い傷を負ってしまったか…解るかい?」
スザクが、子供を諭す様に尋ねた。
確かに、前世でもスザクの方が長く生きて、今もスザクの方が年上なのだから、間違ってはいないが…
あの時、ルルーシュもスザクも、間違った判断をした。
それ故に、あのような形で世界を暗黒に突き落とし、『ルルーシュ皇帝』が『ゼロ』によって討たれた…事実だけでは…
ルルーシュの考えていた『世界の明日』は訪れなかった。
どの道、世界のすべての人々が何かの形で努力しなければならなかった。
時代の変わり目と云うのは混乱するものであり、そして、誰か一人のせいではない。
誰か一人の所為に出来る程…時代の変わり目と云うものは軽くない。
あの時点で…それを解る者がいなかった。
大人たちは…その『責』を恐れて、見て見ぬ振りをしていたのではないかと思われるほど…あの『ゼロ・レクイエム』は解り易かった。
解り易過ぎて…全てがルルーシュの所為となり…あの時の『戦いの本質』や『意味』を理解出来た者があまりに少なかった。
その後、苦労を重ねた者たちは、それを理解してしまった者たちに限定された。

 スザクにしてみれば、あの時のことがあるから…今、こうして安定した世界があると云うが…
確かに歴史は、時代の積み重ねだ。
どの時間も、出来事も全てが重なって今があるのだ。
だから、スザクは、あれも今のこの時代を作り上げる為の、ピースの一つにすぎないと思える。
見て来たから…
あの後も自分の意思を貫く為に、自分の守りたいものの為に、自分の欲しいものを得る為に…
それが、政治に関わって来る事であるとかないとか、世界経済に関わって来る事であるとかないとか、時代を変えて思う程大きなことであるとかないとか…
そんなことは関係なしに、人々は何かと退治したり、何かに抗ったり、何かと戦ったり…
そんな事をして生きている。
結局、責任を全てルルーシュに押し付けてしまった為に、生き残った者たちは、自分のやったことから目を逸らせる結果となった。
『黒の騎士団』であれ、『ブリタニア軍』であれ、その戦いに参加した者たちにもあの時代の責任は等しく負うべきものとして存在する。
それを理解できない状態であれば、生き残った者たちがすべて『正義』となってしまった。
それぞれ、自分の思う事も、考える事も、信じるものも、何もかもが違う。
正反対の価値観を持つ者たちが『自分を正義』と自己主張を始めれば…
どうなるかなど、こうして落ち着いた形で考えれば…否、考えるまでもなく、火を見るより明らかだ。
それぞれに『正義』があった。
それは、『黒の騎士団』もそうだったし、スザクもそうだった。
話し合いと云うテーブルは…『平和』のカギになどなりはしない。
それぞれに、それぞれの言い分がある限り、話し合いだけで解決できない事だってある…
スザクはそれを見て来た。
だから…
「ルルーシュ…もう一度聞くよ?あの時、君の願ったものを理解し、協力して来た人たちが…更に深く傷ついた。それは、何故傷ついたか解るかい?そして、その傷がどれほどのものだったか、解るかい?」
スザクが尋ねるが…返事はない。
ルルーシュ自身、それが解らない筈はない…
そう信じているからこそ、スザクは尋ねている。
あの時の判断…ルルーシュとスザクは間違った判断をして、間違った方法を取り、間違った結果を出した。
でも、それはその世界を見て来たスザクの見方だ。
あの時を生きた者たちの中には『ゼロ・レクイエム』を正しいと判断した者もいれば、そうでないと判断した者もいる。
そして、『ルルーシュ皇帝』を肯定した者もいれば、否定した者もいる。
『ゼロ』だって同じだ。
その時点で…全ての人々が同じ方を向いて、同じ思いを抱いて生きて行くことなんて…あり得ないのだ。
「みんな…ずっと、その傷を背負っていたのか…?」
ルルーシュが逆に尋ねる。
スザクはやっと口を開いたルルーシュにほっとする。
「ずっと深いままだったかどうかは知らない。でも、その傷を忘れた人はいなかった…ってことだけは云えるよ。だから…ルルーシュ、君は君として、この時代で幸せにならなければならないんだ…。誰に縛られるでもなく、誰に命じられるでもなく…君自身の為に…」

 スザクの言葉は重い。
学校へ行こうと云うその気持ち自体は多分、ウソ偽りはない。
その言葉を違えるつもりもなかった。
ただ、スザクはルルーシュの中にある何かに気づいたのだろう…
だから、ルルーシュが『体調を整えて学校へ行く』と云ったのに、このような事をまた、付け加えて話しているのだろう。
「僕は…もうこの時代になって、あの時代を生きて、ルルーシュの『罪』を責めるつもりはないよ。あの時、僕も君も『罰』を受けたんだ。だから、君はもう…余計なことは考えるな…」
スザクの言葉が…
心の奥に突き刺さる。
まるで、『ギアス』にかけられたかのように…
今、『ギアス』と云う能力に出会うことはないだろう。
これまでも、これからも…
なのに、そう感じるのは…
それは…
―――スザクの言葉の重み…
ルルーシュの中でそんな風に思う。
実際に、スザクの言葉の一つ一つが非常に重く感じる。
見て来た者の言葉…と云うことか…
「なら…なぜ、俺たちの記憶が蘇ったんだ?あのままなら…俺はスザクを特別な大人と見る子供でしかなかったのに…」
「そんなことは解らないけれど…。でも、あの時、ルルーシュや僕の為に泣いてくれた人、傷ついてくれた人…そんな人たちの…祈りじゃないのかな…」
スザクの言葉に、ルルーシュは更に驚いた表情を見せる。
『祈り』
それは…どう云うことなのか…
「ミレイさんを見ていれば解るでしょ?ミレイさん、僕たちに云ったじゃない…。『『ルルーシュ』として、『スザク』として幸せになりなさい!』と…。それを見届ける為にわざわざこんな過酷な運命を背負ったと…」
ミレイの言葉…
多分、あの時、二人の事を思ってくれた人々の『祈り』が集約されているのだと…
スザクは付け加えた。
「幸せ…か…。よく…解らないよ…」
ぼそりと呟く。
確かに…ルルーシュに『幸せ』などと云う言葉の意味が本当の意味で解っているとも思えない。
否、人間、誰も解っていない。
『幸せ』とはなるものじゃない…
『幸せ』とは感じるもの…
それに気づくまでは、ルルーシュだけでなく、スザクも『幸せ』の中に身を置くことはできないだろう。
「難しいな…」
ルルーシュはもう一度、その言葉を口に出した。
さっきまで、C.C.を探そうと思っていた。
何故、こんなことになってしまったのか…
何故、ミレイにその様な事を頼まれて、承諾したのか…
それを聞きたかったから。
あのC.C.がちょっと何かを云われたくらいで、そんなことを承諾する筈がない。
そして、彼女自身、契約違反者の為に骨を折るなんて事はする筈がない。
それでも…
C.C.はミレイにルルーシュ達と出会えた時、その時の記憶を取り戻す措置を施されていた。
それが、この現世で彼らが幸せになったところを見たと、彼女が思えなければ、また、あの時の記憶を取り戻して生きる人生を繰り返すことになるのだろうか…
あの時代、思い出して面白おかしいと思えるような時代ではない。
懐かしめる時代でもない。
「もし、C.C.を探しに行きたくなったら…行ってよ…。僕も行くから…。僕だって、彼女には云いたいことがたくさんあるんだ…」
「スザク…」
まるで、心の中を見透かされてるような…
そんな気持ちになる。

 そんな気持ちになって、そんなルルーシュの表情を見て、スザクがスクッと立ち上がった。
「どうする?僕、ここにいていいなら、泊まって行くけれど…」
「お前は…いいのか?明日もその格好で行くわけには…」
「明日、僕が会社に行ったら、ミレイさんのおもちゃだよ…。ルルーシュが嫌なら帰るけれど…」
「嫌な…わけじゃない…」
相変わらず、素直じゃない言い回しだ。
どう見ても、どう考えても、今はまだ、中学生のルルーシュ。
そして、この現世で決して家族の愛に恵まれている様には見えないルルーシュ。
現世でのスザクは…
普通のサラリーマンの家庭で、両親の愛情はしっかり貰った。
あの頃の『業』を背負わされているとしたら…あまりに不可解なほどに…
確かに、早世してしまったけれど…
でも、あの両親は決して不幸な人生はなかったと…今なら思う。
独りよがりでも何でもない…
確かに、スザクが大学を卒業して、就職して、結婚して、孫の顔を見て…
と云う人生設計は立てていたかもしれないけれど…
それでも、彼らはスザクの両親として不幸だったとは思わない。
スザクも、あの両親の下に生まれて幸せだと思う。
あの時、ルルーシュと同じくらいの『罪』を犯しているスザクだ。
もし、これまでの人生の幸せが何かの間違いで何かの形で返せと言われたなら…
あの時、同じように『罪』を犯したルルーシュが、自分と同じくらい幸せになって欲しいと思う。
愛されているのに…
愛したいのに…
そのどちらもどうしていいか解らない少年のルルーシュに…
「じゃあ、看病を兼ねて泊まって行くよ…。あ、そうだ、何か食べないとね…。と云うか、冷蔵庫の中、見せて貰ったけれど…」
スザクがそこまで云った時、ルルーシュがスザクの言葉を遮った。
「ああ、ここのところ、自分で出かけていないし、マオが…買ってきてくれたものが殆どだからな…」
ルルーシュがバツの悪そうにそんな事を云い放つ。
確かに、とても動けるような状態だったとは思えない。
「そっか…じゃあ、僕が買い物に行って来るよ…。多分、まだちゃんと動けないだろう?僕の作れるものでいいかな?」
「お前…料理なんて…」
「あのねぇ…これでも苦学生やっていたんだから…。簡単なものくらいは作れるよ…」
スザクが苦笑しつつ、答える。
ルルーシュの中であの頃のスザクの印章しかないから…
時間が経っていると思う。
そして、生まれ変わって、違う人生を歩んでいるのだと思う。
でも、生まれ変わって、違う人生を歩んでいる筈なのに…
―――やっぱり…俺は…
そこまで思って、苦笑して、そんな考えを振り払った。
そんな風に思われたら、きっと、スザクに迷惑だと思うから…
「じゃあ、行って来るね…」
スザクがそう云いつつ、出て行くのを見送った。
心の中に、何かを感じながら…
その何かが、非常に漠然とし過ぎていて…なんのかはよく解らない。
不安なのか、それとも別のものなのかさえ…この時は解らなかった…

 スザクがマンションを出て行き、近所のスーパーに足を運ぶ。
いろいろな思いはあるものの…
今更前世の事でルルーシュを憎むつもりはない。
あの時…
―――確かに…ルルーシュを憎んだけれど…嫌いになったことは…ない…
憎悪と嫌悪は違う…
今なら…そう思える。
ナイトオブラウンズになって…『ゼロを殺すのは…自分です…』と云った時…
スザクの中で、その『ゼロ』とは、一体誰だったのか…
正直、よく覚えていない。
と云うか、解らない。
あの時、既にナイトオブラウンズとして、戦場に赴き、スザク自身、自分の本意ではないにしろ、数多くの命を踏みつけにして来ているのだ。
何も、あの時、『人殺し』と云う意味ではルルーシュだけが罪人ではない事を、スザクはよく知っている。
ただ、それを知る者が少なかったから…
あのあと、世界は荒れたのだ。
ルルーシュを見ていると…本当に痛々しいと思う。
未だに、あんな形で『罪の意識』を抱き続けている。
あの時、あの時代…
『ゼロ・レクイエム』の後、各国の執政者となって、その『罪』のなかった者などいやしない。
あの世界の混沌を作りだしたのはルルーシュ一人の責任ではない。
寧ろ、幕を下ろす為に、自ら生贄となった…
それだけの様に見える。
ユーフェミアを殺した事…
それについて恨みを抱くのであれば、それは個人的感情であり、そして、それを戦争に持ち込んではならない。
でも、スザクは…あの時…
個人的感情に縛られて…『ゼロ』を殺そうとしていた。
「そう云う意味では…ルルーシュの方が遥かに徹底していたな…」
そんな事を呟いてしまう。
買い物かごの中に多くの食材を入れてレジへと向かう。
そして、会計を済ませた後…出口に向かって歩いて行き、ルルーシュのいるマンションの方へと足を向ける。
その時…
「枢木…スザクさんですね?」
待ち伏せされていたかのように目の前に一人の男が現れた。
確かに品の良さを感じるけれど…
でも、スザクの中の何かが油断してはならないと訴えている。
「あの…」
スザクが戸惑った様にその男に対して何かを尋ねようとするが…
「これは失礼。私、シュナイゼル≂ランペルージの秘書を務めております、カノン=マルディーニと申します…」
その名前を聞いて…スザクが顔色を変えた。
スザクの中でいろいろ整理する。
―――ルルーシュの父親は…
何故もっと早く気付かなかったのか…そんな事を思うのだが…
でも、今はそんな事を考えているような状況ではない。
名刺を受取りながら、頭の中でいろいろ考えるが…
相手が何を考えているのか解らないので、どうにもならない。
「枢木スザクは…僕です。何の…お話しでしょうか?」
相手は恐らく、あの時の記憶を持たない存在…
でも、ルルーシュの周囲には様々な思惑を持ち、そして、ルルーシュの中で異様に『前世の罪』の意識が強くなっている原因は…
―――ひょっとしたら…
そんな事を思った時、スザクの中で一つの考えが浮かび上がる。
多分、辻褄が合っている…
「ルルーシュ≂ランペルージ様について…少々お話しを伺いたいのです。ルルーシュ様の父親であるシュナイゼル≂ランペルージ議員はルルーシュ様をとても大切に思っていらっしゃいまして…。でも、お仕事の都合で中々会う事さえ叶わないことで心を痛めておいでなのです…」
スザクは…その言葉に…緊張を感じずにはいられなかった…

To Be Continued


あとがきに代えて



も一回だけちょっとスザルル2ショットにしようと思って、
お泊りしようと云う話まで云って…
フフフ…
皆さんはきっと、和泉のこう云う展開を期待されていると思いまして…(←違!)
やっぱり、スザルルや山あり、谷ありでないと…。
ギネヴィアさん…先に出したかったのですが…マオが随分活躍してくれたお陰で、シュナパパが先になりました。
一応、シュナパパもギネママもルルーシュの事を愛しているんです。
でも、ルルーシュを独り占めしたいと云う独占欲が強すぎて、ルルーシュが困っちゃっていて、でもって、お互いルルーシュを取り合いしているもんだから…(笑)
まぁ、ギネヴィアさんにはいろいろ役に立って貰う予定もあります。
くっそぉ…学校のシーンが出て来ないなぁ…
学校に行ってから、また新キャラでる予定なんですけれど…
つうか、名前しか出せなくなっているキャラもいるし、玉城はどこ行った?ってな感じになりつつあるんですが…
玉城にもちゃんと役割があります。
と云うか、最初は1回で終わるかもしれなかったこの話…
書き始めたら結構濃い話になってきましたね…(笑)
書いていて楽しいです。

あと、(時間の都合で)ぶった切り状態でしたが…今日、『キセ誕』のDVDを見終えました。
正直、『It’s Destiny』の日には見ちゃいかんかった…
つうか、スザク普通に仮面外しているし…
とか思った和泉は間違っているでしょうか?
一応、『枢木スザク』は死んだことになっているわけですしねぇ…
色々ツッコミどころ満載でした。
まぁ、公式のイベントは…とりあえず、ノータッチで行こうと思います。
DVDを楽しみに待つ事にします。
『キセ誕』の際はチケットの事から始まって、参加された方の感想を見ていて、非常に嫌な思いをしたので…
最初から行かないと決めていれば、ここまで嫌な思いをしなくて済みますしね…
スザ誕イベントも…一部では『ホントに公式イベントなの?』と云う声が上がっているそうですが…。
まぁ、参加申し込みに関しては『キセ誕』の時よりマシかな…とは思っています。


☆拍手のお返事


紫翆さま:こんばんは、コメント有難う御座居ます。
やっと、晴れの日が出てきてくれましたが…気温の上がり方がいまいち微妙…
未だにストーブをしまえないってどういう事?
という生活ですが…それでも、晴れてくれるとガタの来ている膝が楽で助かります。

『幼馴染シリーズ』
色々と、複雑な話になってしまいましたが…
ゼロの暴走を止める為にはこれしかなかったんです…(爆)
ホント、ユーフェミアを止める為にユーフェミアに銃口を向けざるを得なかったルルーシュのあの苦悩が解ります(←うそつけ!)
まぁ、ゼロの中に存在するもの…
割とオーソドックスに行きたいとは思っておりますが…
誰がオーソドックスなんでしょうね…この場合…(そうやって混乱を振りまくな!)

ルルーシュも、少々影が薄くなっておりますが…なんだか悩んでいるご様子…。
ただ、ルルーシュが落ち込んでくれないと、スザクの株が…(爆)←こんなところでぶっちゃけるな!
まぁ、ルルーシュの場合、普通に悩みそうですよね…。
自分でいらん事考え過ぎて、悩みを大きくしていくタイプなので…
スザクが今の状態をどこまで把握しているかも問題なのですが…

シュナ兄も始動しそうですし…
この話…書き始めた当初はここまで急展開を繰り返す話になるとは思っていませんでした(笑)
というか、途中打ち切りにすると云うくらい、無反応作品だったので…
ただ、ある一人のイベントで知り合った方に…『大好きで、楽しみにしているんです!』という一言で生き延びた作品です。
未完にするつもりはなかったので、ちゃんとオチを付けるつもりでしたが…
ただ、打ち切りだと解るだろうなぁ…という終わらせ方を真剣に考えていた時期もあります。
それが…ここまで来てくれましたよ…ホント…

『皇子とレジスタンス』
いよいよ戦闘のクライマックスとなってきました。
スザクもライもずっとアヴァロンの中に籠っていましたし…少し暴れさせてあげないと…(え?)
星刻もこれから色々頑張らなくてはなりません。
ブリタニア軍と合流するまでは…
アラスカでアークエンジェルが戦線離脱した時と同じくらい過酷になりますから…
きっと、あのときのフリーダムのごとく、ランスロットと、クラブが現れてくれればかっこいいのになぁ…とは思いますけれど…。
ただ、そこまでの文章力が和泉にあるか…という問題が…(ダメじゃん)

久しぶりにカレンが出てきたんで…割と遊ばせて頂きました。
戦っている方は大変だったと思うのですが…
人質の皆さんの説得も大変だったでしょうね…
ただ、そこに甘んじていれば、いずれ、彼らも殺される訳で…。
あくまで人質ですからね…
その辺りの説明をルルーシュの潜入舞台のみなさんが一生懸命して下さって、更にキューエル達が一生懸命説得し誕でしょうね…

この話のルルーシュ…成長段階に問題があるので、それを矯正するのはスザクとライの役目です。
色々苦労しそうな二人ですが…
でも、そう云う意味ではシュナ兄も一緒でしょうね…
あと、別の意味で苦労しているのはコーネリアの騎士であるギルフォードでしょう…
あのおてんば姫は…言い出したら聞かないし、彼女の場合、前線に立たせたら先頭切って突っ込みますからね…
ロスカラでナリタ戦の時にはつくづく思いましたよ…ホント…(笑)

『おかえりなさい』&『ただいま』
ルルーシュが女々しかったので…どうなんだろうと思っていたのですが…
でも、ルルーシュ…背後で『悪逆皇帝オーラ』全開で睨んでいます…(; ̄ー ̄川 アセアセ)
そっか…『おかえりなさい』の方は、ちゃんと恋人であると云う記述がなかったんですね…
すみません…それは和泉のミスです。
でも、ドキドキ感を楽しんで頂けていたなら幸いです。

ルルーシュ自身、意地っ張りだし、強がろうとするし…
だとすると、やっぱり、灯りを見てもきっと、自分の中で無関心を装おうとするでしょうね。
そして、自分の傷を少しでも浅くしようと…

で、帰ってきて、スザクがいたのはいいんですが…
ホントに能天気ですね…(笑)
和泉ならその場でぶっ飛ばしています…(爆)
でも、ルルーシュの方は…
すっかり頭が真っ白になりそうになっていて…最後の僅かな緊張感も、スザクの駄々っ子で吹っ飛んじゃっています。
まぁ、こういうカップルもたまには楽しいかな…と…。
お互いがお互いに振り回されているって感じで…。
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その時にリンゴの花が見れるかなぁ…
ちょっと早いかもなんですが…
もし、咲いていたら、リンゴの花を撮ってきます。

G.W.は多分、実家に行く以外は原稿に追われると思います。
5月のターボ…
もし取れていたら結構締め切りが…やばいので…
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後は…
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posted by 和泉綾 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | It's Destiny

いい湯だな♪ (今日のテーマ)(BlogPet)

和泉綾の「いい湯だな♪ (今日のテーマ)」のまねしてかいてみるね

BlogPet今日の中のですか?」銭湯でいい湯だな銭湯に移動して、違う温泉巡りを考えた事ないのテーマいいなら…温泉とかが好きでは行った事ないのですが…私が車の中のテーマいい湯だな銭湯と呼んで温泉とかが車の思い出はなく、違う温泉とかが好きでの中のテーマいいなら…アニメやドラマに移動しつつ、何をしていましたのいろんなお風呂には行って、5...

*このエントリは、ブログペットの「ルル」が書きました。
posted by 和泉綾 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類

いい湯だな♪ (今日のテーマ)(BlogPet)

和泉綾の「いい湯だな♪ (今日のテーマ)」のまねしてかいてみるね

BlogPet今日の中のですか?」銭湯でいい湯だな銭湯に移動して、違う温泉巡りを考えた事ないのテーマいいなら…温泉とかが好きでは行った事ないのですが…私が車の中のテーマいい湯だな銭湯と呼んで温泉とかが車の思い出はなく、違う温泉とかが好きでの中のテーマいいなら…アニメやドラマに移動しつつ、何をしていましたのいろんなお風呂には行って、5...

*このエントリは、ブログペットの「ルル」が書きました。
posted by 和泉綾 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) |